大阪駅の隣、福島という場所に東京近視クリニックは位置しており、ここはオフィス街のど真ん中といった立地で、今マクドナルドにいるのだけど、
全席に電源コンセントが付属されていて「さすが大阪やで…」と思ったのだった。
東京だと、なんだかよくわからないのだけど、渋谷や新宿のど真ん中に位置するマックなのに、コンセントが全くないことがある。
不便極まりない。冷たい。人情に乏しい。嫌がらせとしか思えない。
マックに限らず、ドトールやヴェローチェなど大手喫茶店は、新店舗を出す際には必ず電源コンセント席を設けるように、法律改正してほしいくらいに思っている。(できればwifiも導入してほしい)
長時間居座られたくないから導入を渋っているのかもしれないが、そこまでやれば、
「あの店に行けば作業が捗る」
ということで、サラリーマンや学生層がまず一番に利用する店になると思うのだけど。
そうそう、マックといえば、地域によってその店の造りが違っているようで、
車で日本一周をしているときに立ち寄った、和歌山県の田舎にあるマックが、総ヒノキ造りの、とんでもなくいい匂いのする店で驚いた記憶がある。
テーブルも壁もすべてがヒノキで、しかも店はガラガラで、店員も暇そうであり、一体採算が成り立つのか不安に思いながら、マックチキンを頬張っていた。
マックは飲食店としての儲け以上に、不動産としての資産価値が凄まじいのだと昔教わったことがある。
駅前の一等地に構えている店舗の不動産価値を総計すると、とんでもない価格になるそうで、マックの事業戦略というものは、不動産戦略と切り離せないそうな。
その意味で、あの和歌山の田舎国道沿いのマックは、誰が如何なる目的と戦略で建設を進めたのか、今になってもわからないでいる。
まあそんなこんなで、14時10分から施術がはじまります。
受付のおねいさんが相変わらずかわいらしかったです。
ふとこの半年間自分の生活を振り返ってみると、言葉を交わした女性というのが、
日本橋に生息しているメイドさんと、
大正浪漫の足湯屋さんの看板娘さんと、
スーパー玉手のパートのおばちゃんと、
今回のクリニックのおねいさんということで、
ヴァリエーションに富んでいるというか、偏っているというか、よくわからない組み合わせになっていた。
(足湯屋さんは風俗店などではなく、日本橋アニメイトの隣にある普通のマッサージ店です。
日本橋にはメイドバーやら、メイドたこやき屋やら、メイドクレープ屋やら「とりあえずメイドにやらせてみた」的な店が林立しており、常に鎬を削って客引きをしている。自分はどこも利用したことはないのですが、まあ客引きに声かけられるくらいしか、女性との出会いは皆無の生活を続けてきたのである)
大阪に来て、あいりんに住み始めて、頭を坊主に剃り上げて、
この半年間ずうっとストイックな生活を続けているけれど、
こうゆうものに触れると、たまに、恋人を作ったり、デートをしたり、ふつうの20代の青年が送るような青春生活を、送ってみたいなあと思ったりします。
そんな感じで、眼が落ち着いたらまたご報告します。
阪口ユウキ