試行錯誤すること4年9ヶ月。子育てをしながら、どう仕事を進めていくかについて

「子育てをしながらどのように阪口さんは仕事をしていますか?」

ということをよく聞かれます。特別なことはなく、日中は基本家族で過ごし、夜か早朝に仕事をしています。

妻と娘が家に居て、僕は在宅ワークをしている。という訳ではなく、僕自身、家事もすれば幼稚園の支度もし、送り迎えもすれば寝かしつけもします。

娘が生まれてからの4年と9ヶ月。家事育児と仕事のバランスはずっと課題です。うまく出来た!と思う時期はなかったです。

これまで妻と相談しながら色んなケースを試してきました。

・なかなかPCを広げられないのでスマホだけで仕事をする

・午前と午後で子供担当を決めてお互いに自由時間(仕事時間)を確保する

・平日は仕事を諦めて、土日は子供を実家に預けて2人で仕事をする

・プリスクールに1日8時間預けて自由時間を確保する

・妻に任せて仕事をしに外に出る

・早朝に起きて仕事をする

・深夜に仕事をする

・月に数回ホテルに籠もる

・昼夜問わずとにかく頑張る

といった具合です。

こうやって書いていても思うのは、僕は「仕事をしたいんだな」という事です。いかに仕事時間を確保するか、効率的にやるかを考えていました。ただ、いくら考えて実践したとしても、自分が望むほどの仕事量は出来ませんし、出来ないとイライラも募ります。

考えてみると、僕は昼夜を問わず必死に仕事をするという時期を結婚前にやっていたので、正直いまは、お金を稼ぐというより、やりたいこと(=新規サイトの作成、スクール運営、ブログ執筆)をやっています。仕事をしたい!というのは、自分のやりたい事の範疇です。

家族仲良くはずっと人生の最優先事項として掲げているのですが、自然と仕事を優先させてしまうのは何ででしょうね。やりたい事も「仕事」と呼べば許される気がしてしまう。

そんな訳で最近は

僕の理想である「いかに家族が仲良く暮らせるか」に注力!

仕事は僕がやりたいこと!

としています。

自由なライフスタイルを活かし、現在、家では主婦(主夫)と変わらない僕の生活やどのように仕事を時間を確保しているか、考えていることや工夫していることをご紹介します。

目次

1.子どもが起きている間は仕事はしない

娘は幼稚園に通っていてお昼頃には帰ってきます。

登園中は僕の自由時間。事務作業や日常生活のあれこれをしている事が多いです。

娘が帰宅してからも家には妻もいるので、在宅で仕事をすることも可能なのですが、子どもが同じ空間にいて、集中して仕事をするというのは、やはり僕には無理。視界に入れば気になりますし、いざ集中できたというところで、話しかけられたりします。

断片的に仕事ができたとしても、そこでできた仕事量は、子どもが寝てから1時間も集中すればすぐに追いつける量だったりします。外出しても良いのですが、娘はずっとママと遊びたいので、それを叶えるべく、妻が遊びに集中できるように、僕が家事をやったりしています。

家事をしている時に、この時間で仕事をしたいのに。やりたいのにできない。という思っているとストレスですし、そのイライラで夜までの間に精神的に疲れてしまいます。それだったら、日中は諦めてしまったほうが逆に効率が良い。4年間色々と試して、ようやく諦めがつきました。

というわけで日中は、家事や掃除をしたり、家族3人で遊んだり、妻と話したり、インテリアを整えたり、仕事以外の部分で、人生を進めていくようにしています。

2.早く起きるか、夜頑張るか、どちらか。

子どもが起きている間に仕事をしないのであれば、

子どもより早く起きるか

子どもより遅く寝るか

のどちらかになります。

色んなパターンを試してきましたが、いまは夜ふかしをしています。

娘は20時に寝るので、夜中1時までやったとしても5時間確保出来ます。

娘と一緒に寝落ちして夜中に目が覚めたときは、眠ってしまいたい!と思うのですが、ここで二度寝してしまったらもう、次の夜になるまで僕の仕事時間はやってきません。今やるしかない、という思いで自分を奮い立たせて起きています。

