IHGワンリワーズとは?会員ランク・マイルストーン特典・ANAとの提携|プラチナで受けた優遇
✔ インターコンチネンタルやANAクラウンプラザによく泊まるけれど、IHGの会員制度がよく分からない
✔ プラチナやダイヤモンドになると、何が変わるのか知りたい
✔ IHGとANAの提携で、ANAの上級会員に何があるのか気になる
IHGは、インターコンチネンタルやキンプトン、ホリデイ・インなどを持つホテルグループです。
僕は以前、IHGのホテルを中心に選んでいたら、いつのまにかプラチナの会員になっていました。香港への出張では、それでかなり助けられたことがあります。
この記事では、IHGワンリワーズの会員ランク、マイルストーン特典、インターコンチネンタル・アンバサダー、ANAとの提携を、IHG公式サイトで確認した今の情報と一緒にまとめます。
この記事でわかること
- シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの条件と、ランクごとの特典
- 20泊から10泊ごとに選べるマイルストーン特典と、確定スイートアップグレード
- 有料の会員「インターコンチネンタル・アンバサダー」の中身
- IHGとANAの提携で発表された内容と、僕がプラチナで受けた優遇
IHGワンリワーズの会員ランク
IHGワンリワーズは、IHGのホテルで使える無料の会員プログラムです。入会しただけの「クラブ会員」の上に、4つのランクがあります。
ランクは1年間の泊数か、ポイントで決まる
ランクは、1月から12月までに泊まった数か、貯めた対象のポイントで決まります。
プラチナは年40泊、いちばん上のダイヤモンドは年70泊が目安です。条件とボーナスポイントはこちらです。
| ランク | 条件(暦年) | ボーナスポイント |
|---|---|---|
| シルバー | 10泊 | +20% |
| ゴールド | 20泊 または 40,000ポイント | +40% |
| プラチナ | 40泊 または 60,000ポイント | +60% |
| ダイヤモンド | 70泊 または 120,000ポイント | +100% |
出典:IHG公式(Tier Benefits)(2026年10月時点)
泊数ではなくポイントでも条件を満たせるので、1泊の料金が高いホテルに泊まる人は、ポイントのほうが早く届くこともあると思います。
アップグレードとアーリーチェックインはプラチナから
ランクが上がると、ボーナスポイントだけでなく、ホテルでの扱いも変わります。
部屋のアップグレードとアーリーチェックインが付くのは、プラチナとダイヤモンドです。ホテルでの主な特典をまとめるとこうなります。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| アップグレード | プラチナ・ダイヤモンド:無料アップグレード(空室次第) |
| アーリーチェックイン | プラチナ・ダイヤモンド(空室次第) |
| レイトチェックアウト | 全会員14:00まで(空室次第) |
| 客室の保証 | プラチナ・ダイヤモンド:72時間前まで |
| ウェルカム(プラチナ) | ポイントまたはドリンク・スナック |
| ウェルカム(ダイヤモンド) | 無料朝食・ポイント・ドリンク/スナックから選択 |
出典:IHG公式(Tier Benefits)(2026年10月時点)
朝食を選べるのはダイヤモンドだけです。家族で泊まるなら、朝食が付くかどうかは大きいので、ここはマリオットのプラチナとの違いとして覚えておくといいと思います。
シルバー以上ならポイントが消えない
IHGのポイントは、無料宿泊などに使えます。公式サイトでは、無料宿泊に除外日がないと案内されています。
そして、シルバー以上はポイントが失効しない(クラブ会員は対象外)。たまにしか泊まらない人ほど、まずはシルバーまで上げておくと安心だと思います。
20泊から選べるマイルストーン特典
IHGには、ランクとは別に、泊まった数に応じて特典を選べる「マイルストーン特典」があります。
20泊から100泊まで、10泊ごとに特典を選ぶ
1年に20泊すると、ポイント・飲食の特典・スイートの確定アップグレードから1つ選べます。その先も10泊ごとに選べます。
| 年間の泊数 | 選べる特典 |
|---|---|
