那覇観光モデルコース|ゆいレールで回る半日・1日・1泊2日、首里城の正殿の予約と1日乗車券の使い方
那覇は、空港から街の中心まで電車で15分ほどの近さです。
見どころは国際通り、首里城、波上宮、おもろまちとまとまっていて、どれもモノレールの「ゆいレール」の駅から行けます。車がなくても、組み方しだいで半日でも十分に楽しめる街だと思います。
この記事では、那覇の観光を半日・1日・1泊2日のモデルコースにまとめます。どれも、ゆいレールの所要時間と施設の営業時間をもとに組んだ例です。
この記事でわかること
- 那覇空港から国際通り(県庁前駅)は13分、首里城(首里駅)は27分
- 着いた日・帰る日の半日コース2つ
- 首里城から波上宮、夜は国際通りの1日コース
- 首里城の正殿の予約を入れた1泊2日コースと、泊まる場所
那覇のモデルコースを組む前に知っておきたいこと
那覇空港は街の南西の海沿いにあります。ゆいレールはそこから北東へ走り、旭橋・県庁前・牧志・おもろまち・首里を通って、浦添市のてだこ浦西駅まで続いています。
国際通りは県庁前駅と牧志駅のあいだ、波上宮は旭橋駅から海のほうへ歩いたところ、首里城は首里駅から歩いて行ける丘の上です。瀬長島だけは線路から外れていて、空港から車で行きます。
移動はゆいレールが中心。駅どうしは2〜16分
この記事のコースで使う区間の時間と運賃はこちらです。
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| 区間 | 時間 | 大人の運賃 |
|---|---|---|
| 那覇空港 → 県庁前 | 13分 | 290円 |
| 那覇空港 → 首里 | 27分 | 360円 |
| 県庁前 → 首里 | 14分 | 320円 |
| 首里 → 旭橋 | 16分 | 320円 |
| 首里 → おもろまち | 8分 | 290円 |
| おもろまち → 那覇空港 | 19分 | 320円 |
| 旭橋 → 県庁前 | 2分 | 250円 |
時間はゆいレールの標準の所要時間です。
いちばん遠い首里まででも空港から30分かからないので、那覇の観光は移動の時間をあまり気にせず組めます。
那覇空港駅にはコインロッカーがあり、大サイズは1回600円(その日の終電まで)です。数は多くないので、着いた日はホテルに荷物を預けてから動くほうが確実だと思います。
きっぷはQRコードかICカード。3回以上乗る日は1日乗車券
ゆいレールのきっぷは、改札機のタッチ部分にかざすQRコードの乗車券です。日本の交通系ICカード(チャージして使うカード)は、沖縄のOKICAのほかSuicaも使えます。クレジットカードのタッチ決済でも乗れます。
何回も乗る日は、1日乗車券(大人1,000円)か2日乗車券(大人1,800円)が便利です。「1日」は日付ではなく買ってから24時間なので、お昼に着いて買えば、翌日のお昼まで使えます。
しかも首里城公園の券売所で1日乗車券か2日乗車券を見せると、首里城の入場料が団体料金になります。首里城に行く日は、乗車券を先に買っておくといいと思います。
首里城の正殿は、2026年11月23日から予約制
2019年の火災で焼けた首里城の正殿は、復元が終わって2026年11月23日の正午から中の公開が始まります。前日の11月22日は首里城公園の全体がお休みで、23日も午前中は入れません。
正殿の中を見るには、30分ごとの日時を指定した「入場券(正殿内観覧予約あり)」の予約が要ります。予約のための追加の料金はかかりません。正殿の中を見なければ、ほかの有料区域は予約なしで入れます。
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| 首里城公園 | 4〜11月 | 12〜3月 |
|---|---|---|
| 有料区域(正殿など) | 8:30〜19:00 | 8:30〜18:00 |
| 入場の締め切り | 18:30 | 17:30 |
| 大人の入場料 | 400円(2026年11月21日まで)→ 1,000円(11月23日から) | |
2027年1月からの入場分は、入場する日の2か月前の1日13時から予約が始まります。正殿の予約や料金の詳しいところは「那覇観光ガイド」にまとめています。正殿の予約は首里城公園のWebチケットでできます。
半日コース①|着いた日の午後に、国際通りと市場を歩く
