ローズウッド・ロンドン宿泊記|美術館のようなホテルに家族で4泊、ウエストエンドのミュージカルへ
✔ ロンドンでミュージカルを観るのに、劇場に行きやすいホテルを探している
✔ ローズウッド・ロンドンの部屋や館内を、家族で泊まった人の写真で見たい
✔ 子どもの誕生日など、特別な旅行で泊まるホテルを考えている
2026年の4月、ロンドンの「ローズウッド・ロンドン」に、家族3人で4泊しました。
今回は娘のバースデートリップ。ロンドンに来たいちばんの目的は、ミュージカルを観ることでした。
このホテルに泊まった4泊で、4つの演目を観に行きました。泊まってみての感想をひとことで言うと、ホテルの中にいるだけでも楽しいホテルです。
この記事でわかること
- 旧パール保険の本社ビルを使った、ホテルの歴史と館内の様子
- 家族3人で泊まった2つの部屋と、部屋を移してもらった話
- ウエストエンドの劇場への行き方と、ミュージカルを観る拠点としての便利さ
- 朝食のイングリッシュ・ブレックファストと、有名なスカーフス・バー
ローズウッド・ロンドンはどんなホテル?

ロンドン中心部のホルボーンにある、香港発のホテルグループ「ローズウッド」のホテルです。地下鉄のホルボーン駅から歩いてすぐで、コヴェント・ガーデンや大英博物館にも歩いて行けます。
| 場所 | ホルボーン(252 High Holborn)、ホルボーン駅から歩いて約3分 |
|---|---|
| 建物 | 1914年に最初の棟ができた、旧パール保険の本社ビル(グレードII) |
| 開業 | 2013年10月(ローズウッドとして) |
| 部屋数 | 客室262室とスイート44室(開業時) |
| レストラン・バー | ホルボーン・ダイニング・ルーム、ミラー・ルーム、スカーフス・バーなど |
| スパ | センス・ア・ローズウッド・スパ(プールはなし) |
ホテルから歩いて行ける主な場所
ホテルのまわりの位置関係は、こんな感じです。ミュージカルの劇場が集まるウエストエンドは、ホテルの南西にあります。
劇場や見どころまでの目安はこちら。
- ホルボーン駅:歩いて約3分
- シアター・ロイヤル・ドルリー・レーン(ヘラクレス):南西へ歩いて約10分
- コヴェント・ガーデン:南西へ歩いて約10分
- ケンブリッジ劇場(マチルダ):セブン・ダイヤルズの角。西へ歩いて約12分
- 大英博物館:北西へ歩いて約10分
- ハー・マジェスティーズ劇場(オペラ座の怪人):ヘイマーケット。歩くと20〜25分。地下鉄ならホルボーン駅からピカデリー線で3駅のピカデリー・サーカス駅へ
- アポロ・ヴィクトリア劇場(ウィキッド):ヴィクトリア駅の近くで少し離れています。地下鉄でピカデリー線のグリーン・パーク駅まで行き、ヴィクトリア線に乗り換えて1駅です
夜のミュージカルは、終わるのが遅くなります。子どもが眠くなっても歩いてホテルに帰れる劇場が多いのは、子連れにはありがたいと思います。
美術館のようなホテルの中
ローズウッド・ロンドンは、ホテルの中がまるで美術館のようです。館内は、どこを切り取っても空間が美しいホテルでした。
旧パール保険の本社ビルと、中庭の車寄せ

建物は、イギリスの保険会社「パール保険」の本社だったビルです。最初の棟が1914年にでき、そのあと50年ほどかけて増築されました。1989年まで本社として使われ、いまはイギリスの歴史的な建物(グレードII)に登録されています。
2000年からはほかのホテルとして使われ、改装を経て、2013年10月にローズウッド・ロンドンとして開業しています。
ハイ・ホルボーン通りのアーチをくぐると、エドワード朝の建物に囲まれた中庭に出ます。ここが車寄せになっていて、ホテルに着いた車はこの中庭に入ります。
通りからアーチを一歩入ると、石造りの建物に囲まれた別の世界のようです。
大理石の大階段と、アートの展示
館内には、大理石の大きな階段があります。もとの建物のまま残された部分で、ホテルの見どころのひとつです。

僕らが泊まっていたときは、アーティストとのコラボの美術展をやっていました。廊下や窓辺にも、ひとつひとつ目を引くものが置かれています。


部屋から朝食に向かうだけでも、楽しいホテルです。
部屋:前半と後半で違う部屋に泊まった
4泊のうち、最初の2泊と後半の2泊は違う部屋でした。
最初の部屋:キングベッドとエキストラベッド
最初の部屋は、キングベッドの横にエキストラベッドを入れた部屋です。

