Preply(プレプリー)とは 講師を選ぶマンツーマンの仕組みと始め方

Preply(プレプリー)とは?仕組み・料金・始め方を解説

「Preply(プレプリー)は、英会話スクールと何が違う?」
「英語以外の言語も、同じように習える?」

Preplyは、世界中の講師の中から自分で1人を選び、オンラインのマンツーマンで語学を習うサービスです。決まったカリキュラムに沿って進むスクールとは違い、講師・料金・レッスンの中身を自分で決めます。

✅️ 仕事・試験・日常会話など、学びたいことがはっきりしている
✅️ 英語だけでなく、スペイン語や韓国語もマンツーマンで学びたい
✅️ 気に入った講師と、週1回以上のペースで続けたい

こうした人には、Preplyは検討する価値があるサービスだと思います。講師は10万人・180ヶ国から選べて、日本語が話せる講師にも絞り込めるからです。

一方で、料金は講師ごとに違い、続けるときは28日ごとのサブスクになります。体験レッスンは無料ではなく、講師の質にもばらつきがあるので、最初の講師選びで満足度が大きく変わります。

登録と講師の検索までは無料です。まずは学びたい言語の講師一覧で、料金やレビュー、自己紹介の動画を見比べてみてください。

Preplyと主なオンライン語学レッスンの比較▼

項目PreplyitalkiCambly
料金の払い方講師ごとに28日ごとのサブスク(体験レッスンは1回分の支払い)レッスンごと(月額制ではない)月額プラン
料金の目安1レッスン300円〜6,300円以上(講師が設定。税込かの記載なし)1回約800円から(講師が設定。税込かの記載なし)マンツーマン(Private+)月9,000円〜(税込かの記載なし)
講師10万人・180ヶ国(ネイティブ以外も選べる)30,000人以上英語のネイティブ講師のみ
講師が合わないとき無料で別の講師を試せる(あと2人まで)最初の2回の体験レッスンに満足保証—
(出典:Preply・italki・Camblyの公式サイト)

結論:Preplyは「講師を自分で選んで続けたい人」に向いている

Preplyは、決まったカリキュラムに沿って進む英会話スクールとは考え方が違います。講師・料金・レッスンの中身を、自分で選んで決めるサービスです。

僕の判断では、向き不向きは次のように分かれます▼

向いている人 向いていない人
学びたいこと(仕事・試験・日常会話など)がはっきりしている 教材と進め方をスクールに任せたい
英語以外の言語をマンツーマンで学びたい 予約なしで、思い立ったときにすぐ話したい
週1回以上、同じ講師と続けられる 受けられる回数が月によって大きく変わる

Preplyで満足できるかは、最初の講師選びでほぼ決まります。だから、いきなり長く続ける前提で申し込むより、体験レッスンで講師との相性を確かめる進め方をおすすめします。

正直に言うと、たくさん話す量をこなしたいだけなら、受け放題のオンライン英会話で十分な人も多いと思います。Preplyが活きるのは、講師を選ぶこと自体に価値を感じる人です。

Preply(プレプリー)とは:講師を選ぶマンツーマンのオンラインレッスン

ここからは、Preplyとは何かを、仕組み・会社・学べる言語の3つに分けて見ていきます。

Preply公式サイトのトップページ
出典:Preply公式サイト

講師を自分で選ぶマンツーマンのオンラインレッスン

Preplyは、講師(チューター)と生徒をつなぐ場所です。生徒は講師の一覧から1人を選び、ビデオ通話で1対1のレッスンを受けます。

英語で検索すると「Preply tutors」という言葉がよく出てきますが、これはPreplyに登録している講師のことです。講師はそれぞれ自分のプロフィールを作り、料金・教えられる内容・空いている時間を公開しています。

生徒はその一覧を見比べて、目的と予算に合う講師を選びます。英会話スクールのように「学校が講師を割り当てる」形ではない点が、一番の違いです。

講師の中には、資格を持つプロの講師もいれば、ネイティブではない講師や、教えた経験の浅い新しい講師もいます。選べる幅が広い分、見極めは自分で行う仕組みです。

提供会社と読み方・名前の意味

Preplyの読み方は「プレプリー」です。日本語のサイトでも、タイトルに「プレプリー」と書かれています。

英語の辞書に載っている一般的な単語ではなく、サービスの名前(固有名詞)です。名前の意味や由来は、公式サイトでは説明が見つかりませんでした。

運営会社の情報は、公式サイトの会社紹介(英語)によると次のとおりです▼

項目 公式サイトの記載
サービス開始 2012年
創業者 Kirill Bigai(CEO)、Dmytro Voloshyn(CTO)
拠点 ニューヨーク・ロンドン・キーウ・バルセロナ
法人向け 1,000社以上が法人向けのサービスを利用

