子連れ海外旅行のおすすめ|年齢別・国別の行き先と、0歳から海外を旅してきた僕らの準備
✔ 子連れで海外旅行に行きたいけれど、何歳から行けるのか分からない
✔ 子どもの年齢に合う国や、ホテルの選び方を知りたい
✔ 長時間のフライトや、パスポートなどの準備が不安
子連れの海外旅行は、行く前の不安がいちばん大きいと思います。
長いフライトで泣かないか、ホテルやレストランで周りに迷惑をかけないか、子どもが熱を出したらどうするか。
僕ら家族は、娘が生後9か月のときに、はじめて海外へ行きました。大阪からニースまで、乗り継ぎを含めて片道23時間の旅です。
そのあと、1歳でカリブ海のディズニークルーズ、1〜2歳の夏は南フランス、2歳でフィリピンの島のリゾートと、娘が小さいうちから海外を旅してきました。今は家族3人で海外に暮らしています。
この記事では、子連れの海外旅行のおすすめを、年齢別・国別に整理します。
フライトの過ごし方、ホテルの選び方、出発前の準備まで、僕らが実際にやってきたことと合わせてまとめます。
この記事でわかること
- 0〜2歳・3〜5歳・小学生で、子連れの海外旅行はどう変わるか
- 子連れで行きやすい国と、行き先ごとのホテルの選び方
- 長時間のフライトを乗り切るために、僕らがやったこと
- パスポート・ESTA・旅行保険など、出発前の準備
子連れの海外旅行は何歳から?年齢別のおすすめ
子連れの海外旅行に「何歳からなら大丈夫」という決まりはありません。
僕らの感覚では、0〜1歳は「連れて行く旅」、4歳ごろからは「一緒に遊ぶ旅」です。年齢で、向いている行き先が変わります。
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| 年齢 | 旅のかたち | 向いている行き先 |
|---|---|---|
| 0〜1歳 | よく寝る時期。移動は意外と楽だが、荷物が多い | ホテル中心の都市滞在、クルーズ |
| 2〜3歳 | よく動く時期。親は追いかけるのが大変 | 部屋が広いリゾート、移動の少ない旅 |
| 4〜6歳 | キッズクラブやアクティビティに参加できる | キッズクラブのあるビーチリゾート、テーマパーク |
| 小学生 | 体験を覚えていて、言葉や文化にも興味が出る | ヨーロッパの都市、アメリカ、英語の環境 |
0〜1歳は、意外と飛行機で寝てくれる
娘のはじめての海外は、生後9か月のときのモナコでした。チャリティーの演奏会に出るための旅で、4泊5日の短い滞在です。
赤ちゃん連れで、行き先はヨーロッパ、フライトは乗り継ぎを含めて23時間。正直、行くかどうかかなり迷いました。
でも、行ってみたら、なんとかなりました。
飛行機は一度乗ってしまえば、時間が過ぎれば着きます。一緒に行った仲間に助けてもらいながら、現地でも乗り越えることができました(はじめての子連れ海外&演奏旅行で学んだ3つのこと)。
1歳0か月のときには、カリブ海を7泊8日で回るディズニークルーズに乗りました。大阪からサンフランシスコ経由で、オーランドまで最短でも17時間です(ディズニークルーズラインの個人手配でやった5つのこと)。
クルーズは、一度乗ってしまえば荷物を広げたまま次の寄港地に着くので、移動の多い旅より赤ちゃん連れには楽だと思います。クルーズの選び方は、姉妹サイトの POWERTRAVELER CRUISE にまとめています。
2〜3歳は、追いかけるのが大変な時期
周りのパパやママから「赤ちゃんの時期のほうが旅行に連れて行きやすい」と聞いていたのですが、2歳になって、その意味がよく分かりました。
2歳の娘とフィリピンの島のリゾートに泊まったときは、ゆっくりしている時間より、ちょこまかと動く娘を追いかけている時間のほうが多かったくらいです(アマンプロ子連れ滞在記)。
この時期は、ホテルの中や近くで1日を過ごせる場所が向いていると思います。
そのときに助かったのは、子どもを乗せて敷地の中を移動できるカートと、島に医師が常駐していたことでした。
2〜3歳なら、ホテルの中の移動が楽か、子どもが熱を出したときに病院が近いかを見ておくと安心です。
4歳を過ぎたら、キッズクラブとアクティビティ
4歳ごろから、娘は自分で「何をしたいか」を言えるようになり、一緒に遊べるだけの体力もついてきました。
このころからは、子どもが参加できるキッズクラブやアクティビティのある滞在が、ぐっと楽しくなります。
