夏休みの自由研究になる旅行|理科・社会・歴史・自然の教科別に、親子で行きたい場所と泊まり方
✔ 夏休みの自由研究のテーマが、毎年なかなか決まらない
✔ どうせ家族で旅行するなら、自由研究にもつながる場所に行きたい
✔ 理科・社会・歴史など、子どもの興味に合った行き先を知りたい
夏休みの自由研究は、テーマ選びがいちばん大変だと思います。
家の中で考えていても、なかなか「これを調べたい」は出てきません。でも、旅先で本物を見ると、子どもは自分から「なんで?」と言い出すことがあります。
僕の娘も4歳のころ、町田リス園でリスにひまわりの種をあげてから、家に帰っても「種を割っていたね。中だけ食べていたね」と話していました。目の前で見たものは、ちゃんと子どもの中に残るんだなと思いました。
この記事では、自由研究になる旅行を理科・社会・歴史・自然の教科別に分けて、行き先の選び方、自由研究にするときに観察・記録したいこと、泊まるところをまとめます。
この記事でわかること
- 旅行を自由研究にすると、テーマ選びがラクになる理由
- 理科・社会・歴史・自然の教科別に、自由研究になる行き先
- 教科ごとに、旅先で観察・記録しておきたいこと
- 自由研究の旅で泊まりやすいホテル
旅行を自由研究にすると、テーマ選びがラクになる
旅行と自由研究は、実は相性がいいです。
「行く→見る→記録する」が、そのまま研究の流れになる
自由研究は「知りたいことを決めて、調べて、分かったことをまとめる」ものです。
旅行は、その「調べる」の部分を、本物を見ながらできる機会です。
テーマに迷ったら、先に「子どもが好きなもの」から行き先を決めて、そこから問いを作ると決めやすいと思います。
恐竜が好きなら化石発掘、虫が好きなら昆虫の森、乗り物や機械が好きなら工場見学、という具合です。
学年に合った行き先を選ぶ
ただ、同じ行き先でも、学年によって楽しめるかどうかは変わります。
娘が5歳のとき、宇宙の展示を見に行ったのですが、まだ少し早かったようで、楽しめたのはシアターとロボットくらいでした。高学年なら、ずっと楽しめたと思います。
学年ごとの選び方は「小学生の自由研究になる旅行を学年別に」にまとめています。
教科別に見る、自由研究になる旅
自由研究になる旅を、教科ごとに分けるとこうなります。それぞれのテーマは、くわしい記事にまとめています。
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| 教科 | テーマ | 行き先の例 | 向いている学年 |
|---|---|---|---|
| 理科 | 化石・地層 | 福井・勝山、いわき、群馬・神流町 | 4歳〜6年 |
| 理科 | 昆虫・生き物 | 八ヶ岳、ぐんま昆虫の森、昆虫館 | 1〜4年 |
| 理科 | 海の生き物 | 磯遊び、ホエールウォッチング | 1〜6年 |
| 社会 | 工場見学 | 関東・関西・北海道・九州、自動車工場 | 3・5年 |
| 社会 | 国のしくみ・お金 | 国会、造幣局 | 6年 |
| 歴史 | 寺社・城・史跡 | 京都、伊勢 | 6年 |
| 自然 | 農業・高原・北海道 | 農業体験、八ヶ岳、ニセコ | 1〜5年 |
理科:化石・昆虫・海の生き物
理科は、旅先で「本物」にふれやすい教科です。
化石発掘は、本物を自分の手で見つけられる
化石発掘は、子どもが自分の手で本物を見つけられる、数少ない体験です。
福井県勝山市の「どきどき恐竜発掘ランド」は4歳から、恐竜博物館の化石研究体験やいわき市アンモナイトセンターの体験発掘は小学生から参加できます。場所によっては、見つけた化石を持ち帰ることもできます。
6年生の理科で習う「土地のつくりと変化(地層と化石)」にもつながります。行き先と年齢・持ち帰りのルールは「化石発掘体験ができる場所と泊まって行く旅」にまとめています。
