「海外での服装はどうしていますか?」とたまに聞かれるのですが、僕は基本、国内ー海外に関係なく、
「白シャツ」
で行動をするようにしています。
これを書いているのはハワイですが、基本は白シャツとデニム。今回の滞在は4日なので、4枚の白シャツを畳んでスーツケースに詰めています。
同じシャツばかりなので僕の見た目は日々変わらないのですが、
毎朝クリーニングしたシャツに袖を通すと
「今日もやろう!」
という気持ちになり、気分的には日々一新されたりします。
ちなみに、
僕が海外でも
シャツばかりを着るようになったのは、
2012年にタイに住んでいたときのこと。
現地でできた友達に、
「どうして日本人は、いつもだらしない格好してるの?」
と尋ねられてからです。
「TVや雑誌でみる日本人は
みんなお洒落な格好をしているのに、
アジアに来る日本人はみんな
よれよれのTシャツに短パン、
サンダルで歩いていたりするよね。
そうした清潔感のない格好は、
格好良くもないし、モテないし
話しかけられても怖いのに。
なんであんな格好するのかなあ。
YUKIだって、日本にいるときに
汚い格好の外国人に
話しかけられたら抵抗感ない?」
た、たしかに…!!
僕自身はバックパッカーをしていたことから、
「なんとなく、崩した格好が、カッコイイ!」
と思っていたのですが、
それは旅行者だから許されることであって、実際には、清潔感のある格好の方が印象が良いという当たり前のことに気付かされました。
「じゃあ、どんな格好をすれば仲良くなりやすいの?」
「うーん、とりあえずシャツを着てればいいよ。
あと短パンはNGね。
この国で短パンを履いている男はけっこうゲイが多いから」
「そうなの!?」
「外国人旅行者なら許されるんだけど
YUKIはこの国で暮らしてるんだからジーンズとかの方が印象いいよ」
「メモメモ」
「サンダルはいいんだけど、普通にスニーカーの方が好かれるよ。けっこう女の子、メーカーとかも見てるし」
「嘘!?」
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みたいなやりとりをしてから、
慌ててシャツを買いに行ったのは良い思い出です(笑)
それ以来、
持っていたTシャツを捨て
シャツで出歩くようになったのですが、
確かに、それ以前と以降では
現地の人の対応が全く違ったことを覚えています。
そうしているうちに
アジアでシャツを着ているのが癖になり
「きちんとした格好をしている」というのが
海外で暮らす自分の自信にも繋がり、
ヨーロッパで暮らした時も
そのスタイルがそのまま残り、
それが自分のスタイルになりました。
ちなみに
最初は、青、ピンク、赤と
様々な色のシャツを着ていたのですが、
「君は白を着ると運気が上がるよ」
と、
以前尊敬している人にアドバイスを受け
白シャツだけを着るようになりました。
白シャツというと
ちょっと堅い印象があるかもしれませんが、
僕にとっては、
海外でも自分らしさを保つことができる
運気を上げてくれるアイテムだったりします。
<追伸>
僕が旅中に持ち運んでいるアイテムは、ANAに掲載されたこちらの記事でも書いています▼
『旅しているあの人に聞いてみた。俺の・私の「出張アイテム三種の神器」 』
http://store.ana.co.jp/pickup/161011_jingi_v8