マイルが貯まるおすすめ航空系クレジットカード比較【2026年版】

「マイルを貯めて特典航空券で旅行したい」

そう思って調べ始めると、驚くほど多くのカードと情報が出てきます。

還元率、年会費、移行手数料、入会キャンペーン、ポイント有効期限……。比較サイトをいくつ読んでもスペック表が並ぶだけで、結局どれを選べばいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

この記事では、カードのスペックだけではなく「実際にどれくらいマイルが貯まるのか」「何年後にどこへ飛べるのか」という現実的なシミュレーションを交えながら、マイルを貯めるためのクレジットカードの選び方を解説します。

ちなみに筆者自身はANA便を中心に利用しており、ANAアメックスゴールド をメインカードとして使っています。ただし、この記事ではANA・JALの両方を公平に取り上げ、それぞれに最適なカードを紹介していきます。

そもそもマイルは本当に貯まるのか

航空系クレジットカードを検討する前に、まず「日常生活でマイルがどれくらい貯まるのか」を数字で確認しておきましょう。

ゴールドクラスの航空系カードのマイル還元率は概ね1%(100円の決済で1マイル)です。これを前提に、年間決済額ごとのマイル獲得数を見てみます。

年間カード決済額年間獲得マイル数(還元率1%)
100万円10,000マイル
200万円20,000マイル
300万円30,000マイル
500万円50,000マイル

次に、この獲得マイルで「どこに行けるのか」を確認します。以下は、2025年6月改定後のANA国際線特典航空券に必要なマイル数です(エコノミークラス・往復)。

ANA国際線特典航空券 必要マイル数(エコノミークラス・往復)

渡航先ローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
韓国(ソウル)12,00015,00024,000
アジア1(北京・台北・香港・マニラ等)17,00020,00030,000
東南アジア(バンコク・シンガポール等)30,00035,00050,000
ハワイ(ホノルル)35,00040,00065,000
北米(ニューヨーク・ロサンゼルス等)40,00050,00072,000
ヨーロッパ(ロンドン・パリ等)45,00055,00078,000
オセアニア(シドニー・パース)37,00045,00065,000

※2025年6月24日予約・発券分からの改定後マイル数。ハイシーズンを中心に大幅な引き上げが行われました。

JALも2025年6月10日発券分から改定があり、エコノミークラスの基本マイル数(片道)は以下の通りです。

JAL国際線特典航空券 基本マイル数(エコノミークラス・片道)

渡航先基本マイル数(片道)往復換算
韓国(ソウル)7,50015,000
東南アジア(バンコク等)17,50035,000
ハワイ(ホノルル)20,00040,000
ヨーロッパ(ロンドン・パリ等)26,00052,000
北米(ニューヨーク等)25,00050,000

※JALは「特典航空券PLUS」の仕組みがあり、基本マイル枠が満席の場合は追加マイルを支払うことで予約が可能です。繁忙期は基本マイル数より多くのマイルが必要になる場合があります。

この数字と、先ほどの年間獲得マイル数を照らし合わせてみると、現実が見えてきます。

目的地(往復)必要マイル目安年間200万円決済の場合年間300万円決済の場合
韓国15,000マイル約9か月約6か月
東南アジア35,000マイル約1年9か月約1年2か月
ハワイ40,000マイル約2年約1年4か月
ヨーロッパ55,000マイル約2年9か月約1年10か月

日常決済だけでマイルを貯める場合、東南アジアやハワイの往復特典航空券に到達するまでに1年半〜2年以上かかります。決して不可能ではありませんが、年に何度も特典航空券を使えるかというと、かなり厳しいというのが正直なところです


入会キャンペーンがすべてを変える

ここまでの話を読んで「やっぱりマイルって大変そう」と感じた方もいるかもしれません。

しかし、航空系カードには「入会キャンペーン」という、日常決済の何年分にも相当するマイルを一度に獲得できる仕組みがあります。

これが、航空系クレジットカード選びで最も重要なポイントです。

カードの通常還元率がどれも1%で横並びである以上、差がつくのはキャンペーンの大きさと、カード固有の仕組み(移行手数料、ポイント有効期限など)です。

2026年3月時点の主要キャンペーン

カードキャンペーン獲得マイル主な条件
ANAアメックスゴールド最大100,000マイル相当入会後3か月以内に200万円決済
ANA JCBワイドゴールド最大85,100マイル相当入会後条件達成(抽選枠含めると最大152,000マイル相当)
ANA VISAワイドゴールド最大80,000マイル入会後条件達成(抽選枠含めると最大170,000マイル)
JAL CLUB-Aゴールド最大50,000マイル入会後条件達成+ショッピングマイル・プレミアム同時入会