お昼ごろに那覇空港に着いた日のコースです。ゆいレールに1回乗るだけで、あとは歩いて回れます。
- 13:00那覇空港駅からゆいレールで県庁前駅へ(13分)
- 13:30ホテルに荷物を預けて、国際通りを牧志のほうへ歩く
- 15:00第一牧志公設市場と、壺屋やちむん通り
- 17:00国際通りに戻って、夜ごはんとお土産
国際通りは、県庁前から牧志へ歩く
国際通りは、県庁北口の交差点から安里三叉路まで続く約1.6kmの通りです。沖縄料理のお店やお土産屋さんが並んでいます。
県庁前駅の側から歩きはじめて牧志のほうへ向かうと、帰りは牧志駅からゆいレールに乗れるので、同じ道を戻らずに済みます。
市場とやちむん通りは、国際通りから横へ入る
国際通りの牧志側から横へ入ると、那覇の台所と呼ばれる第一牧志公設市場があります。その先には、沖縄の焼きもの「やちむん」の工房やお店が並ぶ石畳の壺屋やちむん通りがあります。
市場もやちむん通りもお店ごとに営業時間が違うので、午後の明るいうちに回っておくのがいいと思います。夜ごはんは国際通りに戻って探すと、選べるお店が多いです。
半日コース②|帰る日の午前に、首里城か瀬長島
帰りの飛行機が午後の日は、午前中にもうひとつ回れます。行き先は、飛行機の時間で選ぶとむだがありません。
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| 帰りの飛行機 | 午前の行き先 | 空港までの移動 |
|---|---|---|
| 14時以降 | 首里城(8:30から入れる) | 首里駅からゆいレールで27分 |
| お昼すぎ | 瀬長島ウミカジテラス | 車で約10分 |
首里城は、朝いちばんに入って空港へ
首里駅から首里城の守礼門までは、歩いて約15分です。駅から首里城前のバス停まで行く那覇バス(7・8番)もあります。
首里城は朝8時半から有料区域に入れるので、朝いちばんの時間に正殿を予約しておけば、お昼前には空港へ向かえます。首里駅から那覇空港駅までは、乗り換えなしの27分です。
瀬長島は、空港のすぐ南の島
瀬長島ウミカジテラスは、空港から車で約10分の瀬長島にある、海に面したお店の集まりです。飲食店は11時から、雑貨などのお店は10時から開いています。
ゆいレールの駅はないので、タクシーで行くのがいちばん早いです。土日祝は、那覇空港との間に有料の「瀬長島エアポートシャトル」(大人250円)も走っています。
1日コース|首里城から波上宮へ、夜は国際通り
那覇にまる1日いられる日のコースです。国際通りのまわりに泊まっている前提にしています。
- 8:00県庁前駅で1日乗車券を買い、首里駅へ(14分)
- 8:30首里城。正殿は予約した時間に
- 11:30首里駅から旭橋駅へ(16分)。お昼ごはん
- 13:30旭橋駅から歩いて波上宮へ(約15分)
- 15:30旭橋駅から県庁前駅へ(2分)。ホテルで休む
- 18:00夜の国際通りを歩く
首里城のあとは、まわりの史跡も歩ける
首里城は、琉球王国の王さまが暮らし、政治を行っていたお城です。城跡は世界遺産になっています。
首里城のまわりには、1501年に造られた王家のお墓の玉陵(世界遺産)や、首里城公園の入口の近くにある龍潭という池など、王国の時代の史跡がたくさんあります。時間に余裕があれば、正殿を見たあとに首里の街を少し歩いてから駅に戻ると、那覇の街なかとはまったく違う空気を感じられると思います。
波上宮は、海の上の崖に立つ神社
波上宮は、海に突き出た崖の上にある神社です。琉球王国の時代に定められた「琉球八社」の第一とされ、国王が毎年お正月にお参りしていたそうです。
すぐそばには、街なかで海に入れる波の上ビーチもあります。暑い時期なら、ここで少し休んでから国際通りに戻るのもいいと思います。
この日は、1日乗車券のほうが安くなる
このコースでゆいレールに乗るのは3回です。1回ずつきっぷを買うと、県庁前から首里が320円、首里から旭橋が320円、旭橋から県庁前が250円で、合わせて890円です。
1日乗車券は1,000円なので、乗車券だけなら110円高くなります。ただ、首里城で1日乗車券を見せると入場料が団体料金(2026年11月23日からは大人1,000円が800円)になるので、合わせると1日乗車券のほうが安くなります。
1泊2日コース|那覇の定番をひと通り回る
はじめての那覇で、国際通り・波上宮・首里城・おもろまちをひと通り回るコースです。1日目のお昼に着いて、2日目の夕方の飛行機で帰る日程にしています。泊まるのは国際通りのまわりです。
