スーツケースのおすすめの選び方|リモワから軽いスーツケースに変えた理由と、買わずにレンタルする方法
✔ スーツケースを買いたいけれど、種類が多すぎてどれがいいのかわからない
✔ リモワのような高いブランドを買うべきか迷っている
✔ 年に1〜2回しか使わないのに、大きいスーツケースを家に置いておくのはもったいない
スーツケース選びで迷うのは、だいたいこのあたりだと思います。
僕は長いあいだ、リモワのサルサ エアーを愛用してきました。最近はイオンで買ったノーブランドのスーツケースも使っていて、正直なところ、ブランドへのこだわりはもうありません。
この記事では、家族で何度もヨーロッパを行き来してきた僕が、今スーツケースを選ぶときに見ているところと、買わずにレンタルで済ませる方法を、航空会社の公式ルールと一緒にまとめます。
この記事でわかること
- リモワとノーブランドを使ってきた僕が、今「軽さ」でスーツケースを選ぶ理由
- サイズ・重さ・素材・キャスターなど、選ぶときに見るポイント
- ANA・JALの機内持ち込みと預ける荷物のサイズ・重さのルール
- 買うか借りるかの決め方と、R&Y RENTALでレンタルする流れ
僕が使ってきたスーツケース
まずは、僕がこれまでどんなスーツケースを使ってきたかを書いておきます。選び方の話は、その経験がベースになっています。
リモワのサルサ エアーは、軽くてキャスターが丈夫だった
メインで使ってきたのは、リモワの「サルサ エアー」です。選んだ理由は、持ち運びが軽くて便利だったからです。
妻とモナコの舞踏会に行ったときは、リモワのいちばん大きいサイズを3つと、機内持ち込みサイズを1つ持っていきました。妻の荷物、僕の荷物、ドレス専用で1つずつ。機内持ち込みのほうには、身の回りのものやパソコンを入れていました。
長く使ってきて感じているのは、リモワはキャスターが丈夫だということです。スーツケースはキャスターから傷んでいくことが多いので、ここは今でもリモワのいいところだと思っています。
ただ、サルサ エアーは今は廃盤になっています。今のリモワの新品はとても高いので、同じ感覚で買い替えるのは、なかなか難しいと感じています。
イオンのノーブランドでも、困ることはなかった
最近は、イオンで買ったノーブランドのスーツケースも普通に使っています。
今の僕は、スーツケースにブランドのこだわりはなく、軽くて持ちやすければそれでいいと思っています。リモワほどの丈夫さはなくても、年に何回か使うくらいなら十分です。
ヨーロッパでは、重いスーツケースがいちばん大変
軽さを優先するようになったのは、ヨーロッパでの移動が多いからです。
ヨーロッパの街は石畳の道が多く、重いスーツケースを引いて歩くのは大変です。フランスにはエレベーターのない古い建物も多く、その場合は部屋まで階段で運ぶことになります。
なので、重いスーツケースはもう持たないことにしました。
我が家のやり方
大きなスーツケースは家に1つだけ持っておき、夫婦や家族で移動するときに足りない分はレンタルすることが多いです。普段の旅は軽いスーツケースで、荷物が多い旅だけ借りる。この組み合わせがいちばん楽だと感じています。
パリでアパートを借りたときの部屋探しのコツは「パリでアパートを借りてみた」に書いています。エレベーターの有無は、スーツケースが多いときほど大事になります。
スーツケースを選ぶときに見るポイント
ここからは、これから買う人向けに、僕が見ているポイントをまとめます。最初に全体を表にしておきます。
← 横にスクロールできます →
| ポイント | 見るところ | 僕の考え |
|---|---|---|
| サイズ | 泊数と、預けられるサイズ(3辺の合計) | 家族なら大1つ+機内持ち込みを基本に |
| 重さ | 本体の重さ | いちばん大事。軽いものを選ぶ |
| 素材 | アルミか、ポリカーボネートなどの樹脂か | 軽さなら樹脂。丈夫さならアルミ |
| キャスター | 大きさ、回りやすさ、丈夫さ | 石畳を歩くなら丈夫なものを |
| 鍵 | TSAロックかどうか | アメリカに行くならTSAロックが安心 |
サイズは、泊数より「何人で、何個持つか」で考える
よく「何泊なら何リットル」という目安があります。スーツケースのレンタル会社 R&Y RENTAL では、サイズの目安をこう分けています。
