海外で使うデビットカード|Wise・Sony Bank WALLETの手数料をクレジットカードと比較【2026年版】
✔ 海外でクレジットカードを使うと、手数料がけっこうかかると聞いた
✔ 現金への両替も高いので、ほかに安い払い方がないか知りたい
✔ 海外で使えるデビットカードが多すぎて、どれを作ればいいかわからない
海外でカードを使うと、為替の手数料が上乗せされます。1回ごとの金額は小さくても、旅行全体で見ると意外と大きいです。
僕は、航空券やホテルはアメックス、現地での買い物や食事はWiseのデビットカード、と使い分けています。
この記事では、海外で使うデビットカードの手数料を、クレジットカードと比べながら、各社の公式サイトで確認した今の数字でまとめます。
この記事でわかること
- クレジットカードとデビットカードで、海外での手数料がどれくらい違うか
- Wiseのデビットカードの手数料(両替・ATM)と作り方
- Sony Bank WALLETが向いている人
- 僕が海外でやっている、カードとデビットカードの使い分け
海外の支払いでかかる手数料のしくみ
海外で外貨の支払いをすると、カード会社が外貨を円に換えて請求します。このときに、為替レートとは別に手数料がかかります。
クレジットカードは数%の手数料がかかる
たとえばアメックスの外貨取扱手数料は3.5%です(アメックス公式(2026年10月時点))。
10万円分を海外で使えば、手数料だけで数千円になる計算です。VisaやMastercardのカードも、カード会社ごとに決まった手数料がかかります。
クレジットカードはポイントや旅行保険がつくので、手数料を払っても使う価値はあります。ただ、現地での細かい支払いまで全部クレジットカードにすると、手数料の分だけ損をしやすいです。
デビットカードは口座から即時に引き落とされる
デビットカードは、使ったその場で口座の残高から引き落とされるカードです。使える場所は、VisaやMastercardのお店とほぼ同じです。
海外向けのデビットカードには、手数料が安いものがあります。あらかじめ外貨で持っておけば、その外貨のまま払えるカードもあります。
海外で使えるデビットカードの手数料を比べる
このサイトで紹介しているWiseとSony Bank WALLETを、クレジットカード(アメックス)と比べるとこうなります。
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| 項目 | Wise | Sony Bank WALLET | アメックス(参考) |
|---|---|---|---|
| カードの発行 | 1,200円(デジタルカードは3,000円をチャージすると無料でデジタルカードを発行できる) | 無料(年会費も無料) | カードの年会費 |
| 外貨での支払い | 両替手数料0.27%〜(通貨により異なる)(持っている通貨で払えば無料) | 対象10通貨は無料(対象10通貨の外貨預金口座から引き落とし)。それ以外は利用額の1.79% | 3.5% |
| 海外ATM | 毎月25,000円まで無料、超過分は100円+1.75% | 対象10通貨は引き出し額の1.79%。それ以外は引き出し額の1.79%+ATM利用料220円 | — |
| 使える通貨 | 40通貨・150の国と地域 | 外貨のまま払えるのは10通貨 | — |
出典:Wise公式(料金)(2026年10月時点)、Wise公式(カード)(2026年10月時点)、ソニー銀行公式(2026年10月時点)、アメックス公式(2026年10月時点)。ATMの運営会社が別に手数料を取ることがあります。
Wiseの両替手数料は通貨や金額で変わります。Wiseの料金計算ツールで確かめると、円からユーロに10万円を両替したときは約0.70%、円から米ドルは約0.73%でした(Wise公式(2026年10月時点))。
こうして並べると、現地での支払いをデビットカードに変えるだけで、手数料はかなり抑えられることがわかります。
Wise:僕が現地の支払いに使っている1枚
Wiseは、海外送金や両替のサービスです。アカウントの中で円やユーロ、ドルなどを持っておけて、デビットカードでそのまま払えます。
現地の買い物・食事はWiseで払う
僕は、現地での買い物や食事はWise、航空券やホテルのように保険やポイントを優先したい支払いはアメックス、と分けています。
こうすると、手数料を抑えながら、マイルやホテルのポイントも取りこぼさずに済みます。アメックスが使えないローカルなお店もあるので、VISAのエポスカードもサブカードとしていつも持ち歩いています。
Wiseは外貨のまま持っておけるので、海外の取引先への送金や外貨の受け取りにも使っています。旅行だけでなく、海外とお金のやりとりがある人には便利だと思います。
少しの現金なら、ATMで引き出すのが手軽
現金が必要なときは、Wiseのカードで現地のATMから引き出せます。
