フィレンツェ人に学んだテクノロジーとの付き合い方

フィレンツェの街を歩いていて驚くことは、待ちゆく人や談笑している人が、誰もスマホを持っていないということです。

日本の街路であれば、友達同士でいても、片手にはスマホがあっていじっているような印象がありますが、ここフィレンツェ人が片手に持っているのは、ワインやコーヒー。そうしていつまでもお喋りをして時間を過ごしているのです。

もちろん、連絡手段としてのスマホ端末は持っていて、たまに若い女の子たちが、ワインを片手にスマホを出している光景を見ることもあります。

しかしそれも、各自で遊んでいるのではなく、みんなで撮った画像についてお喋りをしていたり。日本とはだいぶ雰囲気が違うのです。

少し話は変わりますが、フィレンツェの街並みはもう数百年変わっていないそうです。

16世紀に作られた建物の中をリフォームして住み続けるなど、外観はそのままで、内側だけが入れ替わっています。(なので、部屋の中はけっこう隙間風が吹いたり、寒かったりして不便なのですが)

便利なテクノロジーと文化や歴史、習慣を比べたら、テクノロジーはそこまでいらないよね、というような雰囲気が街全体に流れているように感じました。

スマホ文化も、その街並みと同じ位置づけのような気がします。

便利だから使うけれど、テクノロジーはあくまでテクノロジーにしかすぎないし、「一番大切なのは人間だよね」とあくまでも自分たちのペースを崩さずに生きている。それはこの時代にあって、とても人間的な生き方でいいなあと感じました。

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POWER TRAVELER

企業に所属することなく、個人単位で世界を自由に飛び回る仕事をする。そのライフスタイルを「パワートラベラー」と名付け、2012年から国内外を巡りながら仕事をしています。

「いつでも自由に旅することができる」という状態を保つため、PC1台で完結する仕事がメインです。

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妻と世界を旅してきましたが、昨年に娘が生まれたため現在は育児をしながら国内外を旅しています。(旅の記録はこちら

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