小学生の自由研究になる旅行を学年別に|1・2年、3・4年、5・6年のテーマと行き先

✔ 小学生の自由研究、学年に合ったテーマが分からない
✔ 旅行と組み合わせたいけれど、うちの子の年齢で楽しめるか心配
✔ 低学年と高学年のきょうだいで、同じ旅行でテーマを分けたい

自由研究は、学年によって「ちょうどいい難しさ」がかなり違います。

僕も娘が5歳のとき、宇宙の展示を見に連れて行って、まだ早かったなと感じたことがあります。行き先が良くても、年齢に合っていないと子どもは楽しめません。

この記事では、小学校で習う内容をもとに、1・2年、3・4年、5・6年の学年別に、自由研究になる旅の行き先とテーマ、まとめ方の目安、泊まるところをまとめます。

この記事でわかること

  • 学年ごとに、学校で習う内容とつながる旅のテーマ
  • 1・2年、3・4年、5・6年それぞれにおすすめの行き先
  • 学年に合った記録とまとめ方の深さ
  • きょうだいで学年が違うときの、同じ旅でのテーマの分け方

学年に合わせると、自由研究は「ちょうどいい」難しさになる

自由研究のテーマ選びで迷ったら、学校の教科書を見てみるのがいちばんの近道です。

学校で習う内容と旅をつなげると、テーマに迷わない

小学校の理科は3年生から、社会も3年生から始まります。1・2年生は、生活科で身近な自然や生き物にふれます。

その学年で習う単元と旅先をつなげると、子どもにとっても「知っていることの続き」になります。学校の学習指導要領をもとに、旅とつながりやすい単元を表にまとめました。

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学年理科(生活科)社会旅のテーマの例
1・2年身近な自然の観察、季節の変化、生き物を飼う・育てる—動物園・水族館、牧場、高原の自然
3年身の回りの生物(昆虫の育ち方・体のつくり)、太陽と地面の様子市の様子、地域の生産や販売の仕事(農家・工場)昆虫観察、農業体験、工場見学
4年季節と生物、天気の様子、月と星県の様子、飲料水・電気・ガス、ごみ・下水高原の自然と星空、浄水場・ごみ処理の見学
5年植物の発芽・成長、動物の誕生、流れる水の働き、天気の変化国土の様子、農業・水産業、工業生産川と地形、漁港や工場見学、自動車工場
6年生物と環境、土地のつくりと変化(地層・化石)、月と太陽政治のしくみ(国会など)、日本の歴史化石発掘、国会見学、城や史跡

この表は目安です。学年より先の内容でも、子どもが興味を持っているなら、それがいちばんのテーマだと思います。

年齢に合わない行き先は、親子ともに疲れる

娘が5歳のとき、東京ドームシティの宇宙ミュージアム「TeNQ」(今の名前は Space Travelium TeNQ)に行きました。

展示はしっかりしていたのですが、娘が楽しめたのは大きなシアターとお話するロボットくらいでした。天体に興味がある小学校高学年くらいなら、ずっと楽しめそうだと思いました。そのときのことは「宇宙ミュージアム TeNQ の訪問レビュー」に書いています。

同じ場所でも、学年が上がってから行くと見え方が変わります。行き先は、いまの学年で楽しめるかどうかで選ぶのがおすすめです。

1・2年生:生き物とふれあって「見たこと」を書く

低学年は、生活科で身近な自然や生き物にふれる時期です。

難しいことを調べるより、生き物にさわったり、育てたりして「見たこと」「思ったこと」を書くくらいがちょうどいいと思います。

動物や水族館は、子どもが夢中になるものを見つける場所

低学年なら、動物園・水族館・牧場が行きやすいです。

娘が4歳のとき、町田リス園でリスにひまわりの種をあげました。家に帰ってからも「種を割っていたね。中だけ食べていたね」とリスの真似をしながら話していて、ちゃんと見ているんだなと思いました。そのときのことは「町田リス園に行ってきました」に書いています。

水族館では、娘は魚よりも光の演出に夢中でした。子どもが何に夢中になるかは、行ってみないと分かりません。そのときのことは「マクセル アクアパーク品川に娘と出かけてきました」に書いています。