引き出しの手数料は「毎月25,000円まで無料、超過分は100円+1.75%」です。少しの現金なら、空港の両替所で換えるより手間も手数料も少なく済みます。
ATMの運営会社の手数料に注意
ATMの運営会社が別に手数料を取ることがある。ATMの画面で「円で引き落とす(DCC)」をすすめられたら、現地の通貨を選ぶほうが、Wiseの安い両替を使えます。
作り方は、アプリでアカウントを作ってカードを注文
- アプリかWebで無料のアカウントを作る数分で開設できる
- 本人確認をする身分証明書で本人確認
- カードを注文する実物のカードは1,200円。デジタルカードは3,000円をチャージすると無料でデジタルカードを発行できる
- 円をチャージして、必要なら外貨に両替しておく持っている通貨で払えば両替は不要
カードが届くまで時間がかかるので、出発の直前ではなく、早めに用意しておくと安心です。デジタルカードならスマホに入れてすぐ使えます。
Wiseはこちらのリンクから作れます。
Sony Bank WALLET:外貨預金をそのまま海外で使う
ソニー銀行のSony Bank WALLETは、ソニー銀行の口座につながったVisaデビットカードです。
外貨預金の口座を開いておくと、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・南アランド・スウェーデンクローナの10通貨は、外貨のまま払えます。
- 円高のときソニー銀行で外貨を買っておく
- 旅行の前外貨預金の残高を確認
- 旅行中外貨預金から直接払う(手数料なし)
対象の10通貨なら、支払いの手数料はかからない
対象の10通貨を外貨預金から払うときは、海外での支払いの手数料はかかりません。そのかわり、外貨を買うときに為替のコストがかかります。外貨を買うときの為替コストは米ドルなら1ドルあたり15銭です(ソニー銀行公式(2026年10月時点))。
対象外の通貨や、外貨預金の口座がない場合は、支払いの利用額の1.79%が手数料になります。
「今は円安だけど、円高のときに買った外貨がある」という人に向いていると思います。行き先がアジアの国などで対象の10通貨に入っていないなら、Wiseのほうが使いやすいです。
デビットカードだけで旅行しないほうがいい理由
手数料だけを見ると、全部デビットカードで払えばいいように見えます。でも僕は、クレジットカードもかならず持っていきます。
クレジットカード
- 旅費を払えば旅行保険がつくカードが多い
- マイルやホテルのポイントが貯まる
- 外貨の支払いに数%の手数料
海外向けデビットカード
- 両替の手数料が安い
- 使った分がすぐ口座から引かれるので管理しやすい
- 旅行保険はつかない
旅行保険は、クレジットカードで旅費を払ってつける
僕がアメックスで航空券を払うのは、ポイントのためだけではありません。旅費をカードで払うことで、カードの旅行保険が使えるようにしているからです。
WiseやSony Bank WALLETで航空券を払うと、クレジットカードの利用付帯の保険はつきません。航空券やツアー代金は、保険のつくクレジットカードで払うのがおすすめです。
カードの保険の条件は「海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード」にまとめています。家族の分の保険まで考えるなら「家族カードで家族の旅を回す」もどうぞ。
デポジットやレンタカーはクレジットカードが無難
ホテルのチェックインやレンタカーでは、デポジット(預かり金)のためにカードを求められることがあります。
デビットカードだと、デポジットの分がその場で口座から引かれることがあります。返ってくるまでに時間がかかることもあるので、こうした場面はクレジットカードを出しておくほうが無難だと思います。
よくある質問
海外でクレジットカードを使うと、手数料はいくらかかりますか?
カード会社で違います。アメックスの外貨取扱手数料は3.5%です。VisaやMastercardのカードも、それぞれのカード会社が決めた手数料がかかります。
Wiseのデビットカードの手数料はいくらですか?
カードの発行は1,200円、両替の手数料は0.27%〜(通貨により異なる)です。持っている通貨で払うときは無料、ATMは毎月25,000円まで無料、超過分は100円+1.75%です。
Sony Bank WALLETはどの通貨で手数料が無料になりますか?
米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・南アランド・スウェーデンクローナの10通貨で、外貨預金の口座から払う場合です。それ以外は利用額の1.79%がかかります。
デビットカードだけで海外旅行はできますか?
支払いだけならできますが、旅行保険がつかないことと、ホテルやレンタカーのデポジットの扱いが気になります。僕は、旅費とデポジットはクレジットカード、現地の支払いはWiseと分けています。
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