海外の会社のサービスですが、サイトとアプリは日本語で表示でき、料金も円で表示されます。ヘルプセンターにも日本語のページがあります。

円の表示は目安です。支払いは住んでいる地域に応じて、米ドル・ユーロ・英ポンドのどれかで処理されます(公式ヘルプ)。

学べる言語と講師の数(英語以外も)

日本語の公式サイトでは、講師は10万人・180ヶ国、選べる教科は120と表示されています。会社紹介(英語)では、学べる言語は90とされています。

「Preplyは英語だけ?」と思われがちですが、英語以外の講師も多くいます。公式サイトに出ている主な言語の講師数は次のとおりです▼

言語 講師の数(公式サイトの表示)
英語 24,515人
スペイン語 9,811人
中国語 5,150人
フランス語 3,342人
アラビア語 3,310人
イタリア語 2,345人
韓国語 1,278人

英語の講師が一番多く、Preplyで英語を学ぶ人には選択肢が十分あります。一方で、近くにスクールが少ない言語をマンツーマンで学べるのも、Preplyならではだと思います。

日本語の講師も2,898人いますが、これは外国の人が日本語を学ぶためのものです。日本の人がPreplyを使うなら、英語やほかの外国語を学ぶ使い方が中心になります。

Preplyの料金の決まり方

Preplyの料金は、一律の月額ではありません。「どの講師を選ぶか」と「28日に何回受けるか」で決まります。料金の細かい決まりは別の記事にまとめたので、ここでは仕組みだけを押さえます。

講師ごとに料金が違う

1レッスン(50分)の料金は、講師がそれぞれ自分で決めています。

英語の講師一覧ページでは、料金の幅は300円〜6,300円以上と表示されています。

入会金や、サービスそのものの月額料金はありません。登録と講師の検索までは無料なので、気になる講師の料金は公式サイトでご確認ください。

体験レッスンと28日ごとのサブスク

払うお金は、次の順番で発生します▼

段階 払うお金
登録・講師を探す なし
体験レッスン その講師の体験レッスン1回分(25分か50分)
続けると決めたら その講師の料金×28日の回数(サブスク)

サブスクは講師1人ごとで、一番少ないプランは28日で4回(週1回のペース)です。

月の負担は「講師の料金×回数」で決まります。たとえば1レッスン1,500円の講師なら、28日ごとに6,000円です(講師の料金は計算のための例です)。

サブスクは解約するまで28日ごとに自動で請求されます。予約していないレッスンは更新日に失効し、次の期間に持ち越せません。

1回ずつの単発レッスンは買えないので、「たまに1回だけ受けたい」という使い方には向きません。

28日ごとの請求額の計算や、一時停止・解約の手順は「Preplyの料金は?講師ごとの価格・体験レッスン・サブスクの仕組みと止め方」で詳しく解説しています。

Preplyの使い方:登録から体験レッスンまでの始め方

Preplyの使い方は、大きく3つのステップです。Preply登録(アカウントの作成)は無料で、メールアドレスのほか、Google・Facebook・Apple IDでもでき、数秒で終わります。

Preplyは登録と講師探しまでは無料で、お金がかかるのは体験レッスン1回分からです。続けると決めたときだけ、28日ごとのサブスクを申し込みます。

ステップ1:講師を探す(絞り込みの条件)

最初に、学びたい言語の講師一覧を開きます。英語の講師一覧で使える主な絞り込みの条件は次のとおりです▼

  • 学習の目標・分野(日常会話・ビジネス・試験対策など)
  • レッスンの価格
  • 講師の話せる言語(日本語が話せる講師に絞れる)
  • 講師の出身地
  • レッスンを受けたい時間帯

講師のカードには、評価・レビューの件数・累計のレッスン数・話せる言語・「スーパー講師」などの表示が出ます。講師のページでは、自己紹介の動画と生徒のレビューも確かめられます。

