海外ノマドにおすすめな職種7選【海外ノマド歴13年目の筆者が解説】

YUKI

こんにちは、パワートラベラーの阪口(@powertraveler)です。2012年から海外ノマドをはじめ、東南アジア/ヨーロッパ/日本国内の様々な場所で暮らし、仕事をしてきました。

「海外ノマドとしてどの職種が自分に合っているのか知りたい」
「自由な働き方を目指したいけど、何から始めればいいんだろう」
「実際に成功している人の話を聞いてみたい」

海外ノマドを実践するためには、どんな職種(ビジネス)を選ぶのかがとても大事です。この数年で、リモートワークが一般的になったり、生成AIによるコンテンツ作成も盛り上がり、個人が世界で自由に働く土壌はさらに整ってきました。

この記事では、初心者でも取り組みやすい職種から、今後需要が高まる職種まで、具体的なポイントを押さえながら解説していきます!

目次

海外ノマドとは何か?

海外ノマドとは、場所にとらわれずに仕事をする人々・ライフスタイルを指します。

ノートパソコンとインターネット接続さえあれば、どこでも仕事ができるため、特定のオフィスに縛られることがありません。

元々はフリーランスや一部の起業家が中心でしたが、最近では住む場所を問わないフルリモートの仕事も増え、海外ノマドに挑戦しやすい時代になってきました。

なぜ海外ノマドが注目されているのか?

海外ノマドが注目される理由の一つは、「ライフスタイルの自由さ」です。

オフィスに通う必要がなく、自分の好きな場所で仕事ができるため、旅行や冒険を楽しみながら収入を得ることが可能。異なる国や文化に触れながら働くことで視野も広がり、自己成長にもつながります。

テクノロジーの進化やコロナの影響で、リモートで仕事をすることが一般的になったことも、海外ノマドの普及を後押ししています。

海外ノマドとして働くメリットとデメリット

海外ノマドとして働くメリットは多くありますが、同時にデメリットも存在します。

メリットとしては、

・自由な時間の使い方ができること
・異文化を経験できること
・仕事と旅行を両立できること

などが挙げられます。

一方で、

・安定した収入が得られない可能性
・孤独を感じること
・時間管理が難しくなること

がデメリットとして挙げられます。

このように、海外ノマドとして働くには、メリットとデメリットを理解し、自分に合った働き方を見つけることが大事です。

海外ノマドに向いている職種の特徴

自由なライフスタイルを実現するためには、場所にとらわれずに働ける職種や、フリーランスとして独立しやすい仕事を選ぶことがカギとなります。

ここでは、海外ノマドに向いている職種の特徴を詳しく解説します。

1.リモートワークが可能な職種

海外ノマドにとって最も重要な要素の一つは、リモートワークが可能であることです。

インターネットがあればどこでも働ける職種は、ノマド生活に最適。これには、IT関連の仕事やクリエイティブ職が多く含まれます。

例えば、プログラマーやウェブデザイナーなどの職種は、基本的にパソコン一台あれば作業が可能です。また、ライターや翻訳者も、クライアントとのやり取りがオンラインで完結するため、リモートワークに適しています。

こうした職種を選ぶことで、海外ノマドとしてのライフスタイルを実現しやすくなります。

2.フリーランスとして独立しやすい職種

フリーランスとしての独立が容易な職種も、海外ノマドに向いています。

独立するためには、特定の企業に依存せず、自分で仕事を獲得して収入を安定させることが必要です。

例えば、アフィリエイターやインフルエンサーは、自分のブランドやスキルを武器に、独立して活動することが可能です。クライアントベースで働く職種に比べて、収入源を複数持つことができるため、経済的にも安定しやすいのが特徴です。

3.需要が高いスキルを持つ職種

需要が高いスキルを持つ職種も、海外ノマドに適しています。

市場での需要が高いスキルを持っていれば、仕事を見つけやすく、収入も安定しやすくなります。例えば、プログラミングやデジタルマーケティングのスキルは、今後も需要が高まり続けると予想されています。

AI関連のスキルも急速に需要が高まっており、AIライターやAIクリエイターなどの職種が注目されています。これらの職種は、技術の進化とともに新しいチャンスが広がっており、ノマドとして活動する上で非常に有利です。

