「入力フォームに限らず、Webに商品を並べれば自然と売れることは決してありません。商品を並べて待っているだけでは自動販売機を置いているだけなのと同じ。自販機で売れるものはたかが知れています。」
→誠BIZ(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1012/07/news049.html)
携帯サイトの作成時には「ユーザビリティがなにより大切」と昨日教わったのだが,これは「おもてなし」という言葉にそのまま置き換えられる。
リアルの世界での,接客態度が悪く,なにを聞かれても無愛想に振舞っていたらお客さんはすぐ離れて二度と訪れてはくれない。
どんなに店の外装(=webデザイン)が素晴らしく,商品のラインナップが充実していても,「買いたい!」という感情を揺さぶるには足りない。
商品はきちんと分類されて戸棚に収まっている必要があり,それらには心躍るキャッチコピーが添えられ,店員が笑顔で対応し,レジまでご案内をする。そうゆうリアルで最も重要視されていることをWEB上でも大切にしなければ,感情を突き動かすことはできない。
特に携帯は,マウスで自由にクリック先を選択することができない。上から順々にカーソルを動かして行って,その道程にあるクリックポイントを,全て通過してお目当てのページを探し当てる必要がある。
表示スピードも遅いから,欲しい情報が,せめて2クリック以内で表示されなければ癇癪を起こして画面を閉じてしまいかねない。
リアルのおもてなしをWEBにも。
「使いやすい!」でなく「感動した!」くらいに言われるものを作りたい。
阪口ユウキ