何故世界一周のためだけに起業したか。

こんにちは、阪口です。

「持続可能な旅」を実現したい。それが僕が起業した一番の理由。

僕は大学4年生の夏に,アジア7ヶ国を4ヵ月かけて周遊した経験があるのですが、

毎日財布の中身と相談しながら、

「この地域で一番に安い宿を…」

と重いバックパックを背負って何件も梯子したり、

「あれおいしそうだけど我慢しなきゃ…」

とぐっと生唾呑み込んでパンを頬張ったり、

「この船に乗ったら面白そうだけど…」

とツアー料金に目眩を起こして泣く泣く冒険を諦めたり、そうゆうのが,ホンッとに嫌だった。

旅=自由。

誰もがそう思うだろう。僕もそう思っていた。

けれど実際にはたくさんの障害や制限があることを知った。
期間。お金。言葉。文化。孤独と不安。それらの制限は旅を盛り上げる香辛料の役割を果たす一方、財布の中身がさびしくなるほど心は荒み、焦燥感に追いたてられる。

それはとても自由と呼ぶにはほど遠い精神状態で、そんな状態になってしまう自分を本当に悔しく感じたものだ。

今回の旅では、大学生の僕が「やりたい」と思いながら手の届かなかったことを全て詰め込もうと思っている。

現地の語学学校に通って,現地語をマスターすること。

路上で音楽を奏で、友達をつくりながら日銭を稼ぐこと。

小説を執筆し、それを電子書籍として発行すること。

異国の街で恋人をつくり一緒に暮らすこと。

そういったひとつひとつの目標を叶えるために、PC一台あればいつでも稼ぐことができる仕組みを作りたいのだ。

そしてその方法を体系化し、誰にでもできる状態に磨き上げ、次世代の旅人,特に若い世代にプレゼントしてまわりたい。

そしてそれは決して難しい話ではないと思う。

世界一周を貧乏旅行で実現するとき、その予算はだいたい80万-100万とされている。

8ヵ月間でそれを実現するとすると、1ヵ月あたり10万円が銀行口座に振り込まれれば旅を継続することができる計算になる。

そしてそれはきっと,1年間しっかり準備に取り組めば、実現できる現実的な金額であると思うのだ。

今、ネット上の情報商材の世界では「月10万円」という金額は「副業」であったり「自由になるためのお小遣い」という位置づけになっている。

僕は「月10万円」という単位を「世界一周」に転換したい。

それだけの力があれば,あなたは今スグにでも旅立てるのだということをこの日本社会に朗らかに提唱してみたいのである。

実際,まだ僕はまるで稼げていないひよっこにすぎないけれど、この情熱だけは誰にも負けない自信がある。

残りあと11ヵ月。真正面からぶつかって、夢を叶えてやるのだ。

阪口ユウキ

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