こんにちは、パワートラベラーの阪口です。
23歳のときに企業を飛び出し、ひとりで起業をしてから、早いもので6年が経ちました。
ひとりでできる仕事として、PC一台があればできる
WEBメディア運営(アフィリエイト)の仕事を選択しましたが、
こうして生計を立てることができています。
僕が会社を辞めて、ひとりで自由な働き方を叶えているためか、
僕の周りにも、企業を辞めてひとりで起業をし、
PC一台を駆使して自由な働き方を叶えた仲間が多くいます。
こんな風に書くと、ひとりで起業をするには、
パソコンやインターネットに詳しい人が有利に思われるかもしれません。
しかし、実際にゼロからPC一台で起業をして
食べている仲間の前職を聞いてみると、
ほとんど別業種で働いている人がほとんどでした。
- サイトなんて作ったことがない
- マーケティングもやったことがない
- PCは苦手 or 未経験
という方々の方がそろって結果を出しています。
僕自身、ウェブ関係のビジネスは、まったく未経験の状態からこの業界に入ってきました。
今では、アフィリエイトやアドセンス広告などを活用して、
収益をあげることができるサイトをひとりで作ることができるようになりましたが、
それはすべて、起業することを志してからのものになります。
「ひとり起業で稼ぐために必要なのは、特別な経験や経歴ではない」
というのが僕自身の結論です。
大学の事務職員を辞めてから、起業した24歳の青年の例
僕の起業仲間に、大学の事務職員を辞めて、ひとりで起業を志した青年がいます。
会社を辞めることを決意したとき、まだ彼は24歳。
仕事は事務職員のため、特別なスキルがみにつくわけではなく、
パソコンでの仕事も簡単なワードやエクセルがほとんど。
ただ、このまま企業で働き続けている自分の未来が見えなかったようで、
ひとりで起業することを決意しました。
僕のこちらのストーリーや書籍を読んで、ひとりで自由に働くことに憧れたようで、
「自分もゼロから成り上がって、自由になります!広い世界をこの目で見たいんです!」
と、勢いに若干圧倒される僕を尻目に、1円も上がっていない状態で企業を退職。
自分を追い込むために地方の実家を出て、生活費が安く済むからという理由で、
大阪あいりん地区のドヤ街(1泊1000円程度)に飛び込んでいきました。
正直、彼のことはすごく不安に思っていて、一抹の責任も感じていました。
会社を辞めて、ひとりで自由に働く。それは、聞き心地の良い言葉ですが、
実際には身につけなけれなならないスキルが山程あるからです。
彼は僕と同じように、アフィリエイトなどのインターネット広告を活用した
「収益サイトの運営」をはじめたのですが、これで稼ぐためにもスキルが必要です。
単純にサイトを作るスキルだけではなく、
正しいWEBマーケティングの技術やSEOの知識、ライティングのテクニックなど、
「インターネットで稼ぐ」ことの総合力が求められます。
成果を出そうと思って、すぐに成果が出る分野でもありませんし、
いくら僕が応援をしたところで、
成果を出すかどうかは、彼の努力と作業量次第。
案の定、最初はまったく成果が出ず、管理画面には0円の数字が並びます。
たまにスカイプで話すと、
ものすごく沈んだ声で「もうヤバイです、、、」という悲壮な声が。
それでも企業に戻るつもりも、地元に戻るつもりもないらしく、
ひたすら1サイトの作成に集中していきました。
結局途中で資金が尽きて、地元に戻ることにはなるのですが、
そのとき仕込んだサイトが結局伸びていき、
またたく間に10万、20万円、30万円と突破。
結局、起業してから9ヶ月で前職の収入を越える月収を手にするようになりました。
最近は仕事をしながら、フィリピンの語学留学に3ヶ月行くような、
自由な働き方を叶えるにまで成長しています。
「この仕事も大変だったと思うけど、途中で諦めようとは思わなかったの?」
そんな風に尋ねてみると、
「自分にはこの道しかなかったですし、きっとなんとかなると思って」という明るい声が。
「それにこのままだと、自分は変われないんじゃないかと思ったんです。
ここで頑張らないと、二度と自分に自信が持てないと思って。
だから、辞めるという選択肢はありませんでしたし、ひたすらやり続けることができました」
ひとり起業で結果を出す人の共通点とは?
僕の周りには、彼のようなパターンで成果を出した人が多いです。
- 病気になって普通に働けなくなった
- 家族を養うための選択肢が他になかった
- 事業が失敗して、食い扶持を探していた
そういう「泥臭い」理由を持っている方が揃って、
ひとりで起業をして自由に働く状態を叶えています。
僕自身もまた、そうした泥臭い理由を持っているひとりです。
23歳のときうつ病になり、企業を退職しました。
もう一度企業に入り直しても、結局自分はまた病気になるかもしれない。
そんな風に思ったら、ひとりで生きていく選択肢にすがりつく道以外見つかりませんでした。
やりたくてやった、のではなく他に選択肢がないからやった。
つまり、ひとり起業で結果を出さなければならない絶対の理由があったということです。
僕は、成果を出す人の共通点はここにあると思っています。
なぜ多くの人は途中で挫折をしてしまうのか?
会社を辞めて、ひとりで働くことは簡単ではありません。
僕の仕事を例に上げれば、サイトを作って、
それが収益に結び付くまでには時間もかかりますし、
専門的なマーケティング技術も要求されます。
そのため、多くの人が成果を出す前に、この仕事を諦めてしまいます。
なぜ、諦めることができたり、挫折をすることができるのか。
ひとり起業を諦めたたくさんの人達を見て気がついたのは、
「彼らには、それ以外の選択肢があるから」ということでした。
もし、企業でもうまくやっていけるなら、
このウェブの仕事であえて苦しい想いをしてまで成果を出す必要性はありません。
時給換算や、労力ベースで考えると、この仕事はまったく割にあわないからです。
しかし一方で、企業や普通の働き方では生きていけない人たちがいます。
家庭の事情や病気、やむをえない理由で企業では働くことができない。
フルタイムで普通に働くことができない。そういった人たちがいます。
他の働き方の選択肢がないのであれば、諦めることも、挫折をすることもできないのです。
「人生の退路を絶たれている状態」
とでも言えるでしょうか。
しかし、この状態で起業をする人は、遅かれ早かれ結果を出してきます。
その手段は色々とありますが、
自分なりの方法を見つけてそこで結果を出してきます。
結果を出す以外の選択肢がないからです。
会社を辞めて自由に働くだけの絶対の理由はあるか?
今、何か目標に向けて動きはじめている人も多いかと思います。
そのとき、それを達成するための”スキル”や”経験”があることは大事なのですが、
「なぜ自分はそれを達成しなければならないのか?」
という絶対的な”理由”を明確にしておくことは、それ以上に大事なことだと思っています。
僕は会社を辞めて起業をするという選択肢が、
自分が生き延びていく上で絶対に必要なものでした。
あなたには、会社を辞めて自由な働き方を叶えるだけの「絶対の理由」はありますか?
[kanren postid=”789″]