Marriott Bonvoy Amexプレミアム5年使ったレビュー|無料宿泊・ポイント還元率・マイル移行・入会特典

僕はMarriott Bonvoy アメックス・プレミアム(以下、マリオットアメックス・プレミアム)を5年使っています。

航空系のカードはANAアメックス・ゴールドを持っていますが、海外旅行が増えてホテルに泊まる機会も多くなり、ホテル系のカードを1枚持っておきたいと思うようになりました。

この記事では、5年使ってきた僕の使い方と一緒に、年会費・入会特典・ポイントとマイル・無料宿泊・ステータス・保険を、アメックスとマリオットの公式サイトで確認した今の条件でまとめます。

結論から

  1. 年会費は高いが、泊まる人なら元が取れるホテルに泊まる機会が多い人なら、年会費以上に使えるカード
  2. まとめて移すとANAマイル還元1.25%ボーナスが付く単位で移した場合。マリオット系ホテルで払うと2.5%
  3. 無料宿泊とプラチナは年間の利用額しだい条件に届かないなら割高。一般カードやヒルトンも比べてみる

この記事でわかること

  • 年会費と、入会特典で何ポイントもらえるか
  • ポイントをANAマイルに替えたときの還元率
  • 無料宿泊とプラチナエリートに必要な年間の利用額
  • 僕がヒルトンではなくマリオットを選んだ理由と、ANAアメックス・ゴールドとの使い分け

マリオットアメックス・プレミアムの基本スペック

この章のポイント年会費は改定で上がった。それでもホテルに泊まる機会が多い人なら年会費以上に使える

マリオット・ボンヴォイ・アメックス・プレミアムのカード(番号は隠しています)

まずは基本の条件です。

項目マリオットアメックス・プレミアム
年会費(税込)82,500円
家族カード1枚目無料、2枚目以降41,250円
ポイント100円=3ポイント、Marriott Bonvoy参加ホテル100円=6ポイント
ステータスゴールドエリートは自動付与。プラチナエリートは年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効
泊数のおまけエリートナイトクレジット15泊分
無料宿泊プログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続で、75,000ポイントまでのホテルに1泊
マイルへの移行ANA・JALは3:1。移行できる航空会社は38社

出典:アメックス公式(2026年10月時点)、マリオット公式(2026年10月時点)

年会費は改定で上がったが、まだ持ち続けている

このカードは改定で年会費が大きく上がり、今は82,500円です。

決して安くはありませんが、ホテルに泊まる機会が多い人なら、年会費以上に使えるカードだと僕は思っています。

年会費をもう少し抑えたいなら、一般カード(年会費34,100円)もあります。マリオット・ヒルトンのカード4枚の比較は「ホテル系クレジットカード比較」にまとめました。

入会特典でもらえるポイント

この章のポイント条件を満たせば、入会特典だけで特典航空券に手が届くくらいのANAマイルになる

今の入会特典は、ふだんの利用で貯まるポイントも合わせて、最大75,000ポイントです。

条件もらえるポイント
入会後3か月以内に30万円以上10,000
入会後6か月以内に150万円以上20,000
150万円分の通常ポイント45,000
合計75,000

条件は「入会後6ヶ月以内に計150万円以上」。申込期限は公式ページに書かれていません。出典:アメックス公式(2026年10月時点)

入会特典だけで、まとまったANAマイルになる

このうち60,000ポイントをANAマイルに移すと、60,000pt→20,000マイル+5,000ボーナス=25,000マイルになります。

入会特典の条件を満たせば、それだけで特典航空券に手が届くくらいのマイルが貯まります。残りのポイントは、次に移すときやホテルの宿泊に回せます。

入会特典を条件にするなら、引っ越しや家電の買い替えのような、もともと予定している大きな出費に合わせて作るのがおすすめです。

ポイント還元率とマイルへの移行

この章のポイントまとめて移すとANAマイル還元1.25%。ANA以外の航空会社にも移せる

このカードを持ち続けている理由のひとつが、ANAマイルに替えたときの還元率です。

まとめて移すと、還元率は1.25%になる

ふだんの支払いは100円で3ポイントです。ANAマイルへは3:1なので、そのままだと100円で1マイル、還元率1%です。

60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナスが付くので、まとめて移すと実質1.25%になります。200万円使うと60,000ポイント貯まり、25,000マイルになる計算です。

100円あたりのANAマイル(ボーナスが付く単位で移した場合)

マリオット系
ホテルで払う
2.5マイル
ふだんの
支払い
1.25マイル
ボーナスなしで
移した場合
1マイル

ボーナス込みボーナスなし

100円=3ポイント、Marriott Bonvoy参加ホテル100円=6ポイント、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル(ユナイテッド航空のみ10,000)から計算。出典:アメックス公式(2026年10月時点)、マリオット公式(2026年10月時点)

