子連れ熱海・伊豆旅行の計画ガイド|定番スポット・雨の日・行き方・1泊2日の流れ
✔ 子連れで熱海・伊豆に行きたいけれど、どこを回ればいいか分からない
✔ 新幹線・踊り子・車のどれで行くのがラクか迷っている
✔ 雨が降ったら子どもとどこで過ごせばいいか不安
熱海と伊豆は、東京から新幹線なら1時間かからずに着く、海と温泉の旅行先です。
ただ、伊豆半島は思っているより広く、熱海から下田までは特急でも1時間以上かかります。子連れだと、欲張って回ると移動だけで疲れてしまうと思います。
この記事では、子連れで熱海・伊豆を旅行するときのエリアの分け方、行き方、子どもと行ける定番スポット、雨の日の過ごし方、1泊2日の流れの例をまとめます。
この記事でわかること
- 子連れの熱海・伊豆は「熱海」「伊東・伊豆高原」「下田・河津」「修善寺・沼津」でエリアを分けると回りやすい
- 新幹線・踊り子・サフィール踊り子・車の行き方と、子連れで便利なところ
- 動物園・水族館・美術館など定番スポットの年齢の決まりと、ベビーカーの注意
- 雨の日に行ける場所と、1泊2日の流れの例
子連れの熱海・伊豆旅行は、エリアを1つか2つに絞る
伊豆半島の子ども向けスポットは、東側の海沿いと、真ん中の修善寺のあたりに分かれています。
1泊2日なら、行くエリアは1つか2つに絞るのがちょうどいいと思います。東側の熱海・伊東は電車で行きやすく、修善寺や西伊豆は車があると動きやすいです。
はじめてなら、熱海と伊東・伊豆高原の組み合わせが回りやすい
熱海と伊東は、JR伊東線でつながっていて、伊豆高原へは伊豆急行でそのまま行けます。駅からバスで行ける動物園や遊園地が多いので、車がなくても回れます。
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| エリア | 東京からの行き方 | 子どもと行きやすい場所 |
|---|---|---|
| 熱海 | 新幹線で熱海駅まで(ひかり約37分・こだま約50分) | MOA美術館・熱海城とトリックアート迷宮館・初島・海上花火大会 |
| 伊東・伊豆高原 | 踊り子で伊東・伊豆高原へ。熱海で伊東線・伊豆急行に乗り換えても行ける | 伊豆シャボテン動物公園・大室山・伊豆ぐらんぱる公園・伊豆テディベア・ミュージアム |
| 下田・河津 | 踊り子・サフィール踊り子で伊豆急下田・河津へ | 下田海中水族館・iZoo |
| 修善寺・沼津 | 踊り子で修善寺へ。伊豆長岡駅からはバス | 修善寺 虹の郷・伊豆・三津シーパラダイス・伊豆パノラマパーク |
箱根とあわせて考えている人も多いと思います。箱根の回り方は「子連れ箱根旅行の計画ガイド」にまとめています。
子連れで熱海・伊豆へ行く方法
東京からは、新幹線、特急踊り子、サフィール踊り子、車の4つの行き方があります。
どれがいいかは、どのエリアに行くかで変わります。
熱海だけなら、新幹線がいちばん早い
東京駅から熱海駅までは、東海道新幹線のひかりで約37分、こだまで約50分です。熱海に停まらないひかりもあるので、時刻表で停車する列車を選んでおくと安心です。
子どもが飽きる前に着ける近さは、熱海のいちばんの良さだと思います。
伊東・下田・修善寺へは、乗り換えなしの踊り子が便利
特急踊り子は全席指定で、東京から熱海まで約1時間20分です。熱海で列車が分かれて、一方は伊東・伊豆急下田へ、もう一方は三島・修善寺へ向かいます。
窓側の席にはコンセントがあり、1号車と9号車には荷物を置くスペースがあります。乗り換えなしで伊豆の奥まで行けるので、荷物の多い子連れにはありがたいと思います。
サフィール踊り子なら、家族で個室に乗れる
サフィール踊り子は、全車がグリーン車の特急です。2・3号車には1〜4名用と1〜6名用のグリーン個室があり、4号車はカフェテリアになっています。
個室なら、子どもが少し騒いでもまわりに気をつかわずに済みます。ただ、個室はえきねっとでは買えず、駅のみどりの窓口か指定席券売機で買います。定期の列車は東京11時発の1号で、伊東・伊豆高原・河津に停まり、伊豆急下田に13時29分に着きます。修善寺には行きません。
伊豆急行には、キンメ電車と黒船電車が走っている