| 20泊 | 1つ選択:5,000pt / F&B特典2回 / 確定スイートアップグレード1回 |
| 30泊 | 1つ選択:5,000pt / F&B特典2回 |
| 40泊 | 2つ選択:10,000pt / F&B特典5回 / 確定スイートアップグレード1回 / 年間ラウンジ利用権 |
| 50泊 | 1つ選択:10,000pt / F&B特典5回 |
| 60泊 | 1つ選択:10,000pt / F&B特典5回 |
| 70泊 | 2つ選択:10,000pt / F&B特典5回 / 確定スイートアップグレード2回 / 年間ラウンジ利用権 |
| 80〜100泊 | 1つ選択:10,000pt / F&B特典5回(90泊・100泊も同じ) |
F&Bは飲食の特典。出典:IHG公式(2026年10月時点)
家族旅行なら、確定スイートアップグレードが気になる
ふだんのアップグレードは、チェックインのときの空き状況しだいです。家族でスイートに泊まれるかどうかは、当日まで分かりません。
その点、マイルストーンの「確定スイートアップグレード」は、名前のとおりスイートが確定する特典です。20泊・40泊・70泊で選べるので、家族の大事な旅行に取っておく、という使い方ができると思います。
使える条件や対象のホテルは、IHGの公式サイトで確認してから予約するようにしてください。
インターコンチネンタル・アンバサダー
IHGには、泊数とは関係なく、年会費を払って入る会員もあります。それが「インターコンチネンタル・アンバサダー」です。
年会費を払うと、プラチナのステータスが付いてくる
年会費は225米ドル、またはポイントなら45,000ポイントです。
入るとプラチナエリートになれるので、泊数が足りない人でもプラチナの特典が使えます。アンバサダーだけの特典はこちらです。
| アンバサダーの特典 |
|---|
| インターコンチネンタルの週末2泊以上の有料滞在で2泊目無料(年1回・12か月有効) |
| 滞在ごとにレストラン&バー最大US$20クレジット |
| 16:00レイトチェックアウト保証 |
| ミネラルウォーター |
会員期間は12か月。出典:インターコンチネンタル公式(2026年10月時点)
インターコンチネンタルに週末泊まる人なら元が取りやすい
いちばん大きいのは、インターコンチネンタルの週末2泊で2泊目が無料になる特典だと思います。
年に1回でもインターコンチネンタルで週末に連泊するなら、年会費の元は取りやすいと思います。逆に、インターコンチネンタル以外のブランドにしか泊まらないなら、この特典は使えないので、よく考えてから入るのがおすすめです。
IHGとANAの提携で発表されたこと
2026年4月22日に、IHGとANAが会員プログラムの提携を発表しました。開始は「2026年10月以降順次」とされています。
ANAの上級会員に、IHGのステータスが付く
発表のいちばんの目玉は、ANAマイレージクラブの上級会員が、IHGのステータスをもらえることです。
| 発表された内容 | 中身 |
|---|---|
| ステータス | AMC上級会員(Diamond+More / Diamond / Platinum / Bronze)に対応するIHGステータス(Diamond Elite / Platinum Elite / Gold Elite / Silver Elite)を付与。AMC Diamond・Diamond+Moreは目標ステータス到達に2泊の対象宿泊が必要 |
| ポイントとマイル | IHGポイント→ANAマイルに加え、ANAマイル→IHGポイントの双方向交換 |
| 飛行機に乗ったとき | 対象ANA国際線でIHGポイントも獲得 |
出典:IHG公式(発表)(2026年10月時点)
始まっているかは公式で確認を
この記事を書いている時点では、申し込みが始まったかどうかを公式サイトで確認できていません。使うときは、ANAとIHGの公式サイトで今の状況を確かめてください。
SFCが対象になるかは、始まってから確かめたい
僕はANAのスーパーフライヤーズ(SFC)を持っているので、この提携はかなり気になっています。
ただ、発表に並んでいるのはANAマイレージクラブの上級会員の区分で、SFCが対象になるかは書かれていません。始まったら、SFCでどうなるかを確かめて、この記事に追記するつもりです。SFCについては「SFC・JGCとは?」に書いています。