マリオット系のホテルで払うと100円で6ポイントになるので、マイルにすると2.5%です。ホテル代はこのカードで払うようにしています。

事業の支払いはポイントが付かないことがある

アメックスの提携カードは、事業用と判定された加盟店での支払いがポイントの対象外になっています(ANAアメックスの場合は「事業用決済等に関わる加盟店での利用はポイント加算対象外」と公式に書かれています)。僕も以前はこのカードで事業の経費も払っていましたが、今は事業用にアメックス・ビジネス・ゴールドを分けています。

ANA以外の航空会社にも移せるのが安心

移行の流れはこうです。

  1. マリオットのアカウントに航空会社の会員番号を登録するANAマイレージクラブなど、移したい航空会社の番号を入れる
  2. 60,000ポイント単位で移行を申し込む1日に移せるのは1日3,000〜240,000ポイント
  3. マイルに反映されるのを待つ反映までの日数は公式に書かれていないので、使う予定より早めに移す

僕は家族3人分の特典航空券に大量のマイルが必要なので、このカードのポイントもANAマイルにまとめることが多いです。

ただ、ANAの特典の席が取れないとき、ユナイテッドやブリティッシュ・エアウェイズなど他の会社のマイルで探せる選択肢があるのは安心感があります。ANA以外に移すときは、その会社のレートをマリオット公式(2026年10月時点)で確認してください。

特典航空券の取り方は「ANA特典航空券が取れない?予約のコツと確保率を上げる7つの方法」に書いています。

無料宿泊の条件と使い方

この章のポイント無料宿泊は年間の利用額が条件。届かない人にはハードルが上がった

カードを続けるともらえる無料宿泊は、このカードの目玉の特典です。

項目内容
条件プログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続
使えるホテル75,000ポイントまでのホテルに1泊
ポイントを足す自分のポイントを25,000ポイントまで足せる(合計100,000ポイントまで)
対象基本カード会員のみ

出典:アメックス公式(2026年10月時点)

利用額の条件に届かないなら、割高になる

以前はもっと少ない利用額で無料宿泊がもらえましたが、今はプログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続が条件です。

僕は年間の利用額が500万円を超えているので条件は満たしています。ただ、この条件に届かない人にとっては、ハードルが上がったのは正直なマイナスです。

ホテルに必要なポイント数は日によって変わるので、使う前に泊まりたい日のポイント数を確かめるのがおすすめです。リッツ・カールトンやセントレジスの対象プランで2連泊以上すると、リッツ・カールトン/セントレジス2連泊以上の対象プランで100米ドルのプロパティクレジットが付く特典もあります。

プラチナエリートになる条件

この章のポイントカードの利用額でプラチナに。家族旅行でいちばん役に立つのはラウンジ

カードを持つだけでゴールドエリート、年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効でプラチナエリートになります。

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ステータスカードでの条件ボーナスポイントレイトチェックアウトアップグレード
ゴールドエリート自動付与25%14:00まで(空室次第)エンハンスドルーム
プラチナエリート年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効50%16:00まで一部スイート含む

プラチナエリートはウェルカムギフト(ポイント・朝食・アメニティから選択)もあります。出典:マリオット公式(2026年10月時点)、アメックス公式(2026年10月時点)

泊まってプラチナになるには年50泊が必要なので、家族旅行だけではまず届きません。

家族旅行でいちばん役に立つのはラウンジ

僕がプラチナエリートでいちばん実用的だと感じているのは、ラウンジのあるホテルでラウンジが使えることです。

家族3人で旅行すると朝食代もかなりかかるので、ラウンジで朝食がとれるのは大きいです。

僕のやり方

厳密には、ラウンジを使えるのはカードを持っている本人と同伴者1名までで、子どもの分は別に払う必要があるホテルもあります。最近はルールが厳しくなっていて、娘の分のラウンジ利用料を払うことも増えてきました。

ラウンジの使い方や子どもの扱いはホテルごとに違うので、泊まる前にホテルに確認しておくと安心です。子連れでラウンジを使った例は「リッツ・カールトン大阪のクラブラウンジ」にも書いています。

プラチナの条件(年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効)は高く見えますが、ANAアメックス・ゴールドと支払いを分けている人なら、意識してこのカードに寄せれば届く金額だと思います。

旅行保険は利用付帯

この章のポイント航空券やツアーの代金をこのカードで払っておかないと保険は使えない

海外旅行保険の補償はこうなっています。

補償金額(最高)
傷害死亡・後遺障害1億円(家族カード5,000万円、カードなし家族1,000万円)
傷害治療300万円(家族200万円)
疾病治療300万円(家族200万円)
賠償責任4,000万円
救援者費用400万円(家族300万円)
条件利用付帯(航空券・パッケージツアー等をカード決済)

携行品損害は公式の補償表に載っていません。出典:アメックス公式(2026年10月時点)

旅行代金をこのカードで払わないと、保険は使えない

利用付帯なので、航空券やパッケージツアーの代金をこのカードで払っておくことが条件です。

ANAアメックス・ゴールドも同じ利用付帯なので、2枚とも保険を使いたいなら、旅行代金をどう払うかを先に決めておくのがいいと思います。カードの保険で足りるかどうかは「海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード【2026年版】」にまとめています。

