ウィーンのおすすめホテルとエリア|観光に便利な旧市街・リング周辺と泊まったホテル

僕ら夫婦は新婚旅行で3か月ほどヨーロッパを周遊していたのですが、そのうち2週間をオーストリアの首都・ウィーンで過ごしました。

このとき、ホテルを3回変えて市内を転々としていたのですが、歩きながら「ウィーンはここにホテルを取れば観光が楽」というポイントが分かってきました。

この記事では、はじめてウィーンに泊まる方向けに、観光に便利なホテルのエリアと、エリアごとのおすすめホテルをまとめます。僕らが実際に泊まったホテルのほか、家族や子連れで泊まるときに見ておきたいことも添えています。

おすすめエリア1:ケルントナー通り周辺(世界遺産の旧市街)

ウィーンでいちばんおすすめしたいのが、「リング」と呼ばれる丸い環状道路に囲まれたエリアです。この中にあるホテルなら、ウィーン観光はとてもしやすいです。

ウィーンのリングに囲まれた旧市街の地図

「このエリアの中ならどこでもいいですよ」というと歩くのが大変そうですが、端から端まで歩いても30分くらいしかかかりません。リングの内側は「ウィーン歴史地区」として世界遺産にも登録されています。

いちばんの中心は、シュテファン大聖堂からウィーン国立歌劇場までを結ぶ「ケルントナー通り」です。ここに、ブティックやカフェが集まっています。

ウィーンおすすめエリア1
ウィーンケルントナー通り

スワロフスキーの本店や、ザッハートルテで有名な「カフェ・ザッハー」もこの通りのまわりです。リングの中にあるホテルなら、ケルントナー通りまでは10分ほどで歩いて行けます。

大聖堂の目の前には地下鉄のシュテファンプラッツ駅があり、シェーンブルン宮殿など郊外の観光地にも出やすいです。路面電車(トラム)や観光バス、レンタサイクルも充実していて、どこに行くにも便利でした。

シェーンブルン宮殿に行くなら、チケットの買い方はシェーンブルン宮殿のチケットの記事にまとめています。

子連れで泊まるなら、歩いて行ける範囲に見どころがまとまっているこのエリアが、いちばん楽だと思います。子どもが疲れたら、すぐホテルに戻って休めるのも安心です。

ケルントナー通り周辺のおすすめホテル「SINGERSTRASSE21/25」

このあたりで泊まった中では、「Singerstrasse 21/25(ジンガーシュトラーセ21/25)」というサービスアパートが快適でした。

ウィーンおすすめホテル1

ホテルですが、アパートのようにキッチンや家具・家電がそろっていて、スーパーで食材を買ってきて自炊をすることもできます。シュテファン大聖堂まで歩いて5分ほどで、まわりには評価の高いレストランも多く、飽きませんでした。

今はオーストリア政府観光局のサイトで、24時間のレセプション、宿泊者用のランドリールーム、ガレージのある4つ星のアパートメントホテルとして紹介されています。キッチンと洗濯ができるので、子どもの服を洗いながら連泊する家族にも向いていると思います。アパートに泊まったときのことは「ウィーンでアパートを借りてみた」にくわしく書いています。

Singerstrasse 21/25シュテファン大聖堂まで徒歩5分、キッチン付きのアパートメントホテル
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2.リング周辺も便利。地下鉄やトラムも充実

ウィーンおすすめエリア2

次におすすめのエリアは、リングのまわりです。すべての地域を訪れたわけではないのですが、次の3か所はとても便利でした。

  • ミッテ駅(Wien Mitte)周辺
  • カールスプラッツ駅(Karlsplatz)周辺
  • ミュージアムクォーター駅(Museumsquartier)周辺

リングの外側は、内側よりホテルの料金が少し下がることもあり、広めの部屋も見つけやすいと思います。家族で泊まるなら、リングのすぐ外側で、駅に近いホテルを探すのも良いと思います。

