ANAとJAL、マイルを貯めるならどっち?特典航空券・カード・家族合算で比べて、僕がANAを選んだ理由

✔ マイルを貯め始めたいけれど、ANAとJALのどちらにすればいいか決められない
✔ 特典航空券に必要なマイルや、取りやすさの違いがよく分からない
✔ 家族で旅行するなら、どちらが有利なのか知りたい

マイルを貯めようと思ったとき、最初に迷うのがここだと思います。

僕は長年ANAのマイルを貯めていて、家族3人の海外旅行はほぼマイルで行っています。JALのマイルは貯めたことがありません。

この記事では、ANAとJALのマイルを、両社の公式サイトで確認した今のルールで比べます。JALの部分は体験ではなく、情報と「僕ならこう考える」という見立てで書きます。

この記事でわかること

  • 特典航空券に必要なマイルの決まり方の違い(ANAはシーズン制、JALは変動制)
  • 予約開始日・キャンセル待ち・払い戻しのルールの違い
  • カード・上級会員・家族でマイルを合わせる仕組みの違い
  • 僕がANAを選んでいる理由と、JALのほうが合う人

先に結論:家族で海外に行くなら、僕はANAを選ぶ

細かい話の前に、大きな違いを表にまとめておきます。

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項目ANAJAL
国際線特典の必要マイルシーズン(L・R・H)で決まる表基本マイル数+空席に応じて増える「特典航空券PLUS」
予約開始搭乗日の355日前の午前9時搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)
キャンセル待ちできる(出発14日前まで)ファーストクラスのみ(片道1便まで)
払い戻し1人3,000マイル1冊3,100円
マイルの有効期限36か月36か月(Star グレードで延びる)
アライアンススターアライアンスワンワールド
家族でマイルを合わせるANAカードファミリーマイルJALカード家族プログラム

出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(2026年10月時点)

どちらが「得」かは、住んでいる場所や行き先、旅行の時期でかなり変わります。

日程の自由が少ない家族には、ANAのキャンセル待ちが大きい

子どもが学校に通い始めると、旅行は夏休みや年末年始に集中します。

ANAはエコノミーやビジネスの特典航空券でもキャンセル待ちができるので、混む時期でも粘れる手段が残ります。JALの国際線特典航空券は、キャンセル待ちができるのがファーストクラスだけです。

僕が選んでいる

ANAのマイル

55,000ヨーロッパ・ビジネス片道(L)

  • 必要マイルが表で決まっていて計画しやすい
  • キャンセル待ちができる
  • 家族はANAマイレージクラブ会員でも合算できる
  • ハイシーズンは必要マイルが大きく上がる

JALのマイル

57,000ロンドン・ビジネス片道(基本)

  • 基本マイル数はシーズンで変わらない
  • Star グレードでマイルの期限が延びる
  • 基本マイル数の席が埋まると必要マイルが増える
  • キャンセル待ちはファーストクラスだけ

僕の場合は「家族3人分を、混む時期に、ビジネスクラスで」というのが目標なので、ANAのほうが合っていると思っています。

特典航空券に必要なマイルを比べる

いちばん違うのは、必要マイルの決まり方です。

ANAはシーズン制、JALは基本マイル数+変動制

ANA便の特典は、ローシーズン(L)・レギュラーシーズン(R)・ハイシーズン(H)で必要マイルが決まっています。

JALはエコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスにシーズンがなく、まず「基本マイル数」の席があります。基本マイル数の席が埋まると、空席に応じて追加のマイルを足して予約する「特典航空券PLUS」になります。

ビジネスクラスの片道で並べるとこうなります。

ビジネスクラス片道の必要マイル(日本発)

ヨーロッパ
ANA(L)
55,000
ヨーロッパ
ANA(H)
90,000
ロンドン
JAL(基本)
57,000
ハワイ
ANA(L)
40,000
ハワイ
ANA(H)
67,500
ホノルル
JAL(基本)
43,000

ANA便の特典JALの基本マイル数

単位はマイル(片道)。出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(必要マイル早見表)(2026年10月時点)

ローシーズンならほぼ同じくらいです。ハイシーズンになると、JALの基本マイル数のほうがかなり少なく見えます。

JALは「基本マイル数の席が取れるか」が分かれ目

ただ、JALの基本マイル数は、その席に空きがあるときだけの数字です。

特典航空券PLUSになると、たとえばホノルルのビジネスクラスは片道で最大377,000マイルまで上がります。混む時期ほど基本マイル数の席は早く埋まると思うので、ハイシーズンに安く取れるとは限りません。

基本マイル数の席空いていればシーズンに関係なく同じマイル
埋まったら特典航空券PLUS空席に応じて追加マイルが足される

一方のANAは、ハイシーズンは高いですが、取れたときのマイル数は表のとおりです。どちらも、取りたい日の空席を見てから比べるのが確実だと思います。

予約開始・キャンセル待ち・払い戻しのルールも違う

家族で使うときに効いてくるのが、予約まわりのルールです。

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ルールANA国際線特典(ANA便)JAL国際線特典
予約開始355日前の午前9時。往復は復路の日から数える360日前の午前0時(日本時間)
キャンセル待ち出発14日前まで。片道につき1便ファーストクラスのみ(片道1便まで)
変更同じ区間なら日付・便の変更ができる発券後の予約変更はできない(取り消し・払い戻しのうえ取り直し)
払い戻し1人3,000マイル航空券1冊につき3,100円
使える人本人+配偶者・同性パートナー・2親等以内の家族(最大10名)会員本人、配偶者、二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者