キッズクラブは、対象が4歳からのことがよくあります。
国内ですが、5歳の冬に行ったクラブメッド北海道トマムは、スタッフとのやりとりが英語で、海外のリゾートと同じようにキッズクラブに朝から夕方まで預けられました(クラブメッド北海道トマムに子連れで泊まった記事)。海外の前の練習にもなると思います。
我が家のやり方
娘が1歳と2歳の夏は、フランスやモナコのコート・ダジュールで過ごしました。海で一緒に泳いだり、車を借りてフランスからモナコ、イタリアまで小旅行をしたり。ただ、意思疎通も身体能力もまだで、「一緒に遊ぶ」より「連れて行く」旅でした(娘がパパと一緒に遊んでくれる夏は、あと何回残っているのだろう)。だからこそ、小さいうちは子どもの楽しさより、親が無理なく過ごせる行き先を選んでいいと思っています。
国別:子連れで行きやすい海外の旅行先
ここからは、子連れで行きやすい行き先です。
はじめての子連れ海外なら、フライトが短いか、ホテルの中で1日過ごせる場所を選ぶと失敗しにくいです。
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| 行き先 | 子連れに向いているところ | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ハワイ | キッチン付きのホテルや、プールの多い大型リゾートを選べる | ESTA が子どもも1人ずつ必要 |
| グアム | 日本から近く、ウォーターパークのあるホテルがある | 日差しが強い |
| 台湾・韓国 | フライトが短く、時差も1時間以内 | 夏は暑く、街歩き中心になりやすい |
| シンガポール | ホテルの中だけで1日遊べる大型ホテルがある | 屋外プールは日差しが強い |
| ヨーロッパ | 街歩きや美術館。小学生になると楽しめることが増える | フライトが長い。レストランは大人の雰囲気 |
ハワイは、キッチン付きのホテルかプールの多いリゾート
ハワイは、子連れの海外旅行の定番です。
子どもが小さいと、毎食レストランに行くのは大変です。
朝ごはんを部屋で済ませたり、子どもが好きなものを温めたりできるキッチン付きのホテルは、ハワイの家族旅行ではとても助かると思います。
ホテルのプールで1日遊ぶなら、プールがいくつもある大型リゾートも選びやすいです。
グアムは、ホテルのウォーターパークで遊べる
グアムは日本から近く、小さな子どもとはじめての海外にも選びやすい場所です。
タモン湾沿いのホテルの中には、ウォーターパークやキッズクラブのあるホテルもあり、ホテルの中だけで1日遊べます。
台湾・韓国は、フライトが短く時差も少ない
台湾は日本との時差が1時間、韓国は時差がありません。
フライトが短く、子どもの寝る時間がずれにくいので、2〜3日の短い旅行でも行きやすいです。
シンガポールは、ホテルの中で遊べる
シンガポールのマリーナベイ・サンズは、ショッピングモールともつながっていて、テーマパークのようなつくりです。
子どもと一緒なら、ホテルの中だけで1日楽しめる場所があるのはいいところだと思います。
一方で、屋外のプールは日差しが強いので、帽子や日焼け止め、ラッシュガードを用意しておくと安心です。
ヨーロッパは、中心部のホテルに泊まって「すぐ戻れる」ようにする
ヨーロッパはフライトが長いので、子どもが体験を覚えていられる小学生からが楽しみやすいと思います。
小さな子どもと行くなら、街の中心部のホテルにして、子どもが疲れたらすぐ部屋に戻れるようにしておくと楽です。
娘が2歳ごろの夏にパリに泊まったときも、中心部のホテルにしたので、疲れたらすぐ部屋で休めました。
レストランは大人の雰囲気のところが多いので、子どもが小さいうちはルームサービスも上手に使うのがおすすめです。
子連れでパリのホテルを選ぶなら、地下鉄の駅が多いノートルダム大聖堂の周りか、オペラ座の周りが動きやすいと思います。エリアの選び方は「パリのおすすめホテルとエリア」にまとめています。
南フランスは、ニースの空港でレンタカーを借りると、モナコやイタリアまで車で回れます。
注意
フランスでは、10歳未満の子どもは体に合ったチャイルドシートやジュニアシートに座らせる決まりがあります。レンタカーを予約するときは、チャイルドシートのオプションを付けておきます。僕も娘と旅行するときは、いつも付けています(フランスでレンタカーを借りる方法)。
ハワイ・グアムで子連れで泊まりたいホテル