高原や牧場で、動物にさわる

高原のリゾートや牧場は、動物とのふれあいと自然の観察を一度にできます。

娘は4歳のとき、八ヶ岳で初めて乗馬をしました。乗り終わったあとは「わたしのお馬さんはおばあちゃんだからゆっくり歩くんだよ」と、家でも楽しそうに話していました。そのときのことは「八ヶ岳で子どもと乗馬」に書いています。

乗馬のあとの、こういう子どもの言葉は、そのまま絵日記の一言になります。

我が家のやり方

八ヶ岳の乗馬は子ども向けのプログラムでしたが、親も同じコースに参加できました。3人分の料金がかかるので少し迷ったのですが、家族で同じ体験をしたほうが楽しそうなので、全員分を予約しました。親も一緒に体験しておくと、帰ってから子どもの話に「そうだったね」と返せるので、まとめを手伝うときにも役立つと思います。

リゾナーレ八ヶ岳森の自然体験と乗馬、1年中入れるプールがある
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3・4年生:「くらべる」「育ち方を追う」

3年生から理科と社会が始まります。

この学年は、2つ以上のものをくらべたり、季節による変化を追ったりするテーマが合っていると思います。

3年生は、昆虫と地域の仕事

3年生の理科では、昆虫の育ち方や、からだが頭・胸・腹に分かれていることを学びます。社会では、地域の農家や工場の仕事を調べます。

昆虫の観察なら、昆虫館や自然の多い場所で「見つけた虫のからだのつくり」をくらべるのがおすすめです。行き先とルールは「昆虫採集・生き物観察の旅」にまとめています。

地域の仕事なら、農業体験や工場見学が合っています。

娘が5歳のとき、北海道のルスツで、ファームの野菜を収穫して、その野菜でピザを作る体験をしました。収穫した野菜を自分で切って、生地にのせて、大草原の中のピザ窯で焼きました。そのときのことは「夏のニセコで子連れで楽しめるアクティビティ」に書いています。農業体験ができる場所は「農業体験ができる旅」にまとめています。

4年生は、季節と天気、星空

4年生の理科では、季節と生物、天気の様子、月と星を学びます。

高原に行って、家の近くとの気温の違いを測ったり、夜に星を見たりするのは、そのまま4年生のテーマになります。社会では、飲料水やごみの行方を学ぶので、浄水場やごみ処理施設の見学も合っています。社会科見学の行き先は「社会科見学になる旅」にまとめています。

中学年なら、化石発掘にも参加できる

小学生になると、化石発掘体験の選択肢が広がります。

福井の恐竜博物館の化石研究体験や、いわき市アンモナイトセンターの体験発掘は小学生から参加できます(アンモナイトセンターは3年生以下は保護者と一緒)。化石は6年生の理科で習う内容ですが、中学年でも「掘って見つける」体験としては十分楽しめると思います。場所ごとの年齢と持ち帰りのルールは「化石発掘体験ができる場所と泊まって行く旅」に書いています。

5・6年生:仮説を立てて、社会のしくみまで調べる

高学年になると、予想(仮説)を立てて、調べた結果とくらべるところまでできるようになります。

5年生は、産業と工場見学

5年生の社会では、日本の農業・水産業・工業を学びます。

工場見学は、教科書に出てくる「製造の工程」や「工場どうしの協力」を、実物で見られる機会です。地域ごとの工場見学は、関東・関西・北海道・九州に分けてまとめています。