2-1.ウィーン・ミッテ駅周辺のおすすめホテル

まずは「ウィーン・ミッテ駅」の周辺です。

ウィーンの玄関口ともいえるこの駅は、空港と市内を結ぶ直通の「CAT(シティ・エアポート・トレイン)」の発着駅です。日本からの長旅のあとなら、地下鉄に乗り換えずに済むミッテ駅周辺のホテルを選ぶのもいいと思います。

ちなみに、CATは線路の工事のため、2027年10月末までは列車の代わりにバスで運行しています。空港からミッテ駅まで途中で止まらずに約21分で、15歳未満の子どもは無料です。時刻表はCATの公式サイトで確認してください。

ヨーロッパの駅というと治安が不安になりますが、僕らが滞在したときのウィーンでは、その心配はあまり感じませんでした。駅の中の飲食店は夜9時くらいまで開いていて、まわりにはレストランやスターバックス、アイスクリームのお店もあるので、食事にも困らないと思います。

ミッテ駅周辺でいちばんおすすめのホテルは、駅の目の前にある「Hilton Vienna」です。今は「ヒルトン・ウィーン・パーク(Hilton Vienna Park)」という名前になっています。

ヒルトン・ウィーン・パーク
写真はホテルの公式サイトより

このホテルから中心地のケルントナー通りまでは、歩いて20分くらい。歩けない距離ではないですが、ミッテ駅からは市内のどこに行くにも地下鉄とトラムが走っているので心配ありません。

663室あるオーストリアでいちばん大きなホテルで、市立公園(シュタットパーク)のすぐ隣です。朝に子どもと公園を散歩するのにも良さそうです。大きなホテルなので、家族向けの広めの部屋も探しやすいと思います。

ヒルトン・ウィーン・パークウィーン・ミッテ駅の目の前、市立公園の隣の大型ホテル
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もう少し下の価格帯でおすすめな「Starlight Suiten Hotel」

ヒルトンより少し下の価格帯でおすすめなのが「Starlight Suiten Hotel Am Heumarkt」です。僕ら夫婦が泊まったホテルで、ウィーン・ミッテ駅からは歩いて7〜10分くらいです。

ウィーンおすすめホテル
ウィーンおすすめホテル ベッドルーム
ウィーンおすすめホテル 仕事風景

泊まったのはスイートタイプの部屋だったのですが、スタッフも親切ですし、なによりこの広さです。僕らが泊まったときは1泊1万円台で、この広さの部屋に泊まれるとは思っていなかったので、感動すら覚えました。

今は、予約サイトで「HiLight Suites Hotel(ハイライト・スイーツ・ホテル)」という名前で載っています。名前のとおりスイートの部屋が中心なので、家族でもゆったり過ごせると思います。

HiLight Suites Hotel(旧Starlight Suiten Am Heumarkt)ミッテ駅から歩ける、広いスイートのホテル
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2-2.カールスプラッツ駅(Karlsplatz)周辺のおすすめホテル

次におすすめしたいのが、リングの南端にある「カールスプラッツ駅」の周辺です。

ここはウィーン工科大学のある「学生街」という雰囲気です。おしゃれでこぢんまりとしたカフェやレストランが多く、駅の隣にはレッセルパークという公園があり、散歩にもぴったりです。

ウィーン国立歌劇場やウィーン楽友協会、カールス教会などのコンサート会場にも歩いて行けるので、コンサートめぐりにも便利な場所です。チケットの取り方は「ウィーンのコンサートのチケットの予約手順」にまとめています。

ちなみに、このエリアには日本食のお店も多いです。

ウィーン日本食エリア

お寿司もそれほど高くなく、日本で食べるのとあまり変わらないクオリティでした。日本食のスーパーもあったので、アパートに泊まって自炊をするなら、このエリアもおすすめです。子どもが旅行中に和食を食べたがったときにも、助かる場所だと思います。

