亀岡・湯の花温泉 旅行ガイド|保津川下り・トロッコ列車・京都からの行き方と1泊2日の回り方

✔ 京都旅行のついでに、亀岡や湯の花温泉まで足をのばしてみたい
✔ 保津川下りとトロッコ列車、どちらに乗ればいいか、どうつなげばいいか分からない
✔ 京都駅からどれくらいかかるのか、予約が必要なのかを知りたい

亀岡は、京都駅から電車で20分ほどの町です。

嵐山のすぐ西にあって、保津川下りの乗り場とトロッコ列車の終点、そして湯の花温泉があります。僕らは娘が2歳8か月のとき、新年の小旅行で湯の花温泉の旅館に泊まりました(京都・亀岡の湯の花温泉 渓山閣)。

この記事では、亀岡・湯の花温泉への行き方と、保津川下り・トロッコ列車・湯の花温泉の楽しみ方、1泊2日で回る流れをまとめます。

この記事でわかること

  • 亀岡・湯の花温泉がどんな場所か、京都駅・嵐山からの行き方
  • 保津川下りの所要時間・料金・予約と、混む時期の乗り方
  • トロッコ列車の予約と、2027年春の新しい車両への切り替え
  • 湯の花温泉と、保津川下り・トロッコを組み合わせた1泊2日の流れ、泊まりたい旅館

亀岡・湯の花温泉はどんなところか

亀岡は、京都市の西隣にある町です。

京都の街なかとは違って、田んぼと山に囲まれたのどかな景色が広がっています。観光の中心になるのは、保津川下り・嵯峨野トロッコ列車・湯の花温泉の3つです。

保津川下りもトロッコ列車も、亀岡と嵐山をつないでいる

亀岡と嵐山のあいだの保津峡を、川から下るのが保津川下り、線路で走るのがトロッコ列車です。

どちらも亀岡と嵐山を結んでいるので、片道をトロッコ列車、帰りを保津川下りにすると、同じ渓谷を違う角度から楽しめます。この組み合わせが定番なのだとか。

湯の花温泉は、亀岡の町から西へ7kmほどの山あい

湯の花温泉は、亀岡の市街地から西へ約7km、静かな山あいにある温泉地です。戦国時代に、傷ついた武将が刀傷を癒したという言い伝えが残っています。

旅館は6軒ほどの小さな温泉地で、京都の街なかからでも気軽に泊まりに来られる距離です。京都旅行の最後に、1泊だけ温泉に寄るという使い方もできると思います。

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楽しみ方どこからどこまでかかる時間
保津川下り亀岡の乗船場 → 嵐山(約16km)約2時間(水の量で変わる)
トロッコ列車トロッコ嵯峨駅 ⇔ トロッコ亀岡駅片道25分ほど
湯の花温泉亀岡の市街地から西へ約7kmJR亀岡駅から車で15〜20分ほど

保津川下りは片道だけなので、嵐山に着いたらそのまま嵐山観光をして、京都の街に戻る流れになります。

京都駅・嵐山から亀岡への行き方

京都駅から亀岡へは、JR嵯峨野線(山陰本線)がいちばん早いです。

JR嵯峨野線の快速なら、京都駅から亀岡駅まで約20分

京都駅から亀岡駅までは快速で約20分、嵯峨嵐山駅からなら約8分です。京都駅から思っているよりずっと近いので、日帰りでも十分に楽しめます。

京都駅から京阪京都交通のバスでも行けますが、こちらは約60分かかります。車なら京都市内の堀川五条から50分ほどが目安です。

トロッコ亀岡駅は、JRの馬堀駅から歩く

ひとつ気をつけたいのが、トロッコ亀岡駅はJR亀岡駅のとなりにあるわけではないことです。最寄りはJRの馬堀駅で、そこから歩いて約10分かかります。

トロッコ亀岡駅から保津川下りの乗船場までは、連絡バスなどで移動します。トロッコ嵯峨駅の中にある保津川下りのコーナーでは、その日の乗船券や、乗船場までのバス・タクシー・京馬車の予約もできます。

JR京都駅嵯峨野線で約20分
JR亀岡駅保津川下り・湯の花温泉へ
湯の花温泉旅館の送迎かバス

湯の花温泉の旅館の多くは、JR亀岡駅から予約制の送迎を出しています。宿によってはトロッコ亀岡駅にも迎えに来てくれるので、予約のときに聞いておくと楽です。

保津川下りの楽しみ方

保津川下りは、亀岡から嵐山まで約16kmの渓谷を、船頭さんが漕ぐ舟で下る川下りです。

急流あり、深い淵ありで、四季ごとに景色が変わります。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも一つ星になっているそうです。

