アメックス・プラチナは家族旅行に必要?年会費と特典、利用付帯になった旅行保険をANAゴールド・マリオットと比較

✔ アメックス・プラチナの年会費は高いけれど、家族旅行で元が取れるのか知りたい
✔ 旅行保険が利用付帯に変わったと聞いて、何が変わったのか気になっている
✔ ANAアメックス・ゴールドやマリオットのカードと比べて、どちらがいいのか迷っている

アメックス・プラチナは、日本で作れるカードの中でも、旅行の特典がいちばん多いカードのひとつです。

僕はANAアメックス・ゴールドとMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムの2枚を使っていて、プラチナは持っていません。なので、ここに書くのは公式の情報と、それを読んだうえでの僕の見立てです。

この記事では、アメックス・プラチナの年会費と特典、2026年10月に変わった旅行保険を公式サイトで確認し、家族で旅行する目線で、僕が使っている2枚と比べてみます。

この記事でわかること

  • アメックス・プラチナの年会費と、旅行で使える主な特典
  • 2026年10月から利用付帯になった旅行保険の内容
  • ホテルの上級会員やファイン・ホテル・アンド・リゾートでできること
  • ANAアメックス・ゴールド・マリオットのプレミアムと比べた、僕の考え

アメックス・プラチナの年会費と基本

まずは年会費と、基本のスペックを確認しておきます。

項目アメックス・プラチナ
年会費165,000円
家族カード4枚まで無料
ポイント100円=1ポイント。海外利用ボーナスポイントプログラム(登録・無料)で外貨建ての利用が100円=3ポイント
ポイントの有効期限メンバーシップ・リワード・プラスが無料で、無期限
入会特典最大225,000ポイント(通常のポイントを含む)

出典:アメックス公式(プラチナ・カード)(2026年10月時点)

家族カードが4枚まで無料なのは大きい

年会費だけを見ると、かなり高いカードです。

ただ、家族カードは4枚まで無料なので、夫婦で持つなら1人あたりの負担は半分になります。

家族カードでも、プライオリティ・パスやセンチュリオン・ラウンジなど、多くの特典が使えます。家族カードで使える特典の範囲は「家族カードのメリットを旅行目線で比較」でも比べています。

入会特典は、過去に持っていた人は対象外

入会特典は大きいですが、条件があります。

公式ページには「グリーン・ゴールド・ゴールド・プリファード・プラチナを持っている人・過去に持っていた人、切り替えは入会特典の対象外」と書かれています。

すでにゴールド・プリファードなどを持っている人が切り替える場合は、入会特典がもらえない点に気をつけたいところです。

旅行で使える主な特典

アメックス・プラチナの特典はたくさんありますが、旅行で関係するものを絞ると、この6つだと思います。

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特典内容
エアライン・クレジット毎年10万円分のエアライン・クレジット(初年度は年会費の支払いで、2年目以降はプログラム期間に500万円以上の利用と継続で)。アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで1回30万円以上の海外航空券を買うときに使える
無料宿泊継続で国内対象ホテル1泊2名の無料宿泊券1枚、プログラム期間に500万円以上でもう1枚(最大2泊)
ホテルの上級会員ヒルトン・オナーズ・ゴールド、Marriott Bonvoyゴールドエリート、Seibu Prince Global Rewards プラチナ、Radisson Rewards Premium、オークラ ニッコー ホテルズ One Harmony エクスクルーシィヴ(事前登録が必要)
空港ラウンジ世界140ヶ国1,400ヶ所以上の空港ラウンジ(センチュリオン・ラウンジ、デルタ・スカイクラブ、プライオリティ・パスなど)
プライオリティ・パス何回でも無料、同伴者1名まで無料(2人目から1名35米ドル)、家族カードも対象
ダイニング対象レストラン50%、年間最大40,000円

出典:アメックス公式(プラチナ・カード)(2026年10月時点)、アメックス公式(プライオリティ・パス)(2026年10月時点)

