文豪たちが愛したてんぷら屋「てんぷらと和食 山の上」に妻と出かけてきました。

東京神田にある山の上ホテル内にあるてんぷら屋「てんぷらと和食 山の上」に妻と出かけてきました。

山の上ホテルは、出版社と古本屋の多い神田という立地もあって、川端康成や三島由紀夫、池波正太郎といった多くの文豪たちが定宿として利用し、「カンヅメ」をしていたことでも有名ですね。最寄り駅は御茶ノ水と神保町。どちらも徒歩5〜7分ほどで到着です。

今回はランチで利用で伺いました。お店は、1Fロビー階の一番右手側に入っています。こちら、東京で初めてホテル内にできたてんぷら屋とのことです。

座席はカウンターと、窓際のテーブル席。カウンターでは、職人がてんぷらを揚げていく様子を間近でみることができる特等席です。高級、というよりもは、上品で上質な空間で、流れる空気が澄んでいるのが居心地良いと感じました。掃除が行き届いていることもありますが、ここで働いている人が、愛着をもって店を守っていることが伝わってきます。

メニューは単品の他、ランチタイムには定食(6600円〜)と天丼(3250円〜)のメニューもあります。揚げもの特有の油っぽさのない、サクッという音のあとで、淡雪のようにシュッと舌の上で溶けていく、衣のきめ細かさには驚きました。

こちらの油は、100%胡麻油をオリジナルの配合でしようしている他、数人分を揚げるごとに新しい胡麻油に入れ替えて鮮度を保っているのだとか。

職人のこだわりと、上質な空気感が落ち着く、素敵なお店でした。また夫婦で訪問したいと思います。

最後に、妻とのツーショット。東京に引っ越してきて、こうして都内の名店を気軽に訪問できるようになったことが嬉しいです。

阪口ユウキ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次