たとえば ANAアメックスゴールド のキャンペーンで100,000マイルを獲得した場合、先ほどのマイルチャートに当てはめると、ハワイ往復(レギュラーシーズン40,000マイル)を2回発券してもまだ余りが出ます

あるいは、ヨーロッパ往復(レギュラーシーズン55,000マイル)と東南アジア往復(レギュラーシーズン35,000マイル)をそれぞれ1回ずつ発券することも可能です。

年間200万円の決済で5年かかるヨーロッパ往復分のマイルが、キャンペーンなら入会から3か月で手に入る。この差を理解しているかどうかで、マイルとの付き合い方はまったく変わってきます。


ANA派のクレジットカード選び

ANAマイルを貯めるゴールドクラスのカードは、主に3種類あります。いずれも基本のマイル還元率は1%(100円=1マイル)で、毎年の継続ボーナスも2,000マイルで共通です。

違いが出るのは、年会費、マイル移行手数料、ポイントの有効期限、そして入会キャンペーンの規模です。

ANAアメックスゴールド

項目内容
年会費34,100円
マイル移行手数料無料
実質年間コスト34,100円
マイル還元率1%
ポイント有効期限無期限
入会キャンペーン最大100,000マイル相当(2026年4月14日まで)
継続ボーナス2,000マイル/年
SFC移行
空港ラウンジアメックス提携+プライオリティ・パス

ANAアメックスゴールド は、3枚の中で年会費が最も高い一方、マイル移行手数料が無料で、ポイントの有効期限がありません。

入会キャンペーンは3枚の中で最大の100,000マイル相当。入会後3か月以内に200万円の決済が条件です。100,000マイルはハワイ往復を2回以上発券できる量ですから、キャンペーンの破壊力だけで選ぶ価値があります。

SFC(スーパーフライヤーズカード)への紐付けが可能な点も、ANAの上級会員を目指す方には重要なポイントです。

向いている方:マイルを長期的にじっくり貯めたい方、キャンペーンで一気に大量マイルを獲得したい方、SFC会員の方。


ANA JCBワイドゴールド

項目内容
年会費15,400円
マイル移行手数料5,500円/年
実質年間コスト20,900円
マイル還元率1%
ポイント有効期限2年
入会キャンペーン最大85,100マイル相当(抽選含む最大152,000マイル相当)
継続ボーナス2,000マイル/年
SFC移行
空港ラウンジ国内主要空港

ANA JCBワイドゴールド は、年会費15,400円+移行手数料5,500円で実質20,900円。3枚の中で最もコストが低いカードです。

入会キャンペーンは条件達成で最大85,100マイル相当。マイル還元率1%を得るには「10マイルコース」(年間5,500円)への登録が必要ですが、それを含めてもANAアメックスゴールドより年間13,000円以上安くなります。

向いている方:年会費を抑えたい方、国内での決済が中心の方、JCBパートナー店をよく利用する方。


ANA VISAワイドゴールド

項目内容
年会費15,400円
マイル移行手数料6,600円/年
実質年間コスト22,000円
マイル還元率1%
ポイント有効期限2年
入会キャンペーン最大80,000マイル(抽選含む最大170,000マイル)
継続ボーナス2,000マイル/年
SFC移行
空港ラウンジ国内主要空港

ANA VISAワイドゴールド は、年会費15,400円+移行手数料6,600円で実質22,000円。JCBとほぼ同水準のコストです。

入会キャンペーンは条件達成で最大80,000マイル。ポイントの有効期限は2年で、JCBと同様に計画的なマイル移行が必要です。VISAブランドのため世界中の加盟店で使えるカバー範囲の広さが特徴で、国内外問わず1枚で完結させたい方に向いています。

向いている方:VISAブランドで1枚にまとめたい方、海外でも国内でも同じカードを使いたい方。


ANA系3枚の比較まとめ

項目ANAアメックスゴールドANA JCBワイドゴールドANA VISAワイドゴールド
実質年間コスト34,100円20,900円22,000円
ポイント有効期限無期限2年2年
入会キャンペーン最大100,000マイル最大85,100マイル最大80,000マイル
キャンペーン(抽選含む)最大152,000マイル最大170,000マイル
空港ラウンジアメックス提携+プライオリティ・パス国内主要空港国内主要空港