白い壁と、黒と白の模様のじゅうたん。落ち着いた雰囲気の部屋です。

バスルームは大理石で、シャワーはガラス張り。部屋にはコーヒーマシンもありました。

後半の部屋:ベッド2台とダイニングテーブルのある部屋
最初の部屋には、食事をする大きなテーブルがありませんでした。そこで、エキストラベッドを片付けてテーブルを出してほしいとお願いしました。
すると、ベッドが2台とテーブルのある部屋に移してくれました。

大きな丸いテーブルがあり、家族3人で座れます。窓の外は中庭の建物です。

子連れで連泊するなら、部屋で食事ができるテーブルがあると便利です。今回は特に、いつもミュージカル観劇で帰りが遅く、ホテルでルームサービスを頼むことが多かったので、部屋を移していただきとても助かりました。
娘のバースデートリップと、スタッフからのプレゼント
スタッフは、本当に温かく迎えてくれました。
毎日、仲良くなったスタッフに、その日に観に行く演目を伝えていました。すると夜、部屋にその演目にちなんだプレゼントが置かれていたんです。

オペラ座の怪人の日は、バラとフルーツ。ヘラクレスの日は、稲妻が描かれたパイ。マチルダの日は、本でした。
毎日「今日はなんのプレゼントだろう」と、娘もわくわくしていました。僕らが泊まったときのことなので、いつもあるわけではないと思います。それでも、誕生日の旅行には本当にうれしいホテルだと思います。
4泊で観た4つのミュージカル
このホテルに泊まった4泊で観たのは、この4つです。
- オペラ座の怪人:ハー・マジェスティーズ劇場
- ウィキッド:アポロ・ヴィクトリア劇場
- マチルダ:ケンブリッジ劇場
- ヘラクレス:シアター・ロイヤル・ドルリー・レーン



ちなみに、ロンドンでは全部で6泊しています。後半の2泊は川沿いのホテルに移り、となりのトトロとマンマ・ミーアを観ました。そのときの話はロンドン・マリオット・ホテル・カウンティホール宿泊記にまとめています。
朝食とレストラン、スカーフス・バー
本格的なイングリッシュ・ブレックファスト
食事もおいしかったです。朝食では、本格的なイングリッシュ・ブレックファストを食べられて満足でした。

目玉焼きにベーコン、ソーセージ、ブラックプディング、焼いたトマト。イギリスらしい一皿です。
朝食は、ホテルのブラッスリー「ホルボーン・ダイニング・ルーム」と「ミラー・ルーム」で出していて、どちらも朝7時からです。ホルボーン・ダイニング・ルームは、イギリス料理とパイ、ジンで知られるお店です。ミラー・ルームでは、昼から夕方までアフタヌーンティーもあります。
ロンドンでも有名な「スカーフス・バー」
ホテルのバー「スカーフス・バー」は、ロンドンにたくさんあるバーの中でも有名なバーです。

名前は、イギリスの風刺画家ジェラルド・スカーフから。壁には彼の絵が飾られ、古い本とベルベットのソファに囲まれた、クラブのような空間です。夕方4時から開いていて、ジャズの生演奏がある夜もあります。
世界のバーのランキング「World’s 50 Best Bars」にも、2023年から3年続けて入りました(2025年は31位)。

僕らも娘と一緒に、本棚の前の緑のソファに座りました。
スパ「センス」
館内には「センス・ア・ローズウッド・スパ」とジムがあります。プールはないので、子どもとプールで遊びたいなら、そこは知っておいてください。
家族で泊まるときに知っておきたいこと
子連れで泊まるときのポイントはこちらです。
- 部屋:3人ならベッド2台の部屋が楽です。テーブルがほしいときは、早めにスタッフに相談してみてください
- プール:ありません。スパとジムはあります
- 劇場:ドルリー・レーンやケンブリッジ劇場は歩いて10分ほど。遠い劇場も地下鉄ですぐです
- 雨の日:大英博物館まで歩いて約10分です
こんな人に向いているホテル
ロンドンでミュージカルを観たい家族には、とてもおすすめです。劇場が集まるウエストエンドに歩いて行けて、夜遅くなってもすぐ部屋に戻れます。
歴史のある建物やアートが好きな人、記念日や誕生日の旅行にしたい人にも合っていると思います。反対に、プールで子どもを遊ばせたいなら、プールのあるホテルと比べてみてください。
ローズウッドは、娘がいちばん好きなホテルグループです。このあとバンクーバーでも泊まっていて、そのときの話はローズウッド・ホテル・ジョージア宿泊記にまとめています。
まとめ:ミュージカルの旅にぴったりの、美術館のようなホテル
館内はどこを切り取っても美しく、スタッフも本当に温かいホテルでした。毎晩のプレゼントを、娘は毎日楽しみにしていました。
ウエストエンドの劇場に行きやすく、ミュージカルを観る家族の拠点にいいホテルです。ホテルの中にいるだけでも楽しい、素晴らしいホテルでした。
- ホルボーン駅から歩いて約3分
- ウエストエンドの劇場や大英博物館に歩いて行ける
- 旧パール保険の本社ビル。館内は美術館のよう