【ドゥブロヴニク】子連れで城壁を一周|チケット料金と買い方・営業時間・入口と所要時間・夏の暑さ対策
ドゥブロヴニク(Dubrovnik)は、クロアチアの南の端にある港町です。オレンジ色の屋根の旧市街を、ぐるりと城壁が囲んでいます。
2025年の夏、友人の家族と一緒に、クロアチアを車で旅しました。8月1日の朝、その城壁の上を歩いて一周しました。
この記事では、そのときの様子と、子連れで行く人に向けてチケット・営業時間・入口・暑さ対策をまとめます。
この記事でわかること
- 城壁の一周の距離と、入口・歩く向き
- 8月の朝8時半から歩いた、僕らの城壁ウォーク
- 子どもの料金、休憩所とトイレ、夏の暑さ対策
- チケットの買い方と、ドゥブロヴニク・パスとの比べ方
ドゥブロヴニクの城壁はどんなところ?
ドゥブロヴニクの城壁は、旧市街をまるごと囲む石の壁です。長さは1,940mあり、16の塔や3つの要塞がつながっています。
城壁の上は歩けるようになっていて、海と旧市街の屋根を見下ろしながら一周できます。旧市街は1979年に世界遺産になっています。

城壁の基本の情報はこちらです。
| 一周 | 1,940m。ゆっくり歩いて2時間ほどが目安 |
|---|---|
| 入口 | ピレ門・プロチェ門・St. John Fortress の3か所 |
| 歩く向き | 反時計回りの一方通行 |
| 料金 | 大人40ユーロ、7〜18歳15ユーロ、6歳以下は無料 |
| セットで入れる所 | ロヴリイェナツ要塞、Western Outer Wall(12〜2月は閉鎖)、コインの展示 |
| 休み | 12月25日だけ。11〜3月は冬の短い営業時間 |
入口は3か所。歩く向きは反時計回り
城壁の入口は、旧市街の西のピレ門(Pile Gate)、東のプロチェ門(Ploče Gate)、旧港の St. John Fortress の3か所です。
- ピレ門:いちばん大きな入口。旧市街の大通り、プラツァ通り(Placa、Stradun とも呼ばれる)の西の端
- プロチェ門:旧市街の東側。ピレ門より空いていると言われる入口
- St. John Fortress:旧港の先。中は海洋博物館
- ミンチェタ要塞(Minčeta):城壁の北のいちばん高いところ
- ロヴリイェナツ要塞(Lovrijenac):城壁の外、西の崖の上。同じチケットで入れる
城壁の上は、反時計回りの一方通行です。どの入口から入っても、同じ向きに歩いて一周します。
チケットは1回の入場だけで、一度出るともう一度は入れません。途中の入口から降りることはできるので、疲れたら早めに切り上げることもできます。
8月の朝8時半、家族3人で城壁を一周した
僕らが城壁に着いたのは、8月1日の朝8時半です。チケットを買って、そのまま城壁に登りました。
8時半の時点で、もうとにかく暑い
登った時点で、すでにとにかく暑かったです。
8月のドゥブロヴニクは、朝から日差しがかなり強いです。下の写真のとおり空には雲がなく、太陽が海の上からまっすぐ照りつけていました。
城壁の上には、日差しを遮るものがほとんどありません。通路は胸の高さほどの石の壁にはさまれた細い道で、屋根も木陰もほぼない状態です。わりと時間との勝負という感じで、サクサク回ることを心がけました。
景色のいい場所が続きますが、夏は写真を撮る場所をしぼって、先へ進むくらいがちょうどいいと思います。

雲ひとつない快晴で、海は深い青
この日は雲ひとつない快晴でした。そのぶん暑いのですが、景色は最高です。
城壁は家々より高いところを通っていて、オレンジ色の屋根を上から見下ろせます。屋根の先には緑のロクルム島(Lokrum)が浮かび、その向こうは水平線まで海です。
海の色は、深い青でした。岸に近い岩場のあたりは底が透けるような明るい青で、沖に行くほど濃くなっていきます。晴れた日ほど、屋根のオレンジと海の青がくっきり分かれて見えます。

