学校の長期休みを旅に使う|春・夏・冬休みの家族旅行の組み立て方と予約の早め方
子どもが学校に通い始めると、家族旅行は「いつ行けるか」がほぼ決まってきます。
春休み、夏休み、冬休み。この3つの休みにみんなが一斉に動きます。
僕ら家族も今は娘の学校の長期休みに1回ずつ旅に出るスタイルです。夫婦で旅をしていたころとは、旅の回数も、行き先の決め方も変わりました。
この記事では学校の長期休みを旅に使うために、休みごとの行き先の選び方と、予約をどのくらい早めればいいかをまとめます。
この記事でわかること
- 春・夏・冬休み、それぞれの長さと旅の向き不向き
- 同じ休みの中でも料金が高い日と落ち着く日
- 休みごとのおすすめの行き先
- 航空券・ホテル・新幹線をいつ予約すればいいか
長期休みの旅は「いつ・どこへ・いつ予約するか」で決まる
3つの休みは長さも性格も違う
まずは3つの休みの特徴を並べてみます。
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| 休み | 時期の目安 | 長さ | 旅の特徴 |
|---|---|---|---|
| 春休み | 3月下旬〜4月上旬 | 約2週間 | 学年の変わり目で宿題が少ない。気候がいい |
| 夏休み | 7月下旬〜8月末 | 約40日 | いちばん長い。お盆の前後がいちばん高く混む |
| 冬休み | 12月下旬〜1月上旬 | 約2週間 | 年末年始は料金が跳ね上がる。スキーや温泉の季節 |
休みの日にちは自治体や学校で違います。北海道などは夏休みが短く、冬休みが長めです
休みの日にちは市町村の教育委員会などが決めるので、地域によって少しずつ違います。
計画を始める前に、学校の年間予定で休みの始まりと終わりを確かめておくのが最初の一歩です。
同じ休みの中でも高い日と落ち着く日がある
長期休みは全部が高いわけではありません。
たとえば、ANAの国際線の特典航空券は時期によって必要なマイルが変わります。ハワイ路線の2027年のシーズンを、学校の休みと重ねてみるとこうなります。
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| 休み | ハイシーズン | そのほか |
|---|---|---|
| 春休み | — | 3月はレギュラー、4月1日からはローシーズン |
| 夏休み | 7/16-8/22 | 8月23日からはレギュラー |
| 冬休み | 12/20-12/31と年明けの数日 | 2027年の年明けは1月4日からレギュラー |
ANA国際線特典航空券(日本〜ハワイ)のシーズン。出典:ANA公式(2026年10月時点)
ハワイ行きのエコノミーならローシーズンは1人往復35,000マイル、ハイシーズンは65,000マイルです。家族3人ならその差はかなり大きくなります。
休みの始まりや終わりに数日ずらすだけで、料金も混雑もぐっと変わります。
有料の航空券やホテルもだいたい同じ動きをします。お盆と年末年始がいちばん高く、休みの終わりのほうが落ち着いてきます。
春休み:短いけれど、いちばん動きやすい
気候のいい場所へ、2泊3日〜4泊5日
春休みは2週間ほどと短いですが、学年の変わり目なので宿題が少なく、気持ちよく出かけられる休みです。
暑すぎず寒すぎない時期なので、街歩きや公園めぐりも楽です。
| 行き先 | 春休みに向いている理由 |
|---|---|
| 沖縄 | 本州より暖かく、梅雨や台風の前 |
| 京都・東京 | 桜の時期の街歩き。ただし桜の週末はかなり混む |
| ハワイ | 4月に入ると特典航空券がローシーズン |
| 台湾・韓国 | 飛行機が短く、短い休みでも行ける |
春休みは4月に入るとハワイの特典航空券がローシーズンになります。始業式の前の数日をうまく使えると、海外も十分に狙える休みです。
国内の季節ごとの行き先は「子連れ旅行のおすすめ(国内)」にまとめています。
夏休み:長いぶん、1か所にゆっくり泊まる
涼しい場所か、水遊びか
夏休みは40日ほどあるので、いちばん大きな旅を入れやすい休みです。
行き先は暑さを避けて涼しい場所へ行くか、暑さを楽しんで水遊びをするか、で分けると決めやすくなります。
夏休みの行き先とホテルは「夏休みの子連れ旅行のおすすめ」でくわしく書いています。
お盆を外して8月下旬を使う
夏休みの中でもいちばん高く混むのはお盆の前後です。
7月の終わりに早めに出るか、8月の下旬に行くと、少し落ち着きます。特典航空券もハワイ路線なら8月23日からはハイシーズンを外れます。
夏休みが長いぶん、何回も移動するより1つの場所に連泊してゆっくり過ごすほうが子どもは楽です。
洗濯機のある部屋やキッチン付きの宿を選ぶと、荷物も食費も抑えやすくなります。
夏の海外は行き先の季節を確かめる
日本の夏休みはヨーロッパや北米ではいちばんの観光シーズンです。日が長く街のイベントも多い時期ですが、ホテルは高くなります。