エアライン・クレジットは、2年目から年500万円の利用が条件

いちばん目を引くのが、毎年100,000円分のエアライン・クレジットです。

ただし2年目以降は、1年間に500万円以上カードを使うことが条件で、使えるのはアメックスの旅行サイトで1回30万円以上の海外航空券を買うときだけです。

家族3人の海外旅行なら、30万円を超える航空券は珍しくないと思います。ただ、ANAのサイトで直接買ってマイルを貯めたい人には、使いにくい場面もありそうです。

無料宿泊とホテルの上級会員は、泊まるホテルが決まっていない人向け

継続で国内の対象ホテルの無料宿泊券がもらえて、年500万円使うともう1枚になります。

ホテルの上級会員は、ヒルトンとマリオットのゴールドが一緒に付くのが特徴です。

1つのホテルチェーンに絞らず、行き先ごとにいろいろなホテルに泊まる人には、この幅の広さが合うと思います。

各ホテルの上級会員は、事前の登録が必要です。マリオットとヒルトンの会員制度の違いは「ホテル系クレジットカード比較」にまとめています。

羽田のセンチュリオン・ラウンジは、同伴者1名まで無料

羽田空港の第3ターミナルには、アメックスのセンチュリオン・ラウンジがあります。

公式ページでは「羽田のセンチュリオン・ラウンジは基本カード・家族カード会員それぞれ同伴者1名まで無料」とされています。

夫婦でそれぞれプラチナを持てば、家族4人まで無料で入れる計算になります。

プライオリティ・パスも同伴者1名まで無料なので、家族で海外へ行く回数が多い人には、ラウンジの特典はかなり手厚いです。羽田のラウンジ全体は「羽田空港のラウンジまとめ」に、プライオリティ・パスの条件は「プライオリティ・パスとは」に書いています。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートとザ・ホテル・コレクション

アメックス・プラチナのホテルの特典で、よく名前が出るのがファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)です。

アメックスの旅行サイトで予約FHRの対象ホテルを選ぶ
プラチナ・カードで支払う予約の条件は公式で確認
朝食・レイトチェックアウトなど上級会員がなくても受けられる

FHRは、上級会員でなくても朝食とレイトチェックアウトが付く

FHRの特典は「ファイン・ホテル・アンド・リゾート:世界1,800ヶ所以上。お部屋のアップグレード(空室次第)、12:00からのアーリーチェックイン(空室次第)、16:00までのレイトチェックアウト確約、2名分の朝食、100米ドル分のエクスペリエンス・クレジット」です。

ホテルの上級会員を持っていないチェーンでも、朝食と16時のチェックアウトが付くのは、家族旅行ではありがたいと思います。

子ども連れだと、朝はゆっくり、チェックアウトもゆっくりしたいものです。泊まりたいホテルがFHRの対象なら、ホテルの公式サイトと料金を比べてみる価値はありそうです。

ザ・ホテル・コレクションは2連泊から

もうひとつのザ・ホテル・コレクションは、「ザ・ホテル・コレクション:2連泊以上で100米ドル分のエクスペリエンス・クレジット、アップグレード(空室次第)など」という内容です。

FHRより対象のホテルが広く、2連泊以上が条件です。FHRほどの特典ではありませんが、連泊する家族旅行なら使える場面はありそうです。

2026年10月から、旅行保険は利用付帯に

アメックス・プラチナの旅行保険は、以前は旅行代金をカードで払わなくても付く「自動付帯」の部分がありました。

今は利用付帯(自動付帯終了に伴い2026年10月1日に規定改定)で、旅行代金をカードで払うことが条件です。

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補償(海外旅行)アメックス・プラチナ
傷害死亡・後遺障害1億円(家族カードも1億円)
傷害治療1,000万円
疾病治療1,000万円
賠償責任5,000万円
救援者費用1,000万円
携行品損害100万円
航空便遅延最高3万円/手荷物遅延3万円/紛失6万円

旅行代金をカードで払った場合。出典:アメックス公式(プラチナ・カード)(2026年10月時点)、アメックス公式(旅行傷害保険)(2026年10月時点)

カードを持たない家族の治療費も手厚い

家族で旅行するときに見ておきたいのが、カードを持っていない家族への補償です。

アメックス・プラチナは、本人・家族カード会員・カードを持たない家族とも、治療費用が1,000万円です。

子どもの治療費まで本人と同じ額で補償されるのは、僕が使っているカードとのいちばん大きな違いです。

ANAアメックス・ゴールドだと、カードを持たない家族の治療費用は200万円です。

家族の分も、カードで払っておく

家族分の海外旅行傷害保険も対象にするには、家族分の旅行代金も対象カードで決済する必要がある。補償されるのは出国から最長90日間です。

僕は、カードの保険が使える期間(多くは90日)の旅行なら、別の旅行保険はいらないと考えています。補償の上限が高いカードなら、なおさらです。考え方は「90日以内の海外旅行に旅行保険は不要?」に書いています。

