海外旅行保険の比較と選び方|90日を超える旅・長期滞在で見るところ【2026年版】
✔ カードの保険は90日まで。それより長い旅はどうすればいいのか分からない
✔ ネットの海外旅行保険が多すぎて、どこを比べればいいのか知りたい
✔ 留学や移住の前に、何か月まで入れる保険があるのか知りたい
僕は90日以内の海外旅行なら、クレジットカードの付帯保険だけで旅していて、別に旅行保険に入ったことはありません。
旅行保険に入ったのは、フランスのビザを取る前です。カードの保険は90日までなので、長期滞在の保険としてt@bihoたびほに申し込みました。
この記事では、90日を超える旅や長期滞在で保険を選ぶときに、主なネット型の海外旅行保険を公式サイトの情報で比べます。
この記事でわかること
- カードの保険で旅できる期間と、別の保険が必要になるとき
- ネットで入れる主な海外旅行保険の、治療費用・期間の上限・申し込み期限・家族の扱い
- 半年・1年の長期滞在の保険料の例
- 僕がフランスに行く前にt@bihoたびほを選んだ理由
別の旅行保険が必要になるのは、カードの補償期間を超えるとき
保険を比べる前に、そもそも別の保険がいるかどうかを確認しておきます。
カードの保険は、多くが出国から90日まで
クレジットカードの海外旅行保険の補償期間は、出国から最長90日間(3ヵ月)が一般的です(三井住友カード公式(2026年10月時点))。
カードの補償期間の旅行なら、別の旅行保険はいらないというのが僕の考えです。その理由は「90日以内の海外旅行に旅行保険は不要?僕がAMEXカード付帯保険だけで旅している理由」に書いています。
ただ、留学やワーキングホリデー、移住の前の滞在のように90日を超えると、カードの保険は使えません。カードの保険が付く条件を満たしていない旅行も同じです。
ビザの申請で、保険の証明がいることもある
長期滞在では、ビザの申請で滞在期間をカバーする保険の証明を求められることがあります。
我が家のやり方
フランスのビザを取る前に、滞在期間の保険としてt@bihoたびほに申し込みました。海外の保険会社とも比べましたが、たびほは割安でした。それでも1年間で10万円くらいはかかりました。
何がどれくらい必要かは国やビザの種類で違うので、まず大使館やビザの申請先の案内を確認するのが先です。そのうえで、条件に合う期間と金額の保険を選びます。
主なネット型海外旅行保険の比較
ネットで申し込める主な海外旅行保険を、各社の公式サイトで確認してまとめました。長期滞在で特に見たいのは「ネットで何日まで入れるか」です。
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| 保険 | ネットで入れる期間 | 治療費用の上限 | 家族まとめて | 申し込み期限 |
|---|---|---|---|---|
| t@bihoたびほ | 観光は31日まで。ロングステイは1年以内(延長で通算2年まで) | 5,000万円(31日以下は3,000万円) | 観光・商用は最大10人まで1つの申込み。留学・ロングステイ・駐在・ワーキングホリデーは1名ずつ申込み | 出発日の3か月前から出発日当日の自宅出発前まで |
| t@bihoプライム | たびほと同じ | 無制限を選べる | たびほと同じ | たびほと同じ |
| AIG損保 | 個人は観光で6か月、留学・ワーホリ・出張で1年まで | 治療・救援費用が無制限のプランあり | 家族プランは31日まで | 出発の90日前から当日、日本を出国する航空機に搭乗するまで |
| 三井住友海上(@とらべる) | 92日まで | 1,000万円・1,500万円(クレジットカードの保険に上乗せするタイプKは2,000万円) | ファミリープランで同じ旅程の家族全員を1契約 | 出発日の60日前から、自宅出発前の当日午後11時30分まで |
| たびとも(エイチ・エス損保) | 31日まで | 治療費用1,000万円〜(P3は治療費用無制限) | ファミリープランで最大6名までまとめて加入 | 出発の90日前から出発日当日(日本出国の航空機搭乗前)まで |
| 東京海上日動(MARINE PASSPORT) | 31日まで | 1,000万円・3,000万円・5,000万円(タイプにより) | 31日以内なら最大10名までまとめて契約 | 出発日の90日前から当日、日本を出国する航空機に搭乗するまで |