伊東から伊豆急下田までの伊豆急行には、観光列車「リゾート21」のキンメ電車と黒船電車が走っています。
どちらも普通列車として走っていて、指定席はありません。運行の時刻は毎月の時刻表で案内されていて、車両が急に変わることもあります。電車好きの子なら、乗れたらうれしい列車だと思います。
修善寺・西伊豆・下田を回るなら、車がラク
車なら、熱海・伊東へは東名の厚木ICから小田原厚木道路を通って海沿いの国道135号へ。修善寺や西伊豆、下田へは、東名の沼津ICか新東名の長泉沼津ICから伊豆縦貫道に入るのが一般的です。
週末や連休の国道135号は混みやすいので、子連れなら朝早めに出るか、渋滞の少ない時間に動くのがおすすめです。
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| 行き方 | 向いている行き先 | 子連れで便利なところ |
|---|---|---|
| 新幹線(ひかり・こだま) | 熱海 | 東京から40〜50分ほど |
| 特急踊り子 | 伊東・伊豆急下田・修善寺 | 乗り換えなし。荷物スペースとコンセントがある |
| サフィール踊り子 | 伊東・伊豆高原・河津・伊豆急下田 | 4名・6名で使えるグリーン個室とカフェテリア |
| 車 | 修善寺・西伊豆・下田 | 荷物を気にせず、施設の駐車場も使える |
子連れで行きたい熱海の定番スポット
熱海は駅のまわりに温泉街と海があり、バスやタクシーで少し走ると美術館やお城があります。
どこも駅から近いので、新幹線で着いた日やチェックアウトの日に組み込みやすいと思います。
MOA美術館は、中学生以下が入館無料
MOA美術館は、熱海駅からバスで7分ほどの高台にある美術館です。中学生以下は入館無料で、小さな子でも入館の制限はありません。
ベビーカーで入れて、無料のベビーカーの貸し出しもあります(茶の庭などは不可)。休館日は木曜日(祝日は開館)と展示替えの日です。美術館は子どもには退屈かなと思いがちですが、海を見下ろす建物や庭を歩くだけでも気分が変わると思います。
熱海城とトリックアート迷宮館は、雨の日も楽しめる
熱海城は、錦ヶ浦の近くに建つ、お城の形をした観光施設で、となりに熱海トリックアート迷宮館があります。どちらも年中無休です。
トリックアート迷宮館は2歳以下が無料。熱海城の地下には、入館した人が無料で遊べる卓球や輪投げ、太鼓の達人のコーナーと足湯があります。熱海駅からはタクシーで10分ほど、バスとロープウェイを乗り継いでも行けます。
ちなみに、熱海城の3階の浮世絵の展示には、18歳未満は見ないように案内されているコーナーがあります。子どもと回るときは、先に知っておくと安心です。
初島は、熱海港から船で30分の島
初島へは、熱海港から高速船で30分ほどです。未就学児は大人1人につき1人まで船の運賃が無料で、1歳未満は無料です。
島の「PICA初島」には、アジアンガーデン、温泉の「島の湯」、宝探し、アスレチックの「サルトビ」(予約制)があり、夏は海のプールも開きます。島の施設は木曜日が休みです。往復の乗船券は熱海港で買います。
熱海海上花火大会は、1年に何度も開かれる
熱海海上花火大会は、熱海湾で1年を通して開かれている花火大会です。時間は20時20分から20時40分ごろまで(夏は20時15分から)で、子どもが眠くなる前に見終われるのがうれしいところです。
これからの日程は、11月8日・11月23日・12月6日・12月25日です。花火の日に熱海に泊まれば、海沿いのホテルから見られることもあると思います。
子連れで行きたい伊東・伊豆高原の定番スポット
伊東から伊豆高原にかけては、動物園、遊園地、ミュージアムが集まっています。
伊豆高原駅や伊東駅からバスで行ける場所が多く、大室山のまわりには伊豆シャボテン動物公園と伊豆ぐらんぱる公園が並んでいます。
伊豆シャボテン動物公園は、動物との距離が近い
伊豆シャボテン動物公園は、大室山のふもとにある動物園です。伊豆高原駅からバスで20分ほど、伊東駅からは35分ほど。営業は9時30分から17時(季節で変わります)で、年中無休です。
ベビーカーは有料で借りられて(先着順)、おむつ替えと授乳ができるベビールームもあります。お弁当を持ち込んで食べることもできます。冬は、カピバラの露天風呂が11月下旬から始まります。
