こんにちは、パワートラベラーの阪口です。専業アフィリエイター歴は今年で10年目になりました。
今日は僕が実践している「サイトアフィリエイト(WEBサイトやブログを運営して広告収入を得る方法ビジネス)」について、やったほうがいい人、やらないほうがいい人、というテーマでお伝えしていきます。
アフィリエイトが向いている人の5つの特徴
1.顔を出さないビジネスをやりたい人
「自分の顔を出したくない」「名前を伏せながらビジネスをしたい」という人に、サイトアフィリエイトは最適です。
サイト運営は、
- 誰にも会わず
- パソコン一台で
- 匿名で
できるビジネスです。
僕も、このブログでこそ自分の顔と名前を出していますが、運営しているアフィリエイトサイトのほとんどは、匿名(管理任名)で運営をしています。
会社に内緒でビジネスをしたい人や、性格的に誰かと会ったり話すのが苦手という人に向いているビジネスといえます。
2.ひとりぼっちに耐性がある人
サイトアフィリエイトに取り組む時間のほぼ全ては、
「ひとりで、黙々と、パソコンに向き合い記事執筆をする時間」
といえます。
誰とも会わない、喋らないという時間が、半年1年ふつうに続きます。ビジネスや起業、という言葉に憧れを持つ人からすると、その光景はとても地味。
逆にいえば、ひとりで作業するのが苦にならない、そういう時間がむしろ好き、という人には向いています。僕も起業当初は寂しさを感じることもありましたが、組織で働く息苦しさやストレスと比べれば、なんて幸せな環境だろうと思っていました。
3.資金がない人
数ある副業のなかでも初期投資額が低いのがアフィリエイトの特徴です。
年間でかかる費用でいうと、
1)ドメイン代/年間1,100円
(→このブログであれば「powertraveler.jp」というURL)
2)サーバー代/年間11,000円
(→サイトを立ち上げるために必要なネット上の土地契約のようなもの)
があれば、サイト運営は可能です。
デザインはWordpressでアフィリエイトに適した無料テーマがありますし、記事執筆も、自分で執筆すれば0円です。情報収集はインターネットと図書館通いをすれば問題ありません。
資金をかけずに、自分の時間と労力は全力で投資できるという人に向いています。
4.1年間無報酬でも耐えられる人
WEBサイト(ブログ)の集客経路は、主に検索エンジンになるのですが、検索エンジンで上位表示されるためには、上位表示されるだけの「強い」サイトを持つ必要があります。
強いサイトの条件は色々とあるのですが、
1)サイトの運用歴
2)サイトのボリューム(記事数)
3)記事のクオリティ
というのが、主な項目です。
サイトを立ち上げても、運用歴が半年1年溜まらないと上位表示はされないですし、ライティングのスキルを身につけるのも、WEBマーケテイングのスキルを身につけるのにも、それなりに時間がかかります。
1年間無報酬が続くけど、そこから一気に月10万円、月30万円、月100万円まで伸びるというのがアフィリエイトなので、それを理解した上で、その時期を辛抱できる人には向いています。
5.家族の理解が得られる人
家族を持っている人は、長期的に家族の理解が得られるかも大事です。
アフィリエイトは、パソコンに向き合う時間を増やさなければ結果が出ません。
- 仕事が終わったらカフェに籠もって
- 家に帰ってご飯を食べた後に数時間
- 家事の合間に、子どもが寝静まった深夜や夜明けに
これまでは家族で過ごしたり、遊びに出かけたり、寝ていたり、という時間の中からサイト作成時間を捻出していくことになります。
家族とのコミュニケーション時間が減ることにもなりますし、夫婦でコンセンサスが取れていないと喧嘩になったり、それが理由でアフィリエイトを辞めなくてはならなくなったという人も、過去に多くみてきました。
夫婦や家族としっかり話し合ってから挑戦するようにしましょう。
アフィリエイトに向いていない人の3つの特徴
逆に、アフィリエイトは向いていない、別のビジネス(副業)を考えたほうが良いと僕が考える人は次の3種類です。
1.短期間ですぐに結果を出したい人
アフィリエイトは時給換算のビジネスではないので、短期間ですぐに結果を出したい、という人には向いていません。
記事を書いたら、それがすぐに収入になることはなく、時間差で、数週間、数ヶ月、1年以上経ってから収益があがることが普通。まとまった報酬があがるまでは、時給で考えたらやってられない数字です。
月数万円を稼ぎたいというのであれば、深夜バイトを週1でいれたり、UBER EATSのようなギグワーカー的な副業を考えるほうが効率的です。
2.誰にも合わずコツコツ、というのが向かない人
性格的に、「誰にも合わずコツコツひとりでが向かない人」という人は、サイトアフィリエイトも挫折しやすいです。
アフィリエイトは、サイトとパソコンと向き合い続ける仕事ですし、結果が出たといっても、それが変わるわけではありません。
特に立ち上げ時期は、どれだけひとりの時間をつくることができるかが勝負なので、その部分に耐えられるか否かで参入判断しても良いと思います。
3.自我を優先したい人
サイトアフィリエイトは、「私は、こうしたい」「私は、こう書きたい」という想いが強すぎると、途端に、趣味サイトや趣味ブログのようになってしまいます。
たとえば、
「私はトランペットが好きだから、トランペットのサイトを作る!」
と意気込んでも、その分野には稼げる広告はないですし、アプローチできる人口も少ないので、どれだけ頑張って記事を書いても、収益化は難しいです。
「自分がどうしたいか」
ではなく、
- 市場はなにを求めているか?
- ユーザーは何を求めているか?
といったことに耳を傾け、注意を払い、そこに素直に乗れる人のほうが結果は出やすいです。
自我が強い人は、それとアフィリエイトを切り分けるか、強烈な自我を形にすることがお金になるような、別の方法を探すほうが良いでしょう。
デメリットを差し引いても魅力的なアフィリエイト
アフィリエイトは、
「結果が出るまで時間がかかる」
というデメリットはあるものの、一度結果が出てしまえば、大きな変動(Googleの検索結果やコロナ等の社会情勢)がない限り、毎月安定した収入を生み出し続けてくれます。
記事執筆やデザインなどのサイト作成作業は外注化もしやすいですし、不労所得とは言えないまでも、それに近い状況まで持っていくことはできます。
僕は、今は子育て中心の生活を送っていて、仕事時間は、娘を幼稚園に預けている午前中か、娘が寝た夜だけになりますが、家族と一緒に過ごす時間を最大限持ちつつ、自分が動ける時間だけ仕事をして、それで家族が十分暮らせるだけの資金を稼げるというのはとても良いな、と感じます。
アフィリエイトに向いていそう、と感じる方は、ぜひ挑戦されてみてください。
パワートラベラー 阪口ユウキ