| 損保ジャパン(off!) | 31日まで | 1,000万円・2,000万円・2,000万円(パッケージプラン) | 家族まとめての契約不可 | 出発日の45日前から出発日当日の自宅出発前まで |
| au損保 | 31日まで(延長は通算2か月まで(審査あり)) | 治療・救援総合費用は無制限を選べる | 公式で確認できず | 出発当日も加入できる |
治療費用は「治療・救援費用」としてまとめている保険もあります。出典:t@biho公式(2026年10月時点)、AIG損保公式(2026年10月時点)、三井住友海上公式(2026年10月時点)、エイチ・エス損保公式(2026年10月時点)、東京海上日動公式(2026年10月時点)、損保ジャパン公式(2026年10月時点)、au損保公式(2026年10月時点)
90日を超えてネットで入れるのは、t@bihoとAIG
一覧にすると分かるのが、ネットで入れる期間の短さです。多くの保険は1か月前後までになっています。
90日を超える旅をネットだけで手配するなら、候補はt@bihoとAIG損保の2つになります。東京海上日動やエイチ・エス損保は、31日を超える旅は代理店で扱う保険になると案内しています。
ちなみに、t@bihoは「観光」を選ぶと31日までです。31日を超える観光は「ロングステイ・駐在」を選ぶように、公式のFAQに書かれています。
治療費用を無制限にできるのは、プライム・AIG・たびとも・au損保
治療費用の上限も、保険によってかなり違います。
無制限を選べるのは、t@bihoプライム、AIG損保、たびともの治療費用無制限のタイプ、au損保です。通常のt@bihoたびほは、保険期間が32日以上なら5,000万円までです。
長く滞在するほど病院にかかる可能性も増えるので、長期滞在では治療費用の上限を短い旅行以上にしっかり見ておきたいところです。参考までに、保険会社が公開している高額の事例には、アメリカで9,335万円かかったケースもあります(t@biho公式(2026年10月時点))。
長期滞在の保険料の例
長期の保険料は、短い旅行とは桁が変わります。公式サイトに載っている例をならべました。
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| 保険・条件 | 3か月 | 6か月 | 1年 |
|---|---|---|---|
| t@bihoたびほ(ワーキングホリデー・フランス・18〜32歳) | 46,240円 | 98,800円 | 205,890円 |
| t@bihoプライム(同じ条件) | 62,050円 | 125,910円 | 252,350円 |
| t@bihoたびほ(留学・ヨーロッパ・留学・1年・0〜49歳・治療救援3,000万円などのカスタマイズ(2025年8月現在)) | — | — | 189,680円 |
| AIG損保(留学・ワーホリ、20代1人、オセアニア、無制限プラン) | — | — | 252,990円 |
「—」は公式に例が載っていないもの。条件が違うので、単純な比較はできません。出典:t@biho公式(ワーキングホリデー・フランス)(2026年10月時点)、t@biho公式(留学)(2026年10月時点)、AIG損保公式(2026年10月時点)
1年の保険料は、目的や年齢で大きく変わる
僕がフランスに行く前に入ったときは、1年間で10万円くらいでした。公式の例を見ると、目的や年齢、行き先、補償の金額で保険料はかなり変わります。
長期の保険は金額が大きいので、必ず自分の条件で見積もりを取ってから比べるのがおすすめです。t@bihoもAIGも、公式サイトで期間と行き先を入れると保険料が出ます。
短い旅行の保険料の例
カードの保険が付かない短い旅行で入る場合の参考に、短期の例ものせておきます。
| 保険・条件 | 保険料 |
|---|---|
| t@bihoたびほ アメリカ7日(18〜49歳) | 3,640円 |
| t@bihoプライム アメリカ7日(同) | 7,460円 |
| AIG損保 北米7日(40代、無制限プラン) | 7,430円 |
| たびとも フランス8日(10〜64歳、P1) | 3,020円 |
| 東京海上日動 ハワイ5日(40代、スタンダード) | 2,280円 |
