【勉強会ミニ講座5】売れるサイトを作るために必要なあるひとつの考え方

2014年11月、東京⇒大阪⇒名古屋の3ヶ所で勉強会を開催しました。

勉強会のテーマは「WEB資産をつくろう」。内容は、ゼロからはじめる方を対象にしていますが、収益をあげるサイトを作るための本質的な考え方や戦略が多く含まれています。

そのため、当日お話する内容についての【予習メール】を全部で5通、事前に配信することにしました。

この内容は、勉強会に参加されない方にも参考になる部分があると思いますので、全5回の予習ミニ講座の内容をお届けいたします。今回はその【第5回】。今回は、「収益をあげるWEB資産を作るため」に、とても大事な、あるひとつの考え方をお話していきます。

目次

サイトを作る、と考えない!

「収益をあげるWEB資産を作る」

そんな風に聞くと、すごく難しく感じてしまうかもしれません。ですが、ちょっと見方を変えると、このサイト作成のプロセスが、ぐっと身近に思えてきます。

その考え方とは……「サイトではなく、お店を作る!」と考えることです。

サイトをお店と同じものと考えると、実は、収益をあげるために必要なものがとても明確に見えてきます。

「どんなサイトが良いサイト?」と言われてもピンとこないかもしれませんが、「どんなお店が良いお店?」と言われれば、いくつかの項目は思い浮かぶはずです。

  • 内装がお洒落
  • 商品のバリエーションが多い
  • 自分の好みに合っている
  • 販売員が感じが良い
  • 立地が良い場所にある
  • 雑誌にも取り上げられている
  • 味が美味しい
  • 商品の品質が良い

などなど、、、色んな要素がありますよね。

良いサイトの条件も、同じように考えることができます。

  • このサイト、自分の好みに合ってるな
  • 欲しかった商品(情報)が置いてある
  • 文章がわかりやすくて面白い
  • サイトのデザインが可愛らしい
  • 親身になって相談に乗ってくれる

そんな風にユーザーさんが感じてくれるサイトじゃ、やはり良いサイトになってきます。

良いお店=サイトを作るために

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「サイトでコミュニケーションが取れるの?」

「サイトなのに、相談に乗れるの?」

そんな風に思われるかもしれません。

ですが、たとえば今こうして、僕のメッセージを読んでくださっている時間は

「阪口とコミュニケーションをとっている」

と言い換えてもおかしくはないですよね。

相手に自分のメッセージを伝える。相手の悩みに共感するような形で言葉を交わす。こういったとろこにまで神経が行き届いているサイトはやはり収益があがってきます。

「サイト=お店である」

これをもう少し専門的な言葉を交えて置き換えて考えてみると、、、

サイト = お店
内 装 = デザイン
販売員 = コンテンツ
看 板 = キャッチコピー
立 地 = キーワード
家 賃 = ドメイン
人 気 = 被リンクの数
利便性 = ユーザビリティ 

といいかえることができます。(今はわからない単語もあると思いますが、気にせず進みましょう)こんなふうに考えると、サイトを作るために考えるべきことが明確になってきますね。

僕らがやることは、オンライン上にお店を持つこと。そして、「売れるお店」を持つことなのです。

WEBでお店を持つためのコストは?

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もし、現実にお店を持とうとすればその費用はいくらかかるでしょうか。

数百万、数千万……立地にもよりますが、それなりの資金が必要になってきます。ひとりで作り上げることも、まず不可能です。

業者に入ってもらって内装を整えたり、インテリアや店の看板を注文したり、必要なスタッフを雇い入れたり、相当の経費が最初の立ち上げのときにかかってきます。

一方で、WEB上にお店を持つ場合、そのランニングコストはどれくらいかかるのか。

まず、WEB上で自分のサイトを持つためには、

  • ドメイン
  • サーバー

の2つのものが必要になります。

まずドメインというのは、「https://powertraveler.jp」というサイトが合った場合の「powertraveler」の部分のことです。いわばお店の”屋号”のようなものですね。