理科では「流れる水の働き」を学ぶので、川の上流と下流で石の大きさや形をくらべるのも、5年生らしいテーマです。

6年生は、国のしくみと歴史、地層と化石

6年生の社会では、国会・内閣・裁判所など政治のしくみと、日本の歴史を学びます。理科では、地層には化石が含まれているものがあることを学びます。

国会や造幣局の見学は、6年生の社会にぴったりの行き先です。

宇宙や天体に興味がある子なら、高学年になってから科学館や宇宙の展示に行くと、低学年のときとは違う見え方ができると思います。

自由研究にするなら:学年ごとの記録とまとめ方

同じ旅でも、学年によって記録の深さを変えると、無理なく続けられます。

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学年旅先で記録することまとめ方
1・2年写真・スケッチと「見たこと」「思ったこと」を一言絵日記の形。1日1ページ
3・4年日時・場所・天気・気温。2つ以上のものをくらべた表表と地図を入れて「くらべてわかったこと」
5・6年行く前の予想、現地で調べたこと、聞いた話仮説→調べ方→結果→考察。本やウェブで調べたことも足す

きょうだいで学年が違うときは、同じ旅でテーマを分ける

きょうだいで学年が違っても、同じ旅で自由研究はできます。

行き先は同じで、テーマの深さだけ変えるのがおすすめです。たとえば化石発掘の旅なら、1年生は「見つけた化石の絵と一言」、6年生は「地層の様子と、昔ここがどんな場所だったか」というように分けられます。

記録シートのテンプレートや写真の撮り方は「旅行を自由研究にするまとめ方」にまとめています。教科ごとの行き先は「夏休みの自由研究になる旅行」から探せます。

学年別の旅で泊まるホテル

学年ごとに紹介した行き先の近くで、家族で泊まりやすいホテルです。

1・2年生の自然体験なら、リゾナーレ八ヶ岳

僕らが夏と秋に泊まったホテルです。

親子で森を歩くプログラムや、4〜8歳向けの「馬の学校」など、低学年の子が参加しやすい体験がそろっています。

リゾナーレ八ヶ岳 デラックスルーム
家族で泊まったホテル
リゾナーレ八ヶ岳
  • 森の探検隊・馬の学校など、年齢別の自然体験プログラム
  • 1年中入れる波のプール「イルマーレ」
  • オオムラサキセンターと同じ北杜市。高原の自然が近い

中学年の化石発掘なら、JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ

福井県立恐竜博物館やかつやま恐竜の森と同じ勝山市内にあるホテルです。

恐竜の研究室がテーマの「恐竜ラボルーム」があって、化石の旅の気分を盛り上げてくれそうです。

おすすめのホテル
JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ
  • 恐竜の研究室がテーマの「恐竜ラボルーム」がある
  • 屋内プール(子ども用は水深50cm)と法恩寺温泉
  • 4〜8名で泊まれる和洋室・メゾネットなど部屋が多い

高学年の宇宙・科学なら、東京ドームホテル

東京ドームシティの中にあるホテルで、Space Travelium TeNQ まで歩いて行けます。

4ベッドの部屋や和室があるので、家族4人でも泊まりやすいです。

東京ドームホテル東京ドームシティの中。宇宙の展示 TeNQ が目の前
料金・空室を見る
おすすめのホテル
東京ドームホテル
  • 東京ドームシティの中。Space Travelium TeNQ まで歩いて行ける
  • 4ベッドの「プレミアムルーム フォース」や4名まで泊まれる和室
  • ツインをコネクティングにすると最大6名で泊まれる

よくある質問

1年生でも旅行を自由研究にできますか?

できます。低学年は、写真やスケッチに「見たこと」「思ったこと」を一言ずつ書く絵日記の形で十分です。動物園や水族館、牧場など、生き物にふれる行き先が向いています。

化石発掘体験は何年生から参加できますか?

福井の「どきどき恐竜発掘ランド」は4歳から、恐竜博物館の化石研究体験といわき市アンモナイトセンターの体験発掘は小学生から参加できます。アンモナイトセンターは小学3年生以下は保護者の同伴が必要です。

工場見学は何年生に向いていますか?

3年生の社会で地域の工場の仕事を、5年生で日本の工業生産を学ぶので、3年生と5年生に特に合っています。見学の受け入れ年齢は工場ごとに違うので、予約のときに確かめてください。

きょうだいで学年が違うときはどうすればいいですか?

行き先は同じにして、テーマの深さを変えるのがおすすめです。低学年は「見つけたものの絵と一言」、高学年は「予想を立てて調べた結果」というように分けると、同じ旅で2つの自由研究ができます。

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