旅行に強いゴールドカードのおすすめ|空港ラウンジ・海外旅行保険・マイルで8枚を比較【2026年版】

✔ 旅行用にゴールドカードを作りたいけれど、どれがいいのか分からない
✔ 空港ラウンジや海外旅行保険が、カードによってどう違うのか知りたい
✔ 年会費を払うなら、マイルも貯まるカードにしたい

ゴールドカードと一口に言っても、年会費も中身もかなり違います。

僕はANAアメックス・ゴールドを10年以上使っていて、家族の航空券や旅行代金はこのカードでまとめて払っています。

この記事では、旅行で使うことを前提に、ゴールドカード8枚の年会費・空港ラウンジ・海外旅行保険・マイルを、各社の公式サイトで確認した今の条件で比べます。

この記事でわかること

  • 旅行で使うゴールドカードを選ぶときに見るところ
  • ANA・JAL・JCB・dカード・三井住友・アメックスのゴールド8枚の比較
  • 海外旅行保険が「自動付帯」か「利用付帯」か、治療費用はいくらか
  • カードの保険で足りるのか、僕の考えと使い方

旅行で使うゴールドカードは、ここを見て選ぶ

ゴールドカードの特典は、旅行に関係ないものも含めるとたくさんあります。

旅行で使うなら、見るところは4つに絞って大丈夫だと思います。

年会費1万円台〜4万円台
海外旅行保険付帯の条件と治療費用
空港ラウンジ国内のカードラウンジが中心
マイル・ポイントANAかJALか、ポイントか

海外旅行保険は「自動付帯か利用付帯か」で使い勝手が変わる

旅行で一番差が出るのは、海外旅行保険です。

カードの保険には、持っているだけで使える「自動付帯」と、旅費をそのカードで払ったときだけ使える「利用付帯」があります。

種類保険が使える条件
自動付帯カードを持っているだけで適用
利用付帯旅費(航空券・ツアー代金等)を当該カードで支払うことが条件
補償される期間出国から最長90日間(3ヵ月)が一般的

出典:三井住友カード公式(2026年10月時点)。細かい条件(どの支払いが対象か)はカード会社ごとに違います。

ここ数年で、自動付帯から利用付帯に変わったカードがかなり増えました。

利用付帯のカードは、航空券やツアー代金をそのカードで払っておかないと、保険が使えません。旅行の予約をするときに、どのカードで払うかを決めておくのが大事です。

金額で見るなら、死亡・後遺障害の「最高1億円」より、ケガや病気の治療費用の上限を見たほうが実際の役に立ちます。旅行中に使う可能性が高いのは、こちらだからです。

ゴールドで入れる空港ラウンジは、航空会社のラウンジとは別

ゴールドカードの空港ラウンジは、ほとんどが空港やカード会社が運営する「カードラウンジ」です。

ANAラウンジやJALのサクララウンジとは別の施設で、ゴールドカードだけでは航空会社のラウンジには入れません。たとえばANAアメックス・ゴールドでも、ANAラウンジは「利用不可」です。

子連れで使うときの注意

カードラウンジで無料になるのは、基本的にカードを持っている本人です。羽田空港のカードラウンジの場合、カードのない人の料金は大人1,320円、子ども660円(4〜12歳)です(羽田空港公式(2026年10月時点))。同伴者が無料になるかはカードによって違います。

海外の空港のラウンジまで使いたいなら、プライオリティ・パスやラウンジ・キーが付くかどうかも見ておくといいと思います。空港ごとのラウンジの条件は「羽田空港のラウンジまとめ」と「成田空港のラウンジまとめ」にまとめています。

旅行に強いゴールドカード8枚を比べる

今回比べるのは、旅行で使う人が多いゴールドカード8枚です。年会費・保険・ラウンジを一覧にするとこうなります。

← 横にスクロールできます →

カード年会費(税込)海外旅行保険治療費用空港ラウンジ
ANAアメックス・ゴールド42,900円利用付帯300万円国内外対象空港ラウンジ(同伴1名無料)。プライオリティ・パスは年会費無料、1回35米ドルの利用料が年2回まで無料
ANA JCBワイドゴールド15,400円自動付帯300万円国内の主要空港内ラウンジとハワイ ホノルル国際空港内ラウンジが無料。ラウンジ・キーは1回US35ドル
ANA VISAワイドゴールド15,400円利用付帯公式で確認三井住友カード公式で確認
JAL CLUB-Aゴールド(JCB)17,600円自動付帯300万円提携カード会社の空港ラウンジ
JCBゴールド初年度無料・2年目以降11,000円条件あり公式で確認国内の主要空港とハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジが無料。ラウンジ・キーは1回US35ドル(一部US27ドル)
dカード GOLD11,000円自動付帯300万円dカード公式で確認
三井住友カード ゴールド(NL)5,500円利用付帯100万円国内主要空港のラウンジが無料
アメックス・ゴールド・プリファード39,600円利用付帯300万円国内外の主要空港ラウンジ

