造幣局の工場見学|大阪・さいたま・広島の予約と、小学生と行くときのポイント
✔ 子どもと造幣局の工場見学に行きたいけれど、予約の取り方が分からない
✔ 大阪・さいたま・広島のどこに行けばいいか迷っている
✔ 土日でも見学できるのか、小学生でも楽しめるのか知りたい
造幣局は、私たちが毎日使っている硬貨をつくっているところです。
大阪の本局、さいたま支局、広島支局の3か所で、工場の見学ができます。どこも無料で、硬貨ができていく様子をガラス越しに見られます。
この記事では、3か所の見学の決まりのちがい、予約の取り方、子連れで気をつけたいこと、近くに泊まるならどこか、自由研究へのつなげ方をまとめます。
この記事でわかること
- 造幣局の工場見学は大阪・さいたま・広島の3か所。どこも無料で、工場が動く平日だけ
- 大阪と広島は予約制。さいたまは19人まで予約なしで自由に見学できる
- 土日は、大阪とさいたまの博物館だけ見学できる
- 小学生以下は保護者同伴。写真の決まりは場所ごとにちがう
造幣局の工場見学は3か所。いちばんのちがいは予約
3か所とも、硬貨をつくる工場を見学用の通路から見る形です。ただ、予約の仕方と、ガイドがつくかどうかがちがいます。
思い立ってすぐ行けるのはさいたま、ガイドの説明をじっくり聞きたいなら大阪か広島です。
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| 大阪(本局) | さいたま支局 | 広島支局 | |
|---|---|---|---|
| 見学日 | 月・火・木・金 | 月・火・木・金 | 月〜金 |
| 予約 | 必要(予約サイト) | 自由見学は19人まで不要。ガイドツアーは予約サイト | 必要(電話) |
| 開始時間 | 9:30・10:00・13:00・13:30 | 自由見学 9:00〜16:30(入館16:00まで) ガイドツアー 9:30・10:30・13:00・14:00 | 9:20・13:20 |
| 所要時間 | 約1時間30分 | ガイドツアー約90分 | 約90分 |
| 1回の人数 | 最大20名 | ガイドツアー最大50名 | 最大20名 |
| 工場の写真 | 写真は可(一部禁止)、動画は不可 | 写真・動画とも不可 | 写真・動画とも不可 |
| 土日 | 博物館だけ見学できる | 博物館だけ見学できる | 見学なし |
工場を見られるのは平日だけ
工場見学は、どこも祝日と年末年始はお休みです。さらに、大阪は春の「桜の通り抜け」、広島は「花のまわりみち」の期間(と、その前後の日)も工場見学を休みます。
土日に行くなら、大阪の造幣博物館か、さいたまの造幣さいたま博物館です。どちらも水曜日が休館で、土日は開いています。
小学生以下は保護者と一緒に
大阪は小学生以下は保護者同伴で申し込み、未就学の子は保護者がずっとそばにいるように案内しています。さいたまも、未就学の子は保護者同伴です。
年齢の下限はありませんが、見学は1時間半ほどあります。工場の通路にはトイレがないので、出発前に済ませておくと安心です。
大阪(本局)の工場見学と造幣博物館
大阪の本局は、大川沿いにある造幣局の本拠地です。工場見学は、ビデオ上映と説明、ガラス越しの工場見学、造幣博物館の自由見学という流れです。
機械が点検などで止まっている日は、ビデオでの案内になります。
予約は見学したい日の前の月の、第3火曜日から
大阪の工場見学は事前予約が必要です。造幣局の工場見学予約サイトで、見学したい日の前の月の第3火曜日9時から、前日の17時まで受け付けています。
1回20名までなので、夏休みなどは早めに枠を押さえるのがいいと思います。予約サイトを使えない人は、電話(造幣局広報課 06-6351-6150、平日9〜17時)でも申し込めます。
