チェンマイで5ヶ月間生活してみた。海外ノマドに語学学校、これほど快適暮らせる海外都市はそうそうないと惚れ込んだ話。

こんにちは、パワートラベラーの阪口です。

僕はWEBサイトの広告運営(アフィリエイトやアドセンスなど)で生計を立てながら旅をする生活を2012年から続けているのですが、タイの古都チェンマイに、仕事をしながら5ヶ月間住んでいたことがあります。

「チェンマイは物価も安いし、カフェも多いから暮らしやすいよ」と、タイ好きの友人に薦められたところ、これが激ハマり。午前中は学校に通ってタイ語を習い、午後は仕事をして学費と生活費を稼ぐ、という生活を続けていました。

そのときの生活が本当に楽しかったので、当時のチェンマイ生活をレポートにまとめてみました!

海外で生活するってこんなにおもしろいんだ!ということが伝わりましたら嬉しいです。

目次

プライベートの語学学校でタイ語を学ぶ。

朝起きたら、まずはタイ語の宿題をするために喫茶店へ。

文法や発音の練習をしてから、ソンテウに乗って、チェンマイ大学の近くにある語学学校に通います。

僕が通ったのは「国書日本語学校のタイ語コース」。

ここはタイ人が日本語を学ぶ学校なのですが、ここのタイ語コースを受けていました。先生と一対一のプライベートレッスンが、1時間350B(約1100円)とリーズナブルな価格で受けることができます。

僕が習っていたのは、Sangさんという23歳の女の子と、Gaidさんという25歳のオカマの男の子。主にタイと日本の恋愛文化の違い、若者言葉、デートで使う言葉など、教科書にはないコミュニケーションや言葉遣いについて習っていました。

下はSangさんに近場のオススメカフェを教えてもらっているところです。

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タイ語で買ってきた日本の翻訳本をわからないながらに読むことも。下の写真は村上春樹のタイ語版「1973年のピンボール」。

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こうして毎日タイ語に触れていくうちに、最初はまったく聴き取ることができなかったタイ語も、全く理解ができなかったタイ文字も、だんだん読めるようになってきました。

これまで自分の人生にまったく関わりのなかった国の言語が理解できるようになるのは、単純に面白かったです。

学校帰りには学生街の喫茶店へ。Wifiをつなげてノマドに仕事。

学校が終わったあとは、喫茶店がたくさんある学生街の「ニマンヘミン」で仕事をしていました。

名門・チェンマイ大学のお膝元であるこのニマンヘミンは、お洒落で可愛い喫茶店がたくさん!しかもどこもwifiがつながるので、どこでも快適に仕事をすることができます。

普段の仕事の内容は、新しいサイトの企画を詰めたり、ライターさんに書いてもらった記事を確認・修正してサイトにアップロードしたり。

今あるサイトのメンテナンスと、1ヶ月で1サイトペースで資産になるようなサイトを作り続けていました。

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仕事に関して補足すると、僕は3-4ヶ月に1度のペースで日本に帰国していたのですが、そのときに、次の出国先で作るサイトについての情報収集を済ませるようにしています。

図書館に通って参考文献を読み、その中でも必要な本をAmazonから取り寄せて、電子書籍へ。

その他必要な資料をKindleの中に入れて、それを現地に持ち運んでサイトを作っていくスタイルです。だいたい午後は6時間くらい、喫茶店を2軒ほどはしごするのが普通でした。

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現地に住んでいるだけで、友達はわんさか増える。

チェンマイは学生街でありながら、日本人の若者はほとんど歩いていません。旅行者の姿は見かけるのですが、住んでいる人は皆無です。

そのため、毎日PCを持って喫茶店に通ったり、毎回同じレストランで食事をしていると、そこの店員さんに名前と顔をすぐ覚えてくれます。

僕が片言のタイ語で喋りかけているのが面白かったのかもしれません。そこで仲良くなった人と、そのままご飯を食べに行ったり、バイクの後ろに乗せてもらって、週末のお祭りに行ったり。チェンマイは毎週末、旅行者が集まるターペー門近辺でマーケットが開かれていて、そこに行くことが多かったです。