昆虫・生き物観察は、ルールを確かめてから
昆虫は、3年生の理科で育ち方やからだのつくりを学ぶテーマです。
ただ、どこでも虫を捕っていいわけではありません。ぐんま昆虫の森のように捕まえて観察してから戻す場所もあれば、採集が禁止の場所もあります。
捕っていい場所の見分け方と、八ヶ岳のオオムラサキの里などの行き先は「昆虫採集・生き物観察の旅」にまとめています。
海の生き物は、磯遊びとクジラ
夏の海なら、潮だまりの生き物を観察する磯遊びがおすすめです。
もっと大きな生き物なら、ホエールウォッチングでクジラを見る旅もあります。季節と場所が限られるので、計画は早めがいいと思います。
社会:工場見学と社会科見学
社会は、3年生で地域の仕事、5年生で日本の産業、6年生で政治のしくみを学びます。どれも見学に行ける場所があります。
工場見学は、住んでいる地域や旅先で選ぶ
工場見学は、教科書に出てくる「ものができるまで」を実物で見られるのがいいところです。
地域ごとにまとめています。旅先の近くにある工場を組み込むのもいいと思います。
5年生の「工業生産」なら、自動車の工場もおすすめです。「トヨタの工場見学」にまとめています。
国のしくみ・お金の見学は、6年生にぴったり
6年生の社会では、国会・内閣・裁判所など、国の政治のしくみを学びます。
国会の見学は、教科書で見た建物の中を歩ける機会です。お金ができるまでを見られる造幣局の見学もあります。
歴史:寺社や城を「問い」を持って歩く
歴史は、6年生の社会で本格的に学びます。
寺社や城は、ただ見て回るだけだと、子どもには少し退屈かもしれません。「いつ、だれが、何のために建てたのか」を1つだけ問いにして歩くと、見るところが変わってくると思います。
京都と伊勢は、教科書に出てくる場所が多い
京都は、教科書に出てくるお寺や神社が多い場所です。子どもと回るときの混雑やバス移動のコツは「子連れ京都旅行の計画ガイド」に書いています。
伊勢神宮のある伊勢志摩も、歴史と自然の両方にふれられる場所です。回り方は「伊勢志摩観光ガイド」にまとめています。
自然:農業体験・高原・北海道
自然の中での体験は、どの学年でもテーマにしやすいです。
収穫体験は、食べ物がどこから来るかを知るきっかけ
娘が5歳のとき、北海道のルスツで、ファームの野菜を収穫して、その野菜でピザを作る体験をしました。
収穫した野菜を包丁で切って、生地にのせて、大草原の中のピザ窯で焼きました。こんな景色の中のピザ窯は、なかなか見かけないと思います。そのときのことは「夏のニセコで子連れで楽しめるアクティビティ」に書いています。
リゾナーレ八ヶ岳に夏に泊まったときも、夏野菜の収穫のアクティビティに参加しました。農業体験ができる場所は「農業体験ができる旅」にまとめています。
北海道や高原は、涼しくて体験が多い
夏の北海道や高原は、涼しいうえに、自然の中の体験がたくさんあります。
ニセコでは、娘が6歳のとき、HANAZONO リゾートの池で初めて釣りをしました。ニジマスやイワナ、ヤマメなどがいる池で、魚がかかるまでの間は、娘は魚に餌をあげていました。そのときのことは「HANAZONO のレンタルフィッシング」に書いています。
熱気球に乗ったときは、娘は高さよりも、気球を浮かせるバーナーの「ごー」という音が怖かったようです。「なぜ火をつけると気球が浮くのか」は、そのまま理科の問いになりそうです。
自由研究にするなら:教科ごとに観察・記録すること
旅を自由研究にするなら、教科ごとに「何を見て、何を書くか」を決めておくと、旅先で迷いません。
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| 教科 | 観察すること | 記録すること | 問いの例 |