3枚とも還元率1%・継続ボーナス2,000マイル・SFC移行可は共通です。選ぶ基準は「有期限でコストを抑えるか、無期限でコストをかけるか」「キャンペーンの確実性を取るか、抽選の上振れを狙うか」の2軸で考えるとシンプルに整理できます。

JAL派のカード選び

JALマイルを貯める場合、ゴールドクラスの中心的な選択肢は JAL CLUB-Aゴールド です。

JAL CLUB-Aゴールド

年会費は17,600円(VISA/Mastercard)、20,900円(JCB)、30,800円(アメックス)と、選ぶ国際ブランドによって異なります。最もコストパフォーマンスが高いのはVISA/Mastercardの17,600円です。

JALカードの構造はANAカードとは異なり、CLUB-Aゴールド以上のカードは「ショッピングマイル・プレミアム」(通常は年額4,950円の有料オプション)に自動入会となります。つまり、追加費用なしで100円=1マイルの還元率が得られます。ANAの場合はゴールドカードでもマイル移行手数料が別途5,500〜6,600円かかるため、年会費に移行手数料が含まれているJALゴールドはシンプルでわかりやすい料金体系です。

比較項目JAL CLUB-Aゴールド(VISA)ANAアメックスゴールドANA JCBワイドゴールド
年会費17,600円34,100円15,400円
マイル移行手数料無料(自動入会)無料5,500円/年
実質年間コスト17,600円34,100円20,900円
マイル還元率1%(特約店で2%)1%1%

JALカード特約店(ファミリーマート、ENEOS、イオン等)では100円=2マイルの2倍積算になるため、対象店舗の利用頻度が高い方は実質還元率がさらに上がります。

入会キャンペーンは最大50,000マイルで、ANA系カードと比べると数字上は控えめです。しかし、JALカードにはフライトボーナスという独自の強みがあります。

ボーナス項目JAL CLUB-Aゴールド
入会搭乗ボーナス(初回のみ)5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス2,000マイル
搭乗ボーナスフライトマイルの25%加算

たとえば東京→バンコクのフライトマイルは片道約2,870マイルです。往復で約5,740マイルに対して25%のボーナスが加算されるため、約1,435マイルが上乗せされます。年に4回往復すれば搭乗ボーナスだけで約5,740マイルです。カード決済のマイルにフライトボーナスが加わることで、JAL便に頻繁に搭乗する方にとってはマイルの貯まり方が加速します。

もう一つの大きなメリットは、海外旅行保険が自動付帯である点です。傷害死亡1億円(自動付帯分5,000万円)、傷害・疾病治療それぞれ300万円がカードを持っているだけで適用されます。2026年3月時点で自動付帯が残っているゴールドカードは非常に少なく、保険面でもJAL CLUB-Aゴールドは貴重な存在です。詳しくは「海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードはもう残っていない?【2026年版】」をご覧ください。

向いている方:JAL便をメインで利用する方、フライトボーナスを活かしたい方、保険の自動付帯を重視する方、年会費をシンプルに抑えたい方。


航空系カード以外でマイルを貯める:マリオットボンヴォイ アメックスプレミアム

航空系カードとは異なる切り口で大量のマイルを獲得できるのが、マリオットボンヴォイ アメックスプレミアム です。

このカードはマリオット系列ホテル(マリオット、リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティン、Wホテル等)のポイントが貯まるカードですが、貯まったマリオットポイントはANA・JALを含む40社以上の航空会社のマイルに移行できます。「ホテルカード」でありながら「マイルカード」としても機能する、独自のポジションを持つ1枚です。

筆者はANAアメックス・ゴールドを航空券取得や海外旅行保険用のメインカードに。普段の決済はこのマリオットボンヴォイで行い、ポイント獲得を行いつつ、マリオット会員の高ステータスを維持するようにしています。

カードの基本スペック

項目内容
年会費82,500円
家族カード1枚目無料、2枚目以降41,250円
ポイント還元通常100円=3ポイント、マリオット系列ホテル利用時100円=6ポイント
エリートステータスカード保有でゴールドエリート
プラチナエリート年間500万円決済で達成
無料宿泊特典年間150万円決済で75,000ポイント以下のホテル1泊無料
マイル移行先ANA、JAL含む40社以上
ポイント有効期限最後にポイント増減があった日から2年(カード利用のたびに延長)

