ワールド・オブ・ハイアットとは?会員ランク・無料宿泊のポイント・日本在住での貯め方|パークハイアットニセコに21泊した僕の使い方
✔ ハイアットに泊まる予定があるけれど、会員プログラムの仕組みがよく分からない
✔ グローバリストになるには何泊必要なのか知りたい
✔ 日本に住んでいても、ポイントやステータスを貯められるのか気になる
ハイアットの会員プログラムは、日本で作れる提携カードがないこともあって、マリオットやヒルトンほど身近ではないかもしれません。
僕らはパーク ハイアット ニセコ HANAZONO に、家族3人で3回、合計21泊しました。このホテルのことは、部屋ごと・レストランごとに10本以上の記事に書いてきました。
この記事では、ワールド・オブ・ハイアットの会員ランク、マイルストーンリワード、ポイントでの無料宿泊、日本に住んでいる人の貯め方を、ハイアット公式サイトで確認した今のルールと一緒にまとめます。
この記事でわかること
- ディスカバリスト・エクスプローリスト・グローバリストの条件と特典
- 20泊から選べるマイルストーンリワードと、スイート・アップグレード・アワード
- 無料宿泊に必要なポイント(カテゴリー1〜8)とポイントの有効期限
- 日本在住で貯めるときの注意点と、パークハイアットニセコでの僕らの予約の仕方
ワールド・オブ・ハイアットはどんな会員プログラムか
ワールド・オブ・ハイアットは、パーク ハイアットやアンダーズ、グランド ハイアットなど、ハイアット系列のホテルで使える会員プログラムです。
入会は無料で、泊まるとポイントが貯まり、ポイントで無料宿泊ができます。ポイントは、ほとんどのホテルで対象となる支払い1米ドルごとに5ベースポイント(Hyatt Studiosは2.5)が貯まります。
会員ランクは4つで、1年間の宿泊数で決まる
会員ランクは、メンバー(入会しただけの状態)と、その上のディスカバリスト・エクスプローリスト・グローバリストの4つです。
上のランクは、1月から12月までの1年間に泊まった数か、貯めたベースポイントのどちらかで決まります。キャンペーンなどでもらうボーナスポイントは、ランクの条件には数えません。
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| ランク | 年間の宿泊数 | または ベースポイント | ボーナスポイント | レイトチェックアウト |
|---|---|---|---|---|
| ディスカバリスト | 10泊 | 25,000 | +10% | 14:00まで(空室次第) |
| エクスプローリスト | 30泊 | 50,000 | +20% | 14:00まで(空室次第) |
| グローバリスト | 60泊 | 100,000 | +30% | 16:00まで(空室次第) |
ライフタイムグローバリストは生涯で1,000,000ベースポイント。出典:ワールド・オブ・ハイアット公式(資格&特典)(2026年10月時点)
泊数で比べると、いちばん上のグローバリストまでの距離はこのくらいです。
年に60泊は、出張の多い人でないとなかなか届かない数字です。家族旅行が中心の僕らには、正直なところ現実的ではありません。
特典らしい特典がそろうのはグローバリストから
ディスカバリストやエクスプローリストにも、ボーナスポイントやレイトチェックアウトはあります。
ただ、スイートを含むアップグレードや朝食が付くのはグローバリストだけで、ほかのランクとの差がかなり大きいです。グローバリストの主な特典はこちらです。
| グローバリストの特典 | 内容 |
|---|---|
| 客室のアップグレード | スタンダードスイートを含むアップグレード(チェックイン時の空室次第) |
| 朝食 | クラブラウンジの利用または朝食 |
| レイトチェックアウト | 16:00まで(空室次第) |
| 客室の保証 | 48時間前までに予約すれば部屋を用意してもらえる |
| リゾート料金 | 適用客室料金・無料宿泊特典の宿泊で無料 |
| 駐車料金 | 無料宿泊特典の宿泊で駐車料金無料 |
出典:ワールド・オブ・ハイアット公式(2026年10月時点)
エクスプローリストのアップグレードは、スイートとクラブラウンジ付きの客室を除いたものです。家族でスイートに泊まりたい、という目的なら、グローバリストかこのあとのマイルストーンリワードを考えることになります。
20泊から選べるマイルストーンリワード
ワールド・オブ・ハイアットには、ランクとは別に「マイルストーンリワード」があります。年間20泊(または35,000ベースポイント)から150泊まで、10泊ごとに、特典を受け取れます。
20泊・30泊・40泊と、10泊ごとに特典が増えていく
グローバリストに届かなくても、年に20泊すれば最初の特典が選べます。よく使いそうな40泊までと、その先をまとめるとこうなります。
| 年間の宿泊数 | 受け取れる特典 |
|---|---|
| 20泊 | ネクストステイ2000ポイント・アワード/クラブラウンジ・アクセス・アワード2回分/FINDクレジット25米ドル分から選択 |
| 30泊 | カテゴリー1〜4の無料宿泊特典+(20泊と同じ選択肢から1つ) |
| 40泊 | ゲスト・オブ・オナー・アワード+(5,000ボーナスポイント/スイート・アップグレード・アワード/FINDクレジット150米ドル分から選択) |