日本に住んでいる人の貯め方
マリオットやヒルトンと違って、IHGは日本では貯める手段が限られます。
日本で作れるIHGのクレジットカードは見当たらない
アメリカにはIHGの提携カードがあって、ゴールドエリート自動付与(年間US$15,000利用でプラチナ、US$40,000でダイヤモンド)になります。
ただ、これはアメリカに住んでいる人向けのカードです。IHGの公式サイトを見ても、ihg.comで日本発行の提携クレジットカードは確認できず。日本に住んでいるなら、泊まって貯めるか、アンバサダーに入るか、ANAとの提携を待つことになります。
- 無料で会員登録する泊まる前に登録して、予約に会員番号を入れる
- IHGの公式サイトかアプリで予約する泊数やポイントの対象になる予約かどうかは、IHGの規約で決まっている
- 泊まるホテルをIHGにそろえる同じグループに集めるほど、ランクが早く上がる
- ANAの上級会員なら提携の開始を待つ始まったらアカウントをつないでステータスをもらう
泊まるホテルグループをそろえるだけで、扱いが変わる
僕がプラチナになったのは、狙ったからではありません。元ホテルマンの妻に言われるまま、IHGのホテルを中心に選んでいたら、いつのまにか上がっていました。
「泊まるホテルグループをそろえる」だけで、ホテルでの扱いがこんなに違うのかと実感しました。今はマリオットにまとめていますが、この考え方は変わっていません。カードでステータスを持つ方法は「ホテル系クレジットカード比較|マリオット・ヒルトン・IHGはどれがいい?」にまとめています。
僕がIHGのプラチナで受けた優遇
最後に、僕がIHGのプラチナだったころに助けられたことを書いておきます。
体調を崩した香港で、夕方4時まで部屋にいられた
2泊3日の香港出張の2日目、頭が痛くて熱があり、午前中はまったく動けませんでした。
僕のときは
フロントにチェックアウトを夕方4時くらいまで遅らせられないかお願いすると、「プラチナメンバーなので無料です」と言ってもらえました。夕方まで眠れたおかげでだいぶ回復して、そのあとのミーティングにも出られました。
今のIHGの公式サイトでは、レイトチェックアウトは全会員14時まで(空室次第)と案内されています。夕方4時まで延ばしてもらえたのは、そのときのホテルの好意も大きかったのだと思います。
いちばん安い部屋でも、眺めのいい部屋にしてもらえた
プラチナのころは、いちばん安い部屋を予約していたのに、35階のベイビューの部屋にアップグレードしてもらえたことがあります。ウェルカムドリンクも付いてきました。
インターコンチネンタル東京ベイに出張で泊まったときも、いちばんスタンダードな部屋で予約して、IHGのステータスのおかげで海側の部屋にアップグレードしてもらえました。そのときのことは「インターコンチネンタル東京ベイ 宿泊記」に書いています。
子どもが生まれてから感じたこと
娘が生まれてからは、ホテルに早めに着いてもチェックインさせてもらえること、チェックアウトを遅くしてもらえてランチのあとでも部屋に戻って授乳やおむつ替えができることに、すごくメリットを感じました。
当時のことは「宿泊するホテルグループを揃えていたら、香港のホテルで優遇されるようになった話。」に書いています。
よくある質問
IHGのプラチナになるには何泊必要ですか?
1暦年に40泊 または 60,000ポイントです。ダイヤモンドは70泊 または 120,000ポイントです。インターコンチネンタル・アンバサダーに入ると、プラチナエリートになれます。
IHGのポイントに有効期限はありますか?
シルバー以上はポイントが失効しない(クラブ会員は対象外)。ステータスのないクラブ会員の人は、公式サイトで条件を確認してください。
IHGとANAの提携はもう始まっていますか?
発表では「2026年10月以降順次」とされています。この記事を書いている時点では、開始を公式サイトで確認できていません。
日本でIHGのクレジットカードは作れますか?
ihg.comで日本発行の提携クレジットカードは確認できず。アメリカのカードは、アメリカに住んでいる人向けです。
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