治療費用はケガ・病気それぞれの1回あたりの上限(本会員)。出典:アメックス公式(2026年10月時点)、JCB公式(ANA JCB)(2026年10月時点)、ANA公式(ANAカード一覧)(2026年10月時点)、JAL公式(2026年10月時点)、JCB公式(2026年10月時点)、dカード公式(2026年10月時点)、三井住友カード公式(2026年10月時点)、アメックス公式(ゴールド・プリファード)(2026年10月時点)

年会費は、安いものと高いもので8倍近く違う

同じゴールドカードでも、年会費の差はかなり大きいです。

年会費(税込・本会員)

三井住友 ゴールド(NL)
5,500円
dカード GOLD
11,000円
ANA JCB・VISA
ワイドゴールド
15,400円
JAL CLUB-Aゴールド
17,600円
アメックス・ゴールド・プリファード
39,600円
ANAアメックス・ゴールド
42,900円

ポイント系ANA・JALアメックス

JCBゴールドは初年度無料・2年目以降11,000円。三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料(初年度は5,500円)。出典は上の表と同じ。

アメックスの2枚は年会費が高いですが、そのぶん入会特典や継続の特典が大きいカードです。

年会費だけで比べるより、「旅行のたびに使う特典があるか」で考えたほうが、後悔しにくいと思います。

自動付帯のゴールドカードは少なくなった

8枚のうち、海外旅行保険が自動付帯なのはANA JCBワイドゴールド、JAL CLUB-Aゴールド、dカード GOLDの3枚です。

アメックスや三井住友カードは利用付帯なので、旅費をそのカードで払うことが条件になります。三井住友カードの場合、条件は「利用付帯(日本出国前に公共交通乗用具の利用代金または募集型企画旅行の代金をカードで決済した場合)」です。

ちなみに治療費用は、ゴールドでは300万円前後が多いです。三井住友カード ゴールド(NL)は100万円なので、年会費の安さと引き換えに保険は控えめ、という位置づけだと思います。

マイルを貯めるなら、ANAかJALのゴールド

旅行のためにカードを作るなら、マイルが貯まるかどうかも大事です。

ANA・JALのゴールドカードは、年会費のほかにマイルの移行手数料がかからないものが多く、飛行機に乗ったときのボーナスマイルもつきます。

僕が使っている

ANAアメックス・ゴールド

42,900円年会費

  • ポイントは無期限、マイル移行は1,000pt=1,000マイル
  • 海外旅行帰国時スーツケース1個無料
  • 年会費が高い。保険は利用付帯

ANA JCBワイドゴールド

15,400円年会費

  • マイル移行手数料0円
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 海外ではJCBが使えない店もある

JAL CLUB-Aゴールド

17,600円年会費(VISA・Mastercard・JCB)

  • ショッピングマイル・プレミアムに自動で入る
  • 海外旅行保険が自動付帯
  • ブランドで保険の金額が違う

ANAアメックス・ゴールドは、旅費と保険をまとめる1枚

ANAアメックス・ゴールドは、年会費が42,900円と、この中ではいちばん高いカードです。

そのかわり、ポイントに期限がなく、マイルへの移行手数料もかかりません。ANAの航空券を買うと「100円=合計3マイル相当(ポイント2倍+ANAカードマイルプラス)」になります。

旅行で使う特典だと、ANA国際線エコノミーでもビジネスクラスカウンターや、羽田空港の羽田空港第2ターミナル3F国際線出発ゲートエリアのPOWER LOUNGE PREMIUMが無料(回数制限なし・同伴1名無料)もあります。

我が家のやり方

家族3人で旅行すると、スーツケースは2〜3個になります。帰国のときにスーツケースを1個無料で送れる特典は、1個減るだけでも空港からの帰り道がかなり楽になりました。長年使っていますが、子連れ旅行ではいちばん助かっている特典です。

2026年9月のリニューアルで変わった点や、10年使った感想は「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」に書いています。