| off! ハワイ7日(保険料抑えたいプラン) | 3,210円 |
| @とらべる ハワイ7日(タイプA) | 2,660円 |
補償の金額・年齢が違うので、目安として見てください。出典:t@biho公式(2026年10月時点)、AIG損保公式(2026年10月時点)、エイチ・エス損保公式(2026年10月時点)、東京海上日動公式(2026年10月時点)、損保ジャパン公式(2026年10月時点)、三井住友海上公式(2026年10月時点)
長期滞在の保険を選ぶときに見ること
長期の保険は、短い旅行の保険と気をつけるところが少し違います。僕が見ておきたいと思う順にまとめました。
- 滞在の期間と目的に合うか観光・留学・ワーホリ・ロングステイで、入れる期間が違う。ビザに必要な期間をカバーできるか
- 出発前に申し込むt@biho・AIG・@とらべるは、すでに海外にいると申し込めない
- 延長のやり方と期限t@bihoは保険終期日の2週間前まで(終了後は延長できない)。AIGはマイページではできず、電話(インターネット旅行保険ダイヤル)で
- 治療費用の上限とキャッシュレス長く住むほど病院にかかる機会も増える。提携病院でのキャッシュレス診療があるか
- 家族の分の入り方長期は1人ずつの契約になる保険がある
出国してからでは入れない
いちばん気をつけたいのが、申し込みのタイミングです。
t@bihoは「すでに海外に滞在している人は申し込めない」、AIG損保も「海外からは申し込めない」としています。延長も、保険期間が終わってからはできません。
現地で滞在を延ばすことになりそうなら、保険が切れる前に延長の手続きをしておく必要があります。
家族で長期滞在するなら、1人ずつの契約になることがある
短い旅行なら、家族まとめて1つの契約にできる保険が多いです。
長期の家族の扱い
t@bihoは観光・商用は最大10人まで1つの申込み。留学・ロングステイ・駐在・ワーキングホリデーは1名ずつ申込み。AIG損保の家族プランは31日までです。長期の場合は、家族それぞれの保険料を足して考えます。
t@bihoは、保険期間が32日以上の場合、満70歳以上は申し込めないという条件もあります。親と一緒に長期滞在する場合などは、年齢の条件も先に確認しておくと安心です。
僕がt@bihoたびほを選んだ理由
僕がたびほにしたのは、日本とヨーロッパの保険会社を比べて、いちばん安く入れたからです。
ネットで完結する手軽さや、補償の内容を選べるところも、バランスがいい保険だと思っています。大手の保険もありますが、個人的には、そこまで補償を手厚くしなくても、たびほで十分だと思っています。
ただ、治療費用を無制限にしたいなら、たびほではなくプライムかAIG損保のほうになります。どこまで補償を付けるかは、行き先の医療費と保険料を見て決めるのがいいと思います。
よくある質問
90日以内の旅行でも、海外旅行保険に入ったほうがいいですか?
僕は、カードの補償期間(出国から最長90日間(3ヵ月)が一般的)の旅行なら、別の旅行保険はいらないと考えています。カードの保険が付く条件(旅費をそのカードで払うなど)と、治療費用の上限は確認しておいてください。
1年の留学やワーキングホリデーで、ネットで入れる保険はありますか?
t@biho(ロングステイ・留学・ワーキングホリデー、1年以内)とAIG損保(留学・ワーホリ・出張で1年まで)があります。たびとも・東京海上日動のネット商品・off!は31日まで、三井住友海上の@とらべるは92日までです。
海外に着いてから保険に入れますか?
t@biho・AIG損保・三井住友海上の@とらべるは、すでに海外にいると申し込めないと公式に書かれています。出発前に申し込んでください。
長期滞在の保険料はいくらくらいですか?
公式の例では、t@bihoたびほのワーキングホリデー(フランス・18〜32歳)が1年205,890円、AIG損保の留学・ワーホリ(20代・オセアニア・無制限)が1年252,990円です。僕がフランスに行く前に入ったときは、1年間で10万円くらいでした。
旅行をキャンセルしたときの費用も、海外旅行保険で出ますか?
海外旅行保険は、主に旅行中の病気やケガ、持ち物のトラブルのための保険です。出発前のキャンセル料の備えについては「旅行キャンセル保険とは」にまとめています。
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