| 50泊 | 5,000ボーナスポイント/スイート・アップグレード・アワード2回分/FINDクレジット150米ドル分から選択 |
| 60泊 | ゲスト・オブ・オナー・アワード2回分、カテゴリー1〜7の無料宿泊特典、スイート・アップグレード・アワード2回分、マイ ハイアット コンシェルジュ |
| 70・80・90泊 | ゲスト・オブ・オナー・アワード+(10,000ボーナスポイント/スイート・アップグレード・アワード/FINDクレジット300米ドル分から選択) |
| 100泊 | カテゴリー1〜7の無料宿泊特典+(10,000ボーナスポイント/スイート・アップグレード・アワード/ミラバル・エクストラナイト・アワードから選択) |
20泊〜60泊はベースポイントでも達成できます。出典:ワールド・オブ・ハイアット公式(2026年10月時点)
ちなみに、今はアメリカン航空の特典も選択肢に入っていますが、ハイアットとアメリカン航空の提携は2026年11月15日で終わると規約に書かれています。この記事の表からは外しています。
スイート・アップグレード・アワードは予約したときに確約される
40泊から選べる「スイート・アップグレード・アワード」は、家族旅行にはいちばん気になる特典だと思います。
内容はスタンダードスイートへのアップグレードを最大7泊まで予約時に確約、というものです。当日の空き状況しだいのアップグレードと違って、予約した時点でスイートが決まるのが大きな違いです。
「ゲスト・オブ・オナー・アワード」は、大切な人(または自分)に最大7泊分のグローバリストのホテル内特典を贈れる特典です。どちらも、公式サイトの料金(適用客室料金)か、ポイントでの宿泊で使います。有効期限もあるので、受け取ったら早めに予定を立てるのがよさそうです。
ポイントで泊まる:無料宿泊に必要なポイント
貯めたポイントは、ハイアットの無料宿泊に使えます。必要なポイントは、ホテルのカテゴリー(1〜8)と、泊まる日の混み具合で決まります。
同じホテルでも、日によって必要なポイントが5段階で変わる
今のハイアットの無料宿泊は、最少・少・中・やや多・多の5段階(日によって変わる)です。
同じカテゴリーでも、いちばん少ない日と多い日では、必要なポイントが2〜3倍ほど違います。スタンダードルーム1泊の表はこちらです。
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| カテゴリー | 最少 | 少 | 中 | やや多 | 多 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3,000 | 4,500 | 6,000 | 7,500 | 9,000 |
| 2 | 6,000 | 7,500 | 10,000 | 12,000 | 15,000 |
| 3 | 8,000 | 12,000 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
| 4 | 12,000 | 15,000 | 20,000 | 22,500 | 25,000 |
| 5 | 15,000 | 20,000 | 25,000 | 30,000 | 35,000 |
| 6 | 20,000 | 25,000 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
| 7 | 25,000 | 30,000 | 35,000 | 45,000 | 55,000 |
| 8 | 35,000 | 45,000 | 55,000 | 65,000 | 75,000 |
単位はポイント(スタンダードルーム1泊)。スタンダードルームの無料宿泊は除外日なし。出典:ワールド・オブ・ハイアット公式(無料宿泊)(2026年10月時点)
ホテルのカテゴリーと、その日がどの段階かは、公式サイトで日付を入れて「ポイントを使用」で検索すると分かります。クラブルームやスイートをポイントで取る表も、同じページにあります。
ポイントは24か月使わないと消える
ワールド・オブ・ハイアットのポイントには有効期限があります。
規約では、連続24か月アカウントの利用(獲得・交換など)がないと、すべてのポイントが失効と決まっています。逆に言えば、2年に1回でもポイントを貯めるか使うかしていれば、ポイントは残ります。
注意
一度失効したポイントは、理由を問わず戻せないと規約に書かれています。たまにしかハイアットに泊まらない人は、最後にポイントが動いた日をメモしておくと安心です。出典:ワールド・オブ・ハイアット規約(2026年10月時点)
日本に住んでいる人の貯め方
ここが、マリオットやヒルトンといちばん違うところです。
日本で作れるハイアットのクレジットカードはない
マリオットやヒルトンには、日本で申し込めるアメックスの提携カードがあって、持っているだけで上のランクになれます。
一方、ハイアットの規約を見ると、ワールド・オブ・ハイアットのクレジットカードはJPMorgan Chase Bank(米国)が発行していて、対象は米国居住者のみです。つまり日本に住んでいると、カードでランクやポイントを手に入れる方法はありません。
ワールド・オブ・ハイアット
- グローバリストの特典が手厚い
- マイルストーンでスイートが確約できる
- 日本で作れる提携カードがない
マリオット・ヒルトン
- 日本でアメックスの提携カードが作れる