|---|---|---|---|
| 理科(化石) | 石の色・粒、化石の形 | ものさしと一緒の写真、スケッチ | 昔ここはどんな場所だった? |
| 理科(昆虫) | からだのつくり、何をしていたか | 日時・場所・天気・気温 | 朝と昼で見つかる虫は違う? |
| 社会(工場) | 作る順番、人と機械の仕事 | 工程の図、聞いた話 | なぜこの町に工場がある? |
| 歴史(寺社・城) | 建物の形、説明パネル | 建てられた時代、人物 | 何のために建てた? |
| 自然(農業・高原) | 育ち方、気温の違い | 家の近くとの気温の比較 | なぜ高原は夏でも涼しい? |
子どもの「なんで?」を、その場でメモする
旅先で子どもが「なんで?」と言ったら、それがそのまま自由研究のテーマになります。
その場で答えを教えるより、メモしておいて、帰ってから一緒に調べるほうが研究らしくなります。
記録シートのテンプレートや、写真の撮り方、まとめの構成は「旅行を自由研究にするまとめ方」にまとめています。
自由研究の旅で泊まるホテル
自由研究の旅は、体験の場所の近くに泊まると、移動が少なく、記録を書く時間もとれます。
パーク ハイアット ニセコ HANAZONO
僕らが夏に何度か泊まっているホテルです。
目の前の HANAZONO リゾートで、釣りやラフティング、ツリートレッキングの受付まで歩いて行けます。夏から秋には、ホテルのレストランで子ども向けのクッキングクラスも開かれています。娘も6歳のとき、ピザ作りの教室に参加しました。
- 目の前の HANAZONO で釣り・ラフティング・ツリートレッキング
- 夏から秋は子ども向けのクッキングクラスがある
- キッチン・洗濯乾燥機付きのレジデンスで連泊しやすい
リゾナーレ八ヶ岳
僕らが夏と秋に泊まったホテルです。
森の探検や乗馬、動物とのふれあいなど、年齢別の自然体験がそろっています。国蝶オオムラサキの里も同じ北杜市にあります。
- 森の探検隊・馬の学校など、年齢別の自然体験プログラム
- 1年中入れる波のプール「イルマーレ」
- オオムラサキセンターと同じ北杜市。高原の自然が近い
JAM福井勝山東急ホテル&リゾーツ
化石発掘の旅なら、福井県立恐竜博物館と同じ勝山市内のこのホテルが便利です。
恐竜の研究室がテーマの「恐竜ラボルーム」があり、屋内プールと温泉もあります。
- 恐竜の研究室がテーマの「恐竜ラボルーム」がある
- 屋内プール(子ども用は水深50cm)と法恩寺温泉
- 4〜8名で泊まれる和洋室・メゾネットなど部屋が多い
よくある質問
旅行を自由研究にするには、何を準備すればいいですか?
出発前に「知りたいこと」を1つ決めて、記録シートと鉛筆、カメラ、小さなものさしを持っていけば十分です。旅先ではその日のうちに10分だけ記録を書くと、帰ってからまとめやすくなります。
小さな子でもできる、自由研究になる旅はありますか?
福井の「どきどき恐竜発掘ランド」は4歳から化石発掘ができます。動物園や水族館、牧場、高原の自然体験も、低学年の自由研究に向いています。
日帰りでも自由研究になりますか?
なります。ただ、体験の予約時間が決まっている場所も多いので、遠い場所なら1泊して、1日目に体験、2日目に博物館や見学、のように分けると、子どもも疲れにくく、記録も書きやすいと思います。
工場見学や国会見学は予約が必要ですか?
多くの見学先で予約が必要です。夏休みは早く埋まることもあるので、行き先が決まったら早めに確かめておくのがおすすめです。見学先ごとの予約のしかたは、工場見学・国会見学の各記事にまとめています。
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