大室山は、未就学児はリフトが無料
大室山は、お椀をふせたような形の山で、リフトで山頂まで上がれます。未就学児はリフトが無料で、赤ちゃんは抱っこやおんぶで乗れます。
山頂のお鉢めぐりは1周1kmほどで、20〜30分かかります。坂が急なので、ベビーカーでの散策はできません。山頂のトイレには授乳室とおむつ替えのスペースがあります。毎年6月と12月に点検の休みがあり、今年は12月7日〜18日が運休です。
伊豆ぐらんぱる公園は、外で体を動かしたい日に
伊豆ぐらんぱる公園は、乗りものや遊具のある大きな遊び場です。小学生以下は保護者と一緒に入る決まりで、乗りものには年齢や身長の条件があります。
ベビーカーの貸し出し(予約不可)と授乳室があります。夜はイルミネーションの「グランイルミ」も開かれます。雨や強い風の日は乗りものが止まるので、晴れた日に行きたい場所です。
伊豆テディベア・ミュージアムは、未就学児が無料
伊豆テディベア・ミュージアムは、伊豆高原駅の桜並木口から歩いて9分ほどの屋内のミュージアムです。未就学児は無料です。
屋内なので雨の日も行けます。授乳室はありませんが、トイレにおむつ替えの台があり、2階へはエレベーターで上がれます。
子連れで行きたい下田・河津、修善寺・沼津のスポット
伊豆半島の南と真ん中にも、子どもと行きたい場所があります。
下田や修善寺まで行くなら、そのエリアに泊まって1日かけて回るのがラクだと思います。
下田海中水族館は、海に浮かぶ水族館
下田海中水族館は、伊豆急下田駅からバスで7分ほどの水族館です。見て回るのに90〜120分ほどかかります。
通路が海に浮かぶ桟橋なので、ゆれたり、潮が引くと坂が急になったりします。ベビーカーで入れますが、付き添いの大人がいることが条件です。12月15日〜18日は休館です。
iZooは、未就学児が無料の爬虫類の動物園
iZoo(イズー)は、河津にある爬虫類と両生類の動物園です。年中無休で、未就学児は無料。チケット1枚で姉妹施設の「KawaZoo」にも入れて、2日間使えます。
館内は段差や階段が多いので、ベビーカーより抱っこひものほうが動きやすいと思います。河津駅からはタクシーで5分ほどです。
修善寺 虹の郷は、雨の日でも楽しめる公園
修善寺 虹の郷は、イギリス村やカナダ村、日本庭園がある大きな公園です。修善寺駅からバスで20分ほどです。
ベビーカーはイギリス村の案内所で借りられて、授乳室は3か所あります。雨の日は傘を無料で借りられて、屋内の体験工房や万華鏡の館もあります。秋は11月上旬から12月中旬まで、もみじのライトアップがあります。
伊豆・三津シーパラダイスは、3歳まで入場無料
伊豆・三津シーパラダイスは、沼津の内浦湾にある水族館です。伊豆長岡駅からバスで25分ほどです。
3歳までは入場無料で、24か月未満の子にはベビーカーを無料で貸してもらえます。授乳室とおむつ替えの台もあります。ショーの会場には屋根があるので、小雨の日でも見られます。
雨の日に子どもと行ける熱海・伊豆の場所
海や山の外遊びが多い伊豆ですが、雨の日に行ける屋内のスポットもあります。
雨の予報なら、熱海のお城や美術館、伊豆高原のミュージアムを中心にすると予定が崩れにくいと思います。
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| 場所 | 雨の日 | 休み | ベビーカー・赤ちゃん |
|---|---|---|---|
| 熱海城・トリックアート迷宮館 | 屋内 | 年中無休 | 地下に無料の遊びコーナーと足湯 |
| MOA美術館 | 屋内 | 木曜(祝日は開館)・展示替え日 | ベビーカーの無料貸し出し |
| 伊豆テディベア・ミュージアム | 屋内 | 2・3・6・12月に休館日あり | おむつ替え台あり。授乳室なし |
| 伊豆・三津シーパラダイス | ショー会場は屋根あり | 冬に点検の休館あり | 24か月未満はベビーカー無料 |
| 修善寺 虹の郷 | 屋内の工房・展示あり | カレンダーで確認 | 授乳室3か所。傘の貸し出し |
| 下田海中水族館 | 一部は屋外の桟橋 | 12月15〜18日 | 付き添いがあればベビーカー可 |
