海外eSIMの使い方と選び方|Airalo・Holafly・Ubigiと楽天モバイル・ahamoの海外ローミングを比較
✔ 海外旅行でスマホをどうつなぐか、毎回迷う
✔ eSIMが便利と聞くけれど、自分のスマホで使えるのか、どう設定するのかわからない
✔ Airalo・Holafly・楽天モバイル・ahamoなど、どれを選べばいいか決められない
海外でスマホがつながらないと、地図も配車アプリも使えません。家族旅行だと、なおさら困ります。
今は、出発前にスマホに入れておける「eSIM」で準備する人が多いと思います。僕は日本の番号を残すために楽天モバイルを契約していて、海外でもそのまま少し使えるようにしています。
この記事では、eSIMのしくみ、使えるスマホの確かめ方、主な旅行用eSIMと日本の携帯会社の海外ローミングの違いを、各社の公式サイトで確認した今の情報でまとめます。
この記事でわかること
- eSIMと、普通のSIMカード・海外ローミングの違い
- 自分のスマホでeSIMが使えるかの確かめ方
- Airalo・Holafly・Ubigiの料金の例と、楽天モバイル・ahamoの海外ローミング
- 出発前にやっておくeSIMの設定の手順
eSIMは、スマホに入っているデジタルのSIM
eSIMは、スマホの中に組み込まれたSIMです。SIMカードを差し替えなくても、ネットで買ったプランをスマホに追加できます。
日本の番号を残したまま、旅行用のデータを足せる
eSIMのいちばんの良さは、日本で使っている回線を消さずに、旅行用の回線を追加できることです。
Appleの説明では、対応モデルなら2つのeSIMを同時に有効にでき、日本の番号を残したまま旅行用eSIMをデータ通信に使えるとされています(Apple公式(2026年10月時点))。SMSの認証コードを日本の番号で受け取りながら、データ通信は旅行用eSIMで、という使い方ができます。
空港の窓口に並んでSIMカードを買ったり、小さなSIMカードをなくさないように持ち歩いたりする必要もありません。
海外でつなぐ方法は大きく3つ
海外でスマホを使う方法を、ざっくり比べるとこうなります。
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| 方法 | 準備 | 向いている旅 |
|---|---|---|
| 旅行用eSIM(Airalo・Holaflyなど) | 出発前にアプリで買って設定 | 短い旅行・いくつかの国を回る旅行 |
| 日本の携帯会社の海外ローミング(楽天モバイル・ahamoなど) | 設定をオンにするだけ | データをあまり使わない短い旅行 |
| 現地のSIM・eSIM | 現地の携帯会社で契約 | 長い滞在・現地の電話番号が必要なとき |
どれが正解というより、旅の長さとデータを使う量で選ぶのがいいと思います。
自分のスマホでeSIMが使えるか確かめる
eSIMを買う前に、まずスマホが対応しているかを確かめます。見るところは2つです。
- eSIMに対応した機種かiPhoneならiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降。Androidは機種ごとにメーカーの案内を確認
- SIMロックがかかっていないかiPhoneなら設定 >「一般」>「情報」で、SIMロックの横に「SIMロックなし」と出るか確認
SIMロックがあると、旅行用eSIMは使えない
見落としやすいのがSIMロックです。日本の携帯会社で買ったスマホにSIMロックがかかっていると、ほかの会社の旅行用eSIMは使えません。
SIMロックがかかっていたら、契約している携帯会社で解除の手続きをします。出発の直前だとあわてるので、旅行の予定が決まったら早めに確かめておくと安心です。
設定はWi-Fiのある場所で
eSIMの追加には、設定にはWi-Fiなどのインターネット接続が必要です。現地の空港で設定しようとすると、つながらなくて困ることがあります。家を出る前に、自宅のWi-Fiで済ませておくのがおすすめです。
旅行用eSIMの主な3社を比べる
旅行用eSIMは、Appleの言う「グローバル対応のサービスプロバイダ」の商品です。こうした会社のプランは、グローバル対応のサービスプロバイダのプランは190を超える国や地域で使えます。
よく名前を聞く3社を、フランス向けのプランで比べてみました。
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| プラン(フランス) | Airalo | Holafly | Ubigi |
|---|---|---|---|
| 少ないデータ | 1GB・3日 700円 | — | 3GB・30日 700円 |
| 1週間くらい | 5GB・7日 1,650円 | — | 10GB・7日 1,300円 |
| 長め・たくさん使う | 20GB・30日 3,750円 | — | 10GB・30日 1,700円 |
| データ無制限 | 7日 3,850円 | 1日 690円〜(日数を選ぶ) | 7日 3,300円 |
各社公式ストアの円表示の価格(2026年10月に確認。為替やセールで変わります)。出典:Airalo公式(2026年10月時点)、Holafly公式、Ubigi公式
ちなみに、Airaloのアメリカ向けは1GB・3日で700円、5GB・7日で2,050円でした(Airalo公式(2026年10月時点))。同じデータ量でも、国によって値段は変わります。
Airalo:国・地域ごとのプランが細かく選べる
Airaloは、国ごとのプランのほかに、ヨーロッパ全体やアジア全体で使える地域のプランもあります。