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一人で仕事をしているので、基本的にはひとりなのですが、タイ語が話せるということもあり、現地の人と仲良くなることは多くありました。

スタバで日本語を勉強している大学生に声をかけて、発音を教えてあげたり、一緒にソンテウに乗り合わせたお坊さんとアドレスを交換したり、隣の部屋に住んでいるオカマの女の子に気に入られて、ご飯を食べに行ったり。日本人とは逆に、ほとんど会話をしませんでした。

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そんな感じでチェンマイでは、朝起きてまたタイ語を勉強して、午後は喫茶店へ。

晩御飯を友達のいるレストランや屋台で済ませて、夜は映画を見に行ったり。あるいは誰かと遊んだり。

仕事の熱がこもったときは、また夜に喫茶店で仕事をするような毎日を過ごしていました。基本はひとりで仕事はしていたのですが、それなりに起伏に富んだ、面白い生活を送っていたように思います。

チェンマイでのアパートと物価事情

チェンマイで僕が住んでいたアパートはこちらです。
⇒ HuayKaew Residence

このコンドミニアムがあるHuaykaew通りは、外国人でも借りられる部屋が多い通り。このまま西に行けば、学生街であるニマンヘミンに到着します。旅行者が多い地域は、お堀のある「ターペー門」というあたりなのですが、観光客でゴミゴミしているので。チェンマイに「住む」なら、この近辺を強くオススメします。

このコンドミニアム、お隣には「ガートスアンケーオ」という映画館併設のショッピングセンターがあります。イオンのようなところですね。買い物にはとても便利でした。

共同プールとジムつきのコンドミニアム。安い部屋は3500B(約12000円)から、一番高い部屋でも16000B(約50000円)で借りることができます。

僕が書いていた部屋は7000B(約22000円)の部屋でした。リビングルームとベッドルームの二部屋、机やソファ、ベッドなどの家具付き、トイレとシャワールームは別。そして外には居住者が使えるプール付!

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家賃とは別に、光熱費とネット代がかかります。

光熱費は、電気代は、エアコンを多く使った月は1000B(約3100円)、水道代は使い放題で150B(約480円)、ネット代は制限なしで300B(約950円)。家賃にプラスしても、日本で暮らすよりもはるかに安い金額で借りることができます。

チェンマイでアパートを借りるには、パスポートだけあればOK。

収入証明や保証人などは必要なく、パスポートを受付に出して各書類にサインをすれば契約完了です。

僕は飛び込みでここのコンドミニアムに来て、「入りたいんだけど、部屋空いてますか?」と聞き、部屋の中を見せてもらってその日のうちに契約しました。

チェンマイのコンドミニアム情報は、ネットにも掲載されていますが、安くて良い部屋に関しては、歩いて探して部屋を見せてもらったほうが確実です。

HuayKeaw通りと、ニマンヘミン通り界隈を歩きながら、気になった物件があったら入って部屋を見せてもらう。それを2-3日も続ければ、よさ気な物件に巡りあうことは難しくありません。

タイ・チェンマイは滞在初心者にもオススメの街!

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東南アジアの街はいくつか住んでみましたが、物価の安さ、治安、喫茶店の多さ、人の良さ、総合してみると、このチェンマイがダントツで住みやすかったです。

広い部屋を借りても2-3万程度。食費を入れても、月5万もあれば生活がなり立つ。それくらいであれば、たとえばランサーズなどのクラウドソーシングに登録をして、記事執筆の仕事をするだけでも生計が立ちます。

もし僕が今、WEBで生計を立てる力がなく、でも海外に出て仕事がしたいなら、このチェンマイに住みつきます。

そして、記事執筆のアルバイトをして日銭を稼ぎながら、アフィリエイトやアドセンスサイトの作成を学び、半年スパンで生計を立てる力をつけるでしょう。

そして報酬があがるようになったら、また別の街に移動します。その最初の一歩、一都市としてのチェンマイ、おすすめです!

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