僕がマイルを貯めるためにやっている9つのこと|ANAマイルの貯め方
マイルの貯め方は本当にたくさん紹介されていて、全部やろうとすると疲れてしまいます。
僕がやっていることは、実はそれほど多くありません。家族3人分の特典航空券のために、ふだんの支払いの仕方を少し工夫しているだけです。
この記事では、僕が実際にやっている9つのことを、ANA・アメックスの公式サイトで確認した今のルールと一緒にまとめます。ANAマイルの話ですが、JALや他のマイルでもやることは大きくは変わりません。
結論から
- 入会特典は大きな出費に合わせて使う引っ越しや保険料の年払いなど、もともと払うものをカードにまとめる
- ふだんの支払いはカードに集めるなるべく現金で払わない。ネットの買い物はマイレージモールを通してから
- 貯めたマイルはビジネス以上に使う家族のマイルはファミリーマイルで合わせて、上のクラスの特典航空券に
この記事でわかること
- マイルがいちばん早く貯まる、入会特典の使い方
- ふだんの支払い・ネットの買い物・税金でマイルを取りこぼさない方法
- 事業の経費と、マリオットのポイントをマイルにつなげる方法
- 家族のマイルを合わせて使う「ANAカードファミリーマイル」の条件
僕が使っているカードと、9つのことの全体像
この章のポイント全部やる必要はない。効果の大きい①②から始める。気になるものを押すと説明に移ります
前提として、僕が軸にしているのはANAアメックス・ゴールド、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム、アメックス・ビジネス・ゴールドの3枚です。
9つのことを、手間と効果でまとめるとこうなります。全部やる必要はなく、効果の大きい①②から始めるのがおすすめです。
カードの使い方で貯める(①〜③)
この章のポイントマイルの大部分はカードの支払いで貯まる。入会特典と毎月の支払いが土台
マイルの大部分は、飛行機ではなくカードの支払いで貯まります。まずはカードの使い方からです。
① 入会特典は、大きな出費に合わせて使う
マイルをいちばん早く、たくさん貯められるのが、カードの入会特典です。
ANAアメックス・ゴールドの入会特典は、今は最大128,000マイル相当です(入会後3ヶ月以内に計200万円以上、2026-11-04申込分まで)。
僕が意識しているのは、大きな出費があるタイミングに合わせてカードを作ることです。引っ越し、家電の買い替え、保険料の年払いなど、もともと払う予定のものをカードにまとめれば、生活費を増やさずに条件を満たせます。
入会特典で気をつけたいこと
入会特典の内容と期限は時期で変わるので、申し込む前にアメックス公式のカードページで確認してください。また、ANAアメックス・ゴールドの入会特典は「ANAアメックス一般/ゴールド/プレミアム/SFCゴールド/SFCプレミアムの現保有者・過去保有者、切替」は対象外です。条件を達成したあとに解約すると、同じ特典は二度ともらえないと考えておいたほうがいいです。
各カードの入会特典の比較は「マイルが貯まるおすすめ航空系クレジットカード比較」にまとめています。
② ふだんの支払いは、できるだけカードに集める
ANAアメックス・ゴールドは100円=1ポイント(ANAグループは2倍)で、ポイントは1,000pt=1,000マイルでマイルになります。
食費や日用品、スマホやネットの通信費、電気・ガス、保険料、サブスクなど、毎月の支払いをカードにまとめるだけで、意識しなくてもマイルが積み上がります。
コツは「なるべく現金で払わない」ことです。数百円の買い物でも、1年分を合わせると差は小さくありません。
ANAアメックス・ゴールドは2027年から変わる
2027年1月1日から、年間の利用額に応じたボーナスマイルが始まります。条件は「毎年1/1〜12/31に400万円以上利用→翌年3月末までに進呈」で、15,000マイルです。年会費は42,900円になりました。出典:アメックス公式(2026年10月時点)
③ ANAカードマイルプラスの店では、マイルが上乗せされる
ANAカードには「ANAカードマイルプラス」という仕組みがあります。
対象の店でANAカードを使うと、カード会社ポイントとは別に100円または200円(税込)につき1マイル自動積算(ANAプレミアムカードは100円=2マイルの加盟店あり)。カードのポイントとは別に貯まるので、二重に貯まる形です。
ANAの公式ページで確認できた対象の店は、スターバックス、apollostation、マツモトキヨシ、ANA Mallなどです(ANA公式(2026年10月時点))。
対象の店は入れ替わるので、自分がよく使う店が入っているか、ときどき公式ページで確認しておくと取りこぼしが減ります。
