「銀のスプーンをくわえてきた赤ちゃんは食べるものに困らない」
西洋では古くからこんな言い伝えがあります。
当時銀スプーンは大変貴重なもの、また銀には魔除けの力があると信じられ、神聖なものとして使われてきました。
日本でもこの風習が伝わり、銀のスプーンを子どものために購入したり、出産祝いにベビースプーンを贈る風習ができたとされています。
ということで、、、
4月に生まれてくる娘のために、ハワイ(ホノルル)で銀スプーンのお土産を買ってくることにしました。
妻からリクエストを受けたのは「ティファニー」。ティファニーはアメリカのブランドで、米国内で購入すると日本よりもずっと安く買えるのだとか。
早速、各有名ブランドが揃うアラモアナショッピングセンターに出向き、ティファニーで銀スプーンを選んできました。
アラモアナセンターのティファニーで銀スプーンを選ぶ
正確な商品名はわからなかったのですが、「Do you have baby spoon?」と聞くと、奥の食器スペースに案内されます。
ベビースプーンといっても、いくつか種類があります。
持ち手の部分がシンプルなものや、オープンハートになっているものなど。デザインが可愛かったこともあり、オープンハートのスプーンを選択しました!
これは可愛い!
銀スプーンは磨かないと錆びてしまうのですが、きちんと管理を続ければ、子どもが大きくなってもティースプーン&ケーキフォークとして使えそう。
ちなみに価格ですが、
- 日本のオンラインショップ価格:38,340円
- ハワイ価格:261USD
と、10,000円近く安い価格で購入できました!
といっても高価なものには変わりません。現状、うちで一番高いカトラリーは、娘のベビースプーンになりました(笑)
追伸1:
ハワイ(ホノルル)のティファニーの店舗ですが、
- ワイキキ店(2100 Kalakaua Avenue, Honolulu 96815)
- アラモアナ店(1450 Ala Moana Blvd. Honolulu)
の2店舗が出店しています。
ワイキキ店は、ニューヨーク本店の次に広い売り場面積を誇るのだとか。
アラモアナも、アクセサリー類だけでなく、食器やボールペンなどの小物類も揃っているため、探しものは見つかりやすいはずです。
追伸2:
今回銀スプーンについて調べていてわかったのですが、西洋の王族や貴族が銀スプーンを使っていた理由ですが、冒頭の理由の他に、安全面での理由もあったとのことです。
中世ヨーロッパでは毒殺が頻繁に起こっていたため、料理に青酸カリやヒ素化合物などの毒が入っていると、銀スプーンが変色します。
贅沢として使っていた面もありますが、実際には自分の命、子どもの命を守るための役割が大きかったのだそうです。
また大事な客人を招いて料理をふるまうときにも、銀食器にすることで「我が家の料理を安心して召し上がってください!」という意味もあったようです。
追伸3:
今、子どものベビー用品(日用品)を買い揃えているのですが、
「プレゼント」
を買ったのは今回がはじめてでした。
支払いを済ませるときに「そういえば、このプレゼントを渡す相手は、まだ顔を見たことも、会ったこともなければ、この世に生まれてもいないんだよなあ…」と思った時、新鮮な驚きがありました。