ANA JCBワイドゴールドは、年会費を抑えて自動付帯の保険も欲しい人向け

ANA JCBワイドゴールドは、年会費15,400円で、マイルの移行手数料も0円です。貯まり方は「200円(税込)=J-POINT1ポイント=2マイル(還元率1%)」です。

ANAのゴールドで、海外旅行保険が自動付帯なのはこのカードです。条件は「自動付帯(死亡・後遺障害の1億円は日本出国前に公共交通乗用具/募集型企画旅行代金をカード決済した場合。それ以外は利用条件なし)」となっています。

同じ年会費のANA VISAワイドゴールドは、VISAなので海外で使えるお店が多いのが強みです。ただ、保険は利用付帯で「利用付帯(三井住友カード発行。2025年10月16日以降出発分は日本出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行の代金をカード決済することが条件)」です。

JAL CLUB-Aゴールドは、選ぶブランドで保険が変わる

JALのマイルを貯めるなら、JAL CLUB-Aゴールドが中心になります。保険は「自動付帯(JALカード入会日の翌日以降出発の旅行。航空券をカードで購入していなくても適用。JALダイナースのみ2025年10月1日から利用条件付き)」です。

ただ、同じCLUB-Aゴールドでも、ブランドによって治療費用の上限が違います。

ブランド治療費用(ケガ・病気)
JCB300万円
VISA・Mastercard150万円
アメックス200万円

出典:JAL公式(CLUB-Aゴールドの付帯保険)(2026年10月時点)

保険を重視するならJCBのほうが手厚いです。海外で使えるお店の多さも考えて、どちらにするか決めるといいと思います。ANAとJALのゴールドをもっと細かく比べたいときは「マイルが貯まるおすすめ航空系クレジットカード比較」をどうぞ。

マイルにこだわらないなら、この4枚

飛行機に乗る回数が少なかったり、ポイントで使いたかったりするなら、航空会社のカードでなくても大丈夫です。

こんな人にカード
保険を自動付帯で持っておきたいdカード GOLD
年会費をできるだけ抑えたい三井住友カード ゴールド(NL)
国内の空港とハワイでラウンジを使いたいJCBゴールド
ホテルの無料宿泊などアメックスの特典を使いたいアメックス・ゴールド・プリファード

dカード GOLDは、支払いの条件なしで保険が使える

dカード GOLDの年会費は11,000円です。

海外旅行保険は「自動付帯(支払い条件なし。一部保険金額のみ支払い有無で変動)」で、治療費用は300万円です(dカード公式(2026年10月時点))。旅費を別のカードで払っても保険が使えるので、2枚目のカードとしても使いやすいです。

三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費を抑えたい人向け

三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費5,500円で、年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料(初年度は5,500円)です。

国内の主要空港のラウンジが使えて、VISAかMastercardを選べるので、海外でも使えるお店は多いです。

そのかわり、海外旅行保険は利用付帯で、治療費用は100万円です。旅行用のメインのカードというより、普段使いのカードにラウンジが付いてくる、くらいに考えるとちょうどいいと思います。

JCBゴールドとアメックス・ゴールド・プリファード

JCBゴールドは、初年度無料(新規入会限定)・2年目以降11,000円です。ラウンジは「国内の主要空港とハワイ ホノルルの国際空港内のラウンジが無料。ラウンジ・キーは1回US35ドル(一部US27ドル)」です。

海外旅行保険は最高1億円(適用には条件あり)で、治療費用の金額や付帯の条件は、今回JCBの公式ページで確認しきれませんでした。申し込む前に、JCB公式の付帯保険のページで確かめてください。

アメックス・ゴールド・プリファードは年会費39,600円で、保険は利用付帯・治療費用300万円です。年間200万円以上利用+継続でフリー・ステイ・ギフト(国内対象ホテル1泊2名)があるので、国内のホテルによく泊まる人向けのカードだと思います。

旅行保険はゴールドカードで足りる?僕の考え

ゴールドカードを旅行用に作る人の多くは、保険のことが気になっていると思います。

カードの保険が使える期間の旅行なら、別の保険には入っていない

僕は、カードの保険が使える期間(多くは90日)の旅行なら、別の旅行保険には入っていません。

ANAアメックス・ゴールドの保険は、海外で90日まで使えます。旅費をこのカードで払っていれば、治療費用は300万円(家族200万円)です(アメックス公式(2026年10月時点))。

