パークハイアットニセコHANAZONO 完全ガイド|部屋・温泉・レストラン・送迎と子連れの過ごし方
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO には、2021年12月から2023年の夏までに、家族3人で3回泊まりました。冬に1回、夏に2回で、合計21泊です。娘は冬が4歳、夏が5歳と6歳でした。
このホテルのことは、部屋ごと・レストランごと・アクティビティごとに、10本以上の記事に分けて書いてきました。この記事はその入口です。部屋タイプの選び方、温泉付きの部屋、ラウンジとレストラン、空港からの送迎、子連れで知っておきたいこと、冬と夏の過ごし方を、公式サイトの今の情報と合わせて整理しました。くわしい体験は、それぞれの記事へのリンクから読んでください。

ダイニングの窓から見た HANAZONO と羊蹄山です。初めて泊まった冬の2ベッドルームレジデンスで撮りました。
パークハイアットニセコHANAZONOはどんなホテルか
ニセコの HANAZONO リゾートの目の前にあるホテルです。住所は倶知安町で、羊蹄山を正面に望む場所に建っています。
建物は「ホテル棟」と「レジデンス棟」の2つに分かれています。どちらにもスキーバレー(スキー用品を預ける場所)があり、冬はスキーイン・スキーアウトでゲレンデに出られます。夏は HANAZONO リゾートのアクティビティの受付まで歩いて行けるので、子連れでもかなり動きやすいです。
僕がこのホテルを気に入っている理由は、部屋が広く落ち着いていること、どのレストランの料理もおいしいこと、そして子どもが楽しめる遊びがすぐ近くにあることです。スタッフは外国の方が多く、館内では英語を使う場面がよくあります。娘はニセコを「海外」だと思っていて、ここに来るとよく英語で話しています。我が家では、夏のニセコ滞在がちょっとしたサマースクールのようになっています。
部屋タイプの選び方
公式サイトでは、16タイプの客室が案内されています。大きく分けると、スタジオ(35〜40㎡)、キングやツインの客室(65㎡)、スイート(81㎡・98㎡)、レジデンス(1ベッドルーム・2ベッドルーム)、ペントハウス、シグネチャースイート(163㎡)です。広さと定員は公式サイトの客室ページで確認できます。
家族で泊まるときに見ておきたいのは、温泉が付いているか、キッチンと洗濯機があるか、何人まで泊まれるか、の3つだと思います。僕らが泊まった部屋を、この3つで並べるとこうなります。
- パークスイート(温泉付き):98㎡・最大4名。キッチンはなし
- 1ベッドルームレジデンス(温泉付き):100〜109㎡・最大4名。キッチン・洗濯乾燥機あり
- 2ベッドルームレジデンス(温泉付き):140㎡・最大6名。キッチン・洗濯乾燥機あり
- シグネチャースイート(温泉付き):163㎡・最大4名
ちなみに、公式サイトのお子様の宿泊ルールでは、0〜5歳は部屋の定員の範囲内なら無料、6歳以上は大人として扱われます。子どもも定員に数えられるので、家族の人数に合う部屋を選ぶのが大事です。くわしくはホテルポリシーのページに書かれています。
家族3人で一番気に入ったパークスイート

3回泊まって、僕も妻も娘も「この部屋が一番いい」と言ったのがパークスイートです。リビングとダイニングが格子窓で区切られていて、98㎡という数字以上に広く感じました。ダイニングのテーブルは娘の工作の場所になっていました。リビングのソファはベッドにしてもらえるので、娘が大きくなってからは夜だけソファベッドを作ってもらっていました。
レジデンスに比べると、食器やカトラリーは少なめです。箸やフォークは電話で持ってきてもらえます。くわしくは「パークスイート(温泉付き)に子連れで6泊したレビュー」に書いています。
暮らすように泊まれるレジデンス

1ベッドルームレジデンスは、アイランドキッチンのあるリビングと、窓際のダイニングがある部屋です。炊飯器や食洗機、オーブンまで揃っていて、自炊もできます。個人的には、部屋に大きなワインセラーがあるのが気に入っています。
洗濯乾燥機があるのも、子連れの連泊には助かります。冬はスキーで汗をかくので、いつでも洗濯できるのはありがたかったです。洗剤は香りが強めだったので、気になる人は持っていくと良いと思います。
部屋の様子は「1ベッドルームレジデンス(温泉付き)の宿泊レビュー」と「2ベッドルームレジデンス(温泉付き)子連れ宿泊記」にまとめています。2ベッドルームは、泊まってみると1ベッドルームとスタジオをつなげた形でした。家族3人なら1ベッドルームで十分だと思っています。
温泉付きの部屋と館内の温泉

