海外航空券を安く、確実に買う方法|比較サイトの使い方と公式サイトで買う理由

ホテルは工夫しだいで節約できますが、航空券はどうしても数万円〜数十万円の出費になります。

僕は家族3人で海外に暮らしていて、日本への一時帰国や旅行で、年に何度も航空券を買っています。なので毎回「どうすれば安く、安心して買えるか」は真剣に考えています。

この記事では、僕がいつもやっている航空券の探し方と買い方を、順番にまとめます。

結論から

  1. 探すのは比較サイト、買うのは公式Skyscannerで相場を、Google フライトで安い日を見てから航空会社のサイトで買う
  2. 日程を1〜2日ずらし、経由便も見る数千円〜数万円変わることもある。別々の航空券なら乗り継ぎは長めに
  3. 航空券代はマイルが貯まるカードでANAの航空券ならANAアメックス・ゴールドで多めに貯まる

この記事でわかること

  • Skyscanner と Google フライトで、相場と安い日をつかむ方法
  • 日程・経由地・空港を変えて安くするときの考え方と注意点
  • 見つけた航空券を、予約サイトではなく航空会社の公式サイトで買う理由
  • 予約したあとにやっておきたいことと、航空券代でマイルを貯める方法

僕はANAのマイルを貯めているので、長距離はANAの公式サイトで買うのが基本です。ANAにこだわらない短い移動や、LCCを探すときに、この記事の手順で探しています。

航空券を安く買う全体の流れ

この章のポイント比較サイトで探して、条件を変えて下げる。買うのは航空会社の公式サイト

先に、全体の流れを見ておきます。

  1. 比較サイトSkyscanner で相場をつかむ
  2. 日程を調整Google フライトで安い日を探す
  3. 条件を変える経由便・別々の購入・近くの空港
  4. 公式サイトで買う見つけた便を航空会社のサイトで
  5. 予約後座席指定・価格アラート

検索は比較サイト、予約は航空会社の公式サイト

この記事でいちばん伝えたいのはここです。

比較サイトは「探す」ために使って、「買う」のは航空会社の公式サイトにしています。

少し高くなることもありますが、欠航や変更のときの安心感がまったく違います。理由は後半で書きます。

ステップ1:比較サイトで相場をつかむ

この章のポイントSkyscannerで相場とルートを、Google フライトで日付ごとの安い日を見る

最初に開くのはSkyscanner

航空券を探すときの第一歩は、Skyscannerでの横断比較です。

出発地・目的地・日程を入れるだけで、航空会社や予約サイトの料金がまとめて出てきます。Skyscanner自体は航空券を売っていない比較サイトで、提携先は1,200社以上あります。

Skyscannerでロンドン〜リスボンを検索した画面
ロンドン〜リスボン間を比較した例

Skyscannerで見ているのはこんなところです。

  • 直行便と乗り継ぎ便の値段の差
  • 航空会社ごとの値段と所要時間
  • 行きと帰りの日付を変えたときの値段

これだけで「このルートはだいたいこのくらい」という相場が分かります。細かい使い方は「Skyscannerで航空券を最安値で見つける方法」にまとめています。

日程が動かせるならGoogle フライトも見る

Skyscannerと一緒に使っているのがGoogle フライトです。

日付ごとの最安値や、月・週ごとの値段の流れがひと目で分かるので、日程を決める前に見ておくと便利です。値段を追いかける設定をしておくと、メールで知らせてくれます。

サービス僕の使い方
Skyscanner航空会社と予約サイトをまとめて比べて、相場と安いルートをつかむ。行き先が決まっていないときにも使う
Google フライト日付ごとの最安値と料金グラフで、安い日を探す。値下がりの通知も入れておく
航空会社の公式サイト見つけた便を、ここで検索し直して買う

出典:Skyscanner公式(2026年10月時点)、Google 公式ヘルプ(2026年10月時点)

ステップ2:日程・ルート・空港を変えて安くする

この章のポイント日程・経由便・片道ずつ・近くの空港で下げる。別々の航空券は乗り継ぎを長めに

相場が分かったら、条件を少しずつ変えて値段を下げていきます。航空券を安くするうえで、いちばん効くのがこの段階です。

日程を1〜2日ずらすだけで値段が変わる

出発日や帰国日を1〜2日ずらすだけで、数千円〜数万円変わることはよくあります。

日付ごとの航空券の値段

祝日や学校の長い休みの始まりと終わりは、どうしても混みます。その前後に少しずらせないか、カレンダーで見比べるのがおすすめです。

「何曜日が安い」と決めつけるより、実際の日付ごとの値段を見たほうが早いと思っています。

経由便のほうが安いことは多い

直行便は楽ですが、乗り継ぎ便のほうが安いことはかなり多いです。Skyscannerで経由地を絞らずに検索すると、こうしたルートもまとめて出てきます。

僕のやり方

経由便にすると安くはなるのですが、うちは子連れでの移動なので、高くても直行便を選ぶようにしています。

行きと帰りを別々に買う

行きと帰りを同じ航空会社にする必要はありません。

たとえば行きはANAの直行便、帰りはターキッシュ エアラインズのイスタンブール経由、というように片道ずつ買ったほうが安くなることがあります。Skyscannerでは、違う航空会社の組み合わせも検索結果に出てきます。

