企業で働く、以外の選択肢を学生のうちに知っておく大切さ。就実大学にてパワートラベラーのビジネスモデルとこれからの働き方を考える授業をしてきました。

6月13日、岡山の就実大学にて授業をしてきました。

経営学部の学生60名程の前でお話したのですが、思った以上に皆さん真剣に聞いてくれていたように思います。

見た目、あまり学生と変わらない僕が壇上にでると「あれ、ホントに先生なん?」みたいな好奇の視に晒される感じがしましたが(笑)

目次

講義のテーマは「パワートラベラーのビジネスモデル」

今回のテーマは「パワートラベラーのビジネスモデル」。

僕がどのようなビジネスを作ってきたか、そして、個人でありながら世界を飛び回るだけの資金を、どんな仕組みで得ているかについてお話しました。

僕は大きく2つのビジネスを持っています。

ひとつは、収益をあげるWEBサイトを作ること。

年間1-2サイトほどのペースで数百ページ規模のサイトを構築し、月数十万円〜の安定収入が得られる、インターネット上の「資産」となるようなサイトの構築を進めています。基本的にはこれが本業で、ここでの収益を旅資金や生活費にあてています。

そしてもうひとつ、この働き方やライフスタイルを伝える「パワートラベラーとしての情報発信」をひとつの事業の柱として持っています。

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Facebookやブログでの情報発信、自分のスキルを、求めている人に伝えること。本の出版やオンラインコミュニティの運営など、自分の経験やスキルをお金に変えるような仕事をしています。

授業では、僕が作っているビジネスのスキームについて、学生でもわかりやすいよう噛み砕いてお話してきました。

企業で働くつもりでも、起業を迫られる時が来るかもしれない

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もともと、

「起業にはあまり興味がない学生」
「8割の生徒は、卒業後、岡山県内の企業に就職」

と伺っていたこともあり、僕のメッセージが響くのかな?と不安に思っていました。

ただ僕自身、学生時代は、自分が起業するだなんて全く考えたこともありませんでしたし、卒業後、企業で働いたものの病気になり「他に選択肢がないから起業するしかなかった」という経緯があります。(詳しくは「うつ病で半年間寝たきりだった僕が、PC一台で世界を自由に飛び回るようになった話」を参照)

オフィスに毎日通って誰かと一緒に仕事をするような生活が「性格的に辛い」という人もいるでしょうし、僕のように鬱などの病気になって、突然働けなくなるようなことも、今後出てくるかもしれません。

そうしたときに

「働くとは、企業で働くということ」
「選ぶのは、どの業種で働くかという選択肢」

という考え方しかないと、自分の行き場所に詰まってしまいます。

そうしたときに、僕のような働き方もあるのだということを知っていれば、何か新しい選択肢を見つけられるかもしれない。そして個人であっても、企業で働く給料以上のお金を得られることもできるのだという可能性を、知って欲しいという気持ちでお話しました。

企業で働くということが、普通でなくなってきている

大学側としてはどこも、「就職率をあげていきたい」「良い企業に学生をどんどん送りたい」という気持ちがあるでしょうし、僕がやっている働き方は、あまり歓迎されない働き方かなとも感じます。

ただ、現実として、企業で働き続けることに限界を感じている人、無理をして身体や心を壊してしまう人が増えてきていますし、

個人で扱うことができる技術・システム・サービスは日々増え続けており、企業に頼らなくても生きていける環境が整ってしまっています。

企業ではうまく働けなかったという人でも、人生を諦めず、「それならこっちでがんばろう」と再チャレンジをするひとつの選択肢として、僕のような働き方が受け入れられたらいいなと思っています。

今回ご招待いただいた、就実大学の林先生には本当に感謝しております。

授業の感想や質問のレポートが宿題に出されていたのでその感想を楽しみに待ちたいと思います^^

就実大学の皆様、本当にありがとうございました。

 

<追伸>
大学での講義・講演依頼は喜んでお受けしております。ご興味持っていただける大学関係者様は、お気軽に阪口のFacebook又はメール(powertravelers@gmail.com)までご連絡いただければと思います。

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