- 予約サイトで枠を選ぶ前の月の第3火曜日9時から。空いている枠を押して登録する
- 予約完了メールを保存当日は、メール(印刷かスマホの画面)を見せる
- 本人確認書類を持っていく免許証・マイナンバーカード(写し可)・パスポート・学生証・郵便物など。忘れると入れない
- 正門で入門手続き開始の25分前から。遅れると原則見学できない
造幣博物館は、9人までなら予約なしで入れる
造幣博物館は、明治44年(1911年)に火力発電所として建てられたレンガ造りの建物です。造幣局の中に残る、明治時代の唯一の西洋風の建物だそうです。
開館は9時から16時45分(入館は16時まで)で、水曜日・年末年始・桜の通り抜けの期間が休みです。9人までなら予約はいらず、正門で手続きをして入ります。博物館の北側には、創業のころに使われていたフランス製やドイツ製の圧印機が展示されています。
注意
造幣局には車・自転車の駐車場がありません。駅からは、大阪メトロ谷町線・京阪の天満橋駅(東改札口・14番出口)から歩いて約15分です。授乳室とおむつ交換台は、ミントセンターと造幣博物館にあります。夏は敷地内に蚊が出ることがあるので、虫よけがあると安心です。
さいたま支局の工場見学と造幣さいたま博物館
さいたま支局は、造幣さいたま博物館とつながった見学通路から、工場をガラス越しに見る形です。硬貨のほかに、勲章をつくる工程も見られます。
見学の仕方は「自由見学」と「ガイドツアー」の2つから選べます。
自由見学なら、予約なしで自分のペースで見られる
自由見学は、19人までのグループなら予約がいりません。受付で名前を書いて、博物館と工場を自由に見て回れます。
子どもが飽きたら早めに切り上げられるので、小さい子がいる家族にはこちらが気楽だと思います。ただ、正午から12時45分までは工場が止まっているので、その時間は避けて行くのがおすすめです。
説明を聞きたいなら、ガイドツアーを予約する
ガイドツアーは約90分で、事業紹介のビデオ、工場見学、博物館の案内がつきます。1回50名までで、ほかの家族と一緒に回ります。
予約は工場見学予約サイトで、見学日の前の月の第2火曜日0時から、前の営業日の16時までです。当日は予約受付メールと、代表者の本人確認書類を見せます。
注意
さいたまの工場見学通路は、写真・動画の撮影と録音が全面的に禁止です。通路での飲食もできないので、水分は博物館1階のロビーでとります。駅からは、JRさいたま新都心駅の東口から歩いて約12分。駐車場はありません。博物館の中に、おむつ交換台のあるトイレと授乳スペースがあります。
広島支局の工場見学
広島支局は、広島市の西の五日市にあります。ガイドが硬貨の製造工程を案内してくれて、そのあと造幣展示室を自由に見る流れです。
見学は平日の9時20分と13時20分の1日2回です。
広島は電話で予約して、見学証が届く
広島支局は電話予約です(造幣局広島支局 総務課 082-922-1597、平日9〜17時)。見学日の2か月前の同じ日から、見学したい日の前の週の火曜日まで受け付けています。
受付が済むと、見学証がハガキかFAXで届きます。前の日までに届かなければ連絡するよう案内されています。当日は受付でその見学証を出します。
構内を50分ほど歩くので、歩きやすい靴で
広島の見学は一部が屋外の移動で、空調のない場所からの見学もあります。構内を約50分歩くので、夏は暑さ対策、雨の日は雨具を用意しておくと安心です。
工場見学中は写真・動画の撮影と録音ができず、展示室も一部が撮影禁止です。行き方は、JRか広島電鉄の五日市駅の北口から広電バスで「五日市五丁目口」へ行き、歩いて10分です。