大室山、伊豆ぐらんぱる公園、伊豆シャボテン動物公園、初島は外で過ごす時間が長いので、晴れた日に入れておくと安心です。
我が家のやり方
娘が赤ちゃんのころの初めての家族旅行では、赤ちゃん用品を大きなスーツケースに詰めて、先にホテルへ送りました。手元の荷物が減ると、電車やバスの移動がかなりラクになります。
そのときの話は「赤ちゃん連れの旅行で変化した7つのこと」に書いています。
子連れ熱海・伊豆旅行 1泊2日の流れの例
ここからは、電車で行ける熱海と伊東・伊豆高原を回る1泊2日の例です。
1日目は熱海、2日目は伊豆高原と、エリアを日で分けています。
- 1日目 午前新幹線で熱海駅へ。荷物はホテルに預ける
- 1日目 昼熱海城とトリックアート迷宮館、またはMOA美術館(木曜休館に注意)
- 1日目 15時ごろ熱海のホテルにチェックイン。温泉やプールでひと休み
- 1日目 夜花火大会の日なら、20時20分から海上花火
- 2日目 午前伊東線・伊豆急行で伊豆高原へ。バスで大室山か伊豆シャボテン動物公園
- 2日目 午後伊豆テディベア・ミュージアムに寄って、伊豆高原駅から帰る
下田まで行くなら、もう1泊する
下田海中水族館やiZooまで行くなら、熱海から特急で1時間以上かかります。
1泊2日に詰め込むより、下田か伊豆高原にもう1泊して2泊3日にするほうが、子どもも親も疲れにくいと思います。行きはサフィール踊り子の個室で下田へ、帰りに伊東や熱海に寄る、という回り方もできます。
チェックインの日は、ホテルで過ごす時間をとる
熱海・伊豆のホテルは、温泉や海の見える部屋が楽しみのひとつです。観光を詰め込みすぎず、チェックインしたら温泉やプールでゆっくりする時間を予定に入れておくくらいがちょうどいいと思います。
子連れ熱海・伊豆旅行は、どこに泊まるか
泊まる場所は、行きたいスポットに近いか、帰りの駅に近いかで決めると移動がラクです。
はじめてなら、熱海か伊東に泊まると動きやすい
新幹線で行くなら熱海、踊り子で伊東・伊豆高原まで行くなら伊東のまわりに泊まると、駅から近くて動きやすいと思います。たとえば熱海のリゾナーレ熱海には、1年中使える屋内プールとキッズルームがあり、6歳までは定員と同じ人数まで添い寝ができます。
- 6歳までは定員と同じ人数まで添い寝ができる
- 1年中使える屋内プール(水深40cmのキッズプールあり)
- ボールプールのあるキッズルーム、託児もある
エリアごとの子連れ向けホテルと、添い寝やプールの決まりは「熱海・伊豆の子連れにおすすめのホテル」にまとめています。熱海と伊豆の高級ホテルは、仲間が書いている note マガジンの「熱海高級ホテル・旅館おすすめ8選」と「伊豆の高級ホテルおすすめ8選」にもまとまっています。
よくある質問
子連れの熱海・伊豆は、何泊がちょうどいいですか?
熱海と伊東・伊豆高原だけなら1泊2日でも回れます。下田や修善寺まで行くなら、移動に時間がかかるので2泊3日にすると余裕があります。
東京から子連れで行くなら、何で行くのがラクですか?
熱海だけなら新幹線(ひかり約37分・こだま約50分)が早いです。伊東・下田・修善寺へは乗り換えなしの特急踊り子が便利で、サフィール踊り子には家族で使えるグリーン個室もあります。修善寺・西伊豆を回るなら車がラクです。
雨の日に子どもと行ける場所はありますか?
熱海城とトリックアート迷宮館、MOA美術館、伊豆テディベア・ミュージアムは屋内です。伊豆・三津シーパラダイスはショーの会場に屋根があり、修善寺 虹の郷にも屋内の工房や展示があります。
小さな子が無料で入れる場所はありますか?
MOA美術館は中学生以下が無料、伊豆テディベア・ミュージアムとiZooは未就学児が無料、大室山のリフトも未就学児は無料です。伊豆・三津シーパラダイスは3歳まで無料です。
ベビーカーで回りやすい場所はどこですか?
MOA美術館と伊豆・三津シーパラダイス(24か月未満)はベビーカーを無料で借りられます。大室山の山頂のお鉢めぐりはベビーカーで歩けず、iZooは段差が多いので、抱っこひもがあると安心です。
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