| サイズ | 容量と泊数の目安 |
|---|---|
| S | Sサイズ(〜39L):1〜3泊 |
| M | Mサイズ(40〜69L):3〜5泊 |
| L | Lサイズ(70〜89L):5〜10泊 |
| LL | LLサイズ(90L〜):10泊〜 |
出典:R&Y RENTAL公式(2026年10月時点)
ただ、家族で旅行するときは、泊数よりも「何人分の荷物を、何個に分けるか」のほうが大事だと思います。
大きいスーツケースを1つにまとめるより、少し小さめのものを人数分に分けたほうが、1つあたりが軽くなって運びやすいです。子どもが自分で引ける小さなサイズを1つ持たせるのも、いいと思います。
ちなみに、子どもが生まれる前、2泊3日くらいの旅なら、僕は機内持ち込みサイズのスーツケース1つに夫婦2人分の荷物を入れていました。短い旅なら、機内持ち込みサイズだけで足りることも多いです。
重さは、本体が軽いものを選ぶのがいちばん効く
エコノミークラスで預けられる荷物は、ANAもJALも1個23kgまでです。
この重さには、スーツケース本体の重さも含まれるので、本体が重いと、そのぶん入れられる荷物が減ります。同じ大きさなら、なるべく軽いものを選ぶのがおすすめです。
お店で選ぶときは、実際に持ち上げてみるのがいちばんわかりやすいです。ネットで買うなら、商品ページに書いてある本体の重さを見比べてください。
素材は、アルミなら丈夫、ポリカーボネートなら軽い
ハードタイプのスーツケースは、大きく分けるとアルミ製と、ポリカーボネートなどの樹脂製があります。
アルミ製
- 丈夫で、見た目の高級感がある
- 重い。へこみや傷がつきやすい
- 値段が高いものが多い
ポリカーボネートなどの樹脂製
- 軽い。石畳や階段でも運びやすい
- 値段の幅が広く、選びやすい
- 安いものは、キャスターや持ち手の作りに差がある
重さで選ぶなら、僕は樹脂製をおすすめします。僕が使ってきたサルサ エアーも、軽い樹脂製のシリーズでした。アルミのスーツケースは素敵ですが、ヨーロッパを家族で移動するには、僕には重すぎると感じています。
キャスターは、石畳を歩くなら丈夫さを優先する
スーツケースでいちばん壊れやすいのは、キャスターだと思います。
空港の中だけならどれでも大差ありませんが、石畳の街を歩くなら、キャスターの丈夫さで差が出ます。リモワを長く使えたのも、キャスターが丈夫だったからです。
4輪のキャスターは、空港の平らな床では軽く押せて楽です。石畳ではタイヤが小さいと引っかかりやすいので、買う前にキャスターの大きさも見ておくといいと思います。
鍵は、アメリカに行くならTSAロックを選ぶ
アメリカ(ハワイを含む)の空港では、預けた荷物を検査のために開けることがあります。
TSAロックなら、検査官が専用の道具で開けられるので、鍵を壊されずに済みます。今売られているスーツケースの多くはTSAロックが付いているので、買うときに念のため確かめておく程度で大丈夫です。
飛行機に乗せるときのサイズと重さのルール
スーツケースを買う前に、いちばん確かめておきたいのが航空会社のルールです。ANAとJALの国際線で比べると、こうなっています。
機内持ち込みは「3辺115cm以内・合計10kg」
← 横にスクロールできます →
| 項目 | ANA国際線 | JAL国際線 |
|---|---|---|
| 個数 | 機内持ち込み手荷物1個+身の回り品1個の合計2個 | 身の回り品1個+手荷物1個の合計2個 |
| スーツケースのサイズ | 3辺の和115cm以内(55cm×40cm×25cm以内) | 3辺の和115cm以内(55cm×40cm×25cm以内) |
| 身の回り品 | 40cm×30cm×20cm以内 | 前の座席の下に入る大きさ |
| 重さ | 合計10kg以内 | 合計10kg以内 |
サイズには、キャスターやハンドルの長さも含まれます。「機内持ち込み対応」と書いてあるスーツケースでも、キャスター込みで115cmを超えていないか、買う前に確かめておくと安心です。
国内線の小さい飛行機に注意
ANA国内線は、100席未満の飛行機だと3辺の和100cm以内(45cm×35cm×20cm以内)になります。地方の空港に乗り継ぐときは、機内持ち込みサイズのスーツケースでも預けることになる場合があります。