城壁の小さな窓からは、崖の上のロヴリイェナツ要塞も見えました。厚い石の壁を四角くくり抜いた窓で、のぞくと額縁のように景色が切り取られます。


城壁の上にも、休憩できる場所とトイレがあった
城壁の上には何もないと思っていました。でも実際は、途中に2か所ほど休憩できる場所がありました。
写真の休憩所は海側の城壁の上にあり、大きな緑のパラソルの下に丸いテーブルと折りたたみの椅子が並んでいます。歩いてきた人たちが、その陰に座ってひと息ついていました。
飲み物を買えたり、トイレもあったりしたのは、子連れにはかなり助かります。


城壁の下の岩場では、海で泳ぐ人も
城壁の上から海を見下ろすと、泳いでいる人がたくさんいました。
城壁の外側は、白っぽい岩の崖がそのまま海に落ちています。上から見ると水がとても澄んでいて、泳いでいる人が青い海の中にぽつんと小さく浮かんで見えます。

旧市街の南側には、城壁の小さな出入口から外の岩場に降りられるところがあります。岩場にはカフェやバー(Buža と呼ばれる)があり、そこから海に入る人も多いのだとか。
僕らは城壁の上から、よさそうなカフェを見つけました。それはこのあとの話です。
子連れで城壁を歩くときに知っておきたいこと
子連れで気になるのは、料金と、暑さと、階段だと思います。
6歳以下は無料。ベビーカーは入口で預ける
城壁のチケットは、6歳以下の子どもは無料です。7〜18歳は子どもの料金で15ユーロです。
城壁の上は、登り下りの階段が何度もあります。ベビーカーで上がることもできるようですが、階段が多いので、小さな子は抱っこひもの方がラクだと思います。ベビーカーは入口で預かってもらえるそうです。
子どもは大人がそばで見ている決まりです。壁に登ったり、身を乗り出したりするのも禁止されています。
夏は、朝いちばんに行くのがいいと思う
夏の城壁は、朝8時から入れます。閉まる時刻は季節で変わり、その時刻が最後に入れる時刻です。
夏は、もっと早い時間に行くか、夕方に涼しくなってからがいいと思いました。ただ、21時ごろまで明るかったので、夕方になっても涼しくなるかは分かりません。
やはり、朝8時に開いてすぐに登るのがいちばんいいと思います。8時半でも暑かったので、少しでも早い方が歩きやすいです。
水・帽子・日焼け止めは必ず持っていく
城壁に登るときの持ち物は、水・帽子・日焼け止めが基本です。
途中で飲み物は買えますが、歩き始めの分の水は、登る前に用意しておくと安心です。
城壁のチケットの料金と買い方
チケットは、城壁の入口の窓口か、運営団体の公式のウェブショップで買えます。
- ウェブショップで場所と日付を選ぶDubrovnik City Walls を選んで、大人・子どもの枚数を入れる。支払いはカード
- メールでチケットが届くスマホに保存するか、印刷しておく
- 入口で読み取ってもらって入る当日窓口で買うこともできる。チケットは最後まで持っておく
料金は大人40ユーロ、7〜18歳は15ユーロです。城壁のチケットで、外にあるロヴリイェナツ要塞にも入れます。
チケットはドゥブロヴニクの城壁の公式ウェブショップから買えます。
ドゥブロヴニク・パスとどっちがいい?
ドゥブロヴニク・パス(Dubrovnik Pass)は、城壁とロヴリイェナツ要塞に、旧市街の博物館と市バスがセットになったパスです。
| 種類 | 料金(7歳以上) | 市バス |
|---|---|---|
| 1日パス | 40ユーロ | 24時間 |
| 3日パス | 50ユーロ | 72時間 |
| 7日パス | 60ユーロ | 168時間 |
1日パスは、城壁の大人のチケットと同じ40ユーロです。大人は、城壁に行くならパスにしても損はしない計算です。
一方で、パスは7歳以上が同じ料金です。7〜18歳は城壁のチケットだけなら15ユーロなので、子どもは博物館をいくつも回らないなら、城壁のチケットの方が安くすみます。
パスは最初に使ったときから時間を数え、それぞれの場所に入れるのは1回だけです。空港へのバスは入っていません。
城壁のあとは、岩場のカフェと旧市街へ
城壁を降りたあと、上から見つけたカフェの方へ向かいました。
城壁の小さな出入口をくぐって、石の通路を降りていくと、その先が海です。通路は狭い石の階段で、暗い通路の先に海の光が四角く見えてきます。