逆に、南半球の国は冬になります。行き先の季節と、現地の夏休みの時期も一緒に確かめておくと安心です。
国ごとの行き先は「子連れ海外旅行のおすすめ」にまとめています。
冬休み:年末年始を外すと動きやすい
スキー・温泉・南の島
冬休みの旅は雪で遊ぶか、暖かい場所に逃げるかに分かれます。
| 行き先 | 冬休みに向いている理由 |
|---|---|
| ニセコ・トマム | スキースクールやキッズクラブがある |
| 温泉地 | 寒い時期こそ。部屋で過ごす時間も楽しい |
| 沖縄・ハワイ | 冬でも暖かい。沖縄は泳ぐより水族館やプール |
スキーをするなら子ども向けのスクールの予約が早く埋まります。冬の北海道は「子連れニセコ」に書いています。
12月の後半か、1月の始業前
冬休みでいちばん高いのは12月の終わりから1月3日ごろまでの年末年始です。
冬休みが始まってすぐの数日か、1月4日から始業式までの数日を使うと、同じ行き先でも料金がかなり変わります。
年末年始は実家に帰る家庭も多いと思うので、旅は前半か後半のどちらかに入れるくらいがちょうどいいかもしれません。
予約はいつから始めるか
航空券は1年前、新幹線は1か月前
長期休みはみんなが同じ日に動きます。なので、予約できるようになった日にすぐ押さえるのが基本です。
おもな予約の開始日を並べるとこうなります。
- 約1年前ANAの特典航空券(355日前)、JALの特典航空券(360日前)
- 約1年前国内線の航空券。ANAは355日前、JALは360日前から
- 4か月前ディズニーホテル(宿泊日の4か月前の同じ日の11時)
- 1か月前新幹線の指定席(乗車日の1か月前の10時)
2026年10月時点。それぞれの公式サイトの案内から
夏休みに家族3人分の特典航空券を取りたいなら、前の年の夏には予約の日を確かめておく、くらいの早さが必要です。
国内線の有料の航空券もANAは355日前、JALは360日前から買えます。早いほど安い運賃が残っているので、行き先が決まったら早めに見ておきます。
新幹線は1か月前からですが、えきねっとの事前受付やスマートEXの「1年前予約」のように、それより前に申し込める仕組みもあります。ただ、申し込んでも席が確実に取れるわけではありません。
家族の人数分の特典航空券を取るコツは「ANA特典航空券が取れない?確保率を上げる7つの方法」にまとめています。
キャンセルできるプランで先に押さえる
長期休みの旅は早めに押さえるのが基本です。
ただ、子どもは急に熱を出すこともあります。ホテルは直前まで無料でキャンセルできるプランで先に押さえておき、予定が決まったら見直すのが安心です。
航空券は比較サイトで相場を見てから、航空会社の公式サイトで買っています。くわしくは「海外航空券を安く、確実に買う方法」に書きました。
- 休みの日にちを確かめる学校の年間予定で始まりと終わりを見る
- 行き先とずらせる日を決めるお盆・年末年始を外せるか考える
- 航空券を押さえる特典航空券は予約開始日に。有料の航空券も早めに
- ホテルをキャンセルできるプランで押さえる直前まで無料で取り消せるものを選ぶ
- アクティビティと現地の移動を予約スキースクール、レンタカー、人気のレストラン
我が家の長期休みの使い方
長期休みに1回ずつ近くの地域から
我が家のやり方
娘が「学校にはしっかり行きたい」と言っているので、学校は休ませず、長期休みに1回ずつ旅に出ています。今は海外で暮らしているので、行き先は暮らしている地域とその周辺が中心です。遠くに行くことより、休みのたびに家族で出かけることを大事にしています。
学校を休ませて旅行するかどうかは、家庭ごとの考え方だと思っています。うちはやっていないだけで、悪いことだとは思っていません。そのあたりは「学校を休ませて旅行する?」にまとめました。
旅先で子どもに何を見せたいか、旅の前後にどんな話をするかは「旅を学びにする」に書いています。
よくある質問
長期休みの旅行はどのくらい前から計画すればいいですか
特典航空券を使うならANAは搭乗日の355日前から予約できるので、夏休みなら前の年の夏から考え始めることになります。有料の航空券やホテルも半年くらい前には動き始めると選べる幅が広がります。
夏休みで比較的安い時期はいつですか
お盆の前後がいちばん高く、7月の終わりや8月の下旬は少し落ち着きます。ANAのハワイ路線の特典航空券は、2027年は8月23日からハイシーズンを外れます。
冬休みに旅行するならいつがいいですか
年末年始を外して、冬休みが始まってすぐか、1月4日以降の始業式までの数日がおすすめです。同じ行き先でも料金がかなり変わります。
春休みに海外旅行は短すぎませんか
台湾や韓国のようにフライトが短い場所なら、春休みでも十分に行けます。ハワイも4月に入ると特典航空券がローシーズンになるので、始業式前の数日を使う方法があります。
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