預ける荷物は、エコノミーなら1個23kgまで
← 横にスクロールできます →
| クラス | ANA国際線 | JAL国際線 |
|---|---|---|
| エコノミー | 0〜2個・1個23kgまで | 2個・1個23kgまで |
| プレミアムエコノミー | 1〜2個・1個23kgまで | 2個・1個23kgまで |
| ビジネス | 1〜2個・1個32kgまで | 3個・1個32kgまで |
| サイズ(3辺の合計) | 3辺の合計158cm以内 | 3辺の和203cm以内 |
ANAの個数は個数は運賃規則による(航空券に記載の許容量が適用)。出典:ANA公式(2026年10月時点)、JAL公式(2026年10月時点)
見落としやすいのが、サイズの上限が航空会社で違うことです。
ANAは3辺の合計158cmまで、JALは203cmまでで、大きいスーツケースはANAだとサイズ超過になることがあります。いちばん大きいサイズのスーツケースを買うなら、よく乗る航空会社の上限に収まるかを見ておいてください。
ANAのエコノミーは、運賃によって無料で預けられる個数が0〜2個と変わります。安い運賃だと預け荷物が付いていないこともあるので、航空券を買うときに確かめておくのがおすすめです。
ちなみに、我が家はANAのスーパーフライヤーズ(SFC)のステータスを持っています。スター アライアンス・ゴールドのメンバーは、ANA国際線で預けられる荷物が「ご搭乗クラスの許容量+1個、または+20kg」になります。家族で荷物が多くなりがちな我が家には、ありがたい優待です。JALも、JGC会員はエコノミーで3個・1個32kgまでです。
大事なものは、機内持ち込みのほうに入れておく
新婚旅行でエミレーツに乗ったとき、乗客全員分の荷物が届かなかったことがあります。
このときは、大事なものを機内持ち込みのスーツケースに入れていたのが救いでした。ただ、着替えは預けたほうに入れていたので、初日は着替えがない状態になりました。
それ以来、貴重品・薬・充電器と、1日分の着替えは、機内持ち込みに入れるようにしています。そのときの対応と補償は「エミレーツでロストバゲッジに遭ったときの対応と補償」にまとめています。
買うか、レンタルするか
スーツケースは、必ずしも買わなくてもいいと僕は思っています。どちらにするかは、こんな流れで決めると迷いにくいです。
- 年に何回、飛行機で旅行するか年に何回も行くなら、軽いスーツケースを1つ買っておくと便利
- その旅は、家にあるスーツケースで足りるか足りるなら、それで行く。足りない分だけ考える
- 足りない分は、今後も毎回必要か毎回必要なら買う。たまにしか要らないならレンタル
- 大きいサイズや高いブランドを試したいか買う前に使ってみたいなら、まずレンタルで試す
← 横にスクロールできます →
| 比べること | 買う | レンタル |
|---|---|---|
| 向いている人 | 年に何回も旅行する人 | 年に1〜2回の人、荷物が多い旅だけの人 |
| 家の置き場所 | 必要 | いらない |
| 受け取り・返却 | なし | 自宅に届き、自宅かコンビニから返送 |
| 壊れたとき | 自分で修理 | 破損は無償修理(航空会社の破損証明書がなくても対応) |
| 高いブランド | 高い買い物になる | リモワも4,500円〜で借りられる |
レンタルはR&Y RENTALの場合。料金は往復送料・保険・税込の最安で、期間とサイズで変わります。出典:R&Y RENTAL公式(2026年10月時点)
たまにしか行かないなら、レンタルで十分
大きいスーツケースは、使わないあいだも家の場所を取ります。
年に1〜2回しか海外に行かないなら、大きいスーツケースは買わずにレンタルで十分だと思います。使うときだけ自宅に届いて、旅行が終わったら送り返せばいいので、片付けの手間もありません。
荷物が多い旅だけ、足りない分を借りる
我が家は、大きいスーツケースを1つ持っていて、夫婦や家族で移動するときに足りない分をレンタルしています。
以前ヨーロッパに行ったときは、リモワのサルサ エアー91Lを2つ借りました。定価で買うと9万円ほどしたスーツケースが、検索したときは11日間で7,580円でした。そのときの予約の流れは「スーツケースレンタル「R&Y RENTAL」のレビュー」に書いています。
