Sofitel Marseille Vieux Port宿泊記|Luxury Room Old Port View
マルセイユの「Sofitel Marseille Vieux Port(ソフィテル・マルセイユ・ヴィユー・ポール)」に、家族3人で1泊しました。
正直に言うと、部屋の印象はあまり残っていません。でも、レストランから見た旧港の眺めはすばらしかったです。
この記事では、眺めのいいレストランとラウンジ、プール、まわりの散歩道をまとめます。泊まらずに、レストランだけ使う方法も書いておきます。
この記事でわかること
- 旧港の入口に建つ、5つ星ホテルの立地と眺め
- 最上階のレストラン Les Trois Forts のランチと、予約の仕方
- 子どもがプールを使える時間と、歩いて行けるまわりの見どころ
Sofitel Marseille Vieux Port はどんなホテル?
旧港(Vieux-Port)の入口の南側、ファロ宮殿(Palais du Pharo)のある岬に建つ5つ星のホテルです。
多くの部屋から、海や旧港、Palais du Pharo が見えます。港の向かいには、ミュセム(Mucem)と Fort Saint-Jean が並んでいます。
| 場所 | 36 boulevard Charles Livon(旧港の入口の南側) |
|---|---|
| ブランド | Sofitel(アコー)、5つ星 |
| 部屋数 | 130室あまり(スイートを含む)。広さは28㎡から |
| 家族の部屋 | コネクティングにできる部屋、ファミリースイート |
| レストラン・バー | Les Trois Forts(最上階のレストラン)、Le Carré(ブラッスリー)、Le Dantès Skylounge(ルーフトップのバー) |
| プール・スパ | Sofitel Spa(リラクゼーションプール・サウナ・ハマム)、フィットネス |
| 駐車場 | 約100台(屋内・バレー)、有料 |
| チェックイン・アウト | 16時から・12時まで |
| 駅・空港 | Marseille Saint-Charles 駅から約3km、マルセイユ・プロヴァンス空港から約30km |
ホテルから歩いて行ける主な場所
ホテルは旧港の南側の岸にあります。港の真ん中の Quai des Belges までは、岸に沿って歩いて15分ほどです。
- Palais du Pharo の庭園:歩いて約5分
- Fort Saint-Nicolas:歩いて約5分。ホテルのすぐ南東にある要塞
- Musée du savon:歩いて約10分。旧港の南側の Quai de Rive Neuve
- Abbaye Saint-Victor:歩いて約10分
- Quai des Belges(旧港の東の端):歩いて約15分
旧港の北側の Le Panier や Mucem へは、港をぐるっと回って行くことになります。港のにぎやかなところからは、少し離れた場所だと思っておくといいです。
いちばんの魅力は、旧港を見渡す眺め
このホテルに泊まっていちばん印象に残ったのは、眺めです。

上の階からは、ヨットが並ぶ旧港と、その先の Fort Saint-Jean、外の海まで見渡せます。旧港の入口のすぐ横に建っているので、ここでしか見られない角度だと思います。
港には白いマストのヨットがびっしりと並び、その向こうに石の要塞と街並みが続きます。晴れた日は、空の青と海の青が重なって、写真を撮るだけで絵はがきのようになります。旧港のまわりのホテルでも、港の入口からこの角度で見下ろせる場所はあまりないので、このホテルを選ぶ一番の理由になると思います。
テラスのあるレストランとラウンジ
ホテルには、旧港を見渡せるテラスのあるレストランとラウンジがあります。
テラスは手すりのすぐ下が港で、植え込みの緑の向こうにヨットのマストが並んでいます。昼は海と空の青、夕方は夕日と、時間によって違う景色になります。

ルーフトップのバー「Le Dantès Skylounge」は、毎日17時から深夜0時半まで開いています。テラスから、海に沈む夕日を見ながら飲めるバーです。
朝から夜まで開いているブラッスリー「Le Carré」も、旧港と Mucem が見える場所にあります。
最上階のレストラン Les Trois Forts でランチ
僕らは、最上階のレストラン「Les Trois Forts」でランチを食べました。

大きな窓に沿って席が並んでいて、旧市街とマルセイユの街、海が一望できます。景色を見ながらのランチは、すばらしい時間でした。
店内は白いアーチ形の天井で、青緑の椅子とオレンジの花がテーブルを明るく見せています。窓が壁一面に続いているので、どの席からも外の光がたっぷり入ります。テーブルには青いクロスとオレンジ色のグラスが置かれていて、その向こうがもう要塞と港、という近さです。

店の名前は「3つの要塞」という意味で、窓の外には石の要塞が見えます。料理は、地元の食材を使った地中海料理です。
写真の一皿は、白身魚に緑のオリーブオイルのソースをかけ、小さな花を散らしたもの。合わせたのは、プロヴァンスらしいロゼワインです。見た目も軽やかで、暑い夏の昼にちょうどいい料理だと思います。

泊まらなくても、レストランだけでもいいかも
この眺めは、泊まらなくてもレストランで味わえます。マルセイユに来たら、ランチだけでも行ってみる価値があると思います。
旧港のまわりのほかのホテルに泊まっていても、港沿いを歩いて来られます。景色を見るなら、海の色まではっきり見える昼の時間がわかりやすいと思います。旅行中に一度だけ少しいい食事をするなら、ここのランチはいい候補です。
Les Trois Forts は毎日開いていて、ランチは12時から14時、ディナーは19時から22時です。昼は日替わりのコース(2026年で49ユーロほど)があり、子ども用のメニューもあります。
予約は、アコーのレストラン予約ページ(Les Trois Forts)からオンラインでできます。ホテルに電話(+33 4 91 15 59 00)でも予約できます。
注意
窓ぎわの席が取れるとはかぎりません。景色を楽しみたいなら、早めに予約して、窓ぎわを希望すると伝えておくと安心です。時間や料金は変わることがあるので、予約のときに確かめてください。
泊まった部屋は、旧港が見える部屋
部屋は、キングサイズのベッドの部屋でした。