ヒルトンと迷ってマリオットを選んだ理由

この章のポイント決め手はマイルに移せること。泊まらない年もポイントが無駄になりにくい

ホテル系のカードを決めるとき、最後まで迷ったのはヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムでした。

僕が選んだ

マリオットアメックス・プレミアム

82,500円年会費

  • ポイントを38社のマイルに移せる
  • 年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効でプラチナ
  • 無料宿泊はプログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続
最後まで迷った

ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアム

66,000円年会費

  • ゴールド自動、1〜12月で200万円以上利用でダイヤモンド(翌年末まで)
  • 継続で1泊+年間300万円以上でもう1泊(ウィークエンド限定)
  • マイルへの移行は期待しにくい

出典:アメックス公式(ヒルトン プレミアム)(2026年10月時点)

決め手はマイルに移せること

マリオットを選んだ理由は3つあります。ホテルの数とブランドの選択肢が多いこと、ポイントをANAを含む航空会社のマイルに移せること、マリオット系のホテルでアップグレードやラウンジの特典が受けられることです。

なかでも決め手になったのは、マイルに移せる柔軟さです。ホテルにあまり泊まらない年でも、ポイントをマイルとして使えるので、無駄になりにくいです。

マリオット系はリッツ・カールトンやセントレジスから、コートヤードやフェアフィールドまでブランドの幅が広いので、家族旅行にも出張にも合わせやすいと感じています。僕らが泊まったホテルは「ホテル宿泊記」にまとめています。

ANAアメックス・ゴールドとの使い分け

この章のポイントANAの航空券はANAアメックス、ふだんの支払いはこのカード。2枚のポイントをANAマイルに集める

僕はANAアメックス・ゴールドと、このカードの2枚を軸にしています。

使う場面使うカード
ANAの航空券ANAアメックス・ゴールド(100円=合計3マイル相当(ポイント2倍+ANAカードマイルプラス))
マリオット系ホテルマリオットアメックス・プレミアム(100円=6ポイント)
ふだんの支払いマリオットアメックス・プレミアム(まとめて移して1.25%)
海外のお店Wise・Visaのカード(アメックスが使えないお店のため)
事業の経費アメックス・ビジネス・ゴールド

出典:アメックス公式(ANAアメックス・ゴールド)(2026年10月時点)

2枚のポイントをANAマイルに集めている

ふだんの支払いをこのカードに寄せているのは、60,000ポイント単位で移せば1.25%になり、ANAアメックス・ゴールドのふだんの支払い(100円=1ポイント(ANAグループは2倍)、1ポイント=1マイル)より多く貯まるからです。

2枚のポイントをANAマイルに合流させると、家族3人分の特典航空券に必要なマイルが貯まるスピードが上がります。

ANAアメックス・ゴールドは2027年から変わる

ANAアメックス・ゴールドは2027年から、年間の利用額に応じたボーナスマイル(毎年1/1〜12/31に400万円以上利用→翌年3月末までに進呈で15,000マイル)が始まります。どちらのカードに寄せるかは、年間の利用額で考え直す価値がありそうです。詳しくは「ANAアメックス・ゴールド10年使った本音レビュー」に書いています。

向いている人・向いていない人

この章のポイント合うかどうかは年にいくら使うかでほぼ決まる。泊まるのが年1〜2回なら割高

5年使ってみて、このカードが合うかどうかは、年にいくら使うかでほぼ決まると感じています。

向いている人

プログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続が見込める

  • マリオット系に年に何回か泊まる
  • 無料宿泊とプラチナエリートの両方を狙える
  • ANA以外のマイルにも移したい
向いていない人

ホテルに泊まるのが年1〜2回

  • 無料宿泊の条件に届かないと割高
  • ヒルトンによく泊まるならヒルトンのカード
  • マイルが目的ならANAカードのほうが分かりやすい

迷ったら、一般カードやヒルトンも比べてみる

年会費82,500円は、ホテルに泊まるのが年に1〜2回の人には割高に感じると思います。

そういう人は、マリオットの一般カード(年会費34,100円)や、ヒルトン・オナーズ アメックス(年会費16,500円)も比べてみてください。カードの詳しい条件はアメックス公式のカードページで確認できます。

よくある質問

年会費はいくらですか?

82,500円(税込)です。家族カードは1枚目無料、2枚目以降41,250円です。

無料宿泊はいくら使えばもらえますか?

プログラム期間(入会日/切替日から1年)に400万円以上利用+継続で、75,000ポイントまでのホテルに1泊できます。自分のポイントを25,000ポイントまで足せます。

ポイントはANAマイルにどれくらい替えられますか?

3:1で、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル(ユナイテッド航空のみ10,000)が付きます。60,000pt→20,000マイル+5,000ボーナス=25,000マイルです。

家族カードにもプラチナエリートは付きますか?

プラチナエリートの条件は年間(入会日〜12/31、以降1〜12月)500万円以上で付与・12ヶ月有効です。家族カードの扱いや無料宿泊(基本カード会員のみ)など、細かい条件はアメックス公式で確認してください。

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