乗っている時間は約2時間。トイレは乗る前に

所要時間は、川の水の量で変わります。ふだんは約100分、水が多いときは60分ほど、少ないときは110分ほどかかります。

舟の上にはトイレがないので、待合室で必ず済ませておきたいところです。お弁当やおやつ、飲み物は持ち込めます。

雨の日は屋根を付けて運航しますが、増水や強風の日は運休になります。乗る日の朝は、保津川下りのサイトで運航状況を見ておくと安心です。

紅葉の時期は、前日までにオンラインで予約しておく

9人までなら、前日までオンラインで予約できます。予約がなくても乗船場で当日券を買えますが、こちらは先着順です。

ふだんは待たずに乗れる日が多いものの、ゴールデンウィークや11月の紅葉シーズンは当日券が売り切れることもあります。9時半を過ぎるとトロッコ列車で来た人が増えて混みやすいので、当日券なら朝早めに着くのがおすすめです。

予約は「保津川下りのオンライン予約」からできます。トロッコ列車から乗り継ぐなら、トロッコの到着から1時間ほどあとの便で予約しておくと安心です。

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項目内容
料金(乗合船)大人 6,000円、子ども(幼児〜小学生)4,500円
乗れる人身長80cm以上(80cm未満は抱っこでも乗れない)
運航3月10日〜12月中旬は平日おおむね1時間ごと、土日祝は人が集まりしだい出発
冬(12月中旬〜3月9日)冬の時刻表で運航(1日4便ほど)。暖房はない
運休年末年始(12月29日〜1月4日)、増水・強風の日

嵐山の船着き場から JR嵯峨嵐山駅までは、歩いて15〜20分ほどです。服が水しぶきで少し濡れることもあるので、気になる人はレインコートを持っていくと良いと思います。

嵯峨野トロッコ列車の楽しみ方

嵯峨野トロッコ列車は、山陰本線の古い線路を使った観光列車です。

トロッコ嵯峨駅から、トロッコ嵐山駅・トロッコ保津峡駅を通って、トロッコ亀岡駅まで25分ほど。保津峡の渓谷を、窓の大きな客車からのんびり眺められます。

切符は乗る日の1か月前からネットで買える

トロッコ列車は全席指定です。切符は乗る日の1か月前の0時から、ネットで座席を選んで買えます。

空席があれば、トロッコ保津峡駅以外の駅の窓口で当日券も買えます。ただ桜と紅葉の時期は早く埋まるので、日にちが決まったら先にネットで押さえておくのが確実です。予約は「嵯峨野トロッコ列車のチケット予約」からできます。

5号車の「リッチ号」は窓ガラスのないオープン車両で、風を直接感じられます。雨の日は濡れることがあり、車内で傘は使えません。

今の車両は2026年12月29日まで。2027年3月1日から新しい車両に

トロッコ列車は、車両の入れ替えの時期に入っています。今の車両は2026年12月29日の運転で引退し、新しい車両は2027年3月1日から走り始めます。

  1. 〜2026年12月29日今の車両で運転
  2. 冬のあいだ運休
  3. 2027年2月1日3月1日乗車分の発売
  4. 2027年3月1日新しい車両で運転開始

新しい車両は、足もとまで広がる窓とガラスの天井が特徴です。2027年3月1日からは、運賃(大人880円・子ども440円)とは別に座席指定料金(大人620円・子ども310円)がかかるようになり、最大6人で使える個室「プレミアムキャビン 嵐峡」(1室9,000円)もできます。

冬に亀岡へ行くなら、トロッコ列車はお休みなので、JRで亀岡に行って保津川下りに乗る流れになります。

湯の花温泉で泊まる・日帰りで入る

湯の花温泉のお湯は、天然のラジウム温泉(単純弱放射能温泉)です。

春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬はぼたん鍋と、季節の山の幸を出す旅館が多いようです。地元の亀岡牛や丹波牛を出す宿もあります。

僕らは2歳の娘と、初めて一緒に露天風呂に入った

僕らが泊まったのは「渓山閣」です。「そろそろ温泉に行きたい」という妻のリクエストで、新年最初の小旅行に選びました。

それまでの温泉旅館では、娘がまだ小さくて部屋のお風呂で済ませていました。2歳8か月の娘と露天風呂に入ったのはこのときが初めてで、なかなか感慨深いものがありました。

夕食は京懐石で、地元のブランド牛「亀岡牛」が出てきました。亀岡で牛まで育てていたのかと驚きましたが、甘みと柔らかさのある、また食べたいと思うお肉でした。

日帰りで入れる宿もある

泊まらなくても、日帰りで温泉に入れる旅館があります。渓山閣は11時〜20時の受付で日帰り入浴ができ、すみや亀峰菴は昼食とセットの日帰りプランを予約制で受けています。

保津川下りやトロッコ列車のあとに温泉で温まって、京都の街に戻るという1日の使い方もできると思います。旅館ごとの違いは「湯の花温泉のおすすめ旅館」にまとめています。

