子どもと一緒に、できないことに挑戦するという遊び

この冬の目標を達成しました!

それは「親子でスケートが滑れるようになること」です。

「あんな氷の上に、一枚刃で立って、かつ滑るだなんて人間のやることではない」と、スケートから距離を置く人生を生きてきました。

ただ、娘も大きくなり、一緒にできる遊びが増えてきたことで「その季節にしかできない遊びをしっかり家族でやりたい」と思うように。

そんな経緯があり1年前の冬、はじめて親子でスケートに挑戦したのでした。

目次

手も足も出なかった昨年冬のスケートリンク

昨年冬のスケートは、もう、ひどかった。

壁を伝って歩くので精一杯。しかも、自分が滑れない状態で子連れスケートは詰んでいます。

よたよたと歩く僕に、掴まる娘。どちらかといえば、二枚刃のスケート靴を履く娘の方が安定している。どちらかが転べば、巻き込まれて一緒に転ぶ。

掴まって滑ることができるペンギンのソリを頼りに親子でよたよたと進む。微笑ましい、というにはほど遠い、もう、目も当てられない状況でありました。

その冬は2回スケートリンクに行ったのですが、歩くことに精一杯で滑ることは叶わず。今シーズンこそは!と気合いを入れてスケートリンクのオープンを待ったのでした。

スケートが滑れるようになるためにやったこと

1.スケート場に行く前に予習する

今シーズンの目標は「親子でスケートが滑れるようになること」です。

娘とスケートに行く前には、Youtubeで必ず予習。

「スケート 初心者」

「スケート 歩き方 コツ」

などのキーワードで動画検索をして、娘と閲覧。

家で陸上練習をしてからスケート場に向かいました。

昨年は正解がわからないまま氷の上に立っていたのですが、事前に頭で理解をして、課題を持った状態でスケート場に行くことで、去年よりも確実にステップアップすることができました。

2.スケートの冬期講習に娘と通う 

冬休み期間、スケートの冬期講習(90分✕2日間)に参加しました。

参加したのは、明治神宮外苑にあるスケート場の冬期講習。子供だけではなく大人用の初心者クラスも開校しています。

初心者の大人クラス、といってもそこそこ滑れる方が多かったのですが、転けても恥ずかしくない環境で、スケートの基礎や滑り方を教わることができたのは良かったです。

大人は、言葉で教わったほうが、先に頭で理解ができて良いですね。身体は言われた通りに動かなくても、2日間でだいぶ滑れるようになりました。

娘、ペンギンから卒業

今シーズンも始まって3ヶ月ですが、計6回ほどスケートに通い、娘はすっかり一枚刃で滑れる(歩ける)ようになりました。

僕自身も、上手、というわけではありませんが「下手だけど滑れはする」レベルにはなりましたし、娘と一緒にスケートリンクをくるくると滑れるようになったのは、感動的なものがありました。

去年はたいへんお世話になったペンギンのそりも、

「もう、滑れるようになったから、なくてもいいわ」

と卒業宣言が娘から出たのは、成長を感じてとても嬉しかったです。

親子でできることを増やす、という遊び

妻撮影:MIDTOWN ICE RINK(ミッドタウン アイスリンク)

スケートは、娘がいなかったらきっと、やらなかった遊びだったと思います。

子供が生まれる前の僕の生活では、氷の上を滑ることをができなくても不便はありません。でも、滑れるようになれば、氷の上という世界の上だけ、人生の幅は広がります。

今回のように「子どもと一緒に、これまでできなかったことに挑戦する」というのは、子どもの経験的にも、自分自身の生き方を広げる上でも、とても良いなと思っています。

娘もそろそろ5歳。どんどん、一緒にできることが増えてきました。スケートだけでなく、他のまだ踏み入れたことがない世界にも、家族で一緒に飛び込んでいきたいと思っています。

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