B&B Plitvica Lodge宿泊記|プリトヴィツェ湖群の観光におすすめの宿

プリトヴィツェ湖群国立公園(Plitvice Lakes National Park)のそばにある「B&B Plitvica Lodge(プリトヴィツァ・ロッジ)」に、家族3人で2泊しました。

ザグレブ空港でレンタカーを借りて、そのまま向かったロッジです。目的は、もちろん湖群国立公園を歩くことでした。

この記事では、ロッジの場所と公園までの行き方、部屋と食事、子連れで泊まるときに気をつけたいことをまとめます。

この記事でわかること

  • 公園まで歩いて約10分、Plitvica Selo という村の立地
  • 木の梁が見える部屋と、ロッジで食べた夕食と朝食
  • 雨に備えて2泊にした理由と、子連れで泊まるときの注意

B&B Plitvica Lodge はどんなホテル?

公園の西側にある村、プリトヴィツァ セロ(Plitvica Selo)の B&B です。

このあたりにはロッジや民宿が並んでいますが、Plitvica Lodge はその一番手前。公園にとても行きやすい場所にあります。

建物は白い壁に木のバルコニーが2段ついた、山小屋のような造りです。すぐ裏まで背の高い森がせまっていて、芝生の庭には白いテーブルといすが置かれています。大きなホテルというより、森の中の一軒家のような宿です。

木のバルコニーがついた山小屋風の B&B Plitvica Lodge と、芝生の庭に置かれたテーブルといす
場所Plitvička ul. 71/3, Plitvica Selo(公園の西側の村)
建物木のロッジ。部屋はオークの梁の天井
公園まで歩いて約10分
食事ロッジのレストランで夕食と朝食
駐車場敷地内に無料の駐車場
空港ザグレブ空港から車で約2時間半(約150km)
B&B Plitvica Lodgeプリトヴィツェ湖群国立公園まで歩いて約10分の木のロッジ

ホテルから歩いて行ける主な場所

ロッジのすぐ東が、谷の底に湖が並ぶ下湖群(Lower Lakes)です。

Plitvica Selo(ロッジが並ぶ村) Lower Lakes Lake Kozjak ロッジ村のいちばん手前 Entrance 3場所は宿で確認 歩いて約10分 で公園の中へ Veliki slap谷の大きな滝 Entrance 1北の入口(車で) Entrance 2南の入口(車で) ↑ Zagreb Airport 車で約2時間半 村にはレストランも数軒 ↑ 北
ロッジのまわりの位置関係(イメージで、縮尺は正確ではありません。時間は歩いた目安)
  • 公園の中(下湖群):歩いて10分ほど
  • ヴェリキ スラップ(Veliki slap):公園でいちばん大きな滝。下湖群の谷にあります
  • Entrance 3:Plitvica Selo のそば。僕らはここから入りました。場所は宿の人に確かめてください
  • Entrance 1(北の入口)・Entrance 2(南の入口):車で向かう距離です
  • 村のレストラン:Plitvica Selo の中に何軒かあります

公園の入口のまわりではなく、村の中から歩いて公園に入れる。この立地が、このロッジのいちばんの良さだと思います。

ちなみに、村の名前になっているプリトヴィツァ川(Plitvica)は、村の東で谷に流れ落ちます。それが、公園でいちばん大きな高さ約78mの滝、Veliki slap です。

入口のそばのホテルと、村のロッジの違い

公園の近くに泊まるなら、入口のそばのホテルか、まわりの村のロッジや民宿かのどちらかになります。

Plitvica Selo のロッジEntrance 2 のそば
公園へ村から歩いて約10分入口のすぐそば
近い場所下湖群と Veliki slapLake Kozjak のボート乗り場
宿の例B&B Plitvica Lodge など公園が運営する Hotel Jezero
雰囲気小さな村のロッジ大きめのホテル