出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(変更・払い戻し)(2026年10月時点)

ちなみにJALは、座席を使わない幼児なら、大人の必要マイルの10%で特典航空券が取れます。赤ちゃん連れの旅行なら、知っておくと助かると思います。

ANAの特典航空券を家族分取るときのコツは「ANA特典航空券が取れない?予約のコツと確保率を上げる7つの方法」にまとめています。

提携航空会社(アライアンス)で行ける場所が変わる

マイルはANA・JALの便だけでなく、同じアライアンスの航空会社の便にも使えます。ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドです。

アライアンス主な加盟航空会社
スターアライアンス(ANA)ユナイテッド航空、ルフトハンザ、スイス インターナショナル エアラインズ、シンガポール航空、エバー航空、ニュージーランド航空 など
ワンワールド(JAL)アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエアー、カンタス航空、カタール航空 など

出典:JAL公式(FLY ON プログラム)(2026年10月時点)

ハワイ・北米・ヨーロッパなら、どちらでも行ける

家族旅行でよく行く方面なら、どちらのアライアンスでも行き先に困ることはあまりないと思います。

差が出るのは、乗りたい航空会社や経由地が決まっているときです。たとえばフィンエアーでヘルシンキ経由、カタール航空でドーハ経由ならJAL、ルフトハンザやスイスで行くならANA、という選び方になります。

ANAのマイルで提携航空会社の便を使う「提携航空会社特典航空券」はシーズンがないので、ハイシーズンにはANA便よりマイルが少なく済むことがあります。ヨーロッパのビジネスクラス片道なら57,500マイルです(ANA公式(2026年10月時点))。

マイルが貯まるカードと上級会員を比べる

マイルの大部分は、飛行機ではなくカードの支払いで貯まります。どちらを選ぶかは、どのカードをメインにするかとほぼ同じ意味です。

ゴールドカードで比べると、年会費の差は大きい

僕が使っているANAアメックス・ゴールドと、JALカードのCLUB-Aゴールドを並べてみます。

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項目ANAアメックス・ゴールドJAL CLUB-Aゴールド(VISA・Mastercard・JCBなど)
年会費(本会員)42,900円17,600円
家族カード21,450円8,800円
貯まり方100円=1ポイント(ANAグループは2倍)。1,000pt=1,000マイルショッピングマイル・プレミアム自動入会(年会費4,950円が無料)で100円=1マイル。JALカード特約店では2倍(100円=2マイル)
ポイントの期限無期限(マイルに移すまで期限なし)支払いで直接マイルが貯まる

出典:アメックス公式(2026年10月時点)、JALカード公式(2026年10月時点)

年会費だけならJALのCLUB-Aゴールドのほうがかなり安いです。ANA側にも、もっと年会費の安いANAカードはあります。

僕がアメックスを使い続けているのは、ポイントを期限なしで貯めておけることと、家族旅行で使う特典がそろっているからです。詳しくは「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」に書いています。

マリオットのポイントはANAにもJALにも移せる

まだどちらか決めきれない人には、ホテルのポイントで貯めておく方法もあります。

マリオットのポイントカードやホテルで貯める
ANA 3:1/JAL 3:160,000ポイントごとに5,000マイルのボーナス

使う直前まで行き先の航空会社を決めなくていいのが、マリオットのポイントのいいところです。僕もMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムを使っていて、ANAのマイルが足りないときの予備にしています(マリオット公式(2026年10月時点))。

上級会員はANAがSFC、JALがJGC

よく飛ぶ人には、上級会員の制度も比べるポイントになります。

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項目ANA(SFC)JAL(JGC)
入る条件「ダイヤモンドサービス」か「プラチナサービス」のステイタスを獲得、またはANAグループ便で100万ライフタイムマイル到達1,500 Life Status ポイント以上+JALグローバルクラブ JALカード(CLUB-A、CLUB-Aゴールド、JALダイナース、プラチナ、プラチナ Pro)
実績の数え方1年間(1〜12月)のプレミアムポイント。プラチナは50,000ポイント生涯の実績(Life Status ポイント)。有効期限なし(生涯たまり続ける)
今後の変更2028年4月から、年間決済額でPLUSとLITEに分かれるJGCプレミアは2027年1月1日搭乗分から「JMBプレミア」に

出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(2026年10月時点)

どちらも、一度取れば対象のカードを持っている限り続く仕組みです。違いや取り方は「SFC・JGCとは?ANAとJALの上級会員の取り方と家族へのメリット」にまとめています。