- カードを持つだけで上のランクになれる
- カードには年会費がかかる
日本在住で貯める方法は、基本的にハイアットに泊まること、泊まったときに部屋付けにした食事やスパの支払いでポイントをもらうこと、の2つになります。カードでステータスを持つ方法は「ホテル系クレジットカード比較|マリオット・ヒルトン・IHGはどれがいい?」にまとめています。
予約サイト経由の宿泊は、宿泊数にもポイントにもならない
ハイアットの規約では、ランクの宿泊数やホテルでの特典は「適用客室料金」か無料宿泊特典での宿泊が対象です。
第三者のオンライン予約サイト(Expedia.com、Hotels.com など)経由の客室、航空券とのパッケージ料金などは対象外です。対象になるのは、割引コードなしのhyatt.com掲載料金、通常料金、団体割引料金、ハイアット プリヴェ料金、ポイント+キャッシュの現金分などです。
ハイアットの会員として泊まりたいなら、予約は公式サイトかアプリから、と覚えておくのが確実です。会員として泊まるかどうかを気にしないなら、予約サイトで値段を比べるのもありだと思います。
年に何泊もしないなら、ポイントは「貯まったら使う」くらいでいい
家族旅行で年に数泊しかハイアットに泊まらないなら、グローバリストを目指すのは現実的ではないと思います。
僕なら、ハイアットは「泊まりたいホテルがあるときに公式で予約して、ポイントは貯まった分だけ使う」くらいの付き合い方にします。そのうえで、ふだんのランクはカードで持てるマリオットにまとめるほうが、日本に住んでいる人には分かりやすいと思っています。
- 無料で会員登録する泊まる前に登録して、予約のときに会員番号を入れる
- 公式サイトかアプリで予約する予約サイト経由だと宿泊数にもポイントにもならない
- ホテルでの支払いは部屋付けにするレストランやスパも対象の支払いならポイントになる
- 24か月以内にポイントを動かす使わずに放っておくと失効する
パークハイアットニセコに泊まった僕らの場合
最後に、僕らがハイアットに泊まったときのことを書いておきます。
3回・21泊で、レジデンスとスイートに泊まった
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO には、2021年12月から2023年の夏までに、冬に1回、夏に2回泊まりました。合計21泊です。
泊まった部屋は、1ベッドルームレジデンス、2ベッドルームレジデンス、シグネチャースイート、パークスイートの4つです。その中で家族3人が「この部屋が一番いい」と言ったのが、温泉付きのパークスイートでした。
| 泊まった部屋 | 僕らの感想 |
|---|---|
| パークスイート(温泉付き) | 格子窓で区切られたダイニングがあり、3人にちょうど良い広さ |
| 1ベッドルームレジデンス(温泉付き) | キッチンと洗濯乾燥機があり、子連れの連泊に助かる |
| 2ベッドルームレジデンス(温泉付き) | 家族3人なら1ベッドルームで十分だった |
| シグネチャースイート | 3人で使うには広すぎた |
部屋ごとのくわしい話は「パークハイアットニセコHANAZONO 完全ガイド」にまとめています。
2023年の夏はトラベルエージェント経由で予約した
2023年の夏の滞在は、ハイアットの公式サイトではなく、6年ほど前から僕らのホテル予約をお願いしているトラベルエージェント経由で予約しました。
我が家のやり方
最初は「スイート キングベッド1台」で予約していたのですが、実際に泊まったのは「パークスイート(温泉付き)」でした。7月末で、ホテルが本格的に忙しくなる前の時期だったことや、3回目の滞在だったことも関係していると思います。いつもアップグレードされるとは限らないので、温泉付きの部屋に泊まりたいなら、最初からその部屋で予約するのが確実です。
ちなみに、ハイアットの規約では、ハイアット プリヴェの宿泊料金も「適用客室料金」に入っています。旅行会社経由でも、どの料金で予約しているかで会員の扱いが変わるので、予約の前に担当の人に聞いておくといいと思います。
会員の特典にこだわらず、値段で比べたいときは、予約サイトで見てみるのもひとつの方法です。
よくある質問
グローバリストになるには何泊必要ですか?
1暦年に60泊、または100,000ベースポイントです。エクスプローリストは30泊、ディスカバリストは10泊です。
日本でハイアットのクレジットカードは作れますか?
作れません。ワールド・オブ・ハイアットのカードはJPMorgan Chase Bank(米国)の発行で、米国居住者のみが対象です。
ハイアットのポイントに有効期限はありますか?
あります。連続24か月アカウントの利用(獲得・交換など)がないと、すべてのポイントが失効します。泊まる、ポイントを使う、などでアカウントが動けば期限は延びます。
予約サイトで予約しても、宿泊数やポイントはつきますか?
つきません。第三者のオンライン予約サイト(Expedia.com、Hotels.com など)経由の客室、航空券とのパッケージ料金などは「適用外料金」で、宿泊数にもポイントにもなりません。
ホテルの会員プログラムを使うときにあわせて読みたい記事
IHGの会員プログラムは「IHGワンリワーズとは?」に、上級会員でスイートにアップグレードされる仕組みは「ホテルでスイートにアップグレードされるには」に書いています。僕らが泊まったホテルの一覧は「ホテル宿泊記」にあります。