ふふ 河口湖 宿泊記|木の花コンフォートスイートツイン
山梨県の富士河口湖町にある「ふふ 河口湖」に、家族3人で1泊しました。
いちばんの良さは、どの客室からも富士山が見えて、天然温泉の露天風呂が付いていることです。部屋は32室と少なく、旅館全体がとても落ち着いていました。
富士河口湖の温泉旅館で経験したいことが、ちゃんとそろっているホテルだと思います。この記事では、部屋と眺め、客室露天風呂、館内の雰囲気、食事、子どもと泊まるときに知っておきたいことをまとめます。
この記事でわかること
- 全32室のスイートと、部屋から見える富士山
- 富士山の溶岩を敷いた客室露天風呂と大浴場
- 木と石を使った館内と、ロビーのテラス
- 朝食と夕食、河口湖駅からの行き方
- 子どもと泊まるときの条件(12歳以下の施設使用料 など)

ふふ 河口湖はどんなホテル?
熱海や箱根、京都などにある「ふふ」の宿のひとつで、2018年に開業しました。河口湖の北側、久保田一竹美術館のすぐ隣の森の中に建っています。
客室は32室で、すべてスイートです。全室に天然温泉の露天風呂が付いていて、どの部屋からも富士山が見えます。
| 場所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町河口2211-1(河口湖の北側) |
|---|---|
| 開業 | 2018年 |
| 部屋数 | 32室(すべてスイート。60〜135㎡ほど) |
| 眺め | 全室から富士山が見える |
| 温泉 | 全室に天然温泉の露天風呂。ほかに大浴場(サウナ付き) |
| 食事 | 館内のレストランで、山梨の食材を使った和食 |
| 行き方 | 富士急行線 河口湖駅からタクシーで約15分(送迎なし)。東京から車で約2時間 |
| 駐車場 | あり(宿泊者は無料) |
| チェックイン/アウト | 15時/11時 |
| 子ども | 泊まれる。12歳以下は1人1,650円の施設使用料 |
ホテルの場所とまわり
- 久保田一竹美術館:ホテルのすぐ隣。歩いてすぐ
- 河口湖猿まわし劇場:東へ約600m。歩いて約10分
- 河口湖音楽と森の美術館:湖のほとり。南東へ約1km、歩いて約15分
- 大石公園:湖の北岸の公園。西へ約1.5km、車で約5分
- 河口湖駅:南東へ約3km。タクシーで約15分
ホテルは湖から少し坂を上がった高台にあります。ホテルの送迎はないので、電車なら河口湖駅からタクシーです。カーナビでホテルの住所が出にくいときは、隣の久保田一竹美術館を目的地にするとわかりやすいです。
東京から電車で行くなら、新宿からJR中央線の特急で大月駅へ行き、富士急行線に乗り換えて河口湖駅へ。駅からのタクシーまで含めて、2時間15分ほどです。新宿や東京駅から河口湖駅への高速バスもあります。車なら東京から2時間ほどで、宿泊者は駐車場を無料で使えます。
木と石に囲まれた、落ち着いた館内

建物全体に、木や石などの自然の素材がふんだんに使われています。ロビーや通路は、たくさんの植物や薪を使ったアートに囲まれていて、これもいいなと思ったところです。
写真はロビーから見たテラスです。ガラス戸の向こうに草木の植え込みが続き、その先に富士山が見えます。手前のテーブルには、木をくりぬいた器が置かれていました。

テラスに出ると、木々と河口湖のまわりの町並みの向こうに、富士山がまっすぐ見えます。冬の12月は空気が澄んでいて、山の形がくっきり見える日が多い季節です。
客室は32室と少ないので、旅館全体が落ち着いているのがこのホテルの良さです。大きなホテルのように人の出入りが多くないので、館内でも静かに過ごせます。
部屋は全室スイート。窓の向こうに富士山

泊まった部屋は「木の花コンフォートスイートツイン」。リビングと寝室が分かれたつくりでした。灰色の大きなソファに、木の切り株のような丸いテーブル。窓際には籐の椅子が2脚置かれた縁側があります。

縁側は床から天井までのガラスで、外の木々と空がよく見えます。いちばん上の写真のように、この椅子に座ると窓の正面に富士山が入ります。ホテル全体に使われている素材がやわらかくて、あたたかみがある部屋でした。

寝室はベッドを2台くっつけた形で、ベッドの後ろの壁は石のような質感です。間接照明のやわらかい光で、夜は落ち着いて休めます。
部屋のタイプは、60㎡ほどのスイートから、135㎡ほどの広い部屋までいくつかあります。2人用の部屋と、4人まで泊まれる部屋があるので、家族で泊まるなら定員を見て選びます。