家族でマイルを合わせる仕組みと、有効期限

家族で旅行するなら、家族のマイルを合わせて使えるかどうかはかなり大事です。どちらにも仕組みがありますが、条件が少し違います。

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項目ANAカードファミリーマイルJALカード家族プログラム
登録できる家族ANAカード本会員と生計を同一にし同居する配偶者・同性パートナーおよび1親等以内の家族親会員と生計を同一にする配偶者および一親等(両親・子)
家族側に必要なものANAマイレージクラブ会員ならよい18歳以上はJALカード本会員か家族会員、18歳未満(18歳の高校生を含む)はJMB会員
人数プライム会員(ANAカード本会員1名)+ファミリー会員親会員1名+子会員9名まで
登録手数料0円0円

出典:ANA公式(2026年10月時点)、JALカード公式(2026年10月時点)

JALは、大人の家族にもJALカードが必要

ANAは、代表者がANAカードを持っていれば、家族はANAマイレージクラブの会員になるだけで合算の対象になります。

JALは、18歳以上の家族はJALカードの本会員か家族会員であることが条件です。夫婦で合わせるなら、妻(夫)の分の家族カードも考えておく必要があります。

ちなみにJALの家族プログラムには、18歳未満の子どもが毎年最初にJALグループ便に乗ると1,000マイルもらえる特典もあります。

有効期限はどちらも36か月。延ばし方が違う

ふつうの会員のマイルの期限は、どちらも36か月です。

マイルの有効期限(会員の種類別)

ANA
一般の会員
36か月
JAL
一般の会員
36か月
JAL
JGC Three Starなど
5年

ANAJAL

ANAはダイヤモンドサービスのメンバー期間中、JALはJGC Four Star以上だと期限がなくなります。出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(2026年10月時点)

JALはJGCに入ると期限が延びるのが大きいです。ANAはSFCになっても期限は延びず、期限がなくなるのはダイヤモンドサービスのメンバー期間中などに限られます。

僕は、ANAアメックスのポイントのまま貯めて、使うときにマイルへ移すことで期限を気にしないようにしています。期限の延ばし方は「マイルの有効期限は何年?ANA・JALのルールと延ばし方」に書いています。

僕がANAを選んだ理由と、JALのほうが合う人

最後に、僕の選び方をまとめます。

我が家のやり方

マイルはANAに集めています。ANAの航空券はANAアメックス・ゴールドで買い、普段の支払いはマリオットのアメックス・プレミアム、事業の経費はビジネスカードと使い分けています。娘が学校に通う前にSFCを取り、家族カードで妻もステータスを持っています。家族3人分のビジネスクラスの特典航空券を、キャンセル待ちも使いながら取る、というのが我が家のスタイルです。

ANAが合うのは、混む時期に家族で海外へ行く人

キャンセル待ちができること、払い戻しがマイルで済むこと、家族の合算に大人のカードがいらないこと。どれも、子連れで混む時期に旅行する家族には助かる仕組みです。

「取れるまで粘る手段が多い」というのが、僕がANAを選び続けている一番の理由です。

JALが合うのは、こんな人だと思う

JALのマイルは貯めたことがないので、ここからは公式の情報を読んだうえでの見立てです。

  1. 日程を動かせて、基本マイル数の席を狙える人シーズンに関係なく基本マイル数で取れれば、ハイシーズンでも必要マイルが少なく済む
  2. 近くの空港からJAL便が多い人国内線もよく乗るなら、フライトのマイルも合わせて貯まりやすい
  3. ワンワールドの航空会社で行きたい人フィンエアーやカタール航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど
  4. JALの日常のサービスをよく使う人JAL PayやJALカードの利用でもLife Status ポイントが貯まり、JGCを目指せる

僕がこれから始めるとしても、まず「よく行く行き先」と「旅行できる時期」から考えると思います。そのうえで、両方のサイトで実際の空席と必要マイルを調べて決めるのが、いちばん後悔しない選び方です。

JALを選ぶ場合の貯め方は「JALマイルの貯め方」に、ANAの貯め方は「僕がマイルを貯めるためにやっている9つのこと」にまとめています。

よくある質問

ANAとJAL、特典航空券に必要なマイルが少ないのはどちらですか?

時期によります。ANA便はシーズンで決まり、ヨーロッパのビジネスクラス片道はローシーズン55,000マイル、ハイシーズン90,000マイルです。JALはロンドンのビジネスクラス片道が基本マイル数で57,000マイルですが、その席が埋まると特典航空券PLUSで必要マイルが増えます。

ANAとJALのマイルは両方貯めてもいいですか?

貯めることはできますが、ANAとJALのマイルは合算できません。特典航空券に届くまでに時間がかかるので、家族で旅行するなら、どちらか一方に集めたほうが早いと思います。

特典航空券の予約はいつから始まりますか?

ANA便の国際線特典航空券は搭乗日の355日前の午前9時、JAL国際線特典航空券は搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)からです。

家族のマイルを合わせて使えるのはどちらですか?

どちらもできます。ANAは「ANAカードファミリーマイル」、JALは「JALカード家族プログラム」です。JALは18歳以上の家族がJALカードの本会員か家族会員である必要があります。

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