入会キャンペーン

2026年3月時点では、紹介経由の入会で最大125,000ポイントを獲得できるキャンペーンが実施されています。

項目内容
獲得ポイント最大125,000ポイント
条件入会後6か月以内に150万円の決済
申込期限公式サイトで確認

125,000ポイントをマイルに換算すると、60,000ポイント単位の移行で5,000ボーナスマイルが加算されるため、120,000ポイント→50,000マイル+残り5,000ポイント→約1,667マイルで、合計約51,667マイルになります。これだけでANA・JALのハワイ往復エコノミー(レギュラーシーズン40,000マイル)を発券してもお釣りが来ます。

さらに、ポイントをマイルに移行せずにホテル宿泊に使う場合は、125,000ポイントで3〜5泊分の宿泊(1泊25,000〜40,000ポイントのホテル)に相当します。マイルに交換するかホテルに使うかを状況に応じて選べるのが、このカードならではの柔軟性です。

マリオットポイント→マイルの交換レート

基本の交換レートは3ポイント=1マイルです。ただし、60,000ポイント単位でまとめて移行すると5,000ボーナスマイルが加算されるため、実質的な交換効率が上がります。

移行ポイント数通常交換マイルボーナスマイル合計マイル実質レート
30,000ポイント10,000マイルなし10,000マイル3:1
60,000ポイント20,000マイル5,000マイル25,000マイル2.4:1
120,000ポイント40,000マイル10,000マイル50,000マイル2.4:1

カード決済100円=3ポイントなので、200万円の決済で60,000ポイント(=25,000マイル)です。マイル還元率に換算すると約1.25%で、航空系カードの1%を上回ります。マイルに移行するなら60,000ポイント単位でまとめるのがボーナスを最大化するコツです。

年会費は高いが元は取れるのか

年会費82,500円は確かに高額です。ただし、年間150万円の決済で付与される無料宿泊特典(75,000ポイント以下のホテル1泊)だけで3〜5万円相当の価値があります。

ゴールドエリート(決済額によってはプラチナエリート)による部屋のアップグレードやレイトチェックアウト(14時まで)、入会キャンペーンの125,000ポイント(ホテル宿泊に使えば10万円以上の価値にもなる)を加味すると、マリオット系列のホテルに年数回泊まる方であれば年会費以上のリターンが見込めます。

向いている方:航空系カードに加えてホテル特典も欲しい方、マリオット系列のホテルによく泊まる方、マイルの移行先を柔軟に選びたい方、入会キャンペーンで大量ポイントを獲得してマイルにもホテルにも使いたい方。


マイル効率を最大化する実践テクニック

カードを発行するだけでなく、貯め方を工夫することでマイル獲得の速度は大きく変わります。

入会キャンペーンの攻略法

キャンペーンの条件は「入会後3か月以内に〇〇万円の決済」というパターンが大半です。普段の生活では達成が難しく見えますが、大型の出費を入会直後に集中させることで、無理なく条件をクリアできます。

具体的には、

・引っ越し費用
・家電購入
・保険料の年払い
・税金のカード払い(固定資産税、自動車税など)
・旅行費用の前払い

などが有効です。もともと支払う予定のあるお金をカードに集約するだけなので、余計な出費は発生しません。

複数の航空系カードを同時に申し込む必要はありません。1枚ずつ、キャンペーンを確実に攻略していくのが堅実な方法です。1枚目のキャンペーンを達成して日常利用に切り替えたら、翌年以降に2枚目を検討するという流れで十分です。

日常決済の徹底集約

マイルを効率よく貯めるための最も基本的で最も重要な方法は、すべての支払いをメインカード1枚に集約することです。

家賃、光熱費(電気・ガス・水道)、通信費(スマートフォン・インターネット)、保険料、サブスクリプション(Netflix、Spotify、Amazon Prime等)、食費(スーパー・外食)、交通費、日用品……。カード払いにできるものはすべてメインカードに寄せます

仮に年間300万円のカード決済を1枚のカードに集中させた場合、それだけで30,000マイル。キャンペーンの100,000マイルと合わせれば、初年度で130,000マイルに到達します。