- 1日目 昼那覇空港駅から県庁前駅へ(13分)。ホテルに荷物を預ける
- 1日目 午後県庁前駅から旭橋駅へ(2分)、歩いて波上宮へ(約15分)
- 1日目 夕方〜夜公設市場・やちむん通り、夜は国際通りで食事
- 2日目 朝県庁前駅で1日乗車券を買い、首里駅へ(14分)。予約した時間に首里城の正殿を見る
- 2日目 午後首里駅からおもろまち駅へ(8分)。DFSで買い物
- 2日目 夕方おもろまち駅から那覇空港駅へ(19分)
1日目はICカード、2日目は1日乗車券にする
1日目にゆいレールに乗るのは、空港から県庁前と、波上宮への行き帰りくらいです。この日はICカードかQR乗車券で1回ずつ乗るほうが安く済みます。
2日目は県庁前から首里、首里からおもろまち、おもろまちから空港で、1回ずつ買うと合わせて930円です。1日乗車券(1,000円)との差は70円なので、首里城の団体料金を入れると1日乗車券のほうが安くなります。
おもろまちのDFSは、国内線で帰る人も免税で買える
おもろまちのDFSは、10時から20時まで開いています。沖縄から県外へ出る人なら、国内線で帰る場合でも、輸入品を20万円まで関税なしで買えます。これは沖縄だけの「沖縄型特定免税店制度」という仕組みです。
買った品物はその場では持って帰れず、出発する日に空港で受け取るので、最終日に寄るのにちょうどいい場所です。消費税はかかります。
雨の日は、県立博物館・美術館に入れ替える
おもろまちには、沖縄県立博物館・美術館もあります。雨の日は、1日目の波上宮のかわりにここを入れると、ぬれずに沖縄の歴史を見られます。
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| 沖縄県立博物館・美術館 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 火・水・木・日 9:00〜18:00、金・土 9:00〜20:00(最終入館は30分前) |
| 休館日 | 月曜(祝日のときは翌平日)、12月29日〜1月3日 |
| 博物館常設展 | 一般530円、高校・大学生270円、県外の小・中学生150円 |
金曜と土曜は20時まで開いているので、2日目の夕方の飛行機の前に寄ることもできます。
子連れなら、1日2か所くらいに減らす
このコースは大人の旅行を考えて組んでいます。小さな子と一緒なら、1日に回る場所を2か所くらいにして、ホテルのプールや水族館の時間を入れるほうが楽しめると思います。子ども向けの1泊2日の例は「子連れ那覇観光」に書いています。
那覇のモデルコースで泊まるところ
この記事のコースは、ゆいレールの県庁前・旭橋・牧志の駅に近い、国際通りのまわりに泊まると回りやすいです。首里城を朝いちばんに見たいなら、首里に泊まる手もあります。
那覇の中のエリアごとのホテルは「那覇のおすすめホテル」に、恩納村や北谷のリゾートも含めた沖縄全体の泊まる場所は「沖縄はどこに泊まる?」にまとめています。
那覇のあとに北のビーチリゾートへ移る日程なら、レンタカーは那覇を出る日から借りると駐車場代がかかりにくいです。恩納村・北谷の回り方は「恩納村・北谷観光モデルコース」をどうぞ。
よくある質問
那覇観光は何日あればいいですか?
那覇の中だけなら、1泊2日で国際通り・波上宮・首里城・おもろまちをひと通り回れます。半日しかない日でも、国際通りと市場か、首里城のどちらかなら十分に回れます。
車がなくても那覇は回れますか?
回れます。那覇空港から国際通りの県庁前駅まで13分、首里駅まで27分で、ほとんどの見どころがゆいレールの駅から歩ける場所にあります。瀬長島だけは駅がないので、タクシーか土日祝のシャトルバスで行きます。
ゆいレールの1日乗車券は得ですか?
大人1,000円で、買ってから24時間使えます。1日に3回以上乗る日や、首里城に行く日は1日乗車券がおすすめです。首里城の券売所で見せると、入場料が団体料金になります。
首里城の正殿は予約しないと見られませんか?
2026年11月23日からは、正殿の中を見るには日時を指定した予約が必要です。正殿の中を見ないなら、有料区域は予約なしで入れます。11月22日は首里城公園の全体がお休みで、23日は正午からの公開です。
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