新しい何かに挑戦するとき。いつも僕がやっている3つの型

今、新しいことに挑戦しています。

ここまで用語もわからない、何の話をしているかも理解ができない、自分の過去の知識が繋がらない挑戦は、起業以来かもしれません。自分の理解のできなさに、久しぶりにはらわたが煮えくり返るような感情が湧き上がったり。瞳の奥の血管が千切れる音が聞こえたり。いいなあと、思います。

今回新しいことに挑戦するにあたって、僕には型があるんだなあと思ったのでシェアします。

目次

1.10冊読む

その分野に関わる本を、まずは10冊、読むようにしています。

10冊は、メモを取りながら時間をかけて読むのではなく、

すべての本に書かれている最重要なキーワードは何か

を把握するために読んでいます。時間にすると、10冊読むのに4時間くらいでしょうか。1冊あたり、長くても25分くらいで一気に読んでいきます。

この時間だと、正直、理解は追いつきません。追いつかないのですが、1冊目に目を通したときと、10冊目に目を通したときは、全然感覚が違ったりします。少なくとも、知っている言葉は格段に増えている。

はじめに言葉ありき

というのは聖書の最初の一節ですが、新しいものに取り組むとき、いつもこの言葉を思い出します。

はじめに言葉ありき。その分野で使われる最重要の言葉があり、そのボキャブラリーを増やしていくと、なんとなくでも言語がわかるようになってきます。

本は、10冊全部買うこともありますが、蔦屋書店など、本を自由に読むことができる書店で一気に読むことが多いです。その中で、手元に置いておきたい本だけ購入することを良くしています。

2.その分野で成功する人のパターンを知る

どの分野でも「成功者」と呼ばれる人がいるので、その人たちがどんなパターンで成功したかを把握するようにしています

性格的なもの、生まれ持った資質や才能的なもの。そうしたものは真似ようと思っても真似することはできません。

しかし、その人が結果を出すに至った「成功のパターン」は再現性が高いものが多かったりします。

たとえばアフィリエイトの成功パターンは、

・結果が出る分野でメディアを立ち上げ

・1年以上のスパンをかけて

・継続的に取り組み続ける

というのが、ひとつのパターンです。

ブログにしても、Youtubeにしても、Instagramにしても。作ってすぐに結果を出す人はごくごく稀で、だいたい1年くらいは下積み期間があり、ある日を境に一気に伸びていきます。

性格的に自分が向いているメディア、向いていない分野というのは当然あります。ありますが、取り組むものが変わるだけで、成功パターンは共通していることが多いです。

実際に人の話を聞くこともありますが、本を読む時に、この部分も意識して読むようにしています。10冊ほど読むと、なんとなくそのパターンが把握できるので、そのパターンに自分を当てはめるようにしています。

3.その分野で結果を出す人の人格を把握する

先程、「性格や生まれ持った資質や才能は真似することができない」と書きました。

一方、「人格」は、ある程度トレースすることができると思っています。人格とは「何かに直面したときにその物事をどう捉えるか」だと僕は考えています。

たとえば僕は、何か自分が新しいサービスや商品を購入したとき、

「この商品を、自分はどんな悩みを解決したくて買ったのか」

「検索するとしたら、どんなキーワードだろうか」

「このサービスのアフィリエイトはできるのだろうか」

ということを考えます。

アフィリエイトで生計を立てる生活を10年していると、自分が「消費者側」に回ったときの感情や悩みは、新しいサイトの切り口を見つける上で大きなチャンスとなるからです。

サービスや商品をみると、自然とそんな思考で当たる。それが、プロアフィリエイターの「人格」です。

そういうものは、性格や資質とは違う、その世界で生きている人間の「プログラム」のようなものなので、再現性があります。

成功パターンが「行動の手順」だとすると、人格は「思考の手順」といえばいいでしょうか。

この分野で成功する人はどんな考え方をするのか、Aという物事にあたったときに何を感じるのか。そういうものを想像し、把握することができると、やはりその分野で成功することがしやすくなると思います。

これは実際に人の話を聞くこともありますが、僕はコミュニケーションが苦手なので、やはり本やインタビュー記事、Youtubeをみることが多いです。

今は、各分野で成功している人の思考に簡単にアクセスできる時代なのがいいですね。

最後には、圧倒的な数と熱量

冷静に3つのことを書きましたが、結局、最後には、

圧倒的な数と熱量

が結果につながる扉を開くのだと思います。

100回叩いても開かない扉も、100000回も叩いたらさすがに開いたりする。叩いているうちに、効果的な叩き方も覚えれば、拳もだんだん強くなる。

それには狂気のような真面目さと熱量が必要ですが、その分野で成功する人の型を意識しながらそれだけの数をこなせば、やはりその人格やスキルは身につけられるはずです。

そう僕は信じて、新しいことに挑戦していきたいと思っています。

阪口ユウキ

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