24歳、報酬ほぼ0円のあいりん時代に書いた、理想のライフスタイル設定と5ヵ年計画表

僕はビジネスを考えること以上に、「理想のライフスタイルや自分自身のあり方」というものを、強く、明確に思い描くことを重要視してきました。

そして、自分が描いたライフスタイルを忘れずに、常に意識を続けてきたからこそ、昔思い描いた場所に立てているように感じています。

ということで、、、今日は、ちょっと恥ずかしいものを公開します。

これからお見せするものは、

2011年9月、まだ僕が24歳のとき、あいりん地区にいたときに書いたマニフェスト(決意表明)になります。

このとき、僕はとあるアフィリエイト塾への参加を決めました。(現在はもうなくなっている塾です)

その塾が、人数限定で「奨学生」というものを募集しており、参加理由や将来の夢についてまとめたものの提出を求めていました。

今回は、その奨学生に応募したときの文章をご紹介させていただきます。

報酬がまだわずかだった頃の僕はどんなライフスタイルを描いていたのか、参考までに読んでいただけると嬉しいです。

決意表明(理想のライフスタイル設定と5ヵ年計画)

■1■塾の参加理由

私の夢は、世界を自由に旅しながら、自分の本当に好きなものを徹底的に追求するという生き方を、日本に浸透させることです。

その夢を叶えるために、2012年4月から5年間かけて、世界を周遊します。

まずは自分が、PC一台で旅の資金を稼ぎ、世界を自由に旅する生活を実証することで、そんな生き方が可能だということを証明したいからです。

しかし現状のアフィリエイト収入は、月収1万円をどうにか超える程度。このままでは夢をシェアすることはおろか、出国すらできません。

私はこの塾に参加し、2012年4月の出国までに月収150万円を稼ぎ、「世界を自由に旅する起業家」としてのスタートを切ります。

■2■塾へのやる気と意気込み

私は21歳で上記の夢を思いつき、23歳で決意をしてから、2012年の4月に出国することだけを考え、この2年間を生きてきました。

この塾で、絶対に稼ぎます。鬼のように稼いで夢を実現させます。同時に、この塾の成功と発展に貢献させていただきます。

■3■稼ぎたい目標金額

2012年1月までに月収30万を、

2012年4月までに月収150万を、

2017年4月までに月収1000万を達成します。

①月収30万の理由

2012年4月の出国前に、PC一台で資金を稼ぎながら、3ヶ月ほど日本一周をする予定です。食い、寝、存分に遊ぶための必要な最低資金の、月30万をまずは稼ぎます。

②月収150万の理由

2012年から2017年までの5年間、海外を舞台に仕事をします。

目的は、現地の語学学校で外国語を覚え(英・中・韓・西・泰)、その国の文化・人間・ビジネスを徹底的に学びながら、「誰でも世界一周に出発することができる仕組み」を確立すること。

具体的には、誰でも出国までの半年間で、月収30万円程度を確立させ、旅行中は海外のネットカフェで1日1時間程度作業すれば、継続的な旅の資金を稼げるようなプログラムをつくります。

国によってネット環境が違うため、「本当に海外でビジネスができるのか」を確かめます。同時に、世界を旅している日本人にインタビューをしながら、何が求められているか、どんな方法ならこのプログラムに参加してもらえるかを具体化していきます。

国によって物価が違いますが、語学学校の学費・移動費・海外セミナーの参加費・異国の女の子とのデート代で、1日5万円=月150万円で計算しています。

③月収1000万円の理由

2017年、30歳を目処に、「世界を自由に旅する起業家を育成する会社」を設立します。

18歳(高校3年生)から25歳(社会人3年目)の若者を主な対象に、日本社会や企業に囚われず、自由にお金を稼いで、世界を駆け回るという生き方を浸透させたいです。

月収1000万円は、会社の設立資金、人件費、2017年以降も稼げるツールの開発費、全国のセミナー開催費などに充てます。

■4■塾で稼いだお金でまず何をしますか?

まず、月収30万円を達成し、日本一周の旅に出発します。

目的はふたつ。
ひとつは、PC一台で資金を稼ぎながら旅をするという生き方を日本国内で事前演習し、その様子をブログで発信すること。

もうひとつは、東北大震災を経て、今まさに生まれ変わろうとしている日本の姿を瞳に焼き付けることです。

今年の5月に、宮城県石巻市でのボランティア作業にあたりました。津波に蹂躙され、壊滅した街を目の前に、何もできない自分の無力さを痛感しました。

この日本一周を通じて、2012年から始める旅で、日本がもっと面白く素敵な国に生まれ変わるために、海外で何を学ぶべきかを明確にします。

■5■最後にあなたの夢を教えてください。

私の夢は、世界を自由に旅しながら、自分の本当に好きなものを徹底的に追求するという生き方を、日本に浸透させることです。

大学3年時の就職活動期、それまで夢を追いかけていた友人たちが、まるで賞味期限が切れたかのように揃ってリクルートスーツに身を包み、空ろな表情で、企業面接に望んでいた姿が眼に焼き付いています。