僕ら夫婦が宿泊した5つ星「Hotel Das Triest」

僕ら夫婦が泊まったのは、「Hotel Das Triest」です。

ウィーンおすすめホテル4

僕らが泊まったときは5つ星のホテルで、いちばん安いスーペリアの部屋なら2万円台で泊まることができました。ホテルのステーキハウスでは、外のテラスでお肉を焼いてくれるサービスもあり、毎日地元の方でにぎわっていました。

その後、ホテルは改装のために一度閉まり、今は「ラディソン・ブル・ダス・トリエスト(Radisson Blu Das Triest Hotel, Vienna)」として営業しています。カールスプラッツ駅や旧市街まで歩いて行ける場所はそのままで、レストランは北イタリアとウィーンの料理のお店に変わっています。

ラディソン・ブル・ダス・トリエストカールスプラッツ駅に近い、旧Das Triestのホテル
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2-3.ミュージアムクォーター駅(Museumsquartier)周辺のおすすめホテル

カールスプラッツ駅から1駅しか離れていませんが、ミュージアムクォーター駅の周辺もにぎわっています。

ここは「美術館の複合施設」といった地域で、オーストリアの芸術活動の中心地になっています。

ウィーンおすすめエリア ミュージアム

僕はエゴン・シーレやクリムトの絵が好きなので、この地域にある「レオポルド美術館」には毎日通いたいくらいでした。

美術館のまわりはブティックやカフェも多く過ごしやすいですし、緑の植えられた遊歩道もとても気持ちが良かったです。

ウィーンおすすめエリア ミュージアム

ミュージアムクォーターの中には、子ども向けの「ZOOM子ども博物館」もあります。子ども向けの展示やワークショップがあるので、子連れなら、親は美術館、子どもは博物館と、1日で楽しめるエリアだと思います。このあたりのホテルは、下のボタンから地図で探してみてください。

ミュージアムクォーター周辺のホテルレオポルド美術館やZOOM子ども博物館のある芸術地区
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まとめ:リング内とその周辺ホテルを選べばウィーン滞在は便利

ウィーン SKYBAR

ウィーンで泊まるなら、リングの内側か、そのまわりのホテルを選べば、観光はとても楽です。今回取り上げなかった地域も、リングのまわりなら基本はどこも過ごしやすいと思います。

少し離れた場所でも、地下鉄と路面電車でどこにでも行けるので、ホテルの場所はそれほど悩まなくても良さそうです。

家族・子連れで泊まるなら

家族で泊まるなら、次のことを見ておくと選びやすいと思います。

  • 子どもが疲れたらすぐ戻れるよう、旧市街かリングのすぐ外側を選ぶ
  • 連泊するなら、キッチンや洗濯機のあるアパートメントホテルやスイート
  • 空港から乗り換えなしで着きたいなら、ミッテ駅の近く

ちなみに、ウィーンでは宿泊料金に宿泊税がかかります。今は料金(税抜き)の5%で、ホテルの料金に含まれているか、別に請求されるかはホテルによって違います。くわしくはウィーン市の宿泊税のページにあります。

音楽と芸術の都・ウィーンで、素敵な時間を過ごしてください。

ウィーンのホテルリングの内側とまわりのホテルをまとめて探す
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Singerstrasse 21/25の部屋
夫婦で泊まったホテル
Singerstrasse 21/25
  • シュテファン大聖堂まで歩いて5分の旧市街
  • キッチン付きの部屋と宿泊者用のランドリールーム
  • 24時間のレセプションがあるアパートメントホテル
Starlight Suiten Hotelの部屋
夫婦で泊まったホテル
HiLight Suites Hotel(旧Starlight Suiten Am Heumarkt)
  • ウィーン・ミッテ駅から歩いて行ける
  • スイートタイプの広い部屋
  • 市立公園の近く
Hotel Das Triest
夫婦で泊まったホテル
ラディソン・ブル・ダス・トリエスト(旧Hotel Das Triest)
  • カールスプラッツ駅や旧市街まで歩いて行ける
  • 改装して新しくなったデザインホテル
  • 国立歌劇場や楽友協会にも近い