このホテルを選ぶなら、部屋に温泉が付いたタイプをおすすめしたいです。窓際の半露天風呂から羊蹄山が見えて、朝起きてすぐ、スキーから戻ってすぐ、寝る前と、一日に何度も入っていました。ほかのお客さんを気にせず家族で入れるのは、子連れには本当にありがたいです。
ちなみに、レジデンス棟の部屋の温泉は、ホテル棟のものより少し広く感じました。夏は HANAZONO で光のアート「マウンテンライツ」が開かれていて、僕らが泊まったパークスイートでは部屋の温泉からも見えました。
館内にも温泉大浴場(花園温泉)があります。公式サイトによると、利用は宿泊者などに限られ、事前予約制で1回50分まで。7歳以上の子どもは自分の性別のエリアを使うこと、16歳未満は保護者の同伴が必要なこと、サウナは16歳以上であることも書かれています。条件はスパのページで確認してください。
ラウンジとレストラン

ホテル棟のロビー階にある「ザ・ラウンジ」は、昼から夜まで食事ができるオールデイダイニングです。天井が高く、ソファ席も多いので、子連れでもゆったり過ごせます。初めての冬は3食付きのプランで泊まっていて、ランチとディナーをここで食べました。娘はピエール・エルメのデザートを喜んでいました。様子は「ザ・ラウンジでランチ・ディナーを家族で利用したレビュー」に書いています。
夏の滞在では、ラウンジでピエール・エルメ・パリのイブニングティーもいただきました。甘いものだけでなく前菜やステーキも付くので、家族で甘いものをたくさん食べられない僕らには合っていました。雨の日の過ごし方と一緒に「子連れの夏・雨の日のパークハイアットニセコステイ」に書いています。
レジデンス棟のロビー階には「マウンテンラウンジ」もあります。ワインやドリンクを楽しむラウンジで、僕は人の少ない早朝や夜にパソコンを広げていました。
レストランは、公式サイトではこのように案内されています。
- ザ・ラウンジ(オールデイダイニング・アフタヌーンティー)
- チャイナキッチン(広東・四川料理)
- 炉端、鉄板、オリヴィオ(イタリアン)
- モリエール・モンターニュ、鮨 みつ川
- デリ(ピエール・エルメ・パリのパティスリー)、ザ・バー&シガーラウンジ
僕が一番気に入ったのはチャイナキッチンです。日本人の好みに寄せていない四川料理の辛さと旨味に驚きました。土日の飲茶ブランチも良かったです。「チャイナキッチンのディナー・飲茶ブランチ」にまとめています。
夏の繁忙期はレストランが満席で、当日予約が取れないことも多かったです。そんなときは、ルームサービスでオリヴィオのピザや炉端の焼き鳥など、レストランのメニューも頼めるので助かりました。レストランの予約は TableCheck からで、年末年始などの一部の期間は、ディナー予約が宿泊者に限られます。最新の案内は公式サイトのレストランページで確認してください。
新千歳空港からのアクセスと送迎
ホテルから新千歳空港までは約111kmです。僕らが冬に車で向かったときは、2時間10分ほどかかりました。
行き方は、レンタカー、ホテルのリムジン、空港シャトルバス、JR で倶知安駅まで行く方法があります。公式サイトによると、冬のシーズン中は新千歳空港とホテルを結ぶシャトルバスが1日1往復、春から秋は倶知安駅とホテルの間に宿泊者向けの無料シャトルがあります(どちらも予約制)。冬は倶知安・ひらふ方面への無料ディナーシャトルも走っています。運行期間と時刻は駐車場・交通アクセスのページで確認できます。
僕らは初めての冬、4歳の娘とスキーウェアの荷物があったので、リムジンを頼みました。到着ゲートで運転手さんが待っていてくれて、チャイルドシートも付けてもらえました。その様子と料金は「パークハイアットニセコの送迎サービス(リムジン)を家族で使った感想」に書いています。夏の滞在では、妻が運転する車であちこちに出かけました。
子連れで知っておきたいこと
公式サイトの「よくあるご質問」では、ファミリーフレンドリーなリゾートだと案内されています。ベビーシッターやチャイルドケアの手配もできますが、地域内での手配には限りがあるので、早めの予約がすすめられています。