僕らは、歩いて公園に入れることから Plitvica Selo を選びました。

Plitvica Selo に泊まった理由

ロッジの人に聞いて、Entrance 3 から公園へ

公園には Entrance 1 と Entrance 2 という一般の入口があります。そのほかに、Plitvica Selo のそばに Entrance 3 と呼ばれる入口があります。

このエリアから公園に入れると聞いて、Plitvica Selo に泊まることにしました。

Entrance 3 は、公式サイトには案内も場所も載っていません。僕らはロッジの人に入口を聞いて、そこに向かいました。ちゃんとした入口で、今回は Entrance 1・2 は使っていません。

雨上がりの森の中をまっすぐのびる道と、その先を走っていく子ども

実際、ロッジから歩いて10分ほどで公園の中に行くことができました。朝、車を出さずに歩いて向かえるのは、子連れにはありがたいです。

まわりは森に囲まれた村で、写真のような木々にはさまれた道が続いています。公園の近くに泊まれば、朝ごはんのあとにそのまま歩き始められるので、1日を長く使えます。

予約の前に確かめたいこと

Entrance 3 は、公園の公式サイトに案内も場所も載っていません。使いたいときは、泊まる宿の人に場所と使い方を確かめてください。公園のチケットは、買うときに選んだ入口と時間帯で使う決まりです。Entrance 3 から入るときにどう買えばいいかも、チケットを買う前に宿に聞いておくと安心です。Entrance 1・2 は、ふつうの入口としてあります。

雨に備えて、2泊にした

泊まったのは、2025年7月26日から2泊です。旅の組み方はこうでした。

  1. 1日目ザグレブ空港でレンタカーを借りて、ロッジへ。この日は泊まるだけ
  2. 2日目朝から歩いて公園へ。まる1日、公園を歩く日
  3. 3日目チェックアウトして、車で海沿いのスプリト(Split)へ

このあたりは雨が多い地域です。もし雨が降ったら、3日目の午前中にも歩けるように、という理由で2泊にしました。

結局、翌日の1日で回ることができました。それでも、天気に合わせて動ける余裕があるのは、子連れには安心です。公園を歩いた日のことは「プリトヴィツェ湖群国立公園を子どもと歩いた1日」に書いています。

部屋は、木の梁が見えるロッジらしい造り

部屋は、天井に太い木の梁が通った、ロッジらしい造りです。床も木で、温かみのある部屋でした。白い壁に濃い色の梁と床がよく映えていて、ベッドの足もとには毛足のあるラグが敷かれています。

木の梁の天井と木の床の部屋。大きなベッドと机、壁に大きな絵

壁には、大きな絵がいくつも飾られていました。ベッドは大きく、エアコンもついています。

ベッドの横には木の机といすもあるので、翌日の公園のルートを確かめたり、スマホを充電したりするのに使えます。夏に泊まるなら、エアコンがあるのは安心です。

木の梁の天井の下に置かれた大きなベッド。タオルが並び、壁に森の絵がかかっている

豪華なホテルではありませんが、公園を歩く前後に休むには十分な部屋だと思います。

森に面したテラス

建物には木のテラスがあり、目の前は森です。テラスには、吊り下げ式のたまごのようないすも置かれていました。

テーブルは太い丸太を切ったもので、いすも切り株です。木の手すりの向こうは一面の緑で、屋根があるので雨の日でも外の空気を感じながら座っていられます。

森に面した木のテラス。丸太のテーブルと、吊り下げ式のいす

庭には芝生が広がっていて、テーブルといすも並んでいます。公園から戻ったあとに、外でのんびりするのにも良さそうです。

夕食と朝食は、ロッジのレストランで

Plitvica Selo には、レストランもいくつかあります。

ただ、僕らは土地勘もなかったので、夕食も朝食もロッジで食べることにしました。

木の天井の食堂。赤いチェックのテーブルクロスがかかったテーブルと、壁に飾られた絵

食堂は、赤いチェックのテーブルクロスがかかった、山小屋のような雰囲気です。

天井には太い梁が通り、壁には森や人を描いた絵が並んでいます。大きな窓の外は庭の緑で、テーブルは数えるほどの、こぢんまりとした食堂です。

夕食は、赤ワインが合う肉料理

焼いた肉とソーセージ、じゃがいもを盛り合わせた皿

夕食は、焼いた肉とソーセージ、じゃがいもを盛り合わせた肉料理でした。赤ワインが合う料理です。

白い大きなお皿に、こんがり焼き色のついた肉が何切れも重なっていて、かなりボリュームがあります。公園を1日歩いた日や、空港から長く運転した日の夜には、これくらいしっかりした料理がちょうどいいと思います。