もうひとつ、サイトを運営するためには「サーバー」というものを契約する必要があります。サーバー契約とは自分のお店を出すためのスペースをWEB上に借りるための”土地契約”のようなものです。

このサーバー代は月々の金額が決められており、1年分をまとめて支払うようなところが一般的です。いわば住民税や家賃のようなものですね。これを毎年払い続けることでその期間はずっと、お店を持ち続けることができます。

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気になるコストですが、、、

ドメインは、たとえば一般的な「.com」ドメインを取得した場合、年間980円がかかります。サーバー代は、安い会社であれば月額100〜300円(年間2-3000円程度)で契約できます。

つまり、【年間3000円】もあればWEB上に自分のお店を持つことができるということ。これはすごいことですね!

しかもWEBサイトを作る作業はPC一台あれば、たいていのことは一人でできてしまいます。商品はASPから見つけてくればいいですし、記事を書くことも一人でできます。内装のデザインは、デザイン性の高いサイト作成ソフトを使うことで解決できます。

僕がアフィリエイトで一番気に入っているところは、ASPに掲載している商品を販売元から仕入れる必要性が、ないというところです。

もし、自分のサイトを通じてある商品が売れたとすれば、その顧客対応や商品発送、サービス提供はその販売元がやってくれます。仕入れ費用は0円、在庫リスクもありません。リアルでお店を出した経験がある方はこれを聞くと驚かれるでしょうね。

年間3000円もあればお店が出せる。しかもお店に来るお客さんは、地域に限定を受けることなく、ネットを通じて世界中から集めることができます。そんな、個人がビジネスをはじめる上で信じられないほど有利な条件が揃っているのがこの仕事なのです。

収益を上げるサイトの条件とは?

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WEB上にお店を持つ、と決めるとやるべきことが自然と見えてきます。

  • どんなお客さんをターゲットにするか?
  •  彼らが求める魅力的な商品とは?
  •  どこにお店を出せば繁盛する?
  •  何度もリピートしたくなるような仕組みは?
  •  他のお店と差別化をするためには?
  •  ホスピタリティ精神の徹底
  •  商品を探しやすく、買いやすい構造にするには?

といったことです。これらのことは、リアルのお店を経営することを考えればイメージがしやすく、思いつくのですが、「サイトを作る」と考えるととたんにないがしろにされてしまう項目です。

ターゲットすら決めていない。魅力的な商品選びをしていない。これではやはり、売れるサイトは作れません。

僕が作っている「WEB資産」では、時間をかけてでも、こうした項目のひとつひとつをクリアして、魅力的なサイトを作っていきます。

  • WEBマーケティング
  • ライティング
  • ユーザービリティ
  • 分析と修正

どれも難しく聞こえますが、結局は、ユーザーさんに役立つ良いサイト(=お店)を作るためにあたりまえのことをやっているだけなのです。

もしも今、手元にサイトをお持ちであれば、次のようなことを考えてみてください。そのサイトを「お店」として見た場合、あなたがお客さんであれば、このサイトから商品を買いたいと思いますか?もし買いたくないと思うなら、どんなふうなサイトであれば買いたい!と思うことができますか?

もしもサイトを持っていなければ、過去に自分が、ネットでモノを購入したとこの事を思い出してみてください。「なぜそのサイトから、商品やサービスを申し込んだのか?」「なぜ他のサイトではなく、そのサイトを使ったのか?」「なぜ楽天ではなく、Amazonで買ったのか?」というようなことです。

こういったことを考えるクセは、WEBで生計を立てるためにはとても大事なことです。今回の勉強会では、そうした魅力的なサイトを運営するための具体的な方法や考え方についても考えていきます。売れるサイト(=お店)をWEB上で運営するためにはどんな戦略と技術が必要なのか、それがイメージ出来る内容になっています。

勉強会にご参加いただいた方は何度も復習を、参加されない方もこれまでのミニ講座を参考に、ご自身のビジネスに活かしていってくださいね。全5回の期間、ありがとうございました!

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