亀岡・湯の花温泉 1泊2日の流れの例

トロッコ列車・湯の花温泉・保津川下りを1泊2日でつなぐと、こんな流れになります。

行きはトロッコ列車、帰りは保津川下りで嵐山へ

1日目の午後にトロッコ列車で亀岡に入り、2日目の朝に保津川下りで嵐山へ下るのが、移動のむだが少ない流れです。

湯の花温泉の旅館の中には、トロッコ亀岡駅への迎えや、翌朝の保津川下りの乗船場への送りをしてくれる宿があります。送ってくれる宿は、下の「湯の花温泉に泊まりたい旅館」で紹介しています。

  1. 1日目 午前京都駅からJRで嵯峨嵐山へ。嵐山を歩く
  2. 1日目 午後トロッコ嵯峨駅からトロッコ列車でトロッコ亀岡駅へ(約25分)
  3. 1日目 夕方旅館の送迎で湯の花温泉へ。温泉と夕食
  4. 2日目 朝旅館の送迎で保津川下りの乗船場へ
  5. 2日目 昼保津川下りで嵐山へ(約2時間)。嵐山から京都の街へ

トロッコ列車が冬のあいだ運休している時期は、1日目をJRで亀岡駅まで行けば同じように回れます。送迎の時刻は宿ごとに違うので、予約のときに確かめておいてください。

湯の花温泉に泊まりたい旅館

1泊2日で回るなら、トロッコ亀岡駅への迎えや、翌朝の保津川下りの乗船場への送りがある宿が便利です。

翌朝そのまま保津川下りに行ける、松園荘 保津川亭

松園荘 保津川亭は、JR亀岡駅北口とトロッコ亀岡駅まで迎えに来てくれる旅館です。

翌朝はJR亀岡駅・保津川下りの乗船場・トロッコ亀岡駅まで送ってくれるので(事前に連絡)、上の1泊2日の流れにそのまま合います。

温泉の露天風呂が付いた部屋があり、80分の貸切風呂もあります。

おすすめのホテル
松園荘 保津川亭
  • JR亀岡駅北口・トロッコ亀岡駅から送迎
  • 翌朝は保津川下りの乗船場まで送ってくれる(事前に連絡)
  • 温泉露天風呂付きの部屋と、80分の貸切風呂

露天風呂付きの客室でゆっくりできる、すみや亀峰菴

すみや亀峰菴は、JR亀岡駅とトロッコ亀岡駅から送迎がある旅館です。

帰りはJR亀岡駅か保津川下りの乗船場まで、9時・10時・11時に送ってくれます。

68〜100㎡の露天風呂付き客室があり、貸切の露天風呂もあります。

おすすめのホテル
すみや亀峰菴
  • JR亀岡駅・トロッコ亀岡駅から送迎
  • 帰りは保津川下りの乗船場へも送ってくれる
  • 露天風呂付き客室(68〜100㎡)と貸切露天風呂

JR亀岡駅から送迎バスが出ている、おもてなしの宿 渓山閣

渓山閣は、JR亀岡駅南口から定時の送迎バスがある旅館です。

トロッコ列車で来るなら、当日早めに頼めばトロッコ亀岡駅にも迎えに来てくれます。

日帰り入浴もできるので、保津川下りのあとに温泉だけ寄る使い方もできます。

湯の花温泉 渓山閣
家族で泊まったホテル
おもてなしの宿 渓山閣
  • 湯の花温泉の旅館。温泉の大浴場があり、日帰り入浴もできる
  • 夕食は京懐石。地元の亀岡牛が食べられる
  • JR亀岡駅から定時の送迎。トロッコ亀岡駅への送迎も頼める

子どもと行くときの年齢や身長の決まりは「子連れで行く亀岡・湯の花温泉」に、京都の街なかの過ごし方は「子連れ京都旅行の計画ガイド」にまとめています。

よくある質問

京都駅から亀岡までどれくらいかかりますか?

JR嵯峨野線の快速で約20分です。嵯峨嵐山駅からなら約8分。京都駅からのバスは約60分かかります。

保津川下りは予約したほうがいいですか?

当日券もありますが、ゴールデンウィークや11月の紅葉シーズンは売り切れることがあります。9人までなら前日までオンラインで予約できるので、日にちが決まっているなら予約しておくのが確実です。

トロッコ列車は冬も乗れますか?

2026年は12月29日まで今の車両で運転し、そのあとは冬のあいだ運休です。新しい車両は2027年3月1日から走り始めます。

湯の花温泉は日帰りで入れますか?

渓山閣は11時〜20時の受付で日帰り入浴ができます。すみや亀峰菴は昼食とセットの日帰りプラン(予約制)です。宿によって入浴だけの利用は受けていないので、行く前に確かめてください。

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