こんにちは、パワートラベラーの阪口です。
岡山・就実大学経営学部「ビジネスプランニング」の授業に招かれ、学生30名の前でお話させていただきました。
講義のテーマは、『企業に属さず、個人で生きる』という働き方の選択肢。
僕は24歳のとき、社会人2年目で鬱病になり退職。その後、企業で働くことを諦め、自分ひとりの力でお金を稼ぐ道に進むことにしました。
今回の授業では、
- 僕が実践してきた「個人でお金をつくる」方法
- WEBサイトを運営して収益をあげるビジネスモデル
- 収益をあげているサイトの実例紹介
- 学生時代から起業に至るまでの経緯とストーリー
など、
僕が実践している、企業に属さない働き方を紹介するとともに、学生でもできる個人ビジネスのアイディアを具体例を交えてお話してきました。
当日の授業風景はこんな感じ!
就実大学でお話をするのは今年で2回目。
昨年も、経営学部の林俊勝克先生にお招きいただき、授業をさせていただきました。(先生、毎年ありがとうございます!)
授業の準備中。僕が学生だった頃に比べて、教卓周りのデジタル機器の充実感がすごい。
最初に、林先生の方からご紹介を受け壇上に上がります。授業のテーマは「ビジネスプランニング」ということで、様々な企業のビジネスモデルを可視化したり、市場調査などを行います。
この一覧の中にあると、なんだか浮いているように見えますね(笑)
林先生的には、「学生たちには将来的には起業・独立を視野に入れて動いていってほしい。個人でも自由に働くことができるという、新しい働き方の可能性を学生に伝えたい」という意図で、呼んでいただきました。
企業に所属できない人もいる。
僕は、働き方には大きく、
- 組織に属してサラリーをもらう働き方
- 個人でお金をつくる働き方
の2種類があると思っています。
学生時代の僕は、前者の働き方しかし知らなかったのですが、大学を卒業をして組織で働き始めたものの、働くことへの違和感は消えず、社会人2年目で鬱病になってしまいました。
半年間ほど寝たきりの生活を送りながら、
「このまま組織で働くことはできない」
「職場を変えても、きっとまた自分は同じようになるに違いない」
と思い、企業で働くことを断念。
それでも生きていくためには働くしかないということで「起業」の道を選んだ経緯があります。
誰もが組織の中で働けるわけではないと思います。
僕のように、性格的に向いていない人もいますし、病気などなんらかの理由で働けなくなる人もいます。そんなとき、「企業に所属せず、個人でお金をつくるという働き方もある」と知っていることは、希望になるのではないか。人生をもう一度生き直すきっかけになるのではないかと思うのです。
個人でお金をつくる感覚をもっておくことの大切さ
企業の中で働いていたとしても、
「毎月あと数万円手に入れたい」
「どうしても○○するために資金が必要だ」
など、お金を得たい場面は出てきます。
企業の中で昇給を待っていたら、その実現に何年かかるかわかりません。月10万円の給料アップを実現するのに、どれほどの昇給と時間が必要になるか・・・。
しかし「個人でお金をつくる感覚」さえ持っていれば、月10万円を生み出す方法はいくらでも見つかります。
WEBサイト作成、電子書籍の出版、自分の強みを活かしたコンサルティング、クラウドワークスに登録して仕事を受注する、オークションで転売をする・・・等々。
個人で稼ぐ感覚と行動力さえ持っていれば、昇給を待つ必要はありません。その感覚があるかどうかで、人生の選択肢の幅は広がると思うのです。
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実際に起業をするしないに関わらず、いざという時の選択肢のひとつとして、僕のような働き方もあるのだと知って欲しい。
そんな想いを込めて、学生の前でお話させていただきました。
宿題でレポート提出が出ていたので、感想を読むのを楽しみに待ちたいと思います^^
今回お声がけいただいた林先生、そして就実大学経営学部の皆様、ありがとうございました。
阪口ユウキ/パワートラベラー
鬱病から起業に至るまでのストーリーはこちらにまとめています:
https://powertraveler.jp/post-789/
起業してから出国するまでに書いた記事のまとめはこちら▼
https://powertraveler.jp/storys-of-powertraveler/
去年の就実大学での講義風景▼