青緑のヘッドボードに白いベッド、窓ぎわにはひとり掛けの椅子。落ち着いた色でまとめられた、すっきりした部屋です。
ただ、部屋の印象は、さほど残っていません。内装やスタッフにも、ラグジュアリーさはあまり感じませんでした。
それでも、窓からは旧港が見えます。
壁いっぱいの大きな窓が4つに区切られていて、ヨットの並ぶ港と石の要塞、その向こうの街並みが、額に入った絵のように見えます。朝と夕方で表情が変わる港を、部屋の中から眺められるのは、この立地ならではです。

部屋は、旧港側と中庭側に分かれています。せっかく泊まるなら、旧港が見える部屋を選ぶのがおすすめです。テラスやバルコニーが付いた部屋もあります。

シャワーのアメニティは BALMAIN でした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープの3本が、黒いホルダーで壁に取り付けられた大きなボトルです。ボトルが大きいので、家族3人で使っても足りなくなる心配はありません。
暑い夏は、プールとレストランが中心
8月のマルセイユは暑かったこともあり、僕らの滞在はプールとレストランが中心でした。
夏の南フランスは日差しが強く、昼すぎに子どもと外を歩き回るのはなかなか大変です。このホテルは観光の中心から少し離れているぶん、無理に出かけず、館内で眺めと食事を楽しむ過ごし方が合っていると思います。観光は朝と夕方の涼しい時間にまとめると楽です。
プールは、スパ(Sofitel Spa)の中にあるリラクゼーションプールです。サウナとハマムもあります。
子どもは、7〜8歳くらいから、11時から15時の間に予約をして、大人と一緒なら使えます。年齢の下限は案内によって違うので、予約のときに確かめておくと安心です。
小さな子どもと長くプールで遊びたいなら、子どもが使える時間の長いホテルのほうが向いているかもしれません。
ホテルのまわりの散歩と観光
すぐ近くの Palais du Pharo

ホテルのすぐ近くに、Palais du Pharo があります。ナポレオン3世が皇后ウジェニーのために建てさせた宮殿です。
宮殿の中はイベントのときだけですが、まわりの庭園は無料で入れます。芝生が広がっていて、旧港や Mucem を眺められます。散歩で訪れるのにぴったりの場所です。
クリーム色の大きな宮殿の前に、緑の芝生がまっすぐ広がっています。ホテルから歩いて5分ほどなので、朝ごはんの前や夕食のあとに、気軽に出かけられる距離です。子どもが走り回れる広さがあるので、レストランや部屋で過ごす時間が長い日の、いい気分転換になると思います。
マルセイユ石鹸の博物館(Musée du savon)
観光では、マルセイユ石鹸の博物館「Musée du savon」に行きました。
旧港の南側の Quai de Rive Neuve にある博物館で、ホテルから歩いて10分ほどです。マルセイユ石鹸の歴史を見られて、自分の石鹸を作る体験もできます。
建物は、昔ガレー船を造っていた造船所だった場所です。暑い日中でも屋内で過ごせるので、子ども連れの観光に組み込みやすいと思います。マルセイユ石鹸はおみやげにもなるので、旅の終わりに寄るのもいいですね。
家族で泊まるときに知っておきたいこと
予約の前に見ておきたいことは、次のとおりです。
- 部屋:旧港側と中庭側がある。眺めが目当てなら旧港側を選ぶ
- 家族の部屋:コネクティングにできる部屋や、ファミリースイートがある
- プール:スパの中のリラクゼーションプール。子どもは11〜15時の予約制
- 駐車場:ホテルの駐車場は有料。レンタカーなら先に確かめておく
4人以上の家族なら、コネクティングにできる部屋を、予約のときに相談してみるといいと思います。
こんな人に向いているホテル
マルセイユで、旧港の眺めを楽しみたい人には向いています。Palais du Pharo の庭園を散歩したり、最上階のレストランで食事をしたりと、ホテルのまわりで過ごす時間が楽しいホテルです。
反対に、豪華な内装や細やかなサービスを求めるなら、少し物足りないかもしれません。ホテルとしては、翌日から2泊した InterContinental Marseille – Hotel Dieu(インターコンチネンタル・マルセイユ・オテル・デュー)のほうが、僕は好みでした。こちらは「InterContinental Marseille – Hotel Dieu の宿泊記」にまとめています。
マルセイユのエリアごとのホテル選びは、「マルセイユ 子連れで泊まるホテルの選び方」で比べています。
まとめ:唯一無二のロケーションに価値がある5つ星ホテル
部屋や内装の印象は控えめでしたが、旧港を見渡す眺めは、ほかでは見られないものでした。
この唯一無二のロケーションには、5つ星ホテルの価値はあると思います。泊まらなくても、Les Trois Forts のランチだけでも行ってみてください。
- 旧港の入口の岬に建つ5つ星。旧港側の部屋から港が見える
- 最上階のレストラン Les Trois Forts と、ルーフトップのバー
- スパのリラクゼーションプール、Palais du Pharo の庭園まで徒歩約5分