ハワイならワイキキの中で動物園やビーチに歩けるホテル、グアムならタモン湾のホテルの中で遊べるリゾートが便利です。
ホノルル動物園まで歩ける、アストン・アット・ザ・ワイキキ・バニヤン
アストン・アット・ザ・ワイキキ・バニヤンは、ワイキキビーチから1ブロック、ホノルル動物園まで約650mのところにあります。
全室がリビング付きのスイートで、フルキッチンがあり、4人まで追加料金なしで泊まれます。
プールのあるデッキには、子ども用の遊び場とバーベキューグリルもあります。
- 全室リビング付きのスイートで、フルキッチンがある
- 4人まで追加料金なし
- ワイキキビーチまで1ブロック、ホノルル動物園まで約650m
ワイキキのビーチとラグーンで遊べる、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートは、ワイキキビーチに面した大型のリゾートです。
ウォータースライダーのあるプールを含めて5つのプールがあり、敷地の中にはデューク・カハナモク・ラグーンもあります。
ホテルの中だけで、プールとビーチを行き来して1日過ごせます。
- ワイキキビーチに面したリゾート
- ウォータースライダーのあるプールを含む5つのプール
- 敷地の中にデューク・カハナモク・ラグーン
タモン湾でウォーターパークに泊まる、PIC グアム
PIC グアム(パシフィック・アイランド・クラブ)は、タモン湾に面したリゾートで、グアム最大級のウォーターパークがあります。
キッズクラブもあります。宿泊プランはウォーターパーク付きのものが中心で、3食付きのプラン(2泊から)も選べます。
ホテルの外に出なくても遊べるので、小さな子どもと初めてのグアムでも計画が楽です。
ほかの行き先のホテルは、Booking.com で子どもの人数と年齢を入れて探すと、家族で泊まれる部屋だけを比べられます。
長時間のフライトを乗り切るために、僕らがやったこと
子連れの海外旅行で、いちばん不安なのはフライトだと思います。
準備で大事なのは「機内で使うものを、手荷物にまとめておくこと」でした。
- 座席を考える赤ちゃんなら機内のベビーベッド(バシネット)の席を頼む
- ミルクと哺乳瓶使い捨ての哺乳瓶と、熱湯を入れた水筒
- 泣いたときの道具いつものおもちゃ、おやつ、タブレットに入れた映画
- 着替えをまとめる1日分ずつジップ付きの袋に
赤ちゃんなら、機内のベビーベッドの席を頼む
ANAの国際線では、座席を使わない赤ちゃんのために、機内に取り付けるベビーベッドを借りられます。
体重10kgまでの赤ちゃんが対象で、出発の48時間前までに予約が必要です。座席指定ができる運賃で予約していることが条件で、数にも限りがあるので、航空券を買ったらすぐに頼んでおくと安心です。
はじめてのモナコは、行きは ANA、帰りはスイス インターナショナル エアラインズのビジネスクラスでした。
どちらもフルフラットの座席だったので、座席を平らにして娘のスペースを作り、そこで一緒に遊んだり、添い寝をしたりして過ごしました(大阪→ニースまで片道23時間を過ごす荷物メモ)。
マイルを使って家族でビジネスクラスに乗る方法は「ANAビジネスクラスに安く乗る方法」、家族3人分の特典航空券を取るコツは「ANA特典航空券が取れない?予約のコツ」にまとめています。
赤ちゃんのミルクは、使い捨ての哺乳瓶が便利だった
23時間の移動で、ミルクや水分は3時間に1回。それだけで哺乳瓶が7〜8本必要になります。
機内では消毒ができないので、すでに消毒された使い捨ての哺乳瓶を、行きと帰りに1箱ずつ持っていきました。
使い終わると荷物のスペースも空くので、これは正解でした。
飛行機を降りる前には、持参した水筒に熱湯を入れてもらい、お水のボトルももらっておきます。乗り継ぎの空港や移動中でも、ミルクを作れるようにするためです。
泣いたときのために、いつものおもちゃとおやつ
普段遊んでいるおもちゃは、機内用の荷物に入れておきます。娘の場合は、キリンのおもちゃでした。
赤ちゃん用のおせんべいも、たくさん用意しました。これを渡すと、しばらく泣き止んでくれます。
少し大きくなってからは、iPad に映画をダウンロードしておいたり、塗り絵やお絵かきをしたりして過ごしていました(父娘2人で小旅行をした記事)。
持ち物は「子連れ旅行の持ち物リスト」に年齢別にまとめています。
子連れの海外旅行で、ホテルを選ぶときに見ること