この時にやっている事としては、

・運営しているスクール関連の事
・既存のサイトのメンテナンス
・新サイト作成
・外注さんへの連絡
・ブログ執筆
・新しい分野の勉強

です。主に数時間集中してやりたい事をしています。

眠る時間も近頃は決めていません。0時頃に寝ることもあれば、朝5時頃までやって、仮眠をとってから7時に起きて、娘の幼稚園の支度をすることもあります。睡眠時間が前日少なかった日は、夜8時に娘と一緒に寝て、夜中や明け方に起きています。

つまり、眠たくなったら寝る、という感じなのですが、眠たいときは本気で眠たいので、何時に関わらず一瞬で眠りにつくことができています。昼寝も挟むことが多いです。日中どこかで30分とか。

平均すると1日6時間は眠っています。睡眠時間を削りすぎると翌日の精神状態が悪く家族との時間に支障が出ますし、免疫力の視点から考えても無理はしすぎないようにしています。

3.沢山のことをやらないようにする

家族と過ごす時間を優先していると、自分の自由時間には制限がかかります。

僕はアフィリエイトによるサイト作成を本業としていますが、アフィリエイトって、やろうと思ったらいくらでも仕事を増やすことができます。新規サイトを作ったりとか。既存サイトのテコ入れをしたりとか。

「こうすれば報酬が伸びるんだろうな」と思う施策は色々あります。作りたいサイトも多いですし。僕は11年アフィリエイトをやっていますが、なんだかんだサイト運営が好きで、放っておくといくらでも作業に没頭できます。

ただ、サイト作成を通じてお金を稼いで、それで何がしたいのかといえば、

家族と一緒にいる時間をつくりたい
家族に色んな世界を見せたい
・必要な人にこの働き方とライフスタイルを届けたい

とか、そういうことなわけで。それをやらなくてどうする、という想いがあります。なので、やりたい気持ちを押さえつつ、運営サイトを絞り、得意かつ短時間でできるような作業のみをやることを心がけています。

うちのスクールの卒業生メンバーも、ママメンバーは運営サイトを絞っています。基本、1サイトのみ。育児の合間にコツコツと1サイトだけに集中して記事を書き続け、結果を出している人が多いです。

うちの娘は今4歳。きっといつかは学校にいる時間が長くなったり、休日も友達と遊んだり、家族の時間が減っていくのだと思います。それまではなるべく、仕事時間よりも家族優先で、一緒にいる時間をつくりたいと思っています。

工夫していること

少ない仕事時間でも効果が出るように工夫していることを列挙すると、

飽きないように仕事の場所を変える(家の中で部屋を移動、カフェ、ホテル、ラウンジ、車の助手席など)

取り組んでいる作業内容によってBGMを変える(面倒な単純作業のときにはBGMをアップテンポにするなど)

手が止まってしまう苦手な作業は切り捨てる

などしています。

「自分がどの環境下で集中できるかを把握する」というのはオススメです。早起きがいいのか、夜ふかしがいいのか、家がいいのか、外がいいのか、外であればどういう場所がいいか、など。集中できる環境を知っているだけでも、作業効率は格段に上がります。

結局、継続できたら勝ち

以上、僕が家族と過ごしながら、どう仕事時間を確保しているか、についてご紹介しました。

自分の理想の過ごし方を叶えている訳ですが、それでも家族の時間と自分がやりたい事をやるだけの時間の確保は、なかなかに難しいと感じます。結局、今日を頑張れるかどうか、少しでも継続ができるかどうかの勝負なのだと思います。

アフィリエイトに関していえば、続けさえすれば勝ち、みたいなところはあります。

アフィリエイトの作業は大変なので、途中で諦めてしまう人も多いです。ですが、どんなに記事を書くのが遅くても、続けてさえいれば記事は溜まっていきますし、執筆速度も早くなっていきます。サイトも、運用歴が長くなればなるほど強くなり、稼ぎやすくなっていきます。

僕は今、アフィリエイトで生計を立てることができていますが、結局それは、みんなが諦めたタイミングで諦めなかった、諦めるということを辞めて、ただ粛々とやり続けることをしてきた、その結果なのだと思います。

現在は仕事をしないという選択も、思いっきり仕事をするという選択も可能ですが、僕がいまやっている仕事は人生を広げてくれるものだと思っているので、引き続き、継続してやっていきたいと思っています。

阪口ユウキ

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