英語での説明に不安がある人は、まず日本語が話せる講師に絞ると選びやすいと思います。

ステップ2:体験レッスンを予約する

講師が決まったら、講師のページの「体験レッスンを予約」から申し込みます。Preplyの登録は、このときに案内される画面からでも済ませられます。

公式ヘルプの流れは次のとおりです▼

  1. 講師のページで体験レッスンの予約を選ぶ
  2. レッスンの長さ(25分か50分)を選ぶ
  3. 空いている日時を選ぶ
  4. 支払い方法を選んで確定する

体験レッスンが合わなかったときは、サポートに申請すると、別の講師の体験レッスンを無料で受けられます。1アカウントにつき合計2回までです。

体験レッスンは同じ講師では受け直せず、予約したあとに長さも変えられません。開始の12時間前までなら、キャンセルや日時の変更ができます。

ステップ3:続けるならサブスクを選ぶ

体験レッスンのあと、その講師と続けたいときだけサブスクを申し込みます。体験レッスンを受けても、サブスクを始めなければそれ以上の請求はありません。

サブスクでは、28日に受ける回数(4回から)を選びます。始めたら、期間の始めにレッスンをまとめて予約しておくと、失効を防ぎやすくなります。

何人かの体験レッスンを受けて比べてから決めても問題ありません。

Preplyのレッスンの受け方と教材

申し込んだあと、実際のレッスンをどこで受け、どんな教材を使うのかを整理します。

オンラインのクラスルームとアプリ

レッスンは、Preplyのサイトの中にある「クラスルーム」で受けます。ZoomやSkypeなど、ほかのアプリを入れる必要はありません。

公式ヘルプによると、クラスルームでできることは次のとおりです▼

  • ビデオ通話(カメラ・マイクの切り替え)
  • チャット(レッスン後もメッセージが残る)
  • ファイルの送受信
  • 画面共有(パソコンのChromeかSafari)
  • ホワイトボード(講師が開く。レッスン後は見られない)
  • ノート(英語・スペイン語の生徒は単語カードも)

スマホやタブレットでも受けられ、アプリ(iPhone・Android)からクラスルームに入れます。ただ、画面共有や教材を見やすくするため、公式ヘルプではパソコンでの受講を勧めています。

レッスンは終わってから15分後に自動で確定するので、受講のたびに手続きをする必要はありません。

教材は講師が用意する

Preplyには、全員が同じ教材で進む決まったカリキュラムはありません。教材は講師が用意し、生徒の目的やレベルに合わせて選びます。

体験レッスンで、目標やレベル、そのあとの学習計画を講師と話しておくと、教材も選んでもらいやすいと思います。使いたい教材(試験の問題集など)があれば、そのときに相談してみてください。

Preplyの仕組みとして用意されている学習の道具は、次のとおりです▼

  • 単語カード:英語とスペイン語の生徒は、単語と意味を合わせる練習や聞き取りで復習できる
  • ノート:講師が、間違いの訂正・新しい単語・文法・宿題・次の目標を記録する
  • 教材のライブラリ:英語とスペイン語の生徒と講師は、Preplyが用意した教材も使える

逆に言うと、教材の質や進め方は講師しだいです。「決まった教材を最初から順番に進めたい」という人には、教材が用意されたスクール型のサービスの方が合うと思います。

Preplyとほかのオンライン英会話との違い

似たサービスと比べると、Preplyの特徴は「講師を選べる幅」と「払い方」にあります。主なサービスとの違いは次のとおりです▼

  • Preply:講師ごとに28日ごとのサブスク。講師は10万人で、ネイティブ以外も選べる
  • italki:レッスンごとの支払いで、月額制ではない。講師は30,000人以上
  • Cambly:英語のネイティブ講師だけの月額プラン。マンツーマン(Private+)は月9,000円〜

いずれも各社の公式サイトの表示です。料金は変わることがあるので、申し込む前に各社のサイトで確かめてください。

受ける回数が月によってばらばらなら、レッスンごとに払えるitalkiの方がムダは出にくいと思います。2つの違いは「Preplyとitalkiを比較|料金の払い方・講師・保証の違いとどっちが合うか」で詳しく比べています。

ネイティブの講師にこだわる人は、「ネイティブ講師のオンライン英会話を比較|マンツーマンで選ぶときの基準」も参考にしてください。

Preplyの良い点と気になる点

ここまでの仕組みを踏まえて、良い点と気になる点を同じ重さで整理します。

良い点

  • 講師の数が多く、目的・予算・時間帯で選べる
  • 英語以外の言語も、マンツーマンで学べる
  • 体験レッスンが合わなければ、別の講師を無料で試せる(合計2回まで)
  • 入会金がなく、最初は体験レッスン1回分だけで始められる
  • クラスルームにノートやチャットの記録が残り、復習に使える

