海外旅行におすすめのクレジットカード【2026年版】
クレジットカードの選択肢は、本当に多すぎます。年会費無料のものからプレミアムカードまで、数え切れないほどのカードがあり、「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方がほとんどではないでしょうか。
還元率が一番高いカードは?
年会費を払う価値はある?
旅行保険はどこまでカバーされる?
クレジットカードに詳しくない方にとって、自分に合った1枚を選ぶのはなかなか骨が折れる作業です。
ただ、先にお伝えしておきたいことがあります。「最強のカード」は存在しません。最強のカードとは、自分の旅行スタイルに合ったカードのことです。
マイルを貯めて無料で飛行機に乗りたいのか。ホテルの上級会員になって朝食無料やアップグレードを受けたいのか。それとも、年会費ゼロで海外利用時の手数料をなるべく抑えたいのか。目的によって選ぶべきカードはまったく変わります!
僕自身は、用途ごとに4枚のカードを使い分けています。1枚ですべてをまかなうのではなく、目的ごとにカードを分けることで、ポイントの取りこぼしをなくしています。
この記事では、僕が実際に使っているカードを中心に、今おすすめできるカードを紹介します。
カードの選び方をもっと詳しく知りたい方は「海外旅行におすすめのクレジットカード比較【2026年版】」も参考にしてください。
エポスカード
年会費:無料
入会特典:2,000エポスポイント(2,000円相当)
まだ海外旅行用のカードを1枚も持っていないなら、最初の1枚はこれです。年会費無料にもかかわらず、海外旅行保険が付帯しています(利用付帯)。疾病治療270万円・傷害治療200万円は、年会費無料カードの中で最高水準です。
VISAブランドなので世界中ほぼどこでも使えます。AMEXが通らないローカルな店や交通機関でも、エポスカードがあれば困ることはありません。僕もAMEXのサブカードとして常に携帯しています。
使い続けていると、ゴールドカードへのインビテーション(招待)が届き、年会費無料のままゴールドに昇格できる可能性があるのも魅力です。年会費を一切かけたくない方、まず1枚持っておきたい方に。
ANAアメックス・ゴールド
年会費:34,100円(税込)
入会特典:最大102,000マイル相当
*入会後3ヶ月以内に200万円以上の利用
マイルを貯めて特典航空券で飛びたい方には、このカードが最も使いやすいです。100円の決済で1マイル相当が貯まり、ANAの航空券購入やANA関連サービスではさらに還元率が上がります。
僕がこのカードを10年以上使い続けている理由は、マイル還元率の高さだけではありません。海外旅行保険が最高1億円、航空便遅延・手荷物遅延の補償、ショッピング・プロテクション(年500万円)、キャンセル・プロテクションなど、旅行中に起こりうるトラブルをまとめてカバーしてくれる総合力が決め手です。この保険の手厚さがあるからこそ、90日以内の旅行では別途旅行保険に入っていません。
飛行機に乗る頻度が高い方、マイルで旅行コストを下げたい方に。
詳しいレビューは「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」をどうぞ。
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム
年会費:82,500円(税込)
入会特典:最大115,000 Marriott Bonvoyポイント
*入会後6ヶ月以内に150万円以上の利用
ホテル系カードの中で、ポイントの使い道が最も広いカードです。貯まったマリオットポイントは世界約9,000軒のマリオット系列ホテルの無料宿泊に使えるほか、ANAやJALを含む約40社の航空マイルに交換することもできます。「今年はホテルに使おう」「来年はマイルに変えよう」と、そのときどきで最適な使い方を選べる柔軟性は、他のホテル系カードにはありません。
年会費は高額ですが、年間400万円の決済で得られる無料宿泊特典は最大90,000ポイント分。リッツ・カールトン東京のような1泊10万円超のホテルにも特典で泊まれるので、年会費は1泊で回収できます。
ホテルステイを重視する方、ポイントの出口を広く持ちたい方に。
>> Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムの詳細・お申込みはこちら
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド
年会費:49,500円(税込)
入会特典:最大180,000ポイント
経営者・個人事業主の方であれば、事業経費の決済でマイルやポイントを貯められるビジネスカードを1枚持っておくべきです。僕が事業用の決済に使っているのがこのカードです。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録すれば、100円=1ポイント=1 ANAマイルのレートで移行でき、広告費やSaaS利用料、通信費といった毎月の固定費がそのままマイルに変わります。旅行保険も海外最高1億円と手厚く、オーバーシーズ・アシストによる海外での日本語サポートも付帯しています。
追加カードを最大99枚まで発行できるため、チームや外注先にカードを渡して経費管理を一元化することも可能です。個人カードのポイントとは別に管理できるので、事業経費と個人利用を明確に分けたい方にも向いています。
事業経費を旅行の原資に変えたい経営者の方に。ビジネスカードの選び方については「フリーランス・経営者向けビジネスカードガイド」で詳しくまとめています。
番外編:Wise(ワイズ)デビットカード
年会費:無料(カード発行手数料1,200円のみ)
厳密にはクレジットカードではありませんが、海外旅行で持っておくべき1枚として紹介します。
クレジットカードで海外決済をすると、どのブランドでも1.6〜3.5%の為替手数料が上乗せされます。AMEXは2025年8月から3.5%に引き上げられたため、10万円分の海外決済で3,500円の手数料がかかる計算です。
Wiseのデビットカードは、この為替手数料が0.45〜0.6%程度。同じ10万円の決済でも手数料は450〜600円で済みます。ミッドマーケットレート(銀行間の実勢レート)で両替されるため、クレジットカードよりも圧倒的にレートが良いです。
僕の使い方は、海外での日常的な買い物や食事はWiseで決済し、航空券やホテルなど保険適用やポイント還元を優先したい高額決済はAMEXのクレジットカードで支払う、という形です。こうすることで、為替手数料を最小限に抑えながら、マイルやホテルポイントも取りこぼさずに済みます。
また、Wiseは50以上の通貨を保有できるマルチカレンシー口座を持てるため、海外の取引先への送金や、外貨収入の受け取りにも使えます。海外で仕事をしているフリーランスや経営者にとっては、決済カードとしてだけでなく、外貨管理ツールとしても手放せない存在です。
もう少し詳しくカードを比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
繰り返しになりますが、すべての場面で使える万能な1枚はありません。僕の場合、サブカード兼保険用のエポスカード、マイル用のANAアメックス・ゴールド、ホテル用のマリオットボンヴォイ アメックス プレミアム、事業経費用のアメックス・ビジネス・ゴールド。この4枚を使い分けることで、どの場面でもポイントを無駄なく貯めています。
まずは自分の旅行スタイルに合った1枚から始めてみてください。