海外ノマド職種7選:フリーランスにおすすめの仕事

海外ノマドやフリーランスにおすすめの職種を7つご紹介します。

1.AIライター
2.アフィリエイター
3.AIクリエイター
4.インフルエンサー
5.WEBデザイナー
6.プログラマー
7.オンライン講師業

これ以外にも選択肢はありますが、個人単位でできる仕事で、ハードルが職種をピックアップしてみました。

1.AIライター

AIライターは、生成AIツールを活用して、記事やブログのコンテンツを作成する仕事です。特に、SEOに特化したライティングが求められるため、AIを使った効果的なキーワード配置や、読者のニーズに応じたコンテンツの作成が重要です。

ライターの仕事は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで探すのが一般的です。以前はライター業は低単価で避けられる傾向がありましたが、生成AIを活用することで記事執筆速度が向上・生産性があがったことで、時給単価も高くなりました。

フリーランスとしての独立が比較的容易で、自分のペースで仕事を進められる点も魅力です。

ChatGPT by OpenAI: https://openai.com/chatgpt
高度な自然言語処理を提供し、さまざまなトピックでのコンテンツ作成が可能です。

Jasper: https://www.jasper.ai
コンテンツマーケティングに特化したAIライティングツールで、SEOにも対応しています。

Copy.ai: https://www.copy.ai
簡単な操作でブログ記事や広告コピーを作成できるツールで、初心者にも使いやすいです。

2.アフィリエイター

アフィリエイターは、自分のブログやウェブサイトを通じて商品やサービスを紹介し、収入を得る仕事です。SEO対策をしっかりと行い、検索エンジンで上位に表示されるようにすることが成功のカギです。特に、ニッチな市場でのアフィリエイトが効果的で、競争が少ない分野を見つけることが重要です。

アフィリエイトの魅力は、成功すれば定期的に収入を得られることです。

初期の努力が実を結べば、その後は比較的少ない労力で安定した収入を得ることが可能です。ただし、初期段階ではコンテンツの充実やSEO対策に時間を要するため、根気強く続けることが求められます。

AIクリエイター(画像作成・音楽作成・動画作成)

AIクリエイターは、AI技術を使って画像、音楽、動画を作成する職種です。

画像生成AIを使えば、短時間でオリジナルの画像を作成することができ、音楽や動画も同様に、AIの助けを借りて効率的に制作できます。

AIクリエイターとしての働き方は、場所にとらわれず、どこでも創作活動ができる点が魅力です。また、AIを活用することで、従来よりもスピーディーに作業を進めることができるため、多様なプロジェクトに関わるチャンスが広がります。

YUKI

今回の画像もすべてAIで作成しています!

DALL·E by OpenAI: https://openai.com/dall-e
画像生成に特化したAIツールで、テキストから高品質な画像を作成できます。

Runway ML: https://runwayml.com
画像や動画のクリエイティブ作業をサポートするAIツールで、クリエイティブなプロジェクトに最適です。

Soundraw: https://soundraw.io
音楽制作に特化したAIツールで、独自のトラックを自動生成して、簡単に編集できます。

4. インフルエンサー

インフルエンサーは、ソーシャルメディアを活用して自分のブランドや価値観を発信し、フォロワーとの関係を構築することで収入を得る仕事です。

特にInstagramやYouTubeなどのプラットフォームを通じて、多くのフォロワーを持つインフルエンサーは、広告収入や企業とのコラボレーションによって収入を得ています。

この職種の魅力は、自分のライフスタイルや興味をそのまま仕事にできる点です。また、場所に縛られずに活動できるため、海外ノマドとしても非常に適しています。ただし、成功するためには、日々のコンテンツ作成やフォロワーとのコミュニケーションを怠らないことが重要です。

YUKI

インフルエンサーの収入源は、

・企業のPR案件(固定報酬)
・アフィリエイト広告紹介(成果報酬)
・独自コンテンツの販売(オンラインコミュニティや有料noteなど)

などが挙げられます。

5. WEBデザイナー

WEBデザイナーは、ウェブサイトのデザインを担当する職種で、リモートワークが可能な代表的な仕事の一つです。フリーランスとして独立しやすく、自分のスキルやセンスを活かしてクライアントの要望に応えることが求められます。