買い物・税金・経費でも取りこぼさない(④〜⑥)
この章のポイントネットはモールを通す。税金は特典の条件づくりに。経費は提携カードと分ける
カードで払うだけでは拾えないマイルもあります。ここからは、ひと手間でマイルが増える方法です。
④ ネットの買い物は、ANAマイレージモールを通してから
楽天市場などのネットショップで買い物をするとき、ANAマイレージモールを通してからショップに行くと、カードのポイントとは別にマイルが貯まります。
- ANAマイレージモールにログインするANAマイレージクラブの会員番号で入る
- 買いたいショップを探して、モールから移動するショップごとに貯まるマイルが違い、時期でも変わる
- いつもどおり買い物をするカードのポイントとモールのマイルが両方貯まる
僕はブラウザのブックマークにANAマイレージモールを入れておいて、ネットで何か買うときはまずそこを開くようにしています。金額は大きくありませんが、やることは「通してから買う」だけです。
⑤ 税金のカード払いは、入会特典の条件を満たしたいときに使う
所得税や住民税、固定資産税などの税金も、国や自治体の支払いサイトからカードで払えます。
ただ、税金のカード払いには決済手数料がかかります。さらにANAアメックスは、国税は200円=1ポイント、年間300万円超の国税はポイント対象外です(アメックス公式(2026年10月時点))。
それでも、入会特典の利用額の条件を達成するのには役立ちます。僕も、入会特典を狙っているときはカードで払い、そうでないときは銀行の引き落としにするなど、その都度決めています。
⑥ 事業の経費は、プロパーのビジネスカードで払う
僕は個人事業主なので、広告費やソフトの利用料などの経費もカードで払っています。
以前は、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムで経費も含めてほとんどの支払いをしていました。ところが、アメックスの提携カードは、事業用と判定された加盟店での支払いがポイントの対象外になりました。ANAアメックスの公式にも「事業用決済等に関わる加盟店での利用はポイント加算対象外」と書かれています。
そこで僕は、事業の経費用にアメックス・ビジネス・ゴールドを作り、提携カードと分けて使うことにしました。
ビジネス・ゴールドの条件
| 項目 | アメックス・ビジネス・ゴールド |
|---|---|
| 年会費 | 49,500円 |
| 入会特典 | 最大170,000ポイント |
| ANAマイルへの移行 | 1,000pt=1,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録時)。ANAへの移行は年5,500円 |
| メンバーシップ・リワード・プラス | 自動登録・初年度無料、2年目以降3,300円 |
| ANAマイルへの上限 | 年40,000マイルまで |
出典:アメックス公式(ビジネス・ゴールド)(2026年10月時点)、アメックス公式(マイル移行)(2026年10月時点)
気をつけたいのは、ANAマイルに移せるのが年40,000マイルまでということです。経費がとても多い人は、上限を超えた分を翌年に回すか、ANA以外の移行先も考えておく必要があります。
カードの条件はアメックス公式のビジネス・ゴールドのページで確認できます。
ホテル・家族・フライトでも貯める(⑦〜⑨)
この章のポイントマリオットのポイントはまとめて移す。家族のマイルは合算。フライトはおまけ
最後の3つは、カードの支払い以外でマイルを増やす方法です。
⑦ マリオットのポイントは、まとめてANAマイルに移す
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムで貯まるマリオットのポイントは、ANAマイルに移せます。
レートは3:1ですが、60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナスが付くので、まとめて移すのが基本です。
マリオットのポイントはホテルに泊まるのに使うこともできるので、僕はマイルが足りないときの予備として考えています。出典:マリオット公式(2026年10月時点)。カードについては「Marriott Bonvoy Amexプレミアム5年使ったレビュー」に書いています。
⑧ 家族のマイルは、ANAカードファミリーマイルで合わせて使う
ANAカードを持っていると「ANAカードファミリーマイル」に登録できます。
家族それぞれが貯めたマイルを、特典航空券に交換するときに合わせて使えます。マイルを家族の間で移すことはできませんが、交換するときに合算できるので、貯まるスピードが上がるのと同じ効果があります。