「なぜ21歳で夢を諦めなければならないのだろう」

「夢と仕事を笑顔で両立できる生き方はないのだろうか」

私自身「小説家になる」という譲れない夢があったため、日本社会の枠組みで生きる以外の選択肢がないことに、強い違和感を感じていました。

その答えを探し、日本以外の生き方を知るために、就職活動を放棄し、バックパックに荷物を詰めて、東南アジア7ヶ国を周遊する旅に出ます。

アジアの途上国を周りながら、スラム街で暮らす子どもたちと交流し、現地の国際協力団体でボランティア活動に励み、仲良くなった売春婦たちと屋台で飯を食い、途中であった旅人たちと日本や世界のことについて語り合う….日本では決して知ることのできなかった世界に触れ、アジア一個分視野が広がったように感じました。

しかしいくら自分の中の世界が広がっても、日本で生きていく以上、働く必要はあります。

知り合いに拾われて会社勤めを始めますが、社会人としての生活と夢の実現と、企業で働き続けることの違和感に耐えられず、1年半後の23歳で、自殺未遂をしました。

職場の人間や恋人を裏切り、夢に挫折し、人生の目標を失い、絶望します。体を動かすこともできない重度の鬱病に陥り、人とまともに会話ができるまで1年3ヶ月かかりました。

闘病生活中、私は決意します。

「自分の好きなものを好きなだけ、それも世界を舞台に本格的にやりこみながら、しかもお金をつくる仕組みをつくってやろう」

と。

そして、一人でも多くの若者にそれを伝え、21歳の時、私が感じていた行き場のない閉塞感を、ぶち壊してやるのだ、と。

■世界に出、世界を知る日本人を増やす。

就職活動期や、閉塞感は、日本の若者が、日本以外の価値観・社会を知らないことに原因のひとつがあると考えています。

日本の若者は世界を自由に旅する経済的な権利を持っています。半年間アルバイトに励めば、誰でも世界一周の貧乏旅行をするだけの資金が手に入る、そんな経済力を持った国はアジアで日本だけです。

けれどそれを行使する人はあまりにも少ない。

自分がやりたいもの・惹かれるものは、もしかしたら日本の外にあるのかもしれない。

アメリカやヨーロッパの企業にあるかもしれない。

タイやインドの途上国にあるかもしれない。

それは現在世界のどこにもないアイディアで、起業して生み出すのが一番の近道かもしれない。

けれどそんな「選択肢」があることなんて思いつきもしないから、みんなが揃って日本企業の狭い枠組みに自分を押し込めようとする。

3年で辞める若者や、鬱病で働けなくなる人、自殺にまで追い込まれる若者が数多くいる原因のひとつはここにあると考えています。

■世界を舞台に生き抜く「力」を身につける

自分の世界が広がっても、その世界で生き抜く力がなければ夢物語で終わるだけです。

私は、アフィエイトというものを、それを叶える「具体的な力」のひとつとして捉えています。

日本社会の枠組みに囚われず生きていく力。

時間と場所に囚われず自在にお金を生む力。

自分の本当に成し遂げたい夢を実現する力。

その具体的な方法を知っている若者がひとりでも増えれば、日本人はもっと、自分の夢と好きなものに忠実に、未来を選べるようになると信じています。

■旅する起業家を100人輩出する

私の当面の目標は、体と、頭と、PC1台さえあれば、世界中のどこにいても自在に稼げる「旅する起業家」を「100人」輩出することです。

異国の街でお金をつくりながら、写真を勉強したり、貿易事業を始めたり、学校で外国語を学んだり、建築の勉強をしたり…自分が本当にやりたいものを徹底的に追求していく。

その100人が1000人に影響を与え、1000人が10000人の価値観を変え、そんな世界を舞台に活動する日本人が増えていけば、日本はもっと素敵に、もっと面白い国になるに違いありません。

その最初のひとりに、この塾を通じて、私はなります。






このときはまだ、PC一台で世界を飛び回るようなライフスタイルを叶えている人が、周りに見つかりませんでした。

稼いで”から”旅をする人はいたのですが、”稼ぎながら”旅をする、そんなことをしている人はいませんでした。

だから、僕はその最初のひとりになりたい。

そうしてそんな生き方ができるのだと証明がしたい、そんな思いで、仕事に取り組んでいました。

久しぶりにこのマニフェストを読み返してみると、今この記事を書いている30歳の僕は、おおよそ、当時思い描いていた風景の中に立てているのではないかと思います。

あなたなら、どんな夢とライフスタイル、そして5ヵ年計画を立てますか?

阪口ユウキ/パワートラベラー

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