村の中で夕食をとれるのは、子連れにはかなり楽です。運転のあとや、1日歩いた日の夜に、また車で出かけなくて済みます。

朝食も同じ食堂で

木の棚にパンやジャム、皿が並ぶ朝食のコーナー

朝食も、同じ食堂でとりました。木の棚に、パンやジャムなどが並んでいます。

朝食のコーナーは、木の棚と引き出しに白いお皿やガラスのびんが並ぶ、小さな台所のような場所です。公園を歩く日の朝ごはんを、宿の中で済ませられるのは楽です。

朝ごはんを食べたら、そのまま歩いて公園へ。公園の近くに泊まる良さを、いちばん感じた時間でした。

家族で泊まるときに知っておきたいこと

子連れで泊まるときに、気にしておきたいのはこのあたりです。

  • 部屋の人数:エキストラベッドを置けない部屋もあるようです。3人以上なら、予約のときに人数とベッドを確かめておくと安心です
  • 車:空港や大きな町からは離れています。僕らはザグレブ空港でレンタカーを借りて向かいました
  • 食事:ロッジで夕食と朝食がとれます
  • 天気:雨の多い地域なので、2泊にしておくと予定を組みやすいです

ザグレブ空港から公園までは、約150km、車で2時間半ほどです。初日は移動だけにして、翌日に公園を歩く組み方が無理がないと思います。

こんな人に向いているロッジ

車で旅をしていて、朝から歩いて公園に入りたい家族には向いていると思います。ロッジで夕食まで済ませられるので、公園の1日に集中できます。

反対に、ホテルらしい設備やいくつものレストランを求めるなら、Entrance 2 のそばの Hotel Jezero のような、公園のホテルも比べてみるといいと思います。

よくある質問

B&B Plitvica Lodge から公園まで歩けますか?

僕らは、ロッジから歩いて10分ほどで公園の中に行くことができました。Plitvica Selo のロッジが並ぶ中で、一番手前にあります。

Plitvica Selo から公園に入れますか?

僕らはロッジの人に聞いて、Plitvica Selo のそばの Entrance 3 から入りました。公式サイトには案内も場所も載っていないので、使うときは宿の人に場所と使い方を確かめてください。チケットは選んだ入口と時間帯で買う決まりなので、買い方も先に宿に聞いておくと安心です。

夕食はどうしましたか?

村にもレストランはありますが、土地勘がなかったので、夕食も朝食もロッジで食べました。夕食は赤ワインが合う肉料理でした。

何泊するのがいいですか?

僕らは雨に備えて2泊にしました。結局1日で回れましたが、雨の多い地域なので、2泊あると安心です。

まとめ:公園まで歩いて行ける、村の一番手前のロッジ

Plitvica Selo の一番手前にあって、歩いて10分ほどで公園の中へ。夕食と朝食もロッジで食べられて、公園を歩く1日の拠点としてちょうどいい宿でした。

プリトヴィツェ湖群国立公園に行くなら、2泊にして、天気を見ながら歩ける日を選ぶのがおすすめです。僕らはこのあと車で南へ下り、スプリトの Le Méridien Lav, Split に泊まってから、ドゥブロヴニクで城壁を一周しました。

木のバルコニーがついた B&B Plitvica Lodge の建物と芝生の庭
泊まったホテル
B&B Plitvica Lodge
  • Plitvica Selo の一番手前。公園まで歩いて約10分
  • 木の梁の天井の、ロッジらしい部屋
  • 夕食と朝食をロッジのレストランで