部屋の壁には、革のベルトで吊るした木の棚がありました。乾いた草の飾りや砂時計、古い本が置かれています。木と革、布の壁紙と、手でさわってやわらかい素材が多い部屋です。
洗面所とアメニティ、部屋のバー

洗面台は横に長く、鏡も大きくて使いやすいです。タオル掛けは木の棒を革のベルトで吊るしたもので、こういう小さなところにも自然の素材が使われています。

アメニティは、オーガニックのクレンジング・化粧水・ジェルなどが、木の板の上に並べられていました。

部屋の棚には、グラスやマグカップ、コーヒーのドリッパーがありました。ウイスキーやワインのボトルには値札が付いていて、飲んだ分だけ払う形でした。
天然温泉の客室露天風呂がいちばんの良さ

このホテルを選ぶいちばんの理由になるのが、客室の露天風呂です。全室に天然温泉の露天風呂が付いています。湯船には富士山の溶岩が敷かれていて、黒い石の底に光が揺れます。
お風呂のまわりは木の格子で目隠しされていて、外からの目は気になりません。格子のすき間から日の光と外の空気が入る、半分外のようなつくりです。写真のように、冬はお湯から白い湯気が上がります。

娘は、湯船のふちに手をついてお湯をのぞきこんでいます。部屋のお風呂なら、時間を気にせず、好きなときに何度でも入れます。大浴場に行かなくてもいいので、小さな子どもと一緒でも、まわりに気をつかわずに温泉を楽しめます。
お湯は弱アルカリ性で、ナトリウム・カルシウムの硫酸塩泉です。館内には大浴場もあり、男湯にはロウリュのできるサウナ、女湯にはミストサウナがあります。大浴場は朝6時から夜12時まで(11〜15時は清掃)。入湯税が1人150円かかります。
食事は館内のレストランで

館内の席は、大きな窓から林が見える明るい空間でした。木のカウンターが長く続き、窓の外には冬の木々が並びます。

2020年に泊まったときの朝食は、和食の膳でした。ご飯にあさりの味噌汁、焼いたとうもろこしと焼き物、いくつもの小鉢が、木のお盆と器に並んでいます。
僕らは1泊2食付きのプランで、夕食は20時30分から、館内のレストランで日本料理でした。
今の夕食は、山梨の牛肉や地元の旬の食材を使った和食で、薪の火や溶岩のプレートで仕上げる料理が出ます。部屋の中で食べるルームサービスもあり、15時から21時まで頼めます。食事の内容はプランや季節で変わるので、予約のときに確かめておくと安心です。
子連れで泊まるときに知っておきたいこと
大人向けの静かな旅館ですが、子どもも泊まれます。予約の前に知っておきたいことをまとめました。
- 年齢:子どもは年齢に関係なく泊まれる
- 料金:12歳以下は1人1,650円(税込)の施設使用料がかかる
- 部屋の定員:2人までの部屋と4人まで泊まれる部屋がある。3人以上なら4人の部屋を選ぶ
- 添い寝・ベッド:添い寝やベッドを足せるかはプランで違うので、予約の前にホテルに確かめる
- プール・キッズ施設:ない
子どもが走り回って遊ぶ施設はないので、部屋のお風呂と景色を楽しむ宿です。昼は隣の久保田一竹美術館や湖のまわりに出かけて、夕方からは部屋でゆっくり過ごす形が合っています。
こんな人に向いているホテル
客室露天風呂で、静かに過ごしたい人には良いホテルだと思います。富士山の見える部屋で温泉に入りたい、夫婦や家族の記念日の旅にも合っています。
記念日向けのホテルは「誕生日・記念日に泊まりたいホテル」にもまとめています。同じ山梨県のホテルなら「八ヶ岳・小淵沢のおすすめホテル」もどうぞ。
まとめ:富士山と客室露天風呂を、静かに楽しむ宿
ふふ 河口湖は、どの部屋からも富士山が見えて、部屋に天然温泉の露天風呂が付いた旅館です。部屋数が少ないぶん、旅館全体が落ち着いています。
木や石、植物に囲まれた館内は、やわらかくてあたたかみがあります。富士河口湖の温泉旅館で経験したいことが、ちゃんとあるホテルです。
- 全32室のスイート。どの部屋からも富士山が見える
- 全室に天然温泉の露天風呂
- 木と石、植物に囲まれた静かな館内