データ量と日数の組み合わせが多いので、「1週間で数GBあれば足りる」という人には選びやすいです。
Holafly:データ無制限で、日数を選ぶ
Holaflyは、データ無制限のプランを日数で買う形です。動画をよく見る人や、残りのデータ量を気にしたくない人に向いています。
公式ページによると、目的地に着いてeSIMを有効にした時点から利用開始です。旅行が中止になったときは「旅行の変更・キャンセルでeSIMを使えなくなった場合は全額返金(購入後6か月まで申請)」とされています(Holafly公式(2026年10月時点))。
Ubigi:同じ国でもプランの種類が多い
Ubigiは、200以上の行き先で使えるeSIMです。買い切りのほかに、月額や年額のプランもあります。
目的地に着いたときにプランの利用が始まる(Smartstart)ので、出発前に設定しておいても日数が減りません。フランスの例では、10GB・7日が1,300円と、3社の中でも手頃でした。
Airalo
- 国・地域・データ量の組み合わせが多い
- 少ないデータなら安い
- 使いすぎるとチャージが必要
Holafly
- データ無制限で残りを気にしなくていい
- データをあまり使わないなら割高
Ubigi
- 買い切り・月額・年額から選べる
- 着いてから利用開始
- プランが多くて最初は迷う
日本の携帯会社の海外ローミングも選択肢
旅行用eSIMを買わなくても、契約している携帯会社のプランで、そのまま海外で使える場合があります。
| 項目 | 楽天モバイル | ahamo |
|---|---|---|
| 使える国・地域 | 機内を含め107の国と地域(2026-04-08時点) | 91の国・地域 |
| データ | 海外で2GBまで無料(プランのデータ利用量に加算、超過後は最大128kbps) | 追加料金なし。国内と合わせたデータ容量の範囲で使える |
| 使い方・注意 | 追加申込み不要。my 楽天モバイルで『海外ローミング』をONにするだけ | 15日を超えて海外で使うと速度制限 |
出典:楽天モバイル公式(2026年10月時点)、ahamo公式(2026年10月時点)。ahamoは2026年12月1日から基本料金を段階制(40GB 3,135円〜120GB 5,115円)に改定予定です。
楽天モバイルは、日本の番号を残しつつ海外で2GBまで使える
僕は海外に住んでいますが、日本の携帯番号はいろいろなサービスのログインに必要なので、日本用に楽天モバイルを契約しています。
楽天モバイルは追加の申し込みなしで、海外107の国と地域で2GBまで無料でデータ通信が使えます。
我が家のやり方
普段、海外では現地のSIMを使っていて、楽天モバイルは日本の番号を残すための回線です。それでも、海外でも少しならそのまま使えるのは、いざというときの予備として安心です。
2GBは、地図や連絡くらいなら数日もつと思います。ただ、写真をたくさん送ったり動画を見たりするなら、旅行用eSIMを足したほうが安心です。
ahamoは、国内のデータ量をそのまま海外で使える
ahamoは、91の国・地域で、追加料金なしでデータ通信が使えます。国内と合わせたデータ容量の範囲で使う形です。
注意したいのは、15日を超えて海外で使うと速度制限ことです。2週間を超える旅行なら、途中から旅行用eSIMに切り替えると考えておくといいと思います。
eSIMの設定は、出発前に家で済ませる
旅行用eSIMの流れは、どの会社でもだいたい同じです。iPhoneの場合はこうなります。
- アプリかWebでプランを買う行き先・日数・データ量を選ぶ
- 家のWi-FiでeSIMを追加するQRコード、通信事業者のアプリ、リンク、手動入力などで設定。QRコードならカメラで読み取って「モバイル通信プランを追加」
- 利用開始のタイミングを確かめるUbigiやHolaflyは現地で使い始めた時点から数える。会社やプランで違うので、購入時の案内に従う
- 現地に着いたらオンにする設定 →「モバイル通信」で、モバイルデータ通信を旅行用eSIMに切り替える
- 帰国したら日本の回線に戻す使い終わった旅行用eSIMはオフにする
日本の回線のデータローミングがオンのままだと、日本の携帯会社のローミング料金がかかることがあります。旅行用eSIMをデータ通信に使うときは、日本の回線のローミングの設定も確かめておくと安心です。
子連れの旅行なら、大人のスマホ1台に多めのプランを入れて、テザリングで家族とつなぐ方法もあります。テザリングができるかはプランによって違うので、買う前に各社の案内を確かめてください。
よくある質問
どのiPhoneでeSIMが使えますか?
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降です。旅行用eSIMを使うには、SIMロックがかかっていないことも必要です(設定 >「一般」>「情報」で、SIMロックの横に「SIMロックなし」と出るか確認)。
eSIMを入れても、日本の電話番号はそのまま使えますか?
使えます。対応モデルなら2つのeSIMを同時に有効にでき、日本の番号を残したまま旅行用eSIMをデータ通信に使える。
楽天モバイルは海外でそのまま使えますか?
107の国と地域で、2GBまで無料で使えます。追加の申し込みはいりません。
eSIMはいつ設定すればいいですか?
出発前に、自宅のWi-Fiで設定しておくのがおすすめです。現地では、着いてから旅行用eSIMをオンにするだけで済みます。
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