日本橋のオタロードを抜けた先にあるVELOCHで、午後はずっと本を読んでいました。
今日読んだのは、鈴木俊隆先生の『禅マインド ビギナーズマインド』。
僕は23歳の時、車中泊をしながら日本一周をしていた時期があるのですが、
その時に心の支えにしていた本です。
真冬の時期に旅をしていたのですが、氷点下、雪に閉じ込められた世界で、朝日が昇るのを待ちながら、じっと只管打座をしていたのはいい思い出です。
座禅というのは、「座禅をすることで何かを得たい」だとか、「こんな人間になりたい」「悟りを啓きたい」だとかそんなものを求めてやるものではないそうですね。
じゃあなんのために座ってるのかというと、
只管打坐=ただ、座り続ける。
ことが全てで、正しい姿勢と呼吸で座ることそのものが座禅の究極の目的なのだと、俊隆先生は書いています。
過去の行いを全て忘れ、今、自分が行っている活動にすべてを集中する。
「頑張る」とか「結果を出す」とか「稼ぐ」だとか、そうゆう一切の気概や欲望を捨てて、ただその活動に集中する。意味も、結果も、効果も考えない。するときはただ無心にそのことをする。
僕の仕事の場合、キーワード選定やタイトルの決定にはガッツリ頭を使いますが、無料スペースの登録や貼り付け作業などは、とにかく無心でただただやることを決めています。
少し前に「アフィリエイターのモチベーション管理」という記事でも書いたのですが、そこにある仕事の姿勢は、だいたいこの本から学んだことを反映しています。
無料スペース大量取得に挑戦するにあたり、もう一度原点を確認しようと読んでみました。