| 項目 | ANAカードファミリーマイル |
|---|---|
| 登録できる家族 | ANAカード本会員と生計を同一にし同居する配偶者・同性パートナーおよび1親等以内の家族 |
| しくみ | プライム会員(ANAカード本会員1名)+ファミリー会員 |
| 登録手数料 | 0円 |
出典:ANA公式(2026年10月時点)
「特典利用者」とは範囲が違う
ファミリーマイルで合算できるのは1親等までで、祖父母や兄弟姉妹は入りません。一方、自分のマイルで特典航空券を取ってあげられる「特典利用者」は、本人+配偶者・同性パートナー・2親等以内の家族(最大10名)です。似ていますが、別の仕組みです。
合わせて使う例
たとえば、自分が80,000マイル、妻が30,000マイル持っているとします。ANA便のニューヨーク往復のビジネスクラスはレギュラーシーズンで105,000マイルなので、1人ずつでは届きませんが、合わせれば1人分を取れます。
家族の誰かがANAカードを持っていなくても、ANAマイレージクラブの会員ならファミリー会員になれます。家族で旅行するなら、登録しておいて損はないと思います。
⑨ フライトのマイルは、カードのボーナスで少し増える
飛行機に乗るとフライトマイルが貯まります。ANAカードを持っていると、搭乗のたびにボーナスマイルが上乗せされます。
正直に言うと、フライトマイルだけで特典航空券に届くには、かなりの回数を乗る必要があります。年に数回の海外旅行なら、フライトマイルは「おまけ」です。
僕の中では、メインはあくまで①の入会特典と②のふだんの支払いで、フライトマイルはその上に積み重なるボーナスという感覚です。
貯めたマイルは、上のクラスの特典航空券に使う
この章のポイントマイルの価値が大きいのはビジネス以上。燃油サーチャージは別にかかる
マイルは「おまけのポイント」と思われがちですが、使い方で価値が大きく変わります。
ANA便のニューヨーク往復(レギュラーシーズン)に必要なマイルを並べるとこうなります。
有償の運賃との差が大きいのは、ビジネス以上
ビジネスクラスの必要マイルはエコノミーの約2倍ですが、有償で買うときの値段の差は、それよりずっと大きいことが多いです。
なので僕は、マイルは電子マネーなどに替えず、ビジネスクラス以上の特典航空券に使うと決めています。
ただし、ANA便の特典航空券にも燃油サーチャージ(ANA便の特典航空券も有償と同額)はかかります。家族分だとかなりの金額になるので、予算に入れておくのがおすすめです。
カードを選ぶ、支払いをまとめる、マイレージモールを通す、家族のマイルを合わせる。僕がやっているのは、この4つを習慣にすることです。貯めたマイルは、家族3人分のビジネスクラスの特典航空券に使うことを目標にしています。
貯めたマイルで特典航空券を取るコツは「ANA特典航空券が取れない?予約のコツと確保率を上げる7つの方法」に書いています。
マイルを貯め始める前に確認したいチェックリスト
- 軸にするカードを決めた
- 入会特典の条件と期限を確認し、大きな出費の時期に合わせた
- 通信費・光熱費・保険料などの毎月の支払いをカードにまとめた
- ANAマイレージモールをブックマークに入れた
- 事業の経費は、提携カードと分けたカードで払う
- 家族をANAカードファミリーマイルに登録した
- 燃油サーチャージを予算に入れた
よくある質問
ANAカードファミリーマイルには、親や兄弟も登録できますか?
登録できるのはANAカード本会員と生計を同一にし同居する配偶者・同性パートナーおよび1親等以内の家族です。祖父母や兄弟姉妹(2親等)は対象外です。
ANAマイルの有効期限はありますか?
フライトなどで貯めたマイルは36か月で期限が切れます。ANAアメックス・ゴールドのポイントは無期限なので、使う予定が決まってから移すと期限を気にせずに済みます。
マリオットのポイントは何ポイントからマイルに移すのがいいですか?
60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル(ユナイテッド航空のみ10,000)付くので、60,000ポイント単位で移すのがおすすめです。60,000pt→20,000マイル+5,000ボーナス=25,000マイルです。
アメックス・ビジネス・ゴールドのポイントは、全部ANAマイルにできますか?
ANAマイルへの移行は年40,000マイルまでです。移行には、メンバーシップ・リワード・プラスとANAへの移行の登録(年5,500円)が必要です。
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