近くの空港も含めて探す。ただし乗り継ぎは長めに

目的地の空港を1つに決めず、近くの空港まで広げて探すと、安い便が見つかることがあります。

たとえばパリに行きたいとき、ロンドンやアムステルダムへの便がかなり安ければ、そこからLCCや鉄道でパリに行くほうが全体で安くなるかもしれません。

ただ、この方法は航空券が別々になります。別々に買った航空券だと、最初の便が遅れても、次の便は待ってくれません。

1枚の航空券で乗り継ぎ遅れたら航空会社が次の便を手配
別々の航空券で乗り継ぎ遅れて乗れなくても自己責任。乗り継ぎ時間は長めに

別々に買うときは、乗り継ぎ時間を最低3時間はとっておきたいところです。荷物を預けるなら、一度受け取って預け直す時間もかかります。

家族の分は「1人分の値段」とも比べてみる

家族の人数で検索した合計と、1人で検索した値段×人数を比べると、差が出ることがあります。安い運賃の席が人数分残っていないと、全員が上の運賃で表示されることがあるためです。

分けて買うと席が離れることもあるので、子どもが小さいうちは、座席をまとめて取れるかも一緒に確認しておくと安心です。

ステップ3:航空券は航空会社の公式サイトで買う

この章のポイント予約サイトで買うと変更や払い戻しは予約サイトを通す。差が数千円なら公式で

安い便を見つけたら、その航空会社の公式サイトで同じ便を検索して買います。

予約サイトで買うと、変更や払い戻しは予約サイトとのやりとりになる

Skyscannerの検索結果には、航空会社の公式サイトだけでなく、Expedia・Trip.com・Kiwi.com などの予約サイト(旅行会社)も並びます。公式より安く出ていることもあります。

でも、予約サイトで買った航空券は、欠航や変更があっても航空会社に直接お願いできないことがあります。ANAも公式サイトで、比較サイトなどで買ったANAの航空券は、払い戻しなどをANAでは受け付けられないと案内しています。

ANA公式の案内

航空券比較サイト等で購入したANA航空券は、当社に払い戻し等を申し出てもお受けできない(購入先で手続き)。
出典:ANA公式のお知らせ(2026年10月時点)

公式サイトと予約サイトの違いを並べるとこうなります。

僕はこちら

航空会社の公式サイト

  • 欠航・遅延の振替や払い戻しを、航空会社に直接お願いできる
  • 座席指定や変更をマイページでできる
  • マイルの積算も分かりやすい
  • 予約サイトより少し高いことがある

予約サイト(旅行会社)

  • 公式より安く出ていることがある
  • 変更・払い戻しは予約サイトを通す。独自の手数料がかかることも
  • トラブルのとき、航空会社と予約サイトの間で話が進みにくい

予約サイトを使うなら、条件を先に確かめる

国民生活センターも、旅行予約サイトでのトラブルを防ぐための注意点をまとめています。キャンセルの条件を予約前に確認する、確認メールを保存しておく、海外の事業者には日本の旅行業法が適用されない、といった内容です(国民生活センター(2026年10月時点))。

差が数千円なら、僕は「何かあったときの保険料」だと思って公式サイトで買っています。特に家族旅行は、欠航のときに全員の振替がすんなりいかないのがいちばん困ります。

予約したあとにやっておきたいこと

この章のポイント座席をすぐ指定し、キャンセル条件を確認。迷っているなら価格アラート

航空券を買ったら終わりではありません。予約のあとに、少しだけやっておくことがあります。

  1. 座席をすぐ指定する家族で並んで座れるかを先に確認。公式サイトで買っていればマイページから操作できる
  2. キャンセルの条件を確認する運賃ごとに変更・払い戻しのルールが違う。米国の便は24時間ルールもある
  3. 価格アラートを入れておく変更できる運賃なら、値下がりしたときに取り直せることがある

米国の便には「24時間ルール」がある

「買って24時間以内なら無料でキャンセルできる」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは米国運輸省のルールで、どの便にもあるわけではありません。

項目米国運輸省の24時間ルール
対象の便米国発着便
買う時期出発7日以上前の購入
内容24時間以内の無料キャンセル(全額返金)か、24時間の無料ホールドのどちらか
対象外旅行会社・予約サイト経由の購入は対象外

出典:米国運輸省(2026年10月時点)