※金額は僕が借りたときのものです。今の料金はR&Y RENTALのサイトで確認してください。
R&Y RENTALで借りる流れ
僕がいつも使っているのは、R&Y RENTAL(アールワイレンタル)です。リモワのほか、サムソナイトやプロテカ、ゼロハリバートンなど、いろいろなブランドから選べます。借りる流れはこうです。
- レンタル期間を決めるレンタル開始日(届く日)は出発の2日前がおすすめ。レンタル終了日(発送する日)は旅行の翌日がおすすめ
- サイズとブランドを選んで予約する平日15時・土曜12時までの注文で当日出荷、最短翌日に届く。90日先までのレンタル期間を予約できる
- 自宅で受け取る往復送料無料(沖縄・離島は別途)。届いた箱は返すときに使うので捨てない
- 旅行から帰ったら返送する届いたときの箱に戻し、同封の着払い伝票で自宅集荷かコンビニから返送
盗難は補償されない
破損は無償修理(航空会社の破損証明書がなくても対応)。一方で、紛失・盗難で返却できない場合は商品代金を請求。盗難が心配なときは、クレジットカードの海外旅行保険など、自分で入っている保険で備えておくと安心です。延長はやむを得ない事情を除きできない(延長分は延長料金)ので、帰りの日程が変わりそうな旅は少し長めに借りておくといいと思います。
カードの保険でどこまで足りるかは「海外旅行保険は必要?クレジットカード保険で足りる人・足りない人」にまとめています。
出発前のスーツケースのチェックリスト
最後に、出発前に僕が確かめていることをまとめておきます。
| 確かめること | 目安 |
|---|---|
| ✔ 預ける荷物の重さ | エコノミーは1個23kgまで。帰りはお土産で重くなる |
| ✔ 預ける荷物の個数 | 航空券に書いてある無料の個数 |
| ✔ 機内持ち込みのサイズ | キャスター込みで3辺115cm以内 |
| ✔ 機内持ち込みに入れるもの | 貴重品・薬・充電器・1日分の着替え |
| ✔ キャスターと持ち手 | ガタつき、回りにくさがないか |
| ✔ 鍵 | アメリカ行きはTSAロック |
| ✔ 目印 | ネームタグやベルトで、自分の荷物とわかるように |
重さは、空港で量ってから詰め直すと大変です。家で量れるラゲッジスケール(手で持つタイプのはかり)があると、帰りの荷造りでも安心だと思います。
それから、帰国したあとの空港からの移動も考えておくと楽です。ANAアメックス・ゴールドには、海外旅行帰国時スーツケース1個無料で家まで送ってもらえる特典があり、子連れのときは本当に助かっています。くわしくは「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」に書いています。
よくある質問
機内持ち込みできるスーツケースの大きさは?
ANA・JALの国際線は、3辺の和115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)で、身の回り品と合わせて合計10kg以内です。サイズにはキャスターやハンドルも含みます。ANA国内線の100席未満の飛行機は3辺の和100cm以内(45cm×35cm×20cm以内)です。
預けられるスーツケースの重さは何kgまで?
ANA・JALの国際線エコノミーは1個23kgまで、ビジネスクラスは1個32kgまでです。サイズの上限は、ANAが3辺合計158cm、JALが203cmです。
リモワは買う価値がありますか?
キャスターが丈夫で長く使えるのは、僕が使ってきて感じているいいところです。ただ、新品はとても高いので、年に数回しか使わないならレンタルで試してみるのもいいと思います。R&Y RENTALではリモワも4,500円〜(往復送料・保険・税込)から借りられます。
レンタルしたスーツケースが壊れたらどうなりますか?
R&Y RENTALの場合、破損は無償修理(航空会社の破損証明書がなくても対応)です。航空会社で破損証明書をもらえたら、スーツケースに入れて返却します。紛失・盗難は補償されず、商品代金がかかります。
旅の準備にあわせて読みたい記事
空港での過ごし方は「羽田空港のラウンジ」「成田空港のラウンジ」に、旅行で使っているサービスは「海外旅行で実際に使っているサービスまとめ」にまとめています。