ANAアメックス・ゴールド、マリオットのプレミアムと比べる

ここからは、僕が使っている2枚と比べてみます。

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項目アメックス・プラチナANAアメックス・ゴールドマリオット・プレミアム
年会費165,000円42,900円82,500円
ANAマイル1,000pt=1,000マイル、年40,000マイルまで1,000pt=1,000マイル、上限なし3:1(60,000ポイントごとにボーナス)
ホテルヒルトン・マリオットなどのゴールド、FHR—マリオットのゴールド、年500万円でプラチナ
プライオリティ・パス何回でも無料、同伴者1名無料年2回まで無料なし
海外の治療費用1,000万円300万円300万円

出典:アメックス公式(マイル移行)(2026年10月時点)、アメックス公式(ANAアメックス・ゴールド)(2026年10月時点)、アメックス公式(マリオット・プレミアム)(2026年10月時点)

ANAマイルを貯めるなら、1年に移せる上限が気になる

アメックス・プラチナのポイントもANAマイルに移せます。プラチナならANAへの移行の参加費もかかりません。

ただ、ANAマイルに移せるのは1年に40,000マイルまでです。

家族3人分のビジネスクラスの特典航空券を取るには、まとまったマイルが一度に必要になります。ANAアメックス・ゴールドは移行の上限がないので、ANAマイルを中心に考えるなら、こちらのほうが使いやすいです。

2枚持ちでも、プラチナ1枚より年会費は安い

ANAアメックス・ゴールドとマリオットのプレミアムを合わせても、年会費はプラチナ1枚より安くなります。

マイルはANAアメックス・ゴールド、ホテルはマリオット、と役割を分けているので、僕の使い方だとプラチナの特典と重なる部分が多いです。

我が家のやり方

ANAアメックス・ゴールドは航空券と旅行保険用、ふだんの支払いはMarriott Bonvoy アメックス・プレミアム、と分けています。ホテルはマリオット系列に泊まることが多いので、マリオットの上のステータスを保ちつつ、貯まったポイントはホテルの宿泊やANAのマイルにして使っています。

僕ならこう考える

アメックス・プラチナが向いているかどうかは、年会費の元が取れるかより、「自分の旅の形に合うか」で決まると思います。

プラチナが合う人

アメックス・プラチナ

165,000円年会費

  • いろいろなホテルチェーンに泊まる
  • 夫婦で家族カードを持ち、ラウンジをよく使う
  • 年500万円以上カードを使う
僕が使っている

ANAゴールド+マリオット・プレミアム

2枚役割を分けて使う

  • ANAマイルを上限なしで貯めたい
  • ホテルはマリオット系にまとめる
  • プライオリティ・パスは年2回まで

マイルを中心に考えるなら、今の2枚のままにする

僕は、ANAマイルで家族の特典航空券を取ることを一番に考えているので、今の2枚のままにすると思います。

ANAアメックス・プレミアムに上げていないのと同じで、年会費の差を取り返せるほどの使い道が、今の我が家には少ないというのが正直なところです。

一方で、毎年いろいろな国のいろいろなホテルに泊まる人、子どもの治療費まで手厚い保険が欲しい人、ラウンジを家族でよく使う人には、プラチナの特典は合っていると思います。

カードの最新の条件は、アメックス公式のプラチナ・カードのページで確認してください。

よくある質問

アメックス・プラチナの年会費はいくらですか?

165,000円(税込)です。家族カードは4枚まで無料です。

アメックス・プラチナの旅行保険は自動付帯ですか?

今は利用付帯です。利用付帯(自動付帯終了に伴い2026年10月1日に規定改定)。旅行の航空券やパッケージツアーの代金をカードで払うと、治療費用1,000万円などの補償が付きます。

アメックス・プラチナでANAマイルは貯まりますか?

貯まります。ポイントを1,000pt=1,000マイルで移せますが、移せるのは1年に40,000マイルまでです。

家族カードでもプライオリティ・パスは使えますか?

使えます。家族カード会員も本人がアメックスのマイアカウントから申し込みます。条件は何回でも無料、同伴者1名まで無料(2人目から1名35米ドル)、家族カードも対象です。

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