ホテルは、子連れの海外旅行の満足度をいちばん左右すると思っています。
僕らが見ているのは「部屋の広さ」「子どもの年齢の決まり」「キャンセルの条件」の3つです。
コンドミニアム・広めの部屋
部屋の広さで選ぶ
- リビング付きの部屋なら、子どもが寝たあとも大人が過ごせる
- ルームサービスやキッチンで食事が楽
- キッズクラブは対象外のことが多い
ビーチリゾート
キッズクラブで選ぶ
- 子どもが遊んでいる間、親もゆっくりできる
- プールやアクティビティで1日過ごせる
- 対象年齢や営業する時期が決まっている
子どもの年齢で、料金や添い寝の決まりが変わる
海外のホテルは、子どもの年齢で料金やベッドの扱いが変わります。
何歳まで添い寝が無料か、エキストラベッドは有料か、子どもの朝食は無料か。
こうした決まりは、ホテルによってまったく違います。
予約したら、ホテルに子どもの年齢を伝えて、ベビーベッドやエキストラベッドをお願いしておくと安心です。
少し高くても、直前までキャンセルできるプランにする
子連れだと、子どもの体調で予定が変わることがあります。
パリのホテルでは、少し高くなっても直前までキャンセルできるプランを選んでいました。
予約サイトでは、キャンセルの期限をプランごとに確かめておきます。Booking.com の使い方は「Booking.comの使い方」にまとめています。
出発前の準備:パスポート・ESTA・旅行保険
最後に、出発前の準備です。
パスポートもESTAも、赤ちゃんでも1人ずつ必要です。
- 出発の1〜2か月前子どものパスポートを申請
- 航空券を買ったら座席と子ども向けのサービスを確認
- 出発の数日前までESTA など入国の手続き
- 出発前日機内の手荷物をまとめる
子どものパスポートは、18歳未満は5年用だけ
パスポートは、年齢にかかわらず1人1冊必要です。18歳未満の子どもは、有効期間5年のパスポートだけを申請できます。
子どもの申請書には、親など法定代理人の署名が必要です。
アメリカ(ハワイを含む)に行くなら、ESTA も子ども1人ずつ必要です。親がまとめて申請できます。
ディズニークルーズのときは、出発の12時間前くらいに家族の分を申請しました。ただ、早いに越したことはないので、航空券を買ったら済ませておくのがおすすめです。
飛行機の子どもの料金は、2歳が境目
ANAの国際線では、2歳未満は「幼児」、2歳から12歳未満は「小児」です。
座席を使わない幼児は、大人1人につき1人まで膝の上に座れますが、航空券の購入は必要です。
航空券は、日程が決まったら比較サイトで便と値段を見ておくと選びやすいです。
旅行保険は、子どもが対象になるかを確かめる
旅行保険は、カードの付帯保険が使える期間の旅行なら、僕は別の保険には入っていません。
ただ、子どもが補償の対象になるかは、カードの「家族特約」の内容しだいです。
家族特約の対象と金額は、カードのブランドでかなり違います。
くわしくは「海外旅行保険は必要?」と「家族カードのメリットを旅行目線で比較」に書いています。子どもの発熱で旅行をやめたときのことは「旅行キャンセル保険とは」をどうぞ。
よくある質問
子連れの海外旅行は何歳から行けますか
決まりはありませんが、僕らは娘が生後9か月のときに、はじめて海外(モナコ)へ行きました。赤ちゃんは飛行機でよく寝てくれることも多く、移動は思っていたより大変ではありませんでした。一緒に遊べるようになるのは4歳ごろからでした。
赤ちゃんにもパスポートは必要ですか
必要です。パスポートは年齢にかかわらず1人1冊必要で、18歳未満は有効期間5年のパスポートだけを申請できます。アメリカに行くなら、ESTA も子ども1人ずつ必要です。
飛行機で赤ちゃんが泣いたらどうしていましたか
いつも遊んでいるおもちゃと、赤ちゃん用のおせんべいを機内用の荷物に入れていました。少し大きくなってからは、iPad に映画をダウンロードしたり、塗り絵やお絵かきをしたりして過ごしていました。
子連れの海外旅行で、はじめてならどこがおすすめですか
小さいうちは、ホテルの中や近くで過ごせる場所が楽です。キッチン付きのホテルを選べるハワイ、ホテルのウォーターパークで遊べるグアム、フライトが短い台湾や韓国は行きやすいと思います。4歳を過ぎたら、キッズクラブのあるビーチリゾートもおすすめです。
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