プールはホテル棟2階の25mの屋内温水プールで、ジェットバスが4つあります。水深は深め(僕らのときは140cmくらい)で、娘は足がつきませんでした。腕に付ける浮き輪をしたまま泳いで、20分おきくらいに浅いジャグジーで休んでいました。水の中に音楽が流れるスピーカーがあるのは面白かったです。水着のレンタルはないので、家から持っていきます。おむつが必要な年齢の子は、水遊び用おむつが必要です。
子ども向けの体験もあります。娘は夏に、イタリアンの「オリヴィオ」で開かれた子ども向けの料理教室に参加して、ピザとピエール・エルメのイスパハン作りを習いました。「子ども向け料理教室「ル・プチシェフ」に参加しました」に書いています。公式サイトを見ると、夏から秋にかけて、内容を変えながらキッズクッキングクラスが続いているようです。
アメニティにも子ども用がありました。初めての冬は、星の王子さまのイラストの石鹸と歯磨き粉のセット、子ども用のスリッパを用意してもらいました。
冬のスキーで便利だったこと

冬は、館内のスキーショップでレンタルができて、借りた道具はスタッフがスキーロッカーまで運んでくれました。娘の15.5cmの足に合うスキー靴もありました。手袋やゴーグルは貸し出しがなかったので、持っていくか店で買います。流れは「パークハイアットニセコのスキーレンタルの利用方法」にまとめています。
スキーが初めての娘と、20年ぶりの僕ら夫婦は、HANAZONO のスクールでプライベートレッスンを受けました。2時間半で、娘はハの字で滑って止まれるようになりました。申し込み方は「HANAZONO NISEKO プライベートスキーレッスンを家族で受けてみた」に書いています。公式サイトによると、レッスンは館内の提携事業者を通じて、自分で予約する形です。
滑ったあとは、レジデンス棟のスキーバレー前の焚き火で焼きマシュマロをしました。羊蹄山を見ながらの焼きマシュマロは、娘も僕らも楽しかったです。「パークハイアットニセコで焼きマシュマロ」で場所と買い方を書いています。
夏のアクティビティ
夏のニセコは涼しく、冬よりもホテル代がかなり抑えられるのも嬉しいところです。僕らは午前中に外で遊んで、午後はプール、夜はルームサービスで部屋でゆっくり、という流れで過ごすことが多かったです。
ホテルのすぐ前の HANAZONO リゾートでは、ラフティング、ツリートレッキング、ジップライン、釣りなどができます。娘が気に入ったのは、歩いて行ける池での釣りです。「HANAZONO リゾートのレンタルフィッシング」に書いています。
HANAZONO のツリートレッキングは身長120cm以上が対象で、当時の娘は参加できませんでした。そこで、110cmから遊べるニセコビレッジの「ピュア」に行きました。「ニセコで120cm以下の子どもが遊べるツリートレッキング」で比べています。娘が一番ハマったのは、車で15分ほどの NAC のロープクライミングでした。「NAC クライミングに6歳の娘が挑戦」に書いています。
少し足を伸ばすと、ルスツの乗馬や野菜収穫、尻別川のラフティング、気球もあります。「夏ニセコで子連れで楽しめるアクティビティまとめ」にまとめました。ちなみにラフティングは、ホテルに泊まるなら集合場所まで歩いて行ける HANAZONO で申し込むほうが楽だったと思います。夏のアクティビティの一覧は公式サイトの夏のページにもあります。
冬と夏、どちらに泊まるか
冬はなんといってもスキーです。部屋の中は暖かいのに乾燥しすぎず、雪の羊蹄山を見ながら部屋の温泉に入れます。ただ、料金は夏よりかなり高くなります。
夏は涼しく、アクティビティが多く、ホテル代も抑えられます。夏の滞在で、気になっていたシグネチャースイートに泊まってみたこともあります。3人で使うには広すぎて、僕らにはパークスイートくらいがちょうど良いと分かりました。子どもが小さいうちは、まず夏に泊まってみるのも良いと思います。
娘が大きくなるまで、ニセコに来るときはなるべくこのホテルに泊まりたいと思っています。
- 羊蹄山を望む温泉付きのスイート・レジデンスがある
- キッチン・洗濯乾燥機付きのレジデンスで家族の連泊がしやすい
- 冬はスキーイン・スキーアウト、夏は HANAZONO のアクティビティが目の前