旅行保険が必要になるのは、それより長い滞在のときです。我が家もフランスで長く暮らす前には、別に長期の保険に入りました。理由は「僕がAMEXカード付帯保険だけで旅している理由」に書いています。

家族の分は、家族カードとカードのない家族で金額が違う

家族で旅行するなら、妻や子どもの保険も気になるところです。ANAアメックス・ゴールドの場合はこうなっています。

だれ治療費用(ケガ・病気)
本会員300万円
家族カード会員300万円
カードを持たない家族(子どもなど)200万円

旅行代金をカードで払った場合。出典:アメックス公式(旅行傷害保険)(2026年10月時点)

我が家のやり方

家族旅行のときは、家族分の航空券やツアー代金も同じANAアメックス・ゴールドでまとめて払っています。海外ではアメックスが使えないお店もあるので、現地で使う決済用にVISAブランドのカードも1枚持っています。

家族カードで家族の旅をどう回すかは「家族カードで家族の旅を回す」に、ほかのカードの保険は「海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード」にまとめています。

海外での支払いは、ゴールドでも手数料がかかる

見落としやすいのが、海外で外貨を払ったときの手数料です。ゴールドカードだから安くなる、ということはありません。

外貨で払うときの手数料

三井住友カード
(VISA・Mastercard)
3.63%
アメックス
3.5%
Wise(円→ユーロの例)
約0.70%

出典:三井住友カード公式(2026年10月時点)、アメックス公式(2026年10月時点)、Wise公式(2026年10月時点)。Wiseは料金計算ツールで円からユーロに10万円を両替した例で、金額や時期で変わります。

なので僕は、旅費はゴールドカード、現地での買い物や食事はWiseのデビットカード、と分けています。詳しくは「海外で使うデビットカード」と「両替と海外ATMの使い方」に書いています。

僕ならこう選ぶ

最後に、どのカードにするかの決め方を、順番にまとめておきます。

  1. マイルを貯めるか決める貯めるならANAかJALのゴールド。飛行機に乗るのが年1回くらいなら、ポイント系でもいい
  2. ANAなら、年会費と保険で選ぶ何年も貯めて家族で使うならANAアメックス・ゴールド。年会費を抑えて自動付帯の保険も欲しいならANA JCBワイドゴールド
  3. 旅費をどのカードで払うか決めておく利用付帯のカードは、航空券やツアー代金を払っておかないと保険が使えない
  4. 海外の支払い用に、VISAかMastercardとデビットカードを足すアメックスやJCBが使えない店に備える。現地の細かい支払いは手数料の安いデビットカードで

ゴールドは「1枚で全部」より「役割を分ける」ほうが使いやすい

僕が長く使ってきて思うのは、1枚ですべてを済ませようとしないほうがいい、ということです。

旅費と保険はゴールドカード、現地の支払いはVISAとWise、と役割を分けると、ゴールドカードの年会費が無駄になりにくいです。僕が実際に使い分けている組み合わせは「海外旅行におすすめのクレジットカード」にまとめています。

年会費や入会特典はよく変わるので、申し込む前に各社の公式サイト(ANAアメックス・ゴールド、ANAカード一覧、JALカード)で確認してください。

よくある質問

ゴールドカードがあれば、ANAラウンジに入れますか?

入れません。ゴールドカードで入れるのは、主に空港やカード会社が運営するカードラウンジです。ANAアメックス・ゴールドでも、ANAラウンジは「利用不可」です。

海外旅行保険が自動付帯のゴールドカードはどれですか?

この記事の8枚では、ANA JCBワイドゴールド、JAL CLUB-Aゴールド、dカード GOLDです。治療費用は、ANA JCBワイドゴールドとdカード GOLDが300万円、JAL CLUB-Aゴールドはブランドによって150万〜300万円です。

いちばん年会費が安いゴールドカードは?

この記事の中では、三井住友カード ゴールド(NL)の5,500円です。年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料(初年度は5,500円)。ただし海外旅行保険は利用付帯で、治療費用は100万円です。

カードの保険だけで海外旅行に行っても大丈夫ですか?

僕は、カードの保険が使える期間(多くは90日)の旅行なら、別の保険には入っていません。それより長く滞在するときは、別に旅行保険に入ります。利用付帯のカードは、旅費をそのカードで払うのを忘れないようにしてください。

カード選びであわせて読みたい記事

マイルが貯まるカードの比較は「マイルが貯まるおすすめ航空系クレジットカード比較」に、貯めたマイルでビジネスクラスに乗る方法は「ビジネスクラスに安く乗る方法」に書いています。