岩場の上のカフェで、海を見ながらひと休みしました。目の前は城壁の上から見た、あの深い青の海です。
白いパラソルの下の席からは、正面にロクルム島が見えます。海には赤いカヤックが列になって進んでいます。城壁を歩いたあとのひと休みには、ちょうどいい場所だと思います。


岩場には海へ降りるはしごがあって、水着で日光浴をしている人たちもいました。カフェの席のすぐ下が、もう泳ぐ人たちの場所になっています。
旧市街の路地と、ジェラート
旧市街は、石畳の細い路地が続いています。城壁の上から見た屋根の下を、今度は歩いて回ります。


暑い日の旧市街では、ジェラートがうれしいです。
旧市街の路地は両側の石の建物が高く、日陰になっているところもあります。城壁のあとは路地を歩いて、冷たいものでひと休みするくらいが、子連れにはちょうどいいと思います。

上から眺めるなら、スルジ山のロープウェイも
旧市街の北には、スルジ山(Mt. Srđ)に登るロープウェイがあります。往復は大人30ユーロ、4〜12歳は8ユーロ、4歳未満は無料です。
僕らは山頂の Panorama Restaurant & Bar に、朝9時の開店すぐに行きました。予約なしでも、景色のいい前の席に座れました。城壁を歩くのとは違って、旧市街と城壁がまるごと見下ろせます。

泊まるなら、旧市街まで行きやすいところに
僕らは旧市街の外にある Sunny Dubrovnik by Valamar に4泊しました。
夏に朝いちばんで城壁に登るなら、旧市街までの行き方を前の日に決めておくと安心です。旧市街の外に泊まるなら、市バスが入ったドゥブロヴニク・パスも使いやすいと思います。
まとめ:城壁を歩く時間は、唯一無二だった
ドゥブロヴニクの城壁は、1周1,940m。夏は日差しを遮るものがないので、朝8時の開場すぐに、水と帽子を持って登るのがおすすめです。
暑さとの勝負ではありましたが、城壁を歩く体験は、唯一無二の時間でした。
上から見る屋根と海、降りてから歩く岩場や路地。旧市街を上からと中から見られるのは、城壁を一周したからこそだと思います。
よくある質問
城壁のチケットはいくらですか?
大人40ユーロ、7〜18歳は15ユーロ、6歳以下は無料です。同じチケットでロヴリイェナツ要塞にも入れます。
城壁は何時から歩けますか?
夏は朝8時から入れます。閉まる時刻は季節で変わり、11〜3月は冬の短い営業時間です。閉まる時刻が最後に入れる時刻なので、行く日の時間を公式サイトで確かめてください。
一周どのくらいかかりますか?
長さは1,940mで、ゆっくり歩いて2時間ほどが目安です。階段の登り下りが多いので、子連れなら少し余裕を見ておくと安心です。
城壁の上にトイレはありますか?
僕らが歩いたときは、途中に2か所ほど休憩できる場所があり、飲み物を買えたりトイレもありました。
ドゥブロヴニク・パスは買った方がいいですか?
大人は1日パスが城壁のチケットと同じ40ユーロなので、博物館や市バスも使うならパスがお得です。7〜18歳は城壁だけなら15ユーロなので、城壁だけならチケットの方が安くすみます。