気になる点

  • 講師の質にばらつきがあり、選ぶのは自分の責任になる
  • 体験レッスンは無料ではない
  • 28日ごとに自動で請求され、未予約のレッスンは失効する
  • 単発のレッスンは買えない
  • 決まったカリキュラムがなく、教材は講師しだい

まとめると、Preplyは「選択肢の多さ」を売りにしたマーケットプレイス型のサービスです。選ぶ手間をかけられる人には強みになり、任せたい人には負担になります。

Preplyが向いている人・向いていない人

最後に、どんな人がPreplyを選ぶとよいかをまとめます。

向いている人

  • 仕事の英語・試験対策など、学ぶ目的がはっきりしている人
  • 講師のレビューや動画を見比べて、自分で選ぶのが苦にならない人
  • スペイン語・中国語・韓国語など、英語以外をマンツーマンで学びたい人
  • 週1回以上のペースで、予約と更新日を自分で管理できる人

向いていない人

  • 決まった教材とカリキュラムで、進め方を任せたい人
  • 予約なしで、空いた時間にすぐ話したい人
  • 月によって受けられる回数が大きく変わる人
  • 円での決まった月額料金で払いたい人

Preplyについてよくある質問

Q. 日本語の分かる講師はいる?

います。講師一覧の「講師の話せる言語」で日本語を選ぶと、日本語が話せる講師に絞り込めます。英語の説明が分からないときに日本語で補ってもらえるので、初心者でも始めやすいと思います。

Q. 子どもでも使える?

公式サイトには子ども向けのレッスンの案内があります。体験レッスンで、講師が子どもに合う教え方をするかを確かめるとよいと思います。

なお、子どもが何歳から使えるか、保護者の登録が必要かといった年齢の条件は、公式ヘルプで確認できませんでした。申し込む前にサポートに問い合わせてください。

Q. アプリはある?

あります。iPhone・Android向けのアプリがあり、アプリから登録・講師探し・予約・レッスンの受講までできます。日本のApp Storeでは、5点満点で4.7の評価です。

ただし、サブスクの解約はアプリではできず、ウェブブラウザから行います。

Q. Preplyは安全に使える?

支払いはPreplyのサイトの中で行います。公式の生徒向けルールでは、最初のレッスン代を払う前に、電話番号やメールアドレスなどの連絡先を講師と交換することが禁止されています。

講師が来なかったときは、報告すればレッスンが残高に戻ります。こうした払い戻しはPreplyの中の仕組みなので、お金のやりとりはPreplyの中だけで行う方が安全だと思います。

Q. Preplyで講師として教えることもできる?

できます。公式サイトの「Preplyで教える」から講師として申し込めます(18歳以上)。この記事では生徒として使う場合を中心に解説しています。

まとめ|まずは体験レッスンで講師との相性を確かめる

Preplyとは何かを整理すると、次のとおりです。

  • 講師を自分で選ぶ、マンツーマンのオンライン語学レッスンのサービス(読み方はプレプリー)
  • 講師は10万人・180ヶ国。英語のほか、英語以外の言語も多い
  • 料金は講師が決める(英語は1レッスン300円〜6,300円以上)。続けるときは28日ごとのサブスク
  • 始め方は、無料登録→講師探し→有料の体験レッスン→サブスク。合わなければ講師を無料で替えられる(合計2回まで)
  • 教材とレッスンの進め方は、講師と相談して決める

迷ったら、日本語が話せる講師やレビューの多い講師の体験レッスンを1回受けて、続けたい講師が見つかってからサブスクを始めるのが、ムダの少ない進め方です。

Preply公式サイトのトップページ

Preplyと主なオンライン語学レッスンの比較▼

項目PreplyitalkiCambly
料金の払い方講師ごとに28日ごとのサブスク(体験レッスンは1回分の支払い)レッスンごと(月額制ではない)月額プラン
料金の目安1レッスン300円〜6,300円以上(講師が設定。税込かの記載なし)1回約800円から(講師が設定。税込かの記載なし)マンツーマン(Private+)月9,000円〜(税込かの記載なし)
講師10万人・180ヶ国(ネイティブ以外も選べる)30,000人以上英語のネイティブ講師のみ
講師が合わないとき無料で別の講師を試せる(あと2人まで)最初の2回の体験レッスンに満足保証—
(出典:Preply・italki・Camblyの公式サイト)