これはハワイ往復を3回、あるいはヨーロッパ往復を2回発券できる量です。

ANAかJALか迷ったら

「ANAとJALどちらを貯めるべきか」という質問をよく見かけますが、答えはシンプルです。自分がよく使う路線を飛んでいるのはどちらかで決まります。

行きたい場所にANA便(またはスターアライアンス便)が多ければANA、JAL便(またはワンワールド便)が多ければJALです。たとえば、東南アジアはANA・JALともに充実していますが、北米西海岸への直行便はANAが多く、ヨーロッパはJALのワンワールド提携(ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー等)が強い地域もあります。

重要なのは、ANA・JALの両方をバランスよく貯めようとしないことです。マイルを2つのプログラムに分散すると、どちらも中途半端な量にしかならず、特典航空券に到達しにくくなります。片方に集中させるのが鉄則です。

マイルの有効期限への対処

ANAマイルの有効期限は獲得から3年、JALマイルも同じく3年です。せっかく貯めたマイルが失効してしまうのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。

ANAアメックスゴールド の場合は、ポイント(メンバーシップ・リワード)の有効期限が無期限のため、マイルに移行するタイミングを自分でコントロールできます。特典航空券を発券したい時に必要な分だけマイルに移行すれば、失効リスクはゼロです。

ANA JCBワイドゴールドやANA VISAワイドゴールドの場合は、ポイントの有効期限が2年のため、2年ごとにマイルへ移行する運用が必要です。移行したマイルの有効期限が3年なので、実質的には最大5年の猶予があります。

JALカードの場合はショッピングマイルが直接JALマイルとして積算されるため、獲得から3年が有効期限です。3年以内に特典航空券を発券するか、eJALポイントやWAONなど他の使い道に交換する必要があります。


マイルの「価値」を理解する

マイルの価値は使い方によって大きく変わります。一般的に「1マイル=2円」と言われることが多いですが、これはあくまで目安であり、実際には交換先によって1円未満から10円以上まで幅があります。

交換先別のマイル価値

使い方1マイルあたりの価値の目安
電子マネー・商品への交換0.5〜1円
国内線エコノミー特典航空券1.5〜3円
国際線エコノミー特典航空券2〜4円
国際線ビジネスクラス特典航空券5〜10円
国際線ファーストクラス特典航空券8〜15円

たとえば、東京→バンコクの往復航空券がセール運賃で50,000円、特典航空券が35,000マイル(レギュラーシーズン)であれば、1マイル=約1.4円です。一方、東京→ロンドンのビジネスクラスが正規運賃で50万円前後、特典航空券が115,000マイル(レギュラーシーズン)であれば、1マイル=約4.3円になります。

つまり、マイルは上位クラスの特典航空券に交換するほど価値が高くなります。逆に、電子マネーや商品券への交換は1マイル=1円以下になることがほとんどで、マイルの価値を大きく損なうため、できるだけ避けるべきです。


まとめ:マイルを貯めるカードの選び方

マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ際のポイントを改めて整理します。

まず、ANA派かJAL派かは、自分がよく利用する路線で決まります。マイルは1つのプログラムに集中させるのが鉄則です

次に、カード選びで最も重要なのは入会キャンペーンの大きさです。日常の還元率はどのゴールドカードも1%で横並びのため、キャンペーンで数万〜10万マイルの差がつくかどうかが、実質的な「カードの力」の違いになります

その上で、ポイントの有効期限、マイル移行手数料、海外での加盟店カバー率を考慮して自分に合った1枚を選びます。

そして、カードを選んだ後はすべての支払いをメインカードに集約すること。ホテル宿泊も含めてトータルで旅行を最適化したいなら マリオットボンヴォイ アメックスプレミアム を組み合わせること。この2つを実行するだけで、マイルの貯まり方と旅行の質は大きく変わります。

カードの保険や海外決済手数料も含めた総合的な選び方は「海外旅行におすすめのクレジットカード比較【2026年版】」で、カード付帯保険の最新情報は「海外旅行保険は必要か?クレジットカード保険で足りる人・足りない人【2026年版】」でまとめています。


追伸:筆者の場合

筆者はANA便を中心に利用しているため、ANAアメックスゴールド をメインカードにしています。航空券手配(ANAマイルが貯まる)や海外旅行保険用のカードとして利用しています。

普段の決済は マリオットボンヴォイ アメックスプレミアム で決済しています。ホテルはマリオット系列のホテルを利用することが多いためで、溜まったポイントはホテル宿泊や、ANAマイルに移行させて使っています。

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