日本の航空会社の便や、予約サイトで買った航空券には、このルールは当てはまりません。買う前に、その運賃のキャンセル条件を見ておくのが確実です。

すぐ買わないなら価格アラートを入れておく

まだ迷っているときは、SkyscannerやGoogle フライトで価格アラートを入れておきます。Skyscannerはログインが必要で、メール(アプリはプッシュ通知)で知らせてくれます。

毎日自分で検索しなくていいので、気持ちもだいぶ楽になると思います。

「安くなる」と言われる方法で、僕が頼らないもの

この章のポイント値段が変わるのは運賃の更新のため。シークレットモードは要らない

シークレットモードで検索し直す必要はない

「何度も検索すると値段が上がるので、シークレットモードで調べる」という話をよく見かけます。

Skyscannerは公式に、検索の履歴やCookie、場所をもとに値段を変えることはないと書いています(Skyscanner公式(2026年10月時点))。値段が変わるのは、航空会社が空席や需要に合わせて運賃を更新しているからです。

なので、見るたびに値段が変わっても慌てず、相場の範囲かどうかで判断すれば大丈夫です。

完璧なタイミングは待たない

航空券の値段はいつも動いているので、いちばん安い瞬間を当てるのはほぼ無理です。

30〜40分ほどでこの記事の手順をひと通りやって、納得できる値段なら予約する。予約したあとは、あまり振り返らない。この割り切りが、時間とお金のどちらも節約できるやり方だと思っています。

航空券代はマイルが貯まるカードで払う

この章のポイント貯まったマイルで次の旅行を特典航空券にすると、旅のコストが変わる

航空券は1回で大きな金額になります。せっかくなら、マイルが貯まるカードで払っておきたいところです。

ANAの航空券ならANAアメックス・ゴールドで多めに貯まる

僕が使っているANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ANAの航空券の支払いで100円=合計3マイル相当(ポイント2倍+ANAカードマイルプラス)が貯まります。年会費は42,900円です。

貯まったマイルで、次の旅行を特典航空券にできると、旅のコストはかなり変わります。日本発の往復で必要なマイルは、行き先と時期でこのくらいです。

ANA便のエコノミー特典航空券(日本発・往復)

東南アジア
ロー
30,000
東南アジア
ハイ
50,000
ハワイ
ロー
35,000
ハワイ
ハイ
65,000
ヨーロッパ
ロー
45,000
ヨーロッパ
ハイ
78,000

ローシーズンハイシーズン

単位はマイル。燃油サーチャージなどは別にかかります。出典:ANA公式(2026年10月時点)

入会特典は時期によって変わります。今は2026-11-04申込分までの申込みで、最大128,000マイル相当です(入会後3ヶ月以内に計200万円以上の利用が条件)。詳しい条件はアメックス公式(2026年10月時点)で確認してください。

僕がこのカードを長く使ってきた感想は「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」に、ほかの航空系カードとの比較は「マイルが貯まるおすすめ航空系クレジットカード比較」に書いています。

航空券を買う前に確認したいチェックリスト

  • Skyscannerで、そのルートの相場をつかんだ
  • Google フライトで、前後の日付の値段を見比べた
  • 別々の航空券で乗り継ぐなら、乗り継ぎ時間を3時間以上とった
  • 家族の合計と、1人分の値段×人数を比べた
  • 見つけた便を、航空会社の公式サイトで検索し直した
  • その運賃の変更・払い戻しの条件を確認した
  • 支払いはマイルが貯まるカードにした

よくある質問

航空券は何曜日に買うと安いですか?

決まった曜日はないと思っています。値段は航空会社が空席や需要に合わせて更新しているので、曜日で決めるより、Google フライトやSkyscannerのカレンダーで日付ごとの値段を見るほうが確実です。

予約サイトのほうが安いときは、どうしたらいいですか?

差が小さければ、航空会社の公式サイトで買うのがおすすめです。予約サイトで買った航空券は、変更や払い戻しを予約サイトを通して頼むことになります。ANAも、比較サイトなどで買ったANAの航空券の払い戻しはANAでは受け付けられないと案内しています。

買ってから24時間以内ならキャンセルできますか?

米国発着の便を出発7日以上前に買った場合は、米国運輸省のルールで、航空会社が24時間以内の無料キャンセルか24時間の無料ホールドを用意しています。日本の航空会社の便や、予約サイトで買った場合は対象外なので、運賃ごとの条件を確認してください。

シークレットモードやVPNで安くなりますか?

Skyscannerは、検索の履歴やCookie、場所をもとに値段を変えることはないと公式に書いています。値段が変わるのは、航空会社の運賃の更新によるものです。

特典航空券にするとどれくらいのマイルが必要ですか?

ANA便のエコノミーで日本発の往復なら、東南アジアは30,000〜50,000マイル、ヨーロッパは45,000〜78,000マイルです。時期(シーズン)で変わります。

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