WEBデザイナーの魅力は、クライアントのニーズに応じて多様なプロジェクトに携われることです。海外ノマドとして働く場合、インターネット接続があれば世界中どこでも仕事ができるため、自由な働き方が可能です。

YUKI

どの時代も「WEBサイトが欲しい」「作り方がわからない」というニーズは減りません。大手に発注するのは怖い(わからない)という人も多いので、相談しやすい個人が、WEBデザインの仕事を受注するというのは、今後も安心して注力できるビジネスだと思います。

6.プログラマー

プログラマーは、ソフトウェアやアプリケーションの開発を行う職種で、リモートワークが非常にしやすい仕事の一つです。

需要が高く、特に高度なスキルを持つプログラマーは、高収入を得ることが可能です。また、フリーランスとして働くことで、自分のペースで仕事を進めることができます。

プログラマーとしてのキャリアは、テクノロジーの進化とともに新しい機会が次々と生まれる点が魅力です。海外ノマドとしての生活を送りながら、様々なプロジェクトに関わることで、スキルアップと収入の両立が可能です。

YUKI

最近は、chatGPTなどの生成AIである程度のプログラムは作れるようになりました。プロンプト(命令文)の作成技術を向上させたり、良し悪しを判断・管理できるスキルが求められると感じます。

7.オンライン講師業

オンライン講師業は、自分の知識やスキルを活かして、世界中の生徒に教育を提供する仕事です。オンラインプラットフォームを利用して、授業を提供することで、場所を選ばずに働くことができます。

・ZOOM
・Google Meet

などで個別に指導をすることもできますし、

・Facebookグループ
・Wordpressでの会員サイト
・YoutubeやInstagramのサブスクリプション機能

などを使い、オンライン講座やスクールを展開することもできます。

海外ノマド職種を選ぶ際のポイント

僕が海外ノマドとして働き始めてから、もう10年以上が経ちました。このライフスタイルを実現するには、どの職種を選ぶかが本当に重要だと感じています。海外ノマドの実践で見つけた、職種選びのポイントをシェアします。

1.収入の安定性

収入が安定している職種を選ぶことは、海外ノマドとしての生活を維持するために欠かせません。

スキルの向上と複数の収入源を持つことも、収入の安定性を高めるためのポイント。アフィリエイトであれば、SEOに加えてPPCやMeta広告などの集客経路を広げたり、ライター業であれば継続案件をもらえるクライアントを開拓するなどが挙げられます。

2.スキルの需要と市場の動向

職種を選ぶ際には、自分のスキルが市場で求められているかどうかを確認することが大切です。

市場の変化に対応するためには、常に最新の情報を把握し、スキルをアップデートしていく必要があります。

AI関連のスキルやデジタルマーケティング、プログラミングは特に需要が高い分野です。これらのスキルを磨くことで、仕事を得る際に有利になります。

3.自分に合った働き方の選択

自分に合った働き方を選ぶことは、モチベーションを維持し、長期的に成功するために重要です。自分のライフスタイルや性格に合った職種を選ぶことで、ストレスを減らし、仕事に集中できます。

一人で作業を進めるのが得意な場合は、ライターやアフィリエイターなどの職種が向いています。逆に、チームでの協力を楽しみたい場合は、WEBデザイナーやプログラマーとしてプロジェクトベースで働くのが良いでしょう。

YUKI

僕は

・一人で働きたい
・クライアントを持ちたくない
・ストック型(資産型)のビジネスを持ちたい

という理由で、アフィリエイトメインの仕事にしています。

海外ノマドとして成功するためのステップ

自由な働き方を実現するためには、スキルの磨き方からネットワークの構築まで、いくつかのステップを踏むことが求められます。

僕がこれまでに学んできた実践的なステップを紹介します。

スキルアップと学びの継続

海外ノマドとして成功するためには、継続的なスキルアップが欠かせません。

僕は出国した当時、携帯(ガラケー)のアフィリエイトサイトを運営していましたが、スマートフォンが急激に普及していったことで、サイトの方向性を変えました。

PC/スマホ表示に最適化された、数百記事規模のサイト作成に取り組み、今も継続しています。他にも、広告運用やSNS運用、最近では生成AIを活用したライティングなど、積極的にできることや収入の柱を増やしてきました。