造幣局の見学に泊まりで行くなら
見学の時間は朝と昼すぎが中心なので、遠くから行くなら前の日に近くに泊まると落ち着いて回れます。
それぞれの見学先に行きやすいホテルを1つずつ選びました。
大阪は、造幣局と同じ大川沿いの帝国ホテル大阪
帝国ホテル大阪は、JR桜ノ宮駅から歩いて行けるホテルで、大阪駅からは無料のシャトルバスもあります。小学生以下の添い寝は無料です。
- JR桜ノ宮駅から歩いて約5〜7分。大阪駅から無料シャトルバス
- 小学生以下の添い寝とベビーベッドが無料
- 造幣局と同じ大川沿いにある
さいたまは、駅から徒歩1分のホテルメトロポリタンさいたま新都心
さいたま新都心駅の改札を出てすぐのホテルで、駅からホテルの入口まで屋根のある歩道でつながっています。電気機関車をテーマにした1室だけの「貨物列車コンセプトルーム」もあり、電車好きの子には楽しい部屋だと思います。
- JRさいたま新都心駅から徒歩1分。雨でも濡れずに行ける
- 1室だけの「貨物列車コンセプトルーム」がある
- ベビーベッドの貸し出しが無料、未就学児の添い寝が無料(ベッド1台に1人)
広島は、広島駅直結のホテルグランヴィア広島
五日市へは広島駅からJRで向かうので、駅の上にあるホテルが動きやすいと思います。空港リムジンバスの乗り場もホテルのすぐそばです。
- JR広島駅の新幹線口に直結
- 4名まで泊まれる部屋がある
- 広島空港リムジンバスの乗り場まで徒歩約2分
大阪で泊まるエリアを比べるなら「大阪の子連れにおすすめのホテル」、広島で高級ホテルを探すなら、仲間が書いている note の「広島高級ホテルおすすめ8選」も参考になると思います。
造幣局の見学を自由研究にするなら
造幣局は、子どもにとって身近な「お金」がテーマなので、自由研究にしやすい見学先です。
おすすめは、家にある硬貨を出発点にすることです。見学の前と後で、硬貨の見え方が変わると思います。
- 行く前:家の硬貨を観察する1円から500円まで並べて、色・大きさ・重さ・模様・ギザギザのちがいを表にする。刻まれた年(製造年)も集めておく
- 見学中:工程を順番にメモする金属の板が硬貨になるまでを、見た順に書く。撮影できない場所が多いので、メモとスケッチで残す
- 帰ってから:図にまとめる工程を矢印でつないだ図にする。博物館で見た古いお金や圧印機のことも足す
- まとめ:問いに答える「なぜ硬貨の模様は細かいの?」「なぜ大きさや色が全部ちがうの?」に自分の考えを書く
造幣局では、夏休みに小学生の親子向けの工場見学会が開かれる年もあります(2025年は小学1〜6年生の親子が対象でした)。夏休みの前に、造幣局のお知らせを見ておくといいと思います。
お札やお金の仕組みまで広げるなら、東京・日本橋の日本銀行本店見学や貨幣博物館もあります。「社会科見学になる旅先」にまとめています。
よくある質問
造幣局の工場見学は予約が必要ですか?
大阪と広島は予約制です(大阪は予約サイト、広島は電話)。さいたまは19人までの自由見学なら予約はいりません。さいたまのガイドツアーは予約サイトから申し込みます。
造幣局の工場見学は土日もできますか?
工場見学は平日だけです(大阪・さいたまは月・火・木・金、広島は月〜金)。土日は、大阪の造幣博物館とさいたまの造幣さいたま博物館だけ見学できます。
料金はかかりますか?
3か所とも、工場見学も博物館も無料です。
何歳から見学できますか?
年齢の下限はありません。小学生以下は保護者同伴です。見学は1時間半ほどで、工場の通路にはトイレがありません。
工場の写真は撮れますか?
大阪は写真なら撮れますが(一部禁止)、動画はできません。さいたまと広島は、工場見学中の写真・動画の撮影がすべて禁止です。