来週、フランスとモナコに滞在予定なのですが、フランス国内(ニース空港)でレンタカーを手配する必要があり、本日予約をしてきました。
「海外(ヨーロッパ)で車をレンタルするって、どうしたらいいの?」という方もいると思うので、予約の手順についてこの記事でまとめたいと思います。今回は、ヨーロッパのレンタカー会社の中では最大手である「Europcar」で車を手配しました!
1.Europcarの検索方法
まずは、トップページに「Pick up」の入力項目がありますので、こちらに自分が滞在する都市名や空港名を入力しましょう。
今回はフランスのニース空港で車を借りますので「Nice」と入力します。

Nice市内にもいくつか営業所がありますので、ニース空港である「Nice Cote d’Azur Airport」をクリックします。
クリックすると、住所の詳細がGoogle map表示されますので、目指す目的地であるかどうか確認しておきましょう。
日時についての注意

検索時に気をつけたいのが「Date&Time(日時)」の部分です。レンタカーは、24時間単位での貸出となります。
今回は2020年1月8日〜1月13日までの5日間の手配を行いますが、例えば、
2020年1月8日【13時】 → 2020年1月13日【15時】
と、5日間より少しでもすぎる時間を設定してしまうと、今回の場合、6日分の料金がかかってしまいます。余計な支払いがかからないように注意して日付は設定するようにしましょう。
年齢について

年齢が26歳以下の場合は、保険料金が変わってきますので、該当する場合は年齢を選択するようにしましょう。
2.検索画面と車を選ぶときのコツ
こちらが検索結果となります。上のメニュータブで車の大きさを切り替えることができるのですが、【Automatic Cars】に絞って検索するのがおすすめです。
日本のレンタカーだと、マニュアル車が出てくることは滅多にないのですが、ヨーロッパではマニュアル車のレンタカーに当たることが多いです。
日本ではマニュアルに乗り慣れているという方でも、ヨーロッパ車は左ハンドルになりますので、ギアチェンジも右手で行うことになります。
これが慣れないと難しく、また車線幅や駐車場も、日本と比べて狭いことが多いですので、僕はよほどのことが無い限りはオートマ車を選択するようにしています。
車種の選び方

車の見方ですが、
- 人数アイコン:乗車人数
- 荷物アイコン:トランクに詰めるスーツケース(大)の数
- ドアのアイコン:ドアの数
になります。
日本ではあまりみかけない、ルノーやプジョー、シトロエンなどのヨーロッパ車があるのが楽しいですね。
気になる車があれば、検索すれば日本語の紹介ページや販売ページが出てきますので、気に入った車を選ばれるのが良いと思います。個人的にはプジョーがけっこう気に入っています。
3.オプション選択画面

今回は9人乗りのバンを予約しました。今回は「MERCEDES VITO」の9人乗りの空きがありましたので、こちらを選択。車を選ぶと、オプションを選択する画面に移ります。
チャイルドシート
チャイルドシートは、国によって着用義務の年齢やルールが異なりますので、「国名+チャイルドシート」などと検索して交通ルールを調べておくことをおすすめします。
ちなみに、僕は今回フランスとモナコに滞在予定なのですが、フランス国内はチャイルドシート必須、モナコ国内は、チャイルドシートの義務はありません。僕は2歳の娘がいるのですが、娘連れで旅行するときは、このチャイルドシートのオプションを選んでいます。
追加しても良いなと思う「Mobilephone holder」
この時、追加しておいても良いなと感じるのが「Mobilephone holder」です。
カーナビはだいたい車についているのですが、英語やフランス語でのナビになるため、理解や操作がしにくいです。一番頼りになるのは、海外でも「Google Map」が一番で、Mobilephone holderはあると便利だなといつも感じています。
4.保険(プロテクション)について
忘れてはいけないのが保険です。保険は、基本的には「フルプロテクション(全保証の保険)」をつけておくことをおすすめします。
こちらが今回の保険プランの一覧です。「Basic」「Medium」「Premium」と3種類あり保険料が異なりますが、この「Premium」を選択します。
ちなみに保証内容のリストを簡訳すると、
- Basic Collision Damage Protection:車両損害保険
- Theft protection:車両盗難保険
- Personal Accident Protection:搭乗者損害保険
- Windscreen, Glass, Light & Tyres protection:フロントガラス・ヘッドライト・タイヤの破損補償
- Personal belongings protection:搭乗者傷害保険+手荷物補償
となります。
保険プランによって免責額が代わり、今回の例だと、
- Basic:244,380円
- Medium:67,204円
- Premium:0円
となり、Premiumに入れば、事故や破損があったとしても、修理代などがすべて無料になります。
免責額というのは、事故や破損があった場合の自己負担額で、Mediumの場合、たとえば修理代が15万円だとしたら、免責額である67204円までは自己負担、残りの金額を保険会社が支払ってくれるものになります。
この保険は、全部つけておいたほうが良いです。
というのも、自走で車体に傷をつける、ということはもちろんあるのですが、他の車にこすられたという傷も支払い対象になるからです。
スーパーなどの駐車場でも、日本と比べて間隔が狭いため、車の角をこすられているということもよくあります。慣れない海外での運転ということもありますし、保険はつけておいたほうが安心です。
5.支払いに進む
ここまでくれば、あとは個人情報とクレジットカード情報を入力していくだけになります。

支払いはクレジットカードですが、予約先でレンタカーを借りる際に、このクレジットカードの提示が必要になりますので、忘れずに持っていくようにしましょう。
ちなみに、レンタカーを借りるときに必要なものは、
1)パスポート
2)日本の免許証
3)国際免許証
4)予約時のクレジットカード
の4点になります。
国際免許証だけでなく、日本の運転免許証も必要になりますので忘れないようにしてください!
6.予約完了!メールで予約番号を確認

予約が完了しました!

予約の詳細は、登録したメールアドレスにも送られてきますので確認しておきましょう。予約管理は、予約番号と名前を入れれば公式サイト内で照会することができますし、アプリをダウンロードして、そちらの画面を提示することもできます。
以上が、Europcarでのレンタカー予約方法になります!
複数のレンタカー会社を比較したいとき
今回は大手であるEuropcarで検索をかけましたが、複数のレンタカー会社を比較したいという場合は、「Rentalcars.com(https://www.rentalcars.com/)」というサービスもあります。
こちらは、世界各地のレンタカー会社を比較・検索できるサービスで、Europcarを含め、AVISやHertzなど主要なレンタカー会社で検索をかけることができます。
便利なのでこちらのサイト経由で予約してもいいなとは思うのですが、僕は公式サイトで予約することが多いです。というのも、現地で何かトラブルがあったときに、仲介業者を挟むことなく直契約にしておいた方が、やりとりしやすいという理由です。
Rentalcars.comに関しては、予約サイトとしては世界的に使われている大手のものになるので、安心はできるかなとは思いつつ、Rentalcars.comで調べた上で、空き車両の出ているレンタカー会社の公式サイトで予約する、という流れが最近は多いです。
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以上、Europcarのレンタカー検索・予約方法についてまとめてみました。海外でのレンタカー手配の参考にしていただければと思います!
1週間後に実際にレンタカーを借りに行くので、そのときにまたレビューをしたいなと思っています。