仲間を増やす

海外ノマドは、ひとりで仕事をする舞台が海外になるだけなので、正直言って孤独です。

オンラインで仲間と連絡をとりあったり、コミュニティに参加をしたり、SNSを活用してやりとりをすることは、仕事を継続する上でも、精神衛生を保つ上でも大事です。

僕も「POWERTRAVELER」という理念を掲げて活動をしていますが、これは海外ノマドが寂しかったからで、この言葉や理念に共感してくれる仲間を増やしたいという気持ちで情報発信を続けていました。

仕事と生活のバランスを保つ

最後に、仕事と生活のバランスを保つことが、海外ノマドとして長く続けるための重要なステップです。僕も初めは仕事に追われてしまうことがありましたが、徐々に自分のペースを見つけ、生活を楽しむ余裕を持つことができるようになりました。

このバランスを保つためには、計画的なスケジュール管理や、オンとオフの切り替えが重要です。適度な休息を取り入れながら、効率的に仕事を進めることで、燃え尽き症候群を防ぎ、より充実したノマド生活を送ることができるでしょう。

海外ノマドの実際の生活と体験談

海外ノマドとしての生活は、一見すると夢のように思えるかもしれませんが、自分のスタイルを見つけるまでには様々なチャレンジが必要です。

僕はアフィリエイターとして、個人でアフィリエイトサイトを運営しながら、各国を旅してきました。ここでは、僕の過去の体験を基に、海外ノマドの現実をお伝えします。

成功事例と失敗談

アフィリエイターとしての活動では、クライアントに縛られることなく、自分のペースで仕事ができる点が大きなメリットです。

僕は主にSEO集客のWEBサイトを運営していますが、検索結果に上位表示されアクセスが集まっている間は、観光をしていても、のんびりしていても、継続的に収入が発生します。自由に旅をしているにも関わらず収入がある状態というのは、なんとも贅沢な状態だったと感じます。

失敗といえば、海外に出たところで、人間の性格が変わるわけではないということです。僕はもともとコミュ障で、ひとと関わるのが苦手な性格なので、現地で暮らしていてもなかなか友達ができたり、積極的に会話をする機会がありませんでした。陽気な性格であればよかったのに、と思う一方、そうであればこの働き方に進まなかったとも思うので、こればかりは仕方がないなと諦めて暮らしていました。

海外ノマドの一日のスケジュール

国によってもスケジュールは変わりますが、たとえば、タイのチェンマイで暮らしていたときは、

午前中:現地の言葉を学ぶために語学学校に通う
午後:カフェを転々としながらアフィリエイトサイトの運営に取り組む
夜:仕事を継続するか、(たまにできた)友達とご飯を食べたり映画をみたり

みたいな感じで過ごしていました。

会話をするのは苦手なのですが、外国語の習得には憧れがあったので、語学学校に通うのは楽しかったです。現地の学校に通ったり、英語はオンラインで学ぶこともしていました。

まとめ:これから海外ノマドを目指す方へ

海外ノマドとして働くことは、多くの自由と魅力に満ちたライフスタイルですが、その実現には計画と努力が必要です。

僕が実践してきたように、リモートワークに適した職種を選び、スキルを磨き続けることで、この自由な働き方を実現できます。異文化に適応し、現地のコミュニティとつながることで、ノマド生活をより豊かにすることができるでしょう。

自由な働き方を求める中で、職種選びや生活スタイルに迷うこともあるかもしれませんが、この記事で紹介したステップを参考に、自分に最適な道を見つけてください。

追伸:

僕が実践しているアフィリエイトの方法については、次の記事で詳しくまとめています。興味がある方はご覧ください▼


YUKI

記事を読んでいただきありがとうございます!

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僕が起業当初から続けている「アフィリエイト広告により収益を上げるWEBサイト」の作り方をまとめたオンラインマニュアルです。WEB上の資産